2017年04月06日

10年後・20年後の未来へ!

◆THE!ファイナル!!!



あの東日本大震災から、6年の月日が流れました。

震災後、東北の子供たちを支援しようと、大人たちが本気になり、あるサッカー大会を企画しました。

それが、

少年サッカー交流大会
「kizuna~きずな~in 千曲・坂城」


です。

このサッカー大会は、被災地のサッカーチームを、この信州に招待し、信州のサッカーチームと、交流大会を行うというものです。

今年で第6回目を迎えるこの大会は、大人たちが本気になって、子供たちに笑顔になってもらいたいとバックアップしています。この大会の運営費には、あるシリコンバンドの和によって生み出されています。

過去には、水色、ピンク、緑、オレンジと創り出されました。

今年は、ファイナルにふさわしく、歴代の色を繫いだレインボーカラーです!



このシリコンバンドは、一本1000円で販売しております。

売上のすべては、このサッカー交流大会の運営費、被災地からの招待チームの交通費、宿泊費にあてられます。

このプロジェクトの中心で活動している、
『ネットワークkizuna~きずな~信州』の高橋さんの想い↓↓↓

『ネットワークkizuna~きずな~信州』は、東日本大震災を契機に作られました。             

私たちは、今も被災地東北への支援活動を続けています。今年で震災から6年目を迎えました。

子供たちが笑顔になれば、周りの大人たちも笑顔になって元気になる!そして、それが必ず被災地の復興の力になる!そう信じて、今も前に進んでいます!

来年からは、この繋がりをより強いものにしたいです。応援する・応援されるという関係ではなく、今後はフラットでより強いきずなを築きたい。それが自分の考える”ファイナル”の意味です。

この交流会に参加した子供たちが、大きくなってこの交流会に戻ってきてくれる。この交流会に参加した子供たちが、10年後20年後、力を合わせて素晴らしい世の中をつくって行ってくれる。そんなことも夢見ています。

代表 高橋泉


そば処木鶏では、今年もシリコンバンドの販売を行っています!もちろん売上は、今年の運営費に充てられてます!

早速、木鶏のお客様も協力して下さいました!



さらには、松本市で居酒屋を営んでいらっしゃる稲田さんも、シリコンバンドプロジェクトにご協力いただきました!稲田さんのお店でも、シリコンバンドを手に入れることができます!



【庵寿 松本駅前店】

住所:長野県松本市中央1-5-4
電話:0263-31-8303
地図:「ここをクリック」

今年も、どんな繋がりが生まれるか楽しみです!!!

そば処木鶏は、人と人を繋ぐそば屋を目指しています。このプロジェクトで、新たな出逢いが生まれることを心から願っています。

『ネットワークkizuna~きずな~信州』
ブログ⇒http://blog.livedoor.jp/kizunasinnsyuu/


追伸:

このシリコンバンドプロジェクトに、協力して下さる店舗を募集しています!ご協力頂ける方は、是非ご一報ください!


【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」
  

Posted by カズキ at 06:00Comments(0)東北支援

2016年03月31日

大人たちの「本気」を子供たちへ!

◆今年も熱き戦いが始まる!



あの東日本大震災から、5年の月日が流れました。

震災後、東北の子供たちを支援しようと、
大人たちが本気になり、あるサッカー大会を企画しました。

それが、

少年サッカー交流大会
「kizuna~きずな~in 千曲・坂城」


です。

このサッカー大会は、被災地のサッカーチームを、この信州に招待し、
信州のサッカーチームと、交流大会を行うというものです。

今年で、なんと第5回目の開催です!

この大会の運営費には、あるシリコンバンドの和によって生み出されています。
それが、こちらです↓↓↓



過去には、水色、ピンク、緑と創り出され、
今年は、新たにオレンジが誕生しました!

オレンジは、元気を与えるビタミンカラーです!

このシリコンバンドは、一本1000円で販売しております。

売上のすべては、このサッカー交流大会の運営費、
被災地からの招待チームの交通費、宿泊費にあてられます。

このプロジェクトの中心で活動している、
『ネットワークkizuna~きずな~信州』の高橋さんの想い↓↓↓

『ネットワークkizuna~きずな~信州』は、
東日本大震災を契機に作られました。             

私たちは、今も被災地東北への支援活動を続けています。
今年で震災から5年目を迎えました。

今、私たちは子供たちを笑顔にしようと考え行動しています。
子供たちが笑顔になれば、きっとまわりの大人たちも笑顔になって元気になる!!

そのことが必ず被災地の復興の力につながると信じています。
どうか応援ください。よろしくお願いします。 

代表 高橋泉


大会の詳細はこちらのポスターから↓↓↓


(クリックすると画像が大きくなります)

そば処木鶏では、今年もシリコンバンドの販売を行っています!
昨年、人気だったのシリコンバンドも追加しました!
もちろん売り上げは、今年の運営費に充てられてます!



早速、木鶏スタッフも協力してくれました!!!





今年も、どんな繋がりが生まれるか楽しみです!!!
あなたも是非!このプロジェクトの一人になりませんか?

そば処木鶏は、人と人を繋ぐそば屋を目指しています。
このプロジェクトで、新たな出逢いが生まれることを心から願っています。

『ネットワークkizuna~きずな~信州』
ブログ⇒http://blog.livedoor.jp/kizunasinnsyuu/


【そば処木鶏】

住所:東筑摩郡山形村5511-7
電話:0263‐98‐2099
HP:http://ichigoichienococoro.com/  

Posted by カズキ at 07:00Comments(0)東北支援

2014年06月27日

福島と信州の子供たちの物語・・・

◆子供たちの未来へ!

