2014年04月28日

GWの営業のご案内!

◆そば処木鶏の営業時間!

慌ただしい日常の中、そば処木鶏は、おかげ様でオープンより3週目を迎えました!
あっという間にゴールデンウィークですね!

そこで、そば処木鶏のゴールデンウィークの営業時間のご案内をいたします。

5月2日~6日 昼の部 11:30~14:30(14:00 ラストオーダー)
5月2日~5日 夜の部 17:30~21:30(21:00 ラストオーダー)


そばに限りがありますので、なくなり次第終了とさせて頂きます。
予めご了承くださいね!

あなたが、大切な方と素敵な時間を過ごせるよう、
チーム木鶏は、皆様をお待ちしております!

夜の部に関しては、ご予約を承っております!

お問い合わせは↓↓↓

電話:0263-98-2099




そば処木鶏(もっけい)

長野県東筑摩郡山形村5511-7
仮ホームページ⇒http://ichigoichienococoro.com/



  
タグ :そば処木鶏


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)ご案内

2014年04月26日

福島の「木鶏」と信州の「木鶏」の話

◆木鶏の女将さんの存在・・・

オープンしてから数日後、ある方が突然お見えになりました。
それは、福島で修業させて頂いた「木鶏」の女将さんでした。

女将さんは以前から、落ち着いた頃に行くわね!
とだけ、カズキにお電話を下さいました。

まさか、こんなに早く来て下さるとは、思ってもいなかったので、
びーーーーーっくりしました(笑)

女将さんは、ご友人と二人でカウンターに座られました。
いつものように、視線は鋭く、じっとカズキを見守っていました。

カズキが打ったそばを、黙って口に運び、
何を感じていらっしゃるのか、黙々と召し上がっていました。

そして最後に、嬉しそうに美味しかったわよ!
と、言葉をかけて下さいました。

そば処木鶏に使用している器や、調理器具は、
亡くなってしまった、先代の親方から譲り受けたものです。

それが今、女将さんがそれを手にし、
食事をとっているという光景。

何とも嬉しくて仕方がありませんでした。
本当だったら、斎藤利弘親方に、このそば屋を見てもらいたかった・・・。

木鶏とは、何事にも動じない様を表した、中国の故事の話です。

「自分は自分の木鶏の道を歩みなさい!」

最後にカズキの残して下さった親方の言葉が、今でも忘れられません。

女将さんは、店内に飾られている、先代の暖簾を見て、
どこか懐かしむしぐさを見せていました。

すべてはここから始まったのです。
このご縁に、心から感謝しています。

福島の木鶏さんで修業させてもらえなかったら、
間違いなく今の自分はいないのですから・・・。




追伸:

後日、女将さんからお手紙が届きました。

「開業おめでとう。いいお店ですね。それと「そば」と「そばつゆ」が、東京で食べた時より一段と上達しましたね。和貴くんを支える、周囲の方々に感謝ですね。すこしホッとしました。また伺わせて下さい。次は娘夫婦と出掛けます。」

女将さんの存在は、今の自分にとって、かけがえのないものです。
未熟だったカズキを、支え育てて下さった、母のようなものです。  
タグ :そば処木鶏


Posted by カズキ at 07:00Comments(0)家族

2014年04月25日

たくさんのお祝いに心から感謝いたします!!!

◆私は目を疑いました・・・。

2014年4月11日。
そば処木鶏がいよいよオープンを迎えました。

このオープンにあたり、地元の方、全国の方々より、
たくさんのお花と、お祝いのお品が届きました。

届けて下さったお花屋さんも、とても素敵な花ばかりで、
気が付けば、店内も、お店の外も、お花で一杯でした。































すべての方をご紹介出来ないのが、非常に申し訳ないです!
このお礼は、必ずさせて頂きます!

もう少しだけ時間を下さい。

ようやく生活のリズムも整いはじめ、
自分たちの時間も作れるようになってきました。

頂いたお気持ちを無駄にしないよう、
妻と二人で、お礼の準備を進めています。

そば処木鶏は、人と人を繋ぐことをミッションにしています。
この空間から、たくさんの出逢いが生まれることを切に願っています。

改めまして、たくさんのお祝いを、本当に本当にありがとうございました!!!

