「師」としての告白・・・

カズキ

2016年04月04日 06:00

◆それぞれの一年を振り返る

2016年4月2日。

この日は、弟子のカズ君こと「白柳和樹」が、木鶏に弟子入りしてから、一年を迎えた日です。

遠く神奈川県から、手に職を付けたいと言って、身体一つで、この信州にやってきました。

飲食業とはほど遠い、事務職からの転職です。

初めは、当然のことながら、分からないことだらけで、失敗の連続でした。
慣れない包丁で指を切ったり、寒さに負けて熱を出して何日も休んだこともありました。

仕事に慣れてくると、変な自信がついて、
自分を見失っていた時もありました。

その都度、彼とどう向き合うかを考えさせられました。

叱るべきか、温かく見守るべきか。

私にとっても、当然のことながら、初めての弟子なので、どう向き合っていくべきなのか、常に葛藤がありました。

その時、女将さんが私の想いに寄り添ってくれて、毎回一緒に考えてくれたのが救いでした。

そして、病院に連れて行ったり、お弁当を家に届けたりもしました。全ては、女将さんの愛情深さから生まれる行動です。

そんな彼も、時が経つにつれて、職人らしくなってきました。自分のできる範囲で、精一杯この一年を乗り切ってくれました。

気が付けば、カズ君がいないと、常連さんからも、

「あれ?今日はいないの?どうした?」

などと言ってもらえるようになり、すっかりチーム木鶏の一員です!

この日は、初心を忘れないよう、一年前と同様、彼の断髪式を行いました!



ちなみにこれが去年の断髪式(笑)↓↓↓



あれ?今年はまさか!!!



そうなんです!自分も初心に帰るべく、弟子のカズ君に、髪を切ってもらいました。

断髪式の後は、それぞれ決意表明を行いました。

男「白柳和樹」氏の決意表明!



ちなみにこれが、一年前の決意表明です↓↓↓



どうですか?この見違えるような表情!
人は覚悟を決めると変われるんです!!!

男「塙和貴」氏の決意表明!!!



ここからまた「木鶏」の志が拡がるよう、
これからも精進してきたいと思います!

また一年間!カズ君共々よろしくお願いいたします!



そば処木鶏は、人と人を繋ぐそば屋を目指しています。

私たちの最終目標は、

「家族のような仲間創り」

です!

常に、家族だったらどう接するか。そのことを第一に考え、すべてに向き合っていきたいと思います!

「チーム木鶏」

間違いなく最高の仲間たちです!
そして、楽しみながら「和」を拡げていきますよ!

追伸:


「師」としての告白・・・。

まだまだ未熟者です。
至らぬことばかりで、毎日葛藤しています。

でも、どんな壁も楽しみながら乗り越えていきたいと思います!
だって、そうやって生きていくことしかできない、不器用な男ですから・・・。

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