2012年01月30日

『そばザル』の完成です!

◆完成しました!


以前からお願いしていた、
『そばザル』
が完成したということで、
瑞波さんが、納品に来てくれました。


【過去参照ブログ】
一目惚れしたあのザルを探せ! http://ichigoichienococoro.naganoblog.jp/e827094.html
竹細工職人 瑞波先生 
http://ichigoichienococoro.naganoblog.jp/e847765.html
食べるの5分・・見るのが20分 
http://ichigoichienococoro.naganoblog.jp/e847790.html


制作をお願いしてから、約3ヶ月が経ちました。
忙しい合間をぬって、一つ一つ竹を割る作業から、
編み込んで頂いたのです。

「大変だったけど、楽しかったです!」

瑞波さんは、私に笑顔で伝えてくれました。
寝る間を惜しんで、夜通し作業する日もあったそうです。

握手をした手を見ると、
指先が硬くなっていました。

竹細工職人『田中瑞波(たなかみなみ)』さんのおかげで、
とても女性らしく、柔らかい『そばザル』が完成です。

先代のお店から譲り受けた『せいろ』と、
上手に使い分けていきます。

きっと新旧の道具が調和し、
お客様をもてなしてくれる事でしょう!

瑞波さん!ありがとうございます!



追伸:

こうしてまた一つの命が宿りました。

『そば処 木鶏』には、
皆さんが一生懸命想いを込めて、
作って頂いたものが集まります。

本当にありがたいことです。
いつも思いますが、
私は幸せ者なんです。

沢山の方が、お店作りに協力して下さっています。
次は、どんな命が宿るのでしょうか。



  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)開業準備

2012年01月28日

妻への感謝

◆結婚4周年記念日

1月26日は、私と妻の結婚記念日です。
想えば4年前・・・今日のようにすこぶる寒い日でした。

福島からは、両親、親戚、友人達がマイクロバスに揺られ、
5時間もかけて松本市まで駆けつけてくれました。

あの日は本当に幸せな一日でした。

自分達の大好きな人達が、一同に集まる。
こんなことは、結婚式でもなければ、考えられません。


妻と、生涯を共にすることを誓い、



沢山の仲間達が心から祝福をしてくれ、



地元福島の親友と郷土の太鼓を叩き、



お礼にと、長野の人達が『信濃の国』を合唱し、



父は号泣・・・



締めの挨拶でもさらに号泣・・・



なんだか色々あった結婚式でしたが、
皆からは、いい結婚式だったと、
言ってもらえたのが、唯一の救いでした。





◆妻にはかないません

記念日ということで、
本当は、子供達を義母に預かってもらい、
2人でお祝いをしようと、レストランを予約していました。

しかし、色々ありキャンセルになってしまいました。
(ケンカしたわけではありません。仕事でもありません。)

私はせっかく楽しみにしていた妻と、
食事は出掛けられなかったものの、
子供達を寝かせ、この4年間を振り返りました。

あっという間の4年間です。
色んな環境が変わりました。

とても濃い4年だったねと、
お互いに笑いながら話しました。

飲食店勤務から、サラリーマンになり、
子供は2人も授かりました。

妻は妻で、自分のコミュニティを作り、
私も、色んな方々と繋がれました。
ありがたいことです。

妻は私に、

「もちろん二人での食事は楽しみにしていたけど、こうやって話が出来ることに意味があるんだね。
 ありがとう!そしてこれからもよろしく!」


と話をしてくれました。

妻にはいつも頭が上がりません。
きっと、楽しみにしていたことでしょう。

私が、蕎麦屋の開業を決意し、
準備を進めていく時も、何も言わず支えてくれる。

私は心から、

「この女性を、大事にしなければならない!」

そう強く想ったのです。

夫婦って良いですね!
何と言うか、言葉では上手く言えませんが、

「ここです!」

っていう居場所がある気がします!(笑)

若干のろけ話になってしまいましたが、
これからも、妻への感謝を持ち続けていきたいと思います。



↑↑↑
この車たちが、私達を繋いでくれました(笑)
  
タグ :夫婦


Posted by カズキ at 12:00Comments(2)家族

2012年01月26日

塙家の一週間

◆時間の使い方を考える



皆さんは、時間の使い方について、
何か工夫をされていますか?