【そば処木鶏】
店主 塙 和貴
女将 塙 操
  
タグ :そば処木鶏


Posted by カズキ at 07:00Comments(2)仲間のこと

2014年04月23日

チーム木鶏を創る!!!

◆新しいスタッフとともに!

そば処木鶏のオープンにあたり、
一緒に働いてくれるスタッフを募集したのが3月のことです。

なかなか決まらず、焦りだしていたら、友人からの紹介や、
仲間から、働きたいという希望があって、4人のスタッフが決まりました!

元保育士、元飲食店店長、元エステティシャン、ベテランおかん(笑)。
個々の紹介は、また改めて詳しくお伝えします!



おかげ様で、素敵なスタッフがそろいました!

ここからが重要です!

カズキは、このスタッフとともに、
お客様を、おもてなしする体制を創らなければなりません。

しかし、なんの練習もなくすぐにオープンしてしまったら、
期待をしてご来店頂いたお客様には、失礼にあたります。

そこで、練習日ということで、仮オープンを設けることにしたのです。

◆仮オープンの重要性

仮オープンするにあたり、カズキはある条件を考えました。

誰に対して案内状を出すのか?
どんなサービスをするか?


まず、誰に対してですが、色々考えた結果、
年賀状のやり取りをしている方にしようと決めました。

というのは、いくら名刺交換をしても、カズキのことを思い出すことができず、
案内状を出したところで、誰だこれ?ってなっては、逆に失礼だと考えました。

それと、いつも気にかけて下さった方々、
過去にそば会に参加してくれた方の両者から選びました。

すべてチェックが行き届かなかったため、
案内状が届かなかった方には、大変申し訳ございません。

そして、仮オープンということで、お店の練習にお付き合いして頂く意味でも、
数量を限定にして、お金は頂かないことにしました。

この二つから、いつもお世話になっている、
伊澤デザイン事務所に原稿を送り、素敵な案内状を作って頂きました!



そして、仮オープンを迎えたわけです。

仮オープンには、案内状を見てご遠方からもお店にお越し頂きました。
お祝いを持ってきて下さった方、応援のエールを送って下さった方。

この二日間で、やはり至らなかったことがたくさんありましたが、
ご協力頂いたアンケートから、おかげ様でその問題点に気付くことができました。

スタッフも、二日目からは活き活きと動いてくれたし、
自分も感覚をつかむことができたのです。

仮オープンにお越し下さった皆様には、本当に感謝しています!
貴重なご意見をありがとうございました!!!

追伸:

慌ただしい日常の中、この松本平にも桜前線がやってきました。
気持ちを落ち着かせるためにも、スタッフの歓迎会も兼ねて、急遽お花見を開催しました。

満開の桜の下、スタッフの家族や子供たちも参加してくれて、
お互いを思いやり、楽しいひと時を過ごすことができました!

カズキは、チーム木鶏を創ることが夢でした。
一緒に働いてくれるスタッフと共に、より良いサービスを提供できるよう、日々精進してまいります!

皆さんよろしくお願いします!!!!!



案内状の裏話・・・。

二重三重とチェックしていたにもかかわらず、
仮オープンの日にちを間違えて、印刷をしてから気が付いたのは、
今だから笑える出来事でした・・・(笑)

  
タグ :そば処木鶏


Posted by カズキ at 07:00Comments(2)家族

2014年04月22日

家族たちへの感謝の一日!!!