そば処木鶏では、4月より、東日本大震災復興支援として、
少年サッカー交流大会へのご協力を呼びかけしました。



このサッカー大会の取り組みは、2012年から始まりました。
福島県の子供たちを、この信州に招待して、サッカーの交流試合を行います。

きっかけは震災であったものの、これを機に子供たちの新しい交流を創りたい!
その想いに、大人たちが真剣に携わっています!

【開催への想い⇒「ここをクリック」

当店も、微力ながらこの活動を応援させて頂こうと、
店内にて、シリコンバンドを販売させて頂きました。

その売上が、この大会の運営費に充てられるのです。
皆さんの想いが、おかげ様でどんどん拡がっていきました!

























こうして、未だに東北に想いを寄せて下さったことに、
心から感謝の気持ちを伝えさせて頂きたいです!

写真では、ご紹介出来なかった方々もいらっしゃいます!
皆さんの想いは『ネットワーク kizuna ~きずな~ 信州』代表の高橋さんに託します!!!

【ご協力金総額】

そば処木鶏では、6月27日現在で、
29,000円の想いが寄せられました!本当に本当にありがとうございました!!!

【東日本大震災復興支援 少年サッカー交流大会
第3回『kizuna~きずな~ in千曲』】


日時:2014年6月28日・29日
場所:千曲市サッカー場
住所:長野県千曲市磯部1406−1


今年はどんな物語が生まれるのでしょうか!
お時間のある方は、是非出かけてみて下さい!!!

そば処木鶏は、人と人をつなぐそば屋を目指しております。
  


Posted by カズキ at 05:00Comments(0)東北支援

2014年05月14日

未来の子供たちに何を残すのか?

◆東北に夢を!

東日本大震災から、3年が過ぎ、東北に対する想いも、
少しずつ薄れてきました。

という言葉は、現在の私たちには不要です!!!

未だに東北を想い、熱く活動している大人たちがいます!

【東日本大震災復興支援】

第3回 少年サッカー交流大会
「kizuna~きずな~in千曲・さかき」
2014年6月28日・29日


このサッカー大会の取り組みは、2012年から始まりました。
東北の子供たちを、この信州に招待して、サッカーの交流試合を行います。

きっかけは震災であったものの、これを機に子供たちの新しい交流を創りたい!

大の大人たちが、将来を担う子供たちに、
少しでもできることをしようと頑張っています!

試合の結果なんかよりも、きっとここまでたどり着く経過が大事っすよね!

昨年も、福島県から6チームが信州に来てくれました。



◆皆さんの力をお貸しください!

実はこのサッカー大会は、行政から補助金が出ているのではなく、
有志達による、地道な運営資金繰りが行われています。

初年度は、補助金が出たそうです。
しかし、昨年、今年はこういった活動に補助が出なくなったそうです。

どうやって子供たちの旅費や運営資金を創りだせばいいのか?
悩んだ末に考えられたのが、このシリコンバンドです!!!



青が昨年、ピンクが今年のです。

シリコンバンドは、1本1,000円で販売され、
そのすべてが、このサッカー大会の運営資金に充てられています。

この活動を行っている高橋泉さんとは、同じ福島県福島市出身。
高橋さんは、もう信州に移住して30年以上。カズキは丸8年です。

震災後の復興支援活動が一つの共通点となり、
こうして出逢わせて頂いたのです。

みんなからは、兄貴や親父と言った頼れる存在の高橋さん!
微力ながら、そば処木鶏でもシリコンバンドを販売させて頂きますね!

子供たちに夢を!!!



シリコンバンドの販売先は、こちらのブログから確認できます!
ぜひあなたも、シリコンバンドで「きずな」を創りましょう!!!

ネットワークkizuna~きずな~
http://blog.livedoor.jp/kizunasinnsyuu/


追伸:

早くもそば処木鶏では、シリコンバンドの和が拡がっています!!!









他にもお写真が取れなかった方々がいらっしゃいます!
ご協力本当にありがとうございます!!!

頑張っぺ!!!大人たち!!!  

Posted by カズキ at 20:00Comments(0)東北支援

2014年01月16日

ものすごい熱い男性に逢いに行きます!

◆アースデイいわき2014 in 愛・地球博記念公園

2013年3月23日。

私は、名古屋という地で、ものすごい熱い男性に出逢いました。
その方のお名前は「吉田拓也」さんと言います。

吉田さんは、震災後いわき市から家族で愛知県に移住をされています。
出逢いのきっかけは、同じくいわき市から長野県に移住されている「佐々直幸」さんのご紹介でした。

このお二人は、仲間達と共に、いわき市の山奥を人の手だけで開墾し、
インディアン村を作り、自然と共に生きるための拠点を構えていらっしゃいました。

しかし、震災が起きてしまい、苦渋の決断をし、いわき市を離れることを決めたのです。
その後、吉田さんは愛知県へ、佐々さんは長野県へと移り住む生活が始まったのです。

そんな中、昨年3月、吉田さんは移り住んだ愛知県で、
いわき市で企画をしていた「アースデイいわき」を開催したのです。

「温かく迎えてくれた愛知県の皆さん、そして気持ちよく送り出してくれたいわき市の仲間のために恩返しがしたい」

色んな葛藤や、苦悩もあったと思います。
並大抵のことではないはずです。

私は、そんな熱い吉田さんに逢いに行きたくなり、
昨年のアースデイに参加させてもらいました。

実際にお逢いすると、想像以上に素敵な方で、
私は男として、吉田さんに惚れたのです。

吉田さんの強い想いに、愛知の人達だけではなく、
全国から協力者が集まり、イベントは大成功に終わったのです。



【アースデイ2013の詳細は⇒「ここをクリック」


そして迎えた2014年。

今年は、開催場所を『愛・地球博記念公園(モリコロパーク)』に変え、
新しいチャレンジが行なわれます。

愛知県には、1200人の自主避難されている方がいるそうです。
その1200人という人数を目標に、手と手を繋ぎ、大きな和を創るギネスに挑戦するそうです。

私は現在、4月のそば屋開業に向けて準備をしています。
しかし、このイベントのボランティアスタッフが不足しているそうです。

私は、悩みましたが、たくさんのパワーを与えて下さった吉田さんに逢いに、
ボランティアスタッフとして、参加させて頂くことにしました。

自分のことやらなくていいのか?
今、そんなことしている場合か?