私も、毎日の生活の中で、
どうすれば自分のやりたいことに、
集中できるか考えました。

その結果、曜日分けをして、やるべき事を振り分けてみます。

◆塙家の一週間
■月曜日・・・ブログを書く日
 
■火曜日・・・読書の日

■水曜日・・・開業に向けて考える日

■木曜日・・・妻と家族の話をする大事な日

■金曜日・・・個人勉強の日(自分の為ならなんでもOK)

■土曜日・・・ブログを書く日

■日曜日・・・心と体を休める日



こうすることによって、
まず、妻との意識も共有し合えます。

その結果、お互いに時間を有効に使うことが、
出来るようになったのです。

いつも上手く行くわけではありません。
まだまだ改善は必要ですが、
ひとまず、この方法で頑張ります!


追伸:

あなたが工夫している『時間の使い方』がありましたら、
コメントに書き込んで頂けると嬉しいです!

お気軽にコメント下さいね!




  
タグ :時間


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)開業準備

2012年01月25日

歴史ある会で蕎麦を打つ!

◆そば打ち教室を成功させよ!



【2012年1月22日

この日は、地元育成会会長さんの依頼を受け、
そば打ち教室の講師を行うことになりました。

以前にも、そば打ち教室を実施しました。
【過去参照ブログ:http://ichigoichienococoro.naganoblog.jp/e894990.html

しかし、今回はちょっと規模が違います。
実は、とても大変な役目だったのです。

◆育成会の交歓会

私が住んでいる長野県の宮田村と、愛知県の田原市は、
平成11年度に、友好都市提携を結びました。

実はその背景に、様々な交流や、経緯があり、
現在に至ったのです。

私は、諸先輩方にお話をお聞きする機会がありました。
なんと32回も続いているそうです。

きっかけは、田原町吉胡(よしご)地区(現田原市)の青年部が、
長野にスキーを滑りに行きたくて、
いくつかのスキー場に、手紙を出したのが始まりだそうです。

色んな諸先輩方の努力や繋がりがあり、
子供達は、冬は駒ヶ根高原でスキーと、そば打ち教室を行い、
夏は、田原町に行き、海辺でキャンプを楽しめる事になったのです。

実は、私の妻も、今から約20年前に、この交歓会に参加していました。
そこで出来た友達とは、今でも『文通』をしているそうです。
何か素敵ですね・・・。

そんな、とても長い歴史のある会にて、
そば打ち教室の講師を務めさせて頂きました。

◆気合が入る!

この日も朝早くに起きて、保護者の皆さんと準備にかかります。
会場もバッチリです!



さあ!あとは子供達が来るだけです。
人数はと言うと・・・20人弱でした。

この日は、雪も降り、半数以上の子は、
スキー場に行ってしまいました。

だからと言って、妥協はしません!
こうなったら大人達も巻き込んで、いざそば打ち教室です(笑)。



今回、私はあるテーマを考えていました。

それは、
『そば打ちを楽しむ!』
です。

一度や二度体験したところで、
そばを打てるわけではありません。

逆に、
『そば打ちが楽しかった!』
と、子供達の記憶に残すことが大切だと考えたのです。

形にとらわれず、あえて強制せず、
のび伸びと打ってもらいました。
もちろん、ポイントは伝えます。



外では、そばを茹でるために、
みそ釜に薪を入れ、準備中です!
大人達の暖炉となっていました。



約2時間の教室を終えた頃、
スキーを終えた子共達が帰ってきました。

「えっ!こんなにいたのか!!!」

大型バスからは、次々と子供達が下りてきます。

◆お食事会っす!

今回、おもてなしをさせて頂く人数は、
大人と子供を合わせて約140名です。

前日に、1人でそばを打たせてもらい、
この日に備えてきました。

まずは子供達です。



みんな、美味しい美味しいと、
笑顔でおかわりをしてくれます。
この笑顔が見れるから、頑張れるんだな!

続いては、大人達です。
2日間、色んな準備や、子供達の世話など、本当にお疲れ様でした。
前日は、夜中まで大人の交歓会があったとも聞きました(笑)

私も混ぜていただき、何人かとお話をさせて頂きました。
その中の一人の方は、第一回の交歓会のメンバーだったのです。

「自分が親となり、こうやって参加させて頂くことが、本当に嬉しい!」

私に、笑顔で教えてくださいました。
これって、すごく素敵なことですね。



こうして、全てのプログラムが終了し、
田原市と宮田村の交歓会が幕を閉じます。

最後は、みんなで集合写真を撮らせて頂きました!

まずは、大好きな子供達と!



私のお隣に座られている方が「松崎先生」です。
この方が、この交歓会のきっかけを作られた方です。
こうやってご一緒させて頂いたことに、感謝いたします。

最後は、保護者の皆さんも交えて・・・・

「はいポーズ!!!!」


【注:カズキを探してください】

「また逢いましょう!」
と、田原市の皆さんと約束を交わしました。
早速、この夏にお邪魔します!