◆感謝の気持ちを形にする。

今日は、少しだけ時間をさかのぼって、
開業するまでの出来事を綴っていきます。

よく飲食店をオープンする時、
『レセプション』とか『プレオープン』という言葉が出てきます。

この言葉の意味って、知ってる人は知っているけど、
なかなか聞きなれない言葉ですよね・・・。

自分もその一人でした。

◆レセプション⇒歓迎会・招待会
◆プレオープン⇒正式オープンの前に、一部の方に公開すること


と、教えて頂きました。

そこでカズキは、妻と相談をし、この二つをしっかり行おうと決めました。

まずレセプションですが、招待したい方がたくさんいすぎて、
呼ばれた、呼ばれなかったと、逆に失礼になってしまうことが気がかりでした。

もう一つ言うと、そば屋をオープンするにあたり、
まずしっかりとお礼をしなければならない人は誰なのかでした。

それはやっぱり「家族」です。

もちろん、たくさんの方々に支えて頂きました。
その中でも、家族は一番身近で、苦労や喜びを分かち合ってくれました。

カズキと妻は、家族と親族をお招きして、
ゆっくりと食事をとってもらい、しっかりと向き合ってお礼がしたかったのです。

◆愛で溢れた感動の時間・・・


4月5日。

待ちに待ったレセプションの日です。
前日からの仕込みと、当日の緊張と、胸がドキドキしていました。

しかし、家族や親族が来てくれると、自然と心は穏やかになります。
それは、やっぱり血の繋がった関係だからでしょう(笑)

福島から、塙家の両親。
そして、伊那谷からは、妻の両親と親戚。
なんと、東京の親戚も来て下さいました。

食事の準備も整い、ご招待した皆さんも揃いました。

まずは、店主として、皆さんにご挨拶をさせて頂きました。
なんか結婚式のような感覚でした。



お料理は、そば屋らしいものと、こだわりの十割そばです。





食事をとりながら、開業までの苦悩や喜び、
お店創りに携わってくれた仲間との出来事などを話しました。

皆さんは、心から祝福をしてくれたり、お店の宣伝も約束して下さいました。
なんだか、気を張り詰めていた生活が続いていたので、ホッとした時間でしたよ・・・。

家族って、本気で心配してくれる反面、本気で応援もしてくれましよね。
やっぱり一番大切にしなければいけないのは「家族」ですね!

いつもいつも温かい応援をありがとうございました!
オープンまでの残りわずかな気力を、ぐっと後押ししてもらった気がします!

これからも、末永いお付き合いをお願い致します!!!



追伸:

最後の最後に、妻のお父さんよりお祝いの言葉を頂きました。

「結婚のあいさつに来たとき、いつかはそば屋の嫁になるんだって言ってたな。それがようやく実現したね。「初志貫徹」。ここまで本当に大変なこともあったと思うけど、本当におめでとう!まだまだ乗り越えなければならないこともあると思うけど、二人で力を合わせて頑張ってな!」

カズキと妻は、思わず涙しました。
素晴らしいお言葉を、本当にありがとうございました。


【写真提供:小田切宗一郎】
いつもありがとね!  


Posted by カズキ at 07:00Comments(0)家族

2014年04月21日

頑張っぺ!カズキ!第二章始まる!

◆ブログを再開します!

2014年4月11日。

おかげ様で、長年の夢であったそば屋を開業することができました。
これも出逢い支えて下さった皆様おかげです。

オープンから1週間が経過し、ようやく生活のリズムと、
こうしてパソコンに向かう時間ができました。

そこで、またブログを再開したいと思います。

今までは、そば屋開業への道のりと題して、
開業準備の話を主にしてまいりました。

ここからは、第二章として、次なるミッションを掲げ、
自分の生き方を綴っていきたいと思います。

新しいブログのタイトルは、

『頑張っぺ!カズキ!~人と人を繋ぐそば処 木鶏~』

です!