と言われるかもしれません。

でも、カズキはこうして人と人の繋がりを創ってきたのです。
一日や二日分の時間、寝ないで頑張れば取り戻せるって!

というわけで、以下は吉田さんからのお願いです↓↓↓

虹イベント名称:アースデイいわき2014 inモリコロパーク春祭り

虹開催場所:愛・地球博記念公園(モリコロパーク)地球市民交流センター・食の広場

虹開催日時:2014年3月22日(土)・23日(日)【2days】10:00~16:30

【アースデイいわき2014・ボランティアスタッフ募集の内容】

・イベント名称:アースデイいわき2014 inモリコロパーク春祭り
・開催場所:愛・地球博記念公園(モリコロパーク)地球市民交流センター・食の広場
・開催日時:2014年3月22日(土)・23日(日)【2days】10:00~16:30※雨天決行、荒天中止
・準備:前日(3/21)10:00~終了まで/当日準備開始時間未定
・撤収: 23日(日)終了後(モリコロパーク側とも調整協議)


【ボランティア募集内容】
☆募集人数:100名程度
☆募集期間:3月20日まで
(募集期間中でも早期に〆切る場合がございます。)


①企画・運営、全般のお手伝い
活動:随時、開催終了まで
活動内容/アースデイいわき実行委員会は社会人の方を中心にしたボランティアの方たちが集まって構成された任意団体です。開催まで定期的に会合、打合せをして準備を進めていきます。運営が円滑に進むよう実行委員のサポートなど、企画、運営全般にかかわってくれる方を募集しております。3.11の影響で県外避難をした人や東北へ向けての応援を一緒に楽しく活動してくれる仲間を募集しています!

②前日の会場準備のお手伝い
活動日時:2014年3月21日(金)10時~終了まで
活動内容/会場内レイアウトに関するテント設営や荷物運び、開催のための準備全般

③イベント運営スタッフ
活動日時:2014年3月22日(土)~23日(日)9:00~終了まで
活動内容/本部業務、物販、お手伝い全般、会場の案内、チラシ配り、人員整理、ゆるキャラ、会場内の清掃、ごみの分別、その他

④ゆるキャラ着ぐるみ担当【身長制限あり】
活動日時:2014年3月22日(土)~23日(日)9:00~終了まで
活動内容/集客のための記念撮影やステージ、着ぐるみを着ての会場内の移動

⑤物販・飲食ブースサポート
活動日時:2014年3月22日(土)~23日(日)9:00~終了まで
活動内容/東北支援の物販、飲食ブースの調理、提供、販売手伝い、呼び込みなど

⑥なんでもやります!
活動日時:2014年3月22日(土)~23日(日)9:00~終了まで
活動内容/当日、手薄な場所への配属となります。


【集合場所】
愛・地球博記念公園(モリコロパーク)地球市民交流センター・食の広場
◎公共交通機関をご利用ください。リニモ・愛・地球博記念公園駅下車
◎お車の方は北駐車場が便利です。(有料500円)
◎無料のスタッフ用駐車場確保予定(近くの県大駐車場)
※途中参加でお申込みいただいた方は参加可能な時間にお越しいただければ結構です。
※会場内の受付にて、スタッフパスをお渡しいたします。


【ご協力いただきたいこと】
この活動は、すべて無償です。
交通費・食事・謝礼の支給はございませんので、ご了承ください。
自己責任において、お住まい地域の社会福祉協議会の「ボランティア活動保険」に加入した上でご参加ください。
最終日の23日はイベント終了後に会場の撤収作業をいたします。
最後までお手伝いいただける方はご協力をお願いいたします。

【持ち物】
汚れてもよい動きやすい服装、靴、タオル、防寒対策、時計、携帯電話、飲み物など
※雨天時は雨がっぱをご持参ください。
※活動内容・天候を考慮の上、タオル、着替えなどはご自身でご用意ください。


【参加申し込み】 ⇒ お申し込みは「メール」または「FAX」で※任意事項
お名前(フリガナ)
年齢
性別
電話番号
メールアドレス(迷惑メールフィルター設定の方は、事前に「受取許可リスト」にご登録ください)
参加可能日時(記入例:3月22日12時~17時まで、3月23日終日可能)
希望活動番号①~⑥を明記の上、ファックスもしくはメールでお申し込みください。
※FAX FAXでの連絡をご希望の方のみ
※学生の方は学校名
◎お申込み受付終了後、随時ご連絡させていただきます。


【参加お申込み先】
メールアドレス iwaki2014★gmail.com(★を@に変えて)
ファックス 0568-39-5250

【お問い合わせ先】
電話(担当:吉田)090-2664-2959
メールアドレス bora★earthday-iwaki.com(★を@に変えて)


追伸:

このブログは、そば屋開業の話はもちろんのこと、
自分が大切にしている人の繋がりについても綴っています。

ご理解を頂ければ幸いです。

「砂粒みたいな活動も、続ければきっと嵐が起きる!」  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)東北支援

