2019年05月22日

蕎麦文化のバトンを次世代に!!!

◆信州そば切りの会!結成10周年記念シンポジウム開催!!!

5月14日。

この日は、そば切りの会のシンポジウムがあり、昼営業後、松本市にある「信毎メディアガーデン」へと向かいました。

会場は、すでに準備が整えられ、あとは、お客様の来場を待つのみです。あいにくの天気で、来て下さる方が心配でしたが、時間になると、どんどん来場され、結果的に約90人ものお客様が来場されました!ありがたいです!

第一部では「日本の蕎麦世界一~信州人の知恵~」と題して、江戸ソバリエ協会理事長、ほしひかるさんに、ご講演頂きました。

蕎麦文化のバトンを次世代に!!!

内容は、ソバの歴史、伝来、粉食としての食べ方や、麺文化の始まりなど、現代の蕎麦が、どのような歴史を経て、今に至るのかを、事細かく教えて下さりました。

蕎麦は、地域ごとに文化が根強く、この信州でも、栽培されている在来種をはじめ、打ち方や食べ方などが大きく異なります。だからこそ、そこに面白みがあるんですよね!

第二部では「これでいいのか?信州そば!」をテーマに、パネルディスカッションが行われました。

生産者さんの取組、そして、蕎麦屋さんの考え方、また、行政側からの意見など、今後の信州そばをより良くするためには、どう方向性を持たせるか、素晴らしいディスカッションが繰り広げられました。

蕎麦文化のバトンを次世代に!!!

蕎麦文化のバトンを次世代に!!!

参加者の方から、お寄せ頂いた意見の一部です。

「こんなにも信州そばを一生懸命広げようとしている想いが感じれて良かったです!」
「私も、一消費者として、信州そばの発展を応援したいです!」


私は、信州そば切りの会に入会させて頂いて、こういった想いを大切にされている、先輩方の考え方に触れることができて、本当に良かったと思っています。

ただ、毎日そばを打ち、お店を営業する。

作業的には、同じことでしょう。でも、入会していなければ、分からなかった想いがここにはあります!

私たちは、繋いでもらってきた蕎麦文化のバトンを、次の世代に繋いでいかなければならないのです!


◆信州そば切りの会の未来!!!

信州そば切りの会とは、信州そばに、こだわりを持つお客様に対し、正真正銘の信州そばが食べられるお店の道しるべとして、志を同じくする店主らが集まって、2008年より始めた認定制度です。

「信州そば切り」の定義

一、そば粉は長野県産のみ
二、つなぎの割合は30%以下
三、そば打ちのすべての工程が手作業

この定義の元、食味審査をクリアし、ようやく認定を受けることが出来るのです。

私たちは、先人が繋いできて下さった伝統を大切にしつつ、信州そばの発展のために活動していきたいと思います!これからも、応援のほど、よろしくお願いいたします!!!

蕎麦文化のバトンを次世代に!!!

追伸:

第三部「そば打ち健康体操」で、ボディービルダーでもあるそば切りの会の種村さんが、最後に披露してくれた、筋肉美を写真に残せなかったことが唯一の後悔です(笑)

蕎麦文化のバトンを次世代に!!!


【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」





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Posted by カズキ at 06:00│Comments(0)地域のこと
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