夏の楽しみが増えたぜ!!!!

◆交歓会とは?

『互いに喜びを交し合う会』

と辞書にありました。

よく、こういった会を『交流会』と表現します。
しかし、今回の会は『交歓会』です。

これは、
『いかに相手を心からもてなし、喜びを感じていただけるか』
というでしょうかね。

でも、言葉はいりませんでした。
ちゃんと皆さんの笑顔が、証明してくれました。


追伸:

機会を与えて下さった、育成会の皆様、そして子供達へ・・・
本当にありがとうございました。

こんな歴史ある会で、蕎麦を打たせて頂けたことを、
本当に感謝しております。

諸先輩が繋げて下さったことを、
次は私達が繋げていかなければなりません!
これからも、宜しくお願いします!

『地域と地域と繋ぐそば打ち』

まだまだ頑張っぺ!!!  


Posted by カズキ at 12:00Comments(4)地域のこと

2012年01月20日

プレッシャーもいいものだ!

■プレッシャーを与える



30歳になって、私は考え方を少し変えようと思います。

20代は、イケイケでした。
怖いもの知らずです。
とにかくなんでもやりました。

だからと言って、チャレンジを止めるわけではありません。
もっと自分に、プレッシャーを与える事をやろうと思います!

自分にプレッシャーをかけると、
ドキドキしたり、嫌な気持ちになります。

でも、それを乗り越えた時、
今まで見えなかった景色に到達する。

そんな気がするのです。

4月までに、蕎麦会やイベントなどもあります。
全て自分に意味があることです。

その時々を大切にして、
その一瞬を感じで、
ひとつでも勉強し、
一歩一歩進んでいきたいと思います!


「行動だけが現実を変える」


心にいつも言い聞かせています。


追伸:写真はイメージです(笑)  


Posted by カズキ at 12:20Comments(2)自己紹介

2012年01月19日

新春そば祭り IN 食海~打ち合わせの巻~

毎日寒い日が続きますね!

先日、愛するワーゲンバスで、
松本まで行ってきました!



その理由は、2月26日に開催予定の蕎麦会、
「新春そば祭り IN 食海」
の打ち合わせです。
【イベント詳細はこちら→http://ichigoichienococoro.naganoblog.jp/e915422.html

今回も、店主である加藤さんと真剣な打ち合わせが続きます!



■テーマを決める

この会を開催するにあたり、
来て下さるお客様を、どうおもてなしするか?
真剣に話し合います。

私と加藤さんは、とにかく楽しいことが大好きです!
2人の意見は一致し、会のテーマを決めました。

同じ心の温度にすることって、
本当に大切なことです!

メニューも決まり、後は当日を待つだけです。
お申し込みを開始してから、
いろんな方が予約を入れて下さっています。

なんと、関東からもお越しになるという、
お客様もいらっしゃいます。

そこで、新たな繋がりが出来ることが、
私達の願いです。

2012年2月26日・・・
今から本当に楽しみです♪

■イベント詳細

日 時: 2012年2月26日(日) 
      昼の部 13:00~15:30     夜の部 19:00~21:30
会 費: 飲まれる方  6000円(税込・飲み放題)
      飲まれない方 5000円(税込・飲み放題)

お料理: 
◆食海厳選料理品(前菜3種・手作り豆腐・お吸い物・刺身4種・焼き魚・珍味・揚げ物・漬物・デザート)
◆目の前で打つ十割そば(八ヶ岳山麓産)

お飲み物:
◆厳選日本酒 (福島県産)
◆その他ビール・ソフトドリンク各種     

人 数: 昼の部・夜の部 各25名(先着順)
場 所: 酒房食海 島内本店
住 所: 長野県松本市島内3441−17
地 図: 「ここをクリック」

■ご予約はこちらへ ↓↓↓

酒房食海 島内本店
TEL 0263-48-2337 (16時~22時の間に)
「新春そば祭りの予約をお願いします!」

とお電話下さい! 食海さんのスタッフが元気よく対応いたします!
「昼の部」or「夜の部」かも必ずお伝え下さいね!

■大切にしたい・・・
今回の企画を立ち上げるにあたり、加藤社長と私は、
来てくださったお客様に、
「最高のパフォーマンス」「会の一体感」
を考え、「昼の部」「夜の部」共に25名限定とさせて頂きました。
お一人お一人との距離が、少しでも近くになれればと願ってのことです。

定員になり次第締め切らせて頂きますので、ご予約はお早めにお願い致します!

