蕎麦文化をスペインへ!!!

カズキ

2020年07月07日 06:00

◆スペインに情熱を注ぐ大先輩!!!

今年の1月下旬、世界一の美食の街と言われている、スペイン「サンセバスティアン」へ、街づくりの勉強のために行ってきました。

目的は、

「松本平を世界一の美食の街に!」

食を通じたコミュニティーづくりを、現地の方たちから直接感じたかったからです。


スペインと言えば、この人!!!という方が、松本市にいらっしゃいます。
松本市浅間温泉にある「ホテル玉之湯」の山﨑さんは、スペイン語が話せて、そば打ちができる日本でも数少ない方だと思います!

サンセバスティアンに行く際も、多大なる協力をしていただきました!

山﨑さんは、過去に、スペイン人のマリオさん、イグナシさんを受け入れ、そばの栽培やそば打ちを指導されてきました。私も、このお二人とは、日本で面識があり、サンセバスティアンに行った際も、現地で再会することができて、ありがたいご縁を感じています!

先日、山﨑さんとお逢いした際、またスペイン人の方とのご縁が生まれたんだよ!と嬉しそうに話をしてくださいました!

名前はマルコスさん。
昨年から、日本にワーキングホリデーの制度を使って、働きながら日本語の勉強に来ています。

ここからがミラクルな展開です!

マルコスさんは、旅行でたまたまホテル玉之湯に宿泊し、食事の時に、そばを打っていた山﨑さんと会話を交わしたそうです!

山﨑さんが、スペイン人ということもあり、深い興味を持たれたのか、何気なく名刺を渡したそうです。

その後、新型コロナウイルス感染症の影響で、マルコスさんが勤めていたレストランで働けなくなり、さらには空港も閉鎖されてしまったので、スペインにも帰ることができない状況に陥ってしまったのです。

マルコスさんは困り果て、山﨑さんに電話をしたのです。
そこで山﨑さんは、住む場所、食べるものは何とかするからと言って、マルコスさんを玉之湯で預かり、そば打ちの指導をしてあげたそうです・・・。

なんか、ブログを書いているだけで、胸が熱くなります。

凄くないですか!こんなことってあると思いますか!しかも、三人目ですよ!!!

私は確信しているんです。

山﨑さんの「本気で蕎麦文化をスペインに根付かせたい」という情熱が、こういった素晴らしいご縁を生んでいることを!!!

先日、山﨑さんが、木鶏にマルコスさんを連れてきて下さいました。



日本語がとても上手で、何より心が真っ直ぐな方でした。お父さんは、マドリードでレストランを経営されているそうです。ご縁があった日本で学んだ蕎麦を、お父さんのお店で出せたら、また素敵な物語が生まれそうですね!

また、私の元には、バルセロナに住んでいる、イグナシさんと東子さんから、お手紙を頂きました。



コロナウイルスの影響で、しばらく自宅で過ごされていたそうですが、お元気そうでホッとしました!!!

離れていても、心はちゃんと繋がっている!スペインでお店を始められた時は、ぜひ家族で伺いたいです!!!

追伸・

いったい、このスペインとのご縁は、何を意味しているのかな?
でも、いつも通り変わらず、一つ一つに出逢いを大切に向き合っていきたいです!

【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」



関連記事