2012年09月13日

悔しかったことでしょう。苦しかったことでしょう。

◆お寺の繋がり

南相馬市での打ち合わせを終えた3人は、
蕎麦会が開催される福島市へと向かいます。

途中の道沿いには、未だに避難所があり、
生活をしていらっしゃる方がいます。

一日も早く、普段の生活に戻ってもらいたいと祈るばかりです。



福島へ帰る前に、茅野さんが、一ヶ所だけ寄って行きたいとのことで、
一同は、宮城県山元町へと、車を走らせます。

南相馬市より、国道6号線を北上すること30分、
ようやく目的の『曹洞宗 光明山 徳本寺』へ辿り着きました。

ここは、茅野さんが、同じ曹洞宗の繋がりで、
お付合いがあるお寺さんです。

震災後、津波に流されてしまった方々の、お骨を一時的に預かり、
昨年は、毎日毎日お経を上げ、供養をされていたそうです。


(写真撮影は、特別に許可を頂いてます)


今もなお、遺族不明のお骨が、たくさん納められていました。
茅野さんがお経を唱え、私たちも、お焼香を上げさせて頂きました。

お骨の脇には、亡くなられた方の、お名前と年齢が書いてありました。
中には、5歳、20歳と、子供や若い方もいらっしゃいました。

涙が止まりませんでした。

悔しかったことでしょう。苦しかったことでしょう。
まだまだ遊びたかっただろうし、夢も持っていたかもしれない。

私は、こうやって生かされていることを、
ありがたく重んじ、一生懸命生きなくてはと、改めて感じました。


◆奇跡のお釈迦様


(写真撮影は、特別に許可を頂いてます)

お経を上げて頂いた茅野さんが、一体のお釈迦様を紹介してくれました。

これは、同じ山元町にあった徳泉寺のお釈迦様だったそうです。
『徳泉寺』は、沿岸部からわずか300メートルのところに位置し、
東日本大震災で大津波に襲われ、伽藍・仏具等はすべて流出し、
檀家さんのほとんども家屋が流されてしまったそうです。

そんな中、このお釈迦様だけは、奇跡的に発見され、
今は、この徳本寺にて納められています。

お寺さん同士の繋がりは、確固たる強いものがあると、私は心から感じました。


◆新しい動きもあります!

徳本寺のお隣にある建物では、新しい活動が始まろうとしていました。



茅野さんが専務理事を務める、『公益社団法人シャンティ国際ボランティア会』が、
被災地を回る、移動図書館の拠点がスタートしていました。

中では、BOOK OFFの方が、貸し出す本にバーコードを貼っています。



この移動図書館プロジェクトは、枚方市が提供してくれた車に、
BOOK OFFさんの協力を得て、実現したそうです。




これからが、本格的な活動となるようです。

本を読むことって、とても見直されています。

文章を書くこと、著者の本質を読むこと、そして人に伝えることなど、
自分もそうですが、読書からは、色んなことが学べます。

小さな活動かもしれませんが、本を読みたくても、
読めない環境にいる方や、本を読むきっかけにもなります。

色んな方の協力があり、シャンティ-移動図書館は、
被災地を巡ります!みなさん!頑張ってください!



◆生まれ故郷 飯坂温泉の洗礼!!!



山元町を後にした三人は、夜の蕎麦会に備え、福島市へと向かいます。

早速、一汗流そうと、私は二人を飯坂温泉の共同浴場、
『鯖湖湯(さばこゆ)』へと案内します。


ここは、過去にも友人を連れてきた場所で、熱い!と有名な温泉です。

初体験の茅野さんは、その熱さに驚きを隠せず、
言葉を失っていました(笑)

肌は、真っ赤ッか、汗はびっしょりです!

湯温はなんと46℃・・・

湯船に浸かること、30秒・・・。

全身の毛穴から、毒素が放たれ、
疲れや気だるさが一気になくなります。

これぞ飯坂温泉!!!

何度入っても・・・やっぱり熱かったです(笑)

注)共同浴場では、水でうめることが出来ます。お気軽に入浴して下さい。

続く・・・。


≪次回予告≫

ついに始まった、故郷福島での蕎麦会!
集まったみんなの、心が一つになる!

 
  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)東北支援

2012年07月27日

私は、蕎麦を打つことしか出来ませんが・・・

◆この夏!福島の子供たちが安曇野へ・・・



安曇野地球宿のオーナー 『増田望三郎』 さんとの出逢いから、一ヶ月が経ちました。

この出逢いにどんな意味があるのか?
それは、すぐに形になります。

この夏、安曇野地球宿を中心に、福島県のご家族を、
この安曇野の大自然の中で、過ごして頂くプロジェクトが始まりました。

プロジェクトの中には、キャンプも組み込まれたり、
地元の子供たちとも、関わりが出来るように企画されています。

「福島の子供たちに、少しでも大自然の中でのびのびと遊んでもらいたい!」

この想いだけで、このプロジェクトがスタートしました。

◆福島からのメッセージ

今回、参加者を募るにあたり、大々的には行いませんでした。

その訳は、このプロジェクトの想いを、企画者サイドと、
福島のご家族とで、共感した上で決めたかったからだそうです。

福島の方からの応募理由には、
親御さんの抱えているメッセージが寄せられていました。

「うちの周りは、未だに放射能が検出され、子供を外で遊ばせると言う気持ちになれない。」
「子供が外で遊べずに、力を発散できずにいる。」
「外でのびのびと遊んでいる姿が見たい。」


