そばの種が播けませんでした・・・。

カズキ

2020年07月29日 07:24

◆長雨の影響が出て来ています。

木鶏では、自家製粉を取り入れているため、原材料は自分で調達しなければなりません。毎年、信州大学農学部の野辺山ステーションの圃場は、契約栽培しているので、10月には、信州産の新そばを提供することが出来ます。

しかし今年は、この長雨の影響で、そばを播く圃場の準備が整わず、種が播けなかったと、信州大学から連絡が入りました。標高が高いため、7月中旬には播き終えないと、霜にやられてしまうのです。

年間使用量の半分を、野辺山産が占めていたので、木鶏としても大きな痛手です。

この危機的状況の中、もう一軒お取引がある、山形村の農業生産法人「竹田の里」さんに事情を説明すると、野辺山の分をバックアップしてくれるというありがたい声を頂きました!助かります!



私達飲食店は、作って下さる生産者さんがいるから、料理を作ることができます!改めてその有り難さを実感することができました!

毎年、昨今の異常気象により、農作物が思うように生産できなかったり、農家さんも大変です。農作物が買えるのは、決して当たり前じゃないことを知り、私達はもっと感謝しなければならないですね!

◆そばの品質管理

木鶏では、収穫された玄ソバを、低温倉庫に保管してあります。



この玄ソバを、高山製粉さんに脱皮して頂き、脱酸素剤入りのアルミパックで密封します。通年通してフレッシュな蕎麦を提供出来るのは、影で支えて下さる業者さんのお陰様です!


【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」


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