当日、あなたとお逢い出来ますこと、心より楽しみにしております♪



追伸:

お陰様で、残り席は・・・

昼の部 25名→10名
夜の部 25名→15名


となりました。定員になり次第、締め切りとさせて頂きますので、
ご予約はお早めにお願い致します!
さぁ!今すぐスケジュール帳をチェック!
  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)そば会

2012年01月13日

新春そば祭り IN 食海

◆満員御礼!

おかげさまで、昼の部、夜の部ともに、
定員に達しましたので、ご予約を締め切らせて頂きます!

私と加藤さんの気持ちは一つです。

『人と人が繋がりあえる会』

来てくださった方々が、この会で繋がりが出来れば幸いです。
それでは26日、心からお待ちしております。

2012年 今年最初のコラボ企画!!!

『新春そば祭り IN 食海』



今年もやります!
私が、色んな飲食店さんと蕎麦打ちをコラボして、
お客様をおもてなしする企画です!

その日その一瞬の感動は、
やはりその場でしか感じ取れません。

■酒房 食海



今回コラボさせて頂くお店は、
松本市島内にある、鮮魚が自慢のお店です。
千葉の館山漁港と富山の氷見漁港から、直接仕入れているそうです!

ここの店主「加藤孝次」さんとは、
面白いエピソードがあります。

今から5年ほど前、私が松本に住んでいた時代、
仕事の帰りに行き付けのBarに立ち寄りました。

その日の店内はほぼ満席で、たまたま空いていたのが、
加藤社長のお隣だったのです。

マスターが簡単に紹介して下さり、
話をさせて頂くことになりました。

加藤社長のご出身は愛知県。
私は福島県。出逢いは長野県。

何となく意気投合し、お付き合いが始まったのです。
それから、私が松本を離れてからも、ずーーーっと、
可愛がっていただいたのです。

そんなある日、加藤社長からお電話を頂きました。
私が色んな所で、そば会をやっているのを耳にして、

「うちでもやろう!みんな塙ちゃんの蕎麦を食べたがっているよ!」

と言って下さったのです。
何ともありがたいお話です。

そこで今回の企画が決まりました!

食海さんの鮮魚を活かした日本料理と、私の打つ十割蕎麦、
そして特別に、私の故郷福島県の日本酒を仕入れさせて頂きます!

お客様のお仕事の関係もございますので、
昼の部と夜の部の2部構成にさせていただきます。

もちろん蕎麦打ちの実演もあります!

それでは蕎麦会のご案内です↓↓↓

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

日 時: 2012年2月26日(日) 
      昼の部 13:00~15:30     夜の部 19:00~21:30
会 費: 飲まれる方  6000円(税込・飲み放題)
      飲まれない方 5000円(税込・飲み放題)

お料理: 
◆食海厳選料理品(前菜3種・手作り豆腐・お吸い物・刺身4種・焼き魚・珍味・揚げ物・漬物・デザート)
◆目の前で打つ十割そば(八ヶ岳山麓産)

お飲み物:
◆厳選日本酒 (福島県産)
◆その他ビール・ソフトドリンク各種     

人 数: 
昼の部 25名→お陰様で定員に達しました。
夜の部 25名→お陰様で定員に達しました。ありがとうございます!


場 所: 酒房食海 島内本店
住 所: 長野県松本市島内3441−17
地 図: 「ここをクリック」

■ご予約はこちらへ ↓↓↓

酒房食海 島内本店
TEL 0263-48-2337 (16時~22時の間に)
「新春そば祭りの予約をお願いします!」

とお電話下さい! 食海さんのスタッフが元気よく対応いたします!
「昼の部」or「夜の部」かも必ずお伝え下さいね!

■大切にしたい・・・
今回の企画を立ち上げるにあたり、加藤社長と私は、
来てくださったお客様に、
「最高のパフォーマンス」「会の一体感」
を考え、「昼の部」「夜の部」共に25名限定とさせて頂きました。

お一人お一人との距離が、少しでも近くになれればと願ってのことです。

当日、あなたとお逢い出来ますこと、心より楽しみにしております♪



追伸:

今回も、人と人の繋がりで生まれた企画です。
私は本当に幸せ者です。

『人と人を繋ぐ蕎麦打ちになる!』

この会にいらっしゃった方同士が、
新たな繋がりを築けたら幸いです。

蕎麦打ち 塙和貴  


Posted by カズキ at 16:50Comments(2)そば会

2012年01月13日

お正月の過ごし方

■2012年の目標

お正月からだいぶ経ってしまいましたが、
私と妻と息子で、書き初めをしました。

改まった気持ちで筆を取り、
今年一年、自分の中で大切にしたいことを書き出そう!
と妻が提案してくれたのです。

妻の書「真心」



妻は、今年2月より育休が終わり、看護士として働き出します。
仕事に家事に育児にと、忙しい一年になるだろうから、
ちょっとした一言や、行動に「真心」を持って人と接していきたいと考えたそうです。