など、それぞれの想いが書き込まれていました。

この言葉を、どうとらえて頂いても構いません。

しかし、実際にこうやって悩み、
抱えている家族がいらっしゃるのも事実です。

大事なことは、

「自分達に出来ることは何か?」

と考え、実行することです。

どんな形でも、助け合うことは出来るはずです。

◆蕎麦を打たせて下さい・・・

私は、このプロジェクトを聞いた時に、
本当に心から胸が熱くなりました。

遠く離れた信州で、福島を想い、考え、
みんなで協力し合って立ち上げたこと。

こんなにも熱く、そして、
「どうすれば楽しんでもらえるだろうか?」
と、その表情からは、とても真剣さが伝わりました。

私は、自分からこのプロジェクトの皆さんにお願いをしました。

「蕎麦を打たせて下さい。福島のために、こんなにも活動して下さった事、本当に感謝しています。」

私は、いてもたってもいられませんでした。

そして、メンバーの皆さんも、
「信州そばを食べてもらうのは、絶対に喜んでもらえるよ!」
と言うことで、認めて頂きました。

私は蕎麦を打つことしか出来ません。

8月・・・福島のご家族が安曇野へ来ます!

私たちは、心から福島の皆さんを、お迎えしたいと思います!

福島の方たちにお逢いできる事、私も本当に楽しみにしています!




追伸:

長野という土地に住む方は、心が素敵な方たちばかりです。

福島のために、ありがとうございます。

私も精一杯想いを込めて、そば打ちをしたいと思います。

頑張っぺ!カズキ!!!


【受入れ先のご紹介】

・安曇野地球宿
安曇野地球宿HP⇒http://chikyuyado.com/
住所⇒長野県安曇野市三郷小倉4028-1
電話⇒080-5486-6111
地図⇒『ここをクリック』



・どあい冒険くらぶ
住所⇒長野県安曇野市三郷小倉2951-1
電話⇒0263-77-8951
ブログ⇒http://doaibouken.blog26.fc2.com/
  


Posted by カズキ at 12:00Comments(2)東北支援

2012年07月04日

出会いと体験の旅宿 安曇野 地球宿

◆ものすごく熱く、自然体な方に会いました!

福島のそば会の翌日、私は安曇野市へ向かいました。

理由は、古民家を拠点とし、様々なコミュニティーを作っている人たちがいると、
そば会に参加された、福島の方に教えて頂いたのです。

松本市から、車を走らせること約40分。
山沿いの畑の中に、その古民家はありました。

◆『安曇野 地球宿』



看板に目を通すと、
「出会いと体験の旅宿 安曇野 地球宿」
と書いてあります。

この日、8月に福島のご家族を、
長野に「保養」して頂くプロジェクトの、打ち合わせがありました。

私も、この打ち合わせに、参加させて頂きました。

ここに集まる皆さんの、すごく素敵なところは、
要所に「想い」という言葉を、口にしていたところです。

「福島のご家族の想いを大切にしたい」
「どんな想いで、長野に来るのかな?」
「うちらの想いばかりではダメだよね」
「ちゃんと会話をした上で、受け入れたい」


私は、初対面にもかかわらず、
どこかこの活動に共感してしまいました。

地球宿のオーナーである『増田望三郎』さんは、
大分県のご出身で、安曇野を第二の人生の舞台として移り住まわれたそうです。

この地球宿を拠点に「ともに生きていこう」をテーマに掲げ、
色んなコミュニティーを作ろうと活動されています。

望三郎さんは、物静かながら、すごく深いところから言葉を発し、
自分の想いや、考えをしっかり持っていらっしゃる方だなと感じました。

集まった皆さんも、一言ひとことが真剣です。

私は、また何か一緒に出来ればと考えました。

この出逢いに、どんな意味があるのか?
何か不思議なご縁を感じました。

またご報告させて頂きます。



望三郎さん!またゆっくりお話させて下さい!
ありがとうございました!

安曇野地球宿HP⇒http://chikyuyado.com/
住所⇒長野県安曇野市三郷小倉4028-1
電話⇒080-5486-6111
地図⇒『ここをクリック』
  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)東北支援

2012年07月01日

福島と長野の架け橋

◆人と人を繋ぐ会 福島の会



2012年6月23日。
長野県松本市で開催された、福島と長野を繋ぐ蕎麦会。

きっかけは、被災地のボランティア活動の中にありました。

私は、仲間達と共に、昨年から炊き出しの活動をさせて頂きました。
モノの支援から、心の支援へ・・・。

活動していく中で、自分達が出来ることを、
一つずつやっていこうと決めたのです。

◆移住された福島のご家族たち

今年に入って、あるイベントをきっかけに、
福島から、長野に移住をしているご家族に会いました。

私は話を聞く中で、このご家族たちが抱えている孤独感や、
移住をした決意などを知ることが出来ました。

長野県には、まだまだ孤独に頑張っているご家族も、
たくさんいらっしゃるということも、教えて頂きました。

福島県出身の私にとって、いったい何ができるかと、
ずっとずっと考えていました。

そこで、私は仲間達と相談して、福島の方を対象に、蕎麦会を開き、
長野の方とのコミュニティーを作ろうと決めたのです。

そしてこの日、2ヶ月越しの企画が、ようやく実現しました。

◆頑張ろうなんて言えません・・・

今日は、十割そばと夏野菜の天ぷらにしました。




会が始まると、子供達も、大人達も、
福島も長野も関係なく、そこにはたくさんの笑顔が溢れました。

福島からは、わざわざ私の父も駆けつけてくれました。
だいぶお馴染になり、久しぶりに再会した住職さんと意気投合していました。



一通り食事を済ませた後は、
各々に自己紹介をして頂きました。

中でも、いつも蕎麦会を手伝って下さる、
逢沢さんご夫妻のお言葉が、胸に響きました。

「福島の皆さん。もう頑張ってとは言いません。いっぱい頑張ってきたのですから。これからは、子供達が少しでも楽しい時を過ごせるように、そして、一刻も早く復興できるように願っています。」

そうです。頑張ってとは言えないのです。
一杯考えて悩んで、そして頑張ってきたのですから。



福島の方が一言・・・。

「こうやって苦しみを気軽に話が出来る仲間に出会えて、本当に良かった」

この一言が、私がこの蕎麦会で、一番大切にしていた事です。

次回からの企画は、是非みんなで創り上げていきましょう!!!
ここから発信するのです!!!  みんなでやりましょう!!!


