玄挽き田舎そば始めます!!!

カズキ

2018年01月30日 09:40

◆その素材を活かすということ

今年の木鶏のテーマの一つだった「玄挽きそばを創る」ために、試行錯誤の試作に取り組んできました。ようやく納得のいく蕎麦が出来たので、今日から始めたいと思います!

なぜ玄挽きそばを始めたかったかというと、そばの品種に関係してきます。木鶏のそばは、主に信州大学農学部さんが野辺山圃場で作ってくれている「北早生」という品種です。その他に「奈川在来」という在来品種も育ててくれています。

また、昨年からは、山形村の竹田の里さんから、特別に「乗鞍在来」を分けて頂きました。この在来種の種を見ると、とても小粒なんです。

竹田の里の代表、神通川さんと話をしている中で、もともとその地方では、どんな食べ方をしていたのか?という事に気付かされました。

殻などは剥かず、殻付きのまま石臼にて挽き、そばにしていたはず。私もちょうど「蕎匠塾」で、製粉の勉強もしていたので、タイミングも重なり、チャレンジしてみたいとなったのです。

まだまだ粗削りな部分もありますが、木鶏の玄挽き田舎そばをご賞味いただければ幸いです。

≪玄挽き田舎そば≫・・・1,000円(税別)



≪あいもりそば≫・・・1,200円(税別)



一人のそば打ちとして、その素材と向き合い、もっともっと玄そばを活かせるように精進したいと思います!


【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」

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