私の書「夢」



私は、蕎麦屋の開業が夢です。
夢を持つことにより、常に物事にチャレンジすること。
そこから色んな出逢いや学びが生まれ、
また自分を成長させてくれる。
すると夢が目標に変わる。
現実に変える気持ちを、書に表してみました。

巌士郎の書「?」



息子は、大好きなお母さんの顔を書いたそうです。
何とも可愛いやつです(笑)

あなたの今年の一文字はなんですか?
一月中に考えるのも、まだ遅くないかも・・・。



さあ!今年も頑張っペ!!!  
タグ :書き初め


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)家族

2012年01月12日

私の原点・・・

■2012年1月1日 元旦

この日は私の父の誕生日です。
あの父が、今年で還暦を迎えました。
元旦に誕生日とは、本当にめでたい父です。

陸前高田の炊き出しを終えた私は、
東北道の国見SAで下ろしてもらい、
兄が迎えに来てくれて、福島の実家に寄ってきました。

もちろん、父のお祝いをするためです。

■還暦祝賀会!!!



私の父と母、兄の家族と姉の家族、
総勢11人で、父の還暦祝いのために、
みんなでお食事に行きました。



プレゼントは、父が生まれた日の新聞が付いている日本酒と、
孫が手作りで編んだ赤いミサンガ、
そして、家族で書いた『手紙』です。

母が手紙を読んでくれて、一同しっぽりとなる場面もありました・・・。



父は、照れくさそうにしていましたが、
皆からの祝福に、とても嬉しそうでした。

子供達も、楽しそうに食事をし、
大人達は、ついついお酒を飲み過ぎるほど・・・(笑)



■私の原点・・・

私が言うのもなんですが、
私の家族は本当に温かいんです。

責任感が強く、いつも兄弟をまとめてくれる頼もしい『兄』。
私を温かく見守ってくれる『恵実さん』。

昔から地道に辛抱強く、頑張っている明るい『姉』。
その姉を、しっかりと支えてくれる『勝さん』。

底なしの愛情で、家族を包んでくれる『母』。
そして、どんな時でも、人のために働く私の『父』。

この家庭で育ち、支えられ、今の私があります。
両親も60歳を過ぎ、いくらか年をとったなと感じます。

私には何が出来るかなと考えます。

それは、私自身がしっかりと自立し、
自分の家族と幸せな環境を作り続けることが、
一番の親孝行かなと思います。

そば屋を開業したら、まっ先に私の家族を招待します。
あのカズキも、ここまで来れたことを見せたいのです。

笑顔に溢れた家族・・・

この家族が、私の原点です。



追伸:

父が私達に見せてくれたものがあります。
それは『塙家』の家系図です。

先祖代々、どこでどんなことをして、
誰と結ばれ、その子孫が、そこからどう繋がりを持ち、
今の自分達がいる。

父が一言伝えてくれました。

「今の自分達がいるのは、こうやっていろんな先祖達が、巡り巡って繋がってきたからなんだ。
だから、そのことにまずは感謝しなさい。そして、その先を繋げるのはお前達だ。そのことを頭の片隅に置いて頑張りなさい!」


私は、父の話を聞き、改めて出逢いの奇跡を感じました。

今に至るまでのご先祖様・・・
そして私から繋がる子孫・・・

もっと大事に考えたいと思います。

あなたは家系図を見たことがありますか?
自分のルーツを知るのも、面白いかもしれませんね!
  
タグ :還暦家族


Posted by カズキ at 12:00Comments(2)自己紹介

2012年01月10日

被災地復興イベントの開催!!!

■私達は忘れない!!!



陸前高田で炊出しを終えた私達は、
今後の支援として何が出来るかを考えました。

テレビで取り上げられることも少なくなり、
震災への意識も薄まってきている・・・。

でも、被災地は『今』この時も生きている。
リアルな現状がそこにはあります。
私も含め、もっともっと考えなければなりません・・・。

震災から約10ヶ月が経ちました。
東北以外では、震災の話題をすることは、本当に少なくなった気がします。

もちろん一生懸命活動している人も、沢山いらっしゃいます。
その行動力には、頭が上がりません。
だからこそ、私達にできる事があると思ったのです・・・。

■さぁ!今こそ手を挙げよう!