行くぞーーーー福島ーーーー!!!!!



次回の福島の会も、こうご期待下さい!!!

追伸:

いつもながら、今回の福島の会は、また違った感動がありました。
「同郷」
それだけで、心が通じ合う不思議さ。

きっと心の温度が、同じなんですね!

ご協力頂いた皆さん。
今回もありがとうございました。

感謝・・・。  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)東北支援

2012年06月22日

「長野」と「逗子」を繋ぐのだ!

◆それぞれの被災地への想い



2012年7月7日。
七夕の日に「長野」と「逗子」の被災地への想いが、いま重なる!


私と、内田さんの出逢いは、まさに運命的なものです。

私は震災後、仲間たちと共に、炊き出しのボランティアを、
やらせて頂くことが出来ました。

「ボランティアはやらせて頂く」

その教えのもと、何度か被災地での活動をさせて頂きました。

時を同じくして、逗子にある 『手打ち蕎麦や 凛桜』 のオーナーである、
内田さんも、あの震災後、自分に何か出来る事はないかと、常に考えていたそうです。

そんな中、私がフェイスブックにアップした、炊き出しの様子を、
内田さんが、たまたま目を留めて下さったのです。

そこから、二人の交流が始まります。
私と内田さんは、震災や、蕎麦について話をするようになりました。

そして、今年の2月に、松本で開催された蕎麦会へ、
内田さんは、ご友人を連れて来て下さったのです。

「どんな男なのか、会って確かめたい!」

そう内田さんが、おっしゃって下さいました。

震災についての二人の想いが、
この日の出逢いに変わったのです。



内田さんは、そこで私を気にいって下さり、
「ぜひ逗子でも、震災について考え合う、蕎麦会をやろう!」
となったのです!

私は、とても嬉しかったです。

このご縁を大切にしたいと思い、
今回、この企画をさせて頂きました。

当日は『手打ち蕎麦や 凛桜』さんのお料理と、私の手打ち蕎麦、
そして、松本のある方とのコラボ料理で、皆様をおもてなしさせて頂きます。

また、福島県出身として、ボランティア活動を通じて、
感じた事や、現地の様子などを、少しだけお話しさせて頂きたいと思います。

そしてこの日を、
「長野」と「逗子」の勝手に友好姉妹都市の日!
と考えています(笑)!
もちろん長野からも、何名か一緒に行きますよ!

それでは蕎麦会のご案内です!
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『人と人を繋ぐ会 in 逗子』~長野と逗子の和を作ろう!

おかげ様で、定員に達しましたので、
締め切りを終了とさせて頂きます!


日 時:2012年7月7日(土)七夕の日 

◆昼の部 
11:30 ~受付開始
12:00 ~スタート 
14:30  クローズ

◆夜の部  
18:00 ~受付開始
18:30 ~スタート
21:00  クローズ

お料理: 
◆先付
◆前菜
◆お刺身
◆焼き物

◆温物「和キーマカレー南蛮そば」 

◆信州八ヶ岳産十割そば


◆デザート

お飲み物:
ビール(琥珀エビスの生ビール)
日本酒(全国の銘酒15種類以上)
焼酎 (そば・米・芋焼酎 各種) 
梅酒
ソフトドリンク各種

詳しくは、HPでご確認下さい。
手打ち蕎麦や 逗子 凛桜(りおう)⇒ http://soba-rioh.com/

会 費:
お料理 5,000円(税込・飲み物 別料金)    

人 数:
昼の部 夜の部 各25名様  

場 所:手打ち蕎麦や 逗子 凛桜(りおう)

住 所:神奈川県逗子市逗子1-6-27 ピアーズビル1階

地 図:「ここをクリック」


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◆ご予約はこちらへ ↓↓↓


手打ち蕎麦や 逗子 凛桜(りおう)
TEL 046-873-4649
「蕎麦会の予約をお願いします!」

とお電話下さい! 凛桜(りおう)のスタッフさんが元気よく対応いたします!
「昼の部」or「夜の部」かも必ずお伝え下さい!

蕎麦会は、7月7日の七夕の日です。
昼の部、夜の部共に、25名様の限定とさせて頂きます。

今すぐスケジュール帳をご確認の上、
お電話頂ければ幸いです。

◆人の出逢いのありがたさ!

福島県出身の私が、長野に移り住み、
逗子でそば会を開催させて頂く・・・。

こんな素晴らしい事は、想像もしていませんでした。

私の私があるのは、本当に「人との出逢い」だけです。

いつも元気モリモリの私です!
宜しければ、ぜひ私に逢いに来て下さい(笑)

そして、一緒に震災について、
お話が出来れば幸いです。

あなたにお逢いできる事、楽しみにしております。
まずは、一緒に楽しみましょう!




追伸:

今回の企画に、ある方が参加して下さる事になりました。

先日、コラボイベントをして下さった、
お酒の飲める洋食屋けんすけの店主「栖原研介」さんです。

研介さんも、逗子にはご縁があるようで、
この企画をお伝えした際、
「ぜひ一緒に連れて行って下さい!」
と申し出て下さったのです。

もちろん、あの『和キーマカレー南蛮そば』も、
皆さんに召し上がって頂きます!