どうぞよろしくお願い致します。


  
タグ :そば処木鶏


Posted by カズキ at 07:00Comments(0)自己紹介

2014年04月11日

頑張っぺ!カズキ!~そば屋開業への道のり~最終話

◆2014年4月11日

東日本大震災から、3年と1ヵ月。
この度、念願のそば屋を開業することができます。

あの悲しい出来事から、本当に多くのことを学び、
悩んだり、行き詰ったりの繰り返しの毎日でした。

この3年間は、決して楽しいことばかりではなく、
辛いことや、受け入れられないことなどもありました。

しかし、振り返ってみると、この3年間の出来事は、
今後の自分にとって、かけがえのない準備期間だったと思います。

たくさんの方に出逢いました。
たくさんの方と笑いました。
たくさんの方と泣きました。

これもすべて人と人。
そのつながりがあるから、共感できるのかもしれません。

福島県から信州に来て8年。

こうして信州の地でそば屋を開業できたのは、
出逢い支えて下さった皆様のおかげです。

言葉にできないくらい、感謝してもしきれません。

そば屋開業は、決してゴールではありません。
ここからが本当にスタートです。

きっと色んなことがあると思います。
嫌なこともあると思います。

それでもカズキは、受け入れながら楽しく生きたいと思っています。

支えてくれる家族がいます。
応援してくれる仲間や諸先輩方がいます。
まだお逢いしていない、未来のお客様がいます。

カズキは幸せ者です。

頂いた御恩は、少しずつ少しずつ返させてください。

「人と人をつなぐそば屋」

自分らしい木鶏の道を歩んでいきます。
これからも、末永いお付き合いをお願い致します。




そば処木鶏 店主
塙 和貴

【そば処木鶏】

長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話:0263-98-2099
HP:http://ichigoichienococoro.com/ (更新準備中)


関わって下さったすべての方に、心から感謝しております!!!!!!!!!!!!!

頑張っぺ!カズキ!~そば屋開業への道のり ~完~

追伸:

あ!ブログはまた別のタイトルで再開します(笑)
まだタイトル決まっていませんが・・・。

これからもよろしくお願いしまっす!!!

一期一会に心から感謝・・・。
  
タグ :そば処木鶏


Posted by カズキ at 07:00Comments(0)開業準備

2014年04月10日

庭師「塚田望」氏!!!

◆「紹介したい庭師がいる!」

そば処木鶏の主工事を担当してくれた「大蔵木工」さん。
その大蔵さんから言われていた、庭師さんの話です。

3月中旬も過ぎ、店内の改装工事はほぼ仕上がったころ、
最後に残された工事は、外構工事でした。

その外構工事を担当してくれたのが、庭師「塚田望」氏、通称のんちゃんです。

のんちゃんは、なんといっても働き者です。
朝早くから、夜の遅くまで、とにかく働きます。



そんなのんちゃんと、コーヒーを飲みながら話をする機会がありました。
お互い、なんでそば打ちに、庭師になったのか。

職人同士のエピソードって、本当に面白いんですよね!

のんちゃんが庭師になったわけは、冬が休めるから。
という気軽なきっかけだったそうです。

しかし、仕事を続けるにつれ、どんどんその魅力に取りつかれていきました。


「俺、庭造りが好きなんだよねー。」


その言葉は、仕事にも表れています。

実はのんちゃん。
独立初めての仕事が、このそば処木鶏なのだという。

大蔵木工さんも、カズキの事情も話し、
きっと接点を作ってくれたのだと思いました。

それから、気合入りまくりの作業が始まりました。

以前あった植栽を撤去して、竹垣を作ります!
息子ものんちゃんが大好きで、よく仕事の邪魔を・・・。



雨の日も、黙々とこだわりの石畳を作ってくれました!



仕上がりはこちらです!



玄関まわりです!



道向かいから見ると、見違える仕上がりです!

Before!!



After!!



外構を変えると、こんなにも雰囲気が出るんですね!!!
本当にいい仕事をしてくれました!!!

のんちゃんに出逢えたこと、本当に感謝しているよ!
謙作!紹介してくれてありがとね!!!



【庭師 塚田望】

安曇野市穂高在住

庭造りでお悩みの方は、カズキがのんちゃんを紹介します!
きっとあなたの空間にあった、庭づくりを提案してくれますよ!


追伸:

外構工事の初日・・・切株を撤去するために必死だったのんちゃん。
バックホーンで水道管を切ってしまったことは、今となっては笑い話です(笑)

焦ったね!のんちゃん(笑)
  
タグ :塚田望


Posted by カズキ at 07:00Comments(0)開業準備

2014年04月09日

自家製粉に欠かせない「石臼」!~完結編

◆素材を活かすために

そばを打つにあたり、こだわりたいのが「そば粉」です。
そばは、とてもシンプルな食べ物です。

それゆえ、素材の大切さは、そば打ち人にとって、
ものすごい重要な要素を秘めています。

さらに突き詰めると、その素材をどう活かすか?