ある日、親友の『ヒロ』が私にこう言いました。

「もっと若い人達にも伝えたい!」
「いま日本で起こっている現状と、それに向けて一生懸命活動している事を・・」


私はその熱い言葉に賛同しました。
そして、私達はあるイベントを企画することにしたのです。

≪復興支援イベント みらい≫

このイベントは、音楽を通じて、多くの若者達に集まってもらい、
被災地での活動や現状を、写真や活動者の声などを交えて、
見て、聞いて、本当の意味での震災はまだ終わっていない事を、
感じてほしいと企画しました。

もちろん、それを支えて下さる先輩方にも伝えていきたい。

当日は、素晴らしいアーティスト達が、
このイベントに賛同してくれ、
魂の音楽を奏でてくれます・・・。

イベント企画を進めていくにつれて、一人一人の小さな気持ちが、
こんなにも大きな形になる事を改めて感じました。

イベント詳細はこちら ↓↓↓

日  時:2012年3月10日(土)
場  所:長野県松本市ライヴハウス『モールホール』&『GNU(ヌー)』
時  間:未定
チケット:2000円(ドリンク別・3会場共通)
会場住所:長野県松本市深志1ー2ー15CENTURY MAXIMビル B1F・4F・5F
地  図:「ここをクリック」

イベントHP:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=mirai311
イベントブログ:http://mirai.naganoblog.jp/

概要:


■モールホール B1F
LIVEハウスのモールホールでは、音楽イベントの主となるLIVEバンドの演奏を楽しんで頂きます。
普段はなかなか同じLIVEでは観れないバンドに出演オファー中です。
乞うご期待!!

■GNU(ヌー)4F

とても広いワンフロアの空間を持つGNU(ヌー)では、
その広さを活かして、DJやMCがパフォーマンスを繰り広げます。
音楽に身をゆだねながら、フリースペースとしても活用していただけます。
プロジェクターでは、炊き出しの様子や被災地の様子を上映予定です。
食事は、全てこのフロアの予定です。

■GNU(ヌー)5F

独立したBARカウンターを持つ、パーティースペースです。
このスペースでは、とてもユルい感じの音楽を楽しんで頂きます。
心温まる音楽を演者と共に楽しんで下さい。

尚、現在企画段階です。予定が変更になる可能性があるので、
あらかじめご了承下さい!

「出来るかじゃない!やるんだ!」

今回のイベントのために、多くの仲間達が活動しています。
若者だって、やれば出来るんだ!

さぁ!今こそ手を挙げよう!

追伸:

一人の熱き想いから始まったこの企画。
私はこのイベントを通じて、また新たな繋がりが出来る事を信じています。
ボランティアとは、

「出来る人が出来る範囲で支援する」

ここで繋がれた仲間達が、また新しい形で支援できれば幸いです。
蕎麦屋の開業も、私にとってとても大事な事です。
しかし、少し遠回りしても、それ以上に大切なこともあると思います。

それが私達が未来のために出来ること・・・。



さあ!みんなで頑張っぺ!!!  


Posted by カズキ at 12:00Comments(2)東北支援

2012年01月08日

私達は忘れない!!!

<2012年 元旦>

昨夜の炊出しを終えた私達は、
車の中で寝袋の中に、体をゆだねながら休んでいました。

すると、外からは元気な声が聞こえてきました。

「やばい!寝坊した!」

外ではすでに最後の炊出しが始まっていました。

「よし!今日もやるぞ!!!」

さて元旦の朝は、地元の方と、餅つき大会です!


子供達も朝から元気です!


徐々に人が集まってきます!
最後の最後まで笑顔が途切れることはありません。





■どんな物より子供一人にはかなわない・・・

今回凄く感じた事があります。
同じ子供を持つ親として、
やっぱり小さい子供達は、気になります。

どの子もとても無邪気で、
声をかければ、しっかり挨拶をしてくれる。

私は、自分の子供達と照らし合わせてしまい、
炊出しの合間を見て、一緒に遊ばせてもらいました。

くったくのない笑顔・・・



でもどこか、この笑顔の中には、私には想像も出来ないものがある気がしました。
友達を亡くした子もいるかもしれません。
親戚や親を亡くした子もいるかもしれません。

それでも、みんなは元気に生きていました。
それを支えている「地域の力」を目の当たりにしたのです。

皆が皆の子供の親になれるように、愛情を注いであげたいものです。
どんな物より、子供一人の命にはかないません。

未来を生きるのは、私達の子供達だから!