7月7日は「七夕の日」です。きっと忘れられない一日になると思います。

一期一会に感謝・・・。  


Posted by カズキ at 12:00Comments(4)東北支援

2012年06月21日

偽善者と呼んで下さい

◆福島と長野の「和」を創る!



私と親友のヒロは、昨年度から、松本市を中心としたボランティア団体、
「炊き出し機動部隊みらい」のメンバーとして、ボランティア活動をさせて頂きました。

『炊き出し機動部隊みらい』の活動はこちらから
『ここをクリック』



昨年は、物資の支援が中心でした。

それは時間とともに変化し「モノ」の支援から「心」の支援に、
変わってきているのではないかと感じています。

今年のゴールデンウィークに、
私とヒロは、福島県を訪れました。

目的は、今の現状を知ることです。

そこは、何も変わらない現場と、
前向きに生きる、様々な方たちの生活がありました。

ニュースでは放送されず、一時的なボランティア活動も減り、
なにか取り残されてしまった感を、すごく感じてしまいました。



私も含め、まだまだ続けていかなければならないと、
再認識させられたのです。

「何か出来ることはないか?」

その問いに、私とヒロは、ある企画を考えたのです。

◆福島から避難をされたご家族たち

今年に入ってから、私は色んな方のご縁で、
福島から長野に、引越しをされてきた方たちと知り合うことが出来ました。

お逢いして話を聞くと、
「子供たちのために、長野に来た。」
と、口々に言うのです。

この方達は、知り合いはもちろん、
土地勘も何もありません。

私は、引っ越して来たことが、
良いとか悪いとか言っているのではありません。

移住する際、周りから批判を受けたかもしれません。
故郷を離れるという後ろめたさも、あるかもしれません。

それでも、何もないところへ飛び込む勇気は、
私が想像できない、すごい決心だと思います。

福島には、避難したくても出来ない方もいらっしゃいます。
逆に、福島を盛り上げようと、一生懸命頑張る人たちも沢山います。

私は何が言いたいかというと、
「あの原発事故によって、多くの方の人生が変わってしまった」
と言うことです。

私にできることは、蕎麦打ちです。

そこで、蕎麦会を開催し、福島と長野の人たちの、
交流を作りたいと考えました。

ここから何が生まれるかは分かりません。
でも、今思いつく事は、それだけです。

もちろん、私一人ではありません。
協力して下さる方がいてくれての話です。

場所は、大久保醸造店さんのご協力で、
以前、蕎麦会を開催した、古民家をお借りします。

また「炊き出し機動部隊みらい」の隊長、副隊長をはじめ、
メンバーも手伝いに来て下さいます。

私の父も、福島から長野に駆けつけます。

23日の12時、信州松本から、
また発信していきたいと思います。

宜しくお願い致します。

ヒロ!みんな!やるぜよ!



追伸:

ブログをご覧頂いた皆様へ

どんなご意見でもかまいません。
少しでも、震災について、一緒に感じて頂ければ幸いです。

批判されても、私たちは継続していきます。
笑われても、私たちは継続していきます。
無駄だと言われても、私たちは継続していきます。


少しでも「震災を風化させたくない!」
その想いだけが、私たちを動かしています。

たとえ「偽善者」と言われようと・・・。
  


Posted by カズキ at 12:00Comments(2)東北支援

2012年05月07日

集まろう!福島県人!

◆福島の『今』を見て、私達にできる事・・・。



私とヒロの、福島の『今』を、
リサーチする旅が終わりました。

本当に多くの事を見て、感じて、
胸が引き裂かれるようなこともありました。

その帰りの車中、二人で今後の事について、
話をしました。

「自分達に何が出来るだろうか?」

まずは、福島の現状を伝える事です。

手段としては、福島の仲間達を長野に招き、
講演の場を作ります。

実際に、福島の話を聞ける事はなかなかありません。
その中から、また新しい道が開けると思います。

もう一つ、私は考えていた事があります。

私は定期的に、出張そば会を開いています。

そこで、色んな方達と『輪』を作っています。

そして、私はひらめいたのです。

◆集まろう!福島県人!

現在、長野県には、福島県から避難をしてきたご家族が、
あちらこちらにいらっしゃいます。

私もご縁があり、
何組かのご家族と、お会いする機会がありました。

その中で、いろんな想いをお聞きしたのです。

「子供達のために、避難してきました。」
「周りに知り合いがいなくて、とても孤独なんです。」


そうなんです。

やはり、引っ越してきた方達は、
小さなお子さんを抱えていらっしゃるご家族が多いのです。

そして、やはり・・・『孤独』

私は考えました。

「同じ境遇にある方達のコミュニティーを作ろう!」

同じ悩みや、考え方など、
長野県に引っ越してきた方達の『輪』が出来れば、また新しい力になると考えたのです。

小さな事かもしれません。
でも、自分に出来る事は、そば打ちです。

6月!福島県の方を対象に、
そば会を開催します!

『人と人をつなぐそば打ち』

それが私の出来る事です。


追伸:

今回も、色んな方の支えがあり、
自分達は福島に行かせて頂く事が出来ました。

この事を無駄にはせず、
必ず次に活かしたいと考えています。

活動は、決して一人では出来ません。

一人ひとりの想いが、大きな力に変わります。

そして、忘れてはいけないのが『家族』の存在です。

何のために頑張れれるのか?
それは・・・

「この子たちに、素敵な未来を残したい!」

これは、誰もが願う親心なのかもしれません。

いつも支えてくれてありがとう・・・。.
父ちゃん頑張るよ!