私が選んだ道は「自家製粉」でした。

そばは、製粉してから、どんどん揮発成分とともに、
香りが外に逃げ出してしまいます。

挽き立ては、その香りを上手に残してくれるのです。

だから、挽き立てのそば粉を手に入れるために、
お店に製粉機を置きたかったのです。

製作依頼から4ヵ月・・・ようやくそば処木鶏の、
電動石臼が完成しました!!!

石臼は、御嶽山のふもとの田中石材店さん。
ステンレス加工と電気系統は、村山工業さん。

両者のおかげ様で、最高の石臼が手に入りました!!!
最高のおそばを、お客様に提供することができます!!!




【田中石材店】

長野県木曽郡木曽町三岳2842-3(御嶽山四合目下)
電話:0264-46-2309
HP:「ここをクリック」




【(有) 村山工業】

長野県松本市今井4004−2
電話:0263-59-2536
HP:「ここをクリック」



  


Posted by カズキ at 06:00Comments(0)開業準備

2014年04月07日

車検整備は「ミドリヤオート」!!!

◆帰ってきた相棒!そば処 木鶏号へ!!!

カズキの相棒は、ご存じのとおりワーゲンバスです。
1965年式の車ですが、未だに現役で活躍しています。

しかし、古い車ゆえ、整備も知識が必要とされます。
実は、この3月に車検がありました。

そこでお願いしたのが、カズキの大切な仲間である、
「大ちゃん」こと、高井大介さんです。

大ちゃんとは、カズキが信州に来てすぐに知り合いました。
大ちゃんが、ビートルに乗っていて、カズキもビートルに・・・。

見つけたときは嬉しくて、思わず追いかけて友達になって下さいって(笑)

そこからは、同じワーゲンイベントを企画したり、
上山田温泉に行ったりと、徐々に関係は深まっていきました。

そして今回は、大ちゃんが営んでいる「ミドリヤオート」にて、
車検をお願いすることにしたのです。



リフトアップして、エンジンを下ろし、細かく整備をしてくれます。



クラッチ交換もお手の物です。
(じつはものすごい苦労をかけました・・・)

それでも、車と向き合ってくれて、悪いところを整備していってくれます。

そして、車検にも見事合格!!!



大ちゃん!本当にありがとうございました!!!
乗り心地バッチリでした!!!

今まで色々ありましたが、これからも末永いお付き合いを宜しくお願い致します!

【ミドリヤオート】

住所:長野県千曲市磯部545
電話:026-276-2345
地図:「ここをクリック」


こだわりのカーライフをサポートしてくれる大ちゃん!
古い車だけではなく、新しい車も、もちろん取り扱っています!!!




追記:

そば処木鶏のロゴを、プリントしてくれた、大ちゃんの仲間です!



【有限会社ケーワイ工房】


住所:長野市川中島原837-8
電話:026-293-0930

各種自動車、看板広告・カッティングなどを扱われています!
お世話になりました!!!

相棒とともに、これからもそばの道を歩んでいきたいと思います!
  


Posted by カズキ at 07:00Comments(0)開業準備

2014年04月05日

瓦職人!高木佳祐!

◆「俺にできることないか?」



カズキには、とても頼りになる男がいます。
年下ながら、その仕事っぷりは、一目置いています。

瓦のことを話しさせれば、その眼差しは真剣そのものです。

その男が、カズキのそば屋開業に対して、
何かできることはないかと、声をかけてくれたのです。

いろいろ考えた結果、看板上の瓦を葺いてもらうことでした。
その依頼に、佳祐は快く引き受けてくれました。

「いっちょやりますか!」

仕事の合間を見て、現場を確認し、看板に合う瓦を葺きに来てくれた佳祐。
寒空の下、一つひとつ丁寧に仕上げていきます。



そして、ものの一時間で、立派な瓦が葺き変わりました!

彼は言います。

「かっこいいっしょ!」

佳祐!ありがとう!すげーかっこいいよ!
瓦も、仕事をしている佳祐もね!!!