■お別れ・・・

予定していたお料理も、全て出しつくし、
長かった二日間の炊出しが終わります。
お陰様で、お昼過ぎには片付けを済ませることが出来ました。

最後に、自治体の代表の方より、
有難いお言葉を頂いたので、一部ご紹介します。

「今回は、年末年始のお忙しい中、避難所での炊き出しをして頂き、本当にありがとうございました。避難所では、震災後の初めての年越しということで、皆がどう過ごしていいかわかりませんでした。
しかし、松本市の皆さんが、こうやって駆け付けて下さって、イベントを行ってくれたことで、皆が楽しく新しい年を迎える事が出来たと思います。本当にありがとうございました。」




その一言一言が胸に染みました・・・。
お礼を言いたいのは私達です。


そして、お礼として感謝状を頂きました。



この感謝状は、津波で流された杉で作ったもので、
達筆な文字は、避難所にいるおばあさんが書いてくれたそうです。

■私達は忘れない!!!

まだまだ復興には時間がかかる。
この現状は、しっかり伝えなければならない。
そして、もっとできる事があると思います。

今回の活動を通して、本当に多くの学びがありました。
それを今後の活動に必ず生かします!




続く・・・。

追伸:

『ボランティアはやらせて頂く』

今回、このような機会を与えて下さった『炊出し機動隊みらい』をはじめ、
関係者の皆様、本当にありがとうございました。

人として、とても大切なものを教えて頂けた気がします。
改めて、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

一期一会に感謝・・・。


<次回予告>

炊出しを終えて・・・
私達が出来ること・・・
  


2012年01月07日

陸前高田の大晦日・・・

2011年12月31日・・・陸前高田市

被災地の現状を見て来た私達は、
いよいよ炊出しへと入ります。

今回出されるメニューは、

・おでん
・カマ焼き
・ピザ
・スモークチキン
・マグロ刺し
・牛串焼き
・蕎麦
・綿あめ
・粕汁


などなど、とても炊出しという感じではなく、
縁日的な感じです。

■プロとして・・・

出来るだけ食べて頂ける方に最高の食事を!
それが「炊き出し機動部隊みらい」のモットーです!

焼き台も、終始手が離せません!


お酒だって飲み放題!年越しくらいいいじゃないか!


子供が楽しむために射的もありました(笑)!


女性陣も一生懸命頑張っています!


行列はなくなりません!


スタッフだって楽しまないと!!!(笑)


一夜限りの『チーム蕎麦屋』(笑)


皆でワキアイアイ!!!


マグロの中トロ刺し!牛串!!! このクオリティーの高さ!!!


すすで顔が真っ黒になるくらい頑張っています!・・・


避難所の方も、本当に素敵な顔をして下さいました。


そして、2011年・・・最後を飾る最後は・・・
秋田県大曲の花火・・・。
被災地のために、大曲の花火師達が、協力してくれたそうです。
被災地に灯りを灯してくれた気がします・・。




■遠くから聞こえる除夜の鐘・・・

炊き出しも一段落し始めたころ、
耳を済ませると、遠くの方から除夜の鐘が聞こえてきました。
いよいよ年越しのカウントダウンです・・・。

この時の気持ちは、どこへ持って行けば分かりませんでした。

「明けましておめでとう!」
ではなく「今年も宜しく!」

とだけ、伝えあいました。

0時を過ぎると、人もまばらになり、
スタッフも休み始めます。

さて、残った男4人で反省会です。
と言っても、ずーっと飲んでいました。

みんな寝てないはずなのに、
不思議と起きていられちゃうんですね。

どこか気が張っていたのでしょう。
3時過ぎまで、語り合っていたあの時間。
とても不思議な時間でした。

こうして私達の年越しが終わったのです。

続く・・・。

<次回予告>

炊出し最終日・・・
それぞれの気持ち・・・
避難所の方の想い・・・

私達に何が出来るか・・・

  


2012年01月06日

陸前の希望の一本松・・・

2011年12月31日・・・陸前高田市

松本市のボランティアグループ
『炊出し機動隊みらい』に参加した私は、
大晦日に現地入りしました。

朝一番の景色に打ちのめされた私は、
気持ちを切り替え『今』やるべきことに集中しました。

「よし!炊出しの準備だ!」

まずはテントを張り、出すメニューのお札を貼ります。


仕込みも着々と手際良く!


蕎麦の打ち合わせは入念にします。大きい釜ですね!


