【そば職人交流会 in 関西】・・・第二話

カズキ

2017年05月26日 06:00

◆丹波篠山の名店「ろあん松田」さんへ

5月15日。

今回の交流会のもう一つの目的は、関西のそば屋さん巡りです。兵庫県篠山市にある「ろあん松田」さんは、丹波篠山の山奥で、お店を営まれている名店です。

もともと、九州博多「蕎麦 木曽路」の宮﨑さんが、この店を訪れたいという話もあって、今回の交流会を開くもう一つのきっかけになったのです。



早速、宮﨑さんのご発声で乾杯!!!

ろあんさんは、すべてコース料理のみです。丹波篠山の山の幸を中心に素材を活かした料理は、食べるのがもったいないくらいでした。







美味しい料理には、お酒が進みます!美人にお酌してもらえれば、思わず鼻の下も伸びてしまいます(笑)







お蕎麦も絶品でした!私は一番初めに出されたこのお蕎麦が好きです!細打ちで、のど越しよくキリッとした食感。口に含まれた瞬間から広がる蕎麦の香りに、思わず笑顔になってしまいました。



丹波篠山の土地、建物、空間、料理、人、サービス。
この一つひとつが相成って「ろあん松田」さんなのだなと、肌で感じることができました。ものすごく勉強になりました!松田さん!ありがとうございました!



【ろあん松田】

住所:兵庫県篠山市丸山154
電話: 079-552-7755
HP:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」


◆本物の酒造りに迫る!

ろあん松田さんを後にした私たちは、大阪の最北部「能勢」にて、米作りから酒造りをされている「秋鹿酒造」さんへ!



私が「秋鹿酒造」さんを知ったのは、ここ最近のことです。何度か頂いたことがあるのですが、しっかりとした造りで、飲み飽きず、冷でもお燗でも楽しめる食中酒です。その秋鹿酒造さんを、菊谷さんの計らいで蔵見学させて頂けることになったのです!

まずは、蔵の中を案内して頂きました。私も18歳から20歳まで福島の酒蔵で酒造りをしていたことがあったので、とても懐かしく、あの時の記憶が蘇ってきました。

「秋鹿酒造」さんは、1995年から無農薬の山田錦栽培に挑戦。2012年には、自社畑11ヘクタールすべてを籾・米ぬか・酒粕を肥料とした「循環型無農薬有機栽培」無農薬栽培を実践されています。造りはすべて純米酒で、醸造用アルコールは、一切使用していないのです。

蔵見学の後、近くの畑へ連れて行ってもらいました。そこには、山田錦と雄町の苗が並んでいました。



自ら田を耕し、種を蒔き、苗を育て、田植えをし、秋の収穫から自社精米、そこから始まる酒造り・・・。私は酒造メーカーにいたことがあるので、この仕事がいかに大変か分かります。それでも秋鹿さんは一貫して酒を造り続けています。

なんだか楽しそうに話をしている社長さんの姿を見ていたら、一瞬で秋鹿さんのファンになってしまいました。やっぱり一流の人は、輝いてますよね!もうカッコいいっす!お忙しい中、ありがとうございました!!!



【秋鹿酒造 有限会社】

住所:大阪府豊能郡能勢町倉垣1007
電話:072-737-0013
フェイスブック:「ここをクリック」


こうして充実した時間は過ぎていくのでした!

続く・・・。

「一流になりたければ一流と付き合え」

今は亡き、木鶏の親方が教えてくれた言葉です。


【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」

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