また、彼との関係も一つ深くなれたような気がします。

そば処木鶏は、こうして色んな方の思いで創りあがっています。
あなたも是非、この瓦を見に来て下さい!!!

一期一会に心から感謝・・・。



【(株)加藤製瓦】

住所:長野県松本市和田3806−3
電話:0263-58-4974

明治創業以来、百有余年。
代々瓦文化の担い手として、瓦のある美しい暮らしを守り続けています。
  

Posted by カズキ at 07:00Comments(0)開業準備

2014年04月04日

そば処木鶏の看板製作!~完成編~

◆想いの詰まった看板!!!

そば屋の開業まで、時間も迫ってきた中、
お店の顔ともいえる看板が完成しました。



この看板に至るまでには、材料を提供して下さった、
森のたねの、伊藤一夫さんのお気持ちも含まれています!

【そば処木鶏の看板製作!~材料編~⇒「ここをクリック」

そこから、家具職人の鈴木幹夫さんが、
加工を受けてくれて、ようやく完成したのです!

幹夫さんは、自身の仕事が終わった後、
夕方からお大工さんとともに、看板の取り付けに来て下さいました。

作業は夜まで続きました。

そしていよいよライトアップの瞬間です!

ライトの位置を、下から照らすことに変えてみると、
見事に看板のデザインも映え、かっこよく仕上がりました!!!



幹夫さん!遅くまでありがとうございました!!!

【手作り注文家具 幹工房】

長野県松本市中山994-5
電話&FAX:0263-28-6848
携帯電話:090-3349-9906
フェイスブックページ:「ここをクリック」




追伸:

点灯の瞬間・・・思わず泣けてしまいました。
残念ながら亡くなってしまった、心友のヒロに見せたかった。

見てるか?お前が楽しみにしていたそば屋だぞ!
いつでもここで待っているからな!!!  


Posted by カズキ at 10:00Comments(0)開業準備

2014年04月04日

子供たちの新しいスタート!

◆やまのこ保育園!入園式!



昨日は、子供たち3人が、いよいよ山形村の保育園に入園しました。
子供たちが通う「やまのこ保育園」は、とてもユニークな所です。

「入園式は、スーツなどではなく気軽な格好で来て下さい。」

初めは、その言葉に戸惑いましたが、
その意味がようやく分かりました。

やまのこ保育園では、子供を間に、両親と保育士さんと両方で育てる。
その方針は、先生方の姿勢にも表れていました。

入園式も、堅苦しいものではなく、歌に絵本の読み聞かせなど。
そして、終わってすぐに散歩に出かけるという。



開店準備で、なかなか外に出かけられなかった子供たちは、
のびのびと楽しそうに過ごしている様子でした。

これから、保護者の方達とも、よい関係を築けるよう、
時間をかけて向き合っていきたいですね!

早速友達もできたみたいだし、ひとまず安心しました(笑)

山形村の皆さん!よろしくお願い致します!!!



  
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Posted by カズキ at 07:00Comments(0)家族