皆さん慣れていらっしゃるので、すぐに準備が出来ました。

炊出しは、夕方からということで、
私達は、隊長の許可を頂き、
被災地の現状を見に行きました。

■陸前高田市の『今』

車一台に乗り込み、カメラを片手に現地の写真を撮りました。

見渡す限り、何もない・・・
本当にここに街があったのかと思う。

活気があったであろう街のデパート・・・


津波が校舎の三階まで押し寄せた県立高田高校・・・


流され大破した車が集まった、車の墓場・・・


海のすぐそばの体育館・・・


そして希望の一本松・・・
7万本もの松林があった事など、全く想像できません。



この穏やかな海が、どうして・・・。


私達は、海に向かい、涙をこらえながら、黙とうをささげさせて頂きました。


■気仙沼市の『今』

陸前高田市から車で約30分。
気仙沼市に到着です。

この街は、重油が炎上し、街が燃えながら津波に流されていった場所です。
いたる所に、その面影もありました。



この街もまた、見渡す限り何もありません。
残っているのが鉄筋造りだけです。

そこへ、道端にある大きなものが・・・。

そうです・・・あの強大な船です。


海から何百メートルも離れている街の真ん前に現れた巨大な船・・・
改めて、どれだけの巨大な津波が押し寄せたのかが分かります。



■涙が止まらない・・・

何度も何度も写真を撮ることに戸惑いました。
今、私が立っているこの場所で、亡くなった方もいる。
あまりにも、テレビで見る景色と、実際に見る景色のギャップに打ちのめさせられた・・・。

そこへ仲間が声をかけてくれる・・・。

「実際に見たものを伝えるのも、皆の支援を受けて来た者の任務だよ」

この言葉に、私はどれだけ助かったか。

「そうだな!それも大事なことだな!」

私は、グッと涙をこらえ、カメラのシャッターを切りました。

■よし!炊出しだ!!

陸前高田市と気仙沼市を見て来た私達は、
今夜の炊出し場所へ戻ります。

時間は午後4時・・・
あと一時間で炊出しが始まる・・・。
どんな方達が、どんな表情で食べに来てくれるのか・・・。



続く・・・。

<次回予告>

いよいよ始まった2011年大晦日の締めくくり・・・

そこへ来て下さる方々の笑顔・・・

炊出し隊の団結力・・・
  


2012年01月05日

片道650km・・・あの街へ向かう!

12月30日・・・いざ陸前高田へ出発!

私は、年末の年越し蕎麦を打ち終え、
松本市のボランティアグループ『炊き出し機動部隊みらい』の一員として、
陸前高田市に炊出しに行きました。

『炊き出し機動部隊みらい』は、松本市を中心に、
いろんな分野から有志が集まり、
早い段階から、陸前高田市や、南相馬市などの支援を行ってきました。
【過去の活動はこちらから⇒http://takidashi.naganoblog.jp/

私は、今回の炊出しに、年越し蕎麦も振舞うということで、
出来るだけ力になれればと参加しました。

■片道650km

何台の車が、何人で向かっているのかは分かりませんでした。
分かっているのは、私達が一番最後の入りだということ・・・。

同行するのは、いつも私をサポートしてくれる、
親友の『ヒロ』と、4年ぶりに会った看護師の『まゆみさん』。

私が年末の蕎麦打ちで遅くなってしまったため、
出発が夜の8時過ぎ・・・。
ヒロの運転で陸前高田市へ向かったのです。

道中は、色んな話になりました。
まずは、今回の炊出しに向けて、みんなの気持ちを交換しました。
これってとても大切な事です。

同じ温度差で現地入りできると、とても心強くなります。
後は、笑いも交え、長距離に備え、リラックスした雰囲気に心がけました。

■移動時間8時間

年末の帰省ラッシュを想定していたのですが、
どこも混むことなく、すんなり陸前高田に着く事が出来ました。
途中の峠道では、やや圧雪状態でしたが・・・。

到着すると、先入りの先輩達が迎えに来てくれました。
時間はすでに午前4時半・・・。
避難所のある高台へ案内してもらい、
炊出しに備えようと、車で寝袋で暖をとり、私達は眠りにつきました・・・。

■消えた街・・・

海から朝日が立ち昇り、私の顔を照らしました。
眠い目を擦りながら、車から出ると・・・
高台から一望できる、陸前高田市の街並みが目に入りました。



そこには、何もない街が広がっていました。
確かにニュースでは見ました。
しかし、実際に目の当たりにするのでは、明らかに違う・・・。

私はここで年越し蕎麦を、笑顔で提供できるのだろうか?
この時の衝撃を、私はまだ受け止められなかったです。
流れる涙をこらえ、私は現状に向き合おうと考えました。

続く・・・・。

<次回予告>

炊出しの準備をした私達は、
陸前高田市と気仙沼市の街並みを視察。

被災地の『今』を写真に。