  


Posted by カズキ at 12:00Comments(4)東北支援

2012年05月04日

原発20km圏内へ・・・

◆行くべきか・・・

南相馬市は、原発から約30kmに位置しています。

男山八幡神社を後にした私達は、
すぐそこまで来ている『原発20km圏内』へ足を踏み入れることにしました。

『伝えるのも支援』

その想いだけです。

国道6号線を南下していくと、
徐々に対向車は減って行きます。

そして、ようやく20km圏内付近に差し掛かりました。

私達は目を疑いました。

今まで、色んな場所を見させて頂きましたが、
ここは、まさに震災直後から変わっていないのです。

津波で流された車は、
今もなお国道沿いに放置されている。





本当に時が止まったかのようです。


国道沿いのガソリンスタンド・・・


未だに津波の水が引かない畑・・・


誰もいない街・・・


避難を呼びかけた消防車だろうか・・・


崩れたままの鳥居・・・


耳を澄ましても、
まったく物音ひとつない場所でした。

民家の間を、二匹のイノシシが、
駆け周っていたのがとても印象的です。

◆そこに命はありました

20km圏内を、車を走らせること1時間。

私は、目を疑いました。

目の前に、突然たくさんの『牛』が現れたのです。



あとで調べたところ、ここの牧場主は、
警戒区域に残る家畜を、殺処分する方針を国から通知を受けたそうです。

しかし、生きている家畜を、ただ殺処分するのではなく、
「放射能災害の予防に貢献するための、学術研究目的ならできるんじゃないか」
として 「希望の牧場~ふくしま~プロジェクト」を立ち上げたそうです。

そして、避難している二本松市から、
毎日2時間かけて、牛たちに餌を与えているそうです。

【希望の牧場記事⇒『ここをクリックして下さい』

【希望の牧場HP⇒『ここをクリックして下さい』

この事実さえ、報道されていません。
私も分かりませんでした。

何が良いとか悪いとかではありません。

もう少しだけ、メディアの方には、
東北に目を向けて頂きたいです。

そこから情報を得られない人達もいるのだから・・・。

そして、確かにそこには『命』がありました。

この牛たちが、未来のために、
役に立つ事を祈っています。

人災のために、簡単に命を奪うことは出来ません。

◆放射能の中で・・・

誰もいない街に長時間いると、
さすがに気がおかしくなります。

「そろそろ出よう!」と再び車を走らせます。

20km圏内から10分ほどで、
ようやく灯りが見えだします。

民家には、ポツリポツリと電気が灯っています。
しかし、その灯りはまばらです。

すぐそばには、太陽光で発電している、
『放射能測定器』がありました。



その値は「1.058マイクロシーベルト」・・・

避難したくても出来ない人、
その土地を離れたくないと言って住んでいる人。

色んな方がいます。

私からのお願いです。

せめて、批判だけはしないで下さい。
ここに住んでいる人たちは、同じ日本人です。

もし関心がないのであれば、
せめて悪口だけは言わないで下さい。

もし身近に福島から避難をしてきている方がいたら、
少しだけ優しくしてあげて下さい。

私もできることをやります。

今できること・・・。

『この現実を伝える!』

お忙しいところ、ブログを見て下さり、本当に有難うございます。

続く・・・。

《次回予告》

福島の『今』を見て、僕達にできる事・・・。  


Posted by カズキ at 21:00Comments(2)東北支援

2012年05月03日

福島県沖の『今』・・・

◆福島の『今』をリサーチせよ!・・・2日目

熱い夜から一夜明け、次の日は、
福島県の沿岸部『南相馬市』へ向かいました。

南相馬市は『炊出し機動部隊みらい』として、
昨年の11月に、炊出しを行った事があります。

【炊出し詳細⇒『ここをクリックして下さい』


私達は、その場所を提供して下さった、
男山八幡神社の宮司さんを訪ねてきました。

◆慣れ親しんだビーチを目指す

南相馬市へ向かう前に、私が20代前半の頃、
よく遊びに行った海水浴場へと向かいました。

その海水浴場は、松川浦といいます。
福島市の人間にとっては、とてもなじみがある場所です。

ある程度覚悟はしていましたが、
やはり実際に目の当たりにすると、言葉が出ません。







海岸線を走れる道路は、
見事に寸断されていました。





かつて松林だった場所は、見るかげもなく、
がれきの墓場と変わっていました。



そして、この松林の中にあった『相馬海浜自然の家』は、
やはり津波にのまれたまま、その姿を残していました。







何も変わっていない・・・。
これほどまでに遅いものなのか?
この現状を、なぜ報道してくれないのか?

私は、悔しくて悔しくて、
仕方がなかったです。

私達は、線香だけあげさせて頂きました。



◆南相馬市の現状

海岸線を見て来た後、
ようやく目的地の神社につきました。

私は、宮司さんとは初めてお逢いしましたが、
温かく出迎えて下さいました。

私達は早速、この地の現状をお聞きしました。

まず仮設住宅は、2300棟あり、
その大半が、原発から20km圏内の人達が住んでいるそうです。

今もなお、自宅に戻る事が出来ず、
そこでの生活を余儀なくされている。

さらに私は、とても悲しい現実を聞いたのです。

この仮設住宅の中でも、しがらみがあるということ。

原町、小高町、鹿島地区の方々が住んでいるのだが、
それぞれの地区でも、やっかみがあるというのです。


受給している金額の違いなどで、
言い争いもあるという現実。

この小さな街、同じ被災者同士が争っているという事が、
私にとって、とても衝撃的でした。


そんな中、宮司さんは、PTAの関係なども携わっており、
夏休みなどを利用して、南相馬の子供達に、
キャンプなどの誘致をお願いしている団体を立ち上げました。

そのおかげで、昨年は、多くの子供達が、
全国の協力者のおかげで、夏の思い出を作れたそうです。

今年も、企画をしているそうです。
私達も、