2014年04月03日

心友のヒロへ・・・

◆受け入れられない真実・・・

私には、信州に来てから出逢った、無二の心友がいます。
彼の名前は、横澤弘典と言います。

その彼が、実は急死をしてしまいました。

何をやるにも一緒。
今までたくさんのことを語り合ってきました。

フェイスブックでは、ご存知の方もいらっしゃると思います。
心配して下さった皆様に、改めてご報告させて頂きます。

行方不明になってから、彼の死を目の当たりにして、10日が経ちました。
人の死を、こうしてブログにすることは、本当に躊躇いました。

しかし、今のカズキがあるのも、間違いなくヒロのおかげです。
そこだけは分かって頂きたく、こうして今パソコンに向かっています。

最後に、彼へのメッセージを贈ります。
皆さん、ご心配おかけして本当に申し訳ありません。

そして、沢山の心遣いに心から感謝しています。
カズキは、彼の分まで生きて頑張りたいと思います。

◆ヒロへ

手紙を書くことが好きな俺が、ヒロを想ってこうして綴るのは、何通目かな。
あまりにも急な出来事で、未だに理解できないことばかりです。

それでも、変わらない今と向き合いながら、ヒロへのメッセージを贈ります。

2006年8月5日。

二人の出逢いは、俺が信州に来て初めての松本ぼんぼんの夜だった。
酒屋の明生さんに紹介され、同じワーゲン乗りということで、ちょっと嬉しかったよ。

そしてすぐに、俺のワーゲンが故障してから、
ヒロが駆けつけてくれて、二人の距離が一気に縮まったんだな。

よく周りには、一週間で十日飲んだというくらい、毎日一緒に過ごしていたね。
福島から信州に来て、はじめて心を許せた友達ができて、本当に嬉しかったんだ。

それからと言うものの、お互いをヒロとカズと呼び合う仲になり、
いつしか俺の中で、ヒロを心友と思えるようになってきたんだ。

お互いの夢を語り、絶対実現しようって約束して、
まわりの仲間からも、うちらの関係を羨ましがられてたよ。

忘れられない出来事がたくさんありすぎて、ここでは話しきれないよ。
でもな、俺が嬉しかったのは、震災の時だったんだ。

2011年3月11日。

あの震災があってから、おまえは自分の仕事を投げ出して、東北に通っていた。
何のゆかりもない東北の人たちのために動いていたヒロ。

その姿はね、すごくうれしかったんだ。
地震が発生してすぐ、カズの家族は大丈夫かって、一番に心配してくれたのもお前だったよ。

何をやるにも一緒。
ヒロとなら、何でも創れる気がしていたよ。

「カズの故郷の福島、スポットあてて一緒に頑張ってみよう。」

その一言があったおかげで、信州と福島の架け橋が創り出されてきてるよ。

俺の足りないところをヒロが補ってくれてさ、
ヒロの足りないところは、俺が補ってきたつもりだった。

人の死の悲しさをまのあたりにして、
少しでも笑顔を届けようとしていたお前がなんで・・・。

朋ちゃんから、泣きながら電話を受けてから、
周りのみんながボロボロ泣いてるのに、おれは全然泣けなかったんだ。

俺が泣き崩れてるんじゃないかって、みんなが心配してくれたけど、泣けなかったんだ。
死んだって聞いても、死んだ顔を見ても、泣けなかったんだ。

でも、葬式でそばを出してくれって依頼があってな。
そばを打とうと思ってたら、手が動かなかったんだよ。

俺の夢。そば屋の開業。
ヒロが探してくれた物件のおかげで、ようやくその夢が叶う。

ヒロは、ようやく近くになったから、これから一緒に色々できるって、一番に喜んでくれた。
まさか、そのそば屋の一番初めの仕事が、ヒロの葬式。

そう考えたら、初めて心から泣けたんだよ。一番に楽しみにしてくれてたはずだろ?
それでもな、オレはヒロに文句は言わないよ。

みんなが、お前が馬鹿だとか、文句ばっかりだけれど、
ヒロのことを考えてたら、その想いより、感謝の気持ちがわき出てきたんだ。

信州に来て8年。
今、俺の周りにいる仲間たちのほとんどが、ヒロの紹介だよ。

大事な奥さんと子供たち。
これもヒロの紹介。

ワーゲン仲間の友達。飲食店の先輩。みらいの仲間。信州福島県人会。
ヒロがいなければ、なーんにも生まれなかったよ。

おれは、ヒロに何ができてなのかな?
ヒロは、俺のことをどう思ってくれてたかな?
心から心友って思ってくれてたかな?

一番悔しいのが、俺のそばを食べさせてあげられなかったこと。

カズの蕎麦が一番うまい!

あの言葉が忘れられません。

最後になるけれど、オレは本当にヒロに出逢えたことを感謝している。

ヒロができなかった夢は、俺が受け継ぐさ。
一緒に描いていた、人と人の繋がりを創る想い。

ヒロが見つけてくれたそば屋で、実現してみせるよ。

ゆっくり休んでください。まだ早すぎる死を、悔やんでいるけれど、おれは時間をかけて受け止めます。

この出逢いに、心から感謝・・・。

平成26年4月3日。

横澤弘典 心友 塙和貴



  

Posted by カズキ at 06:00Comments(0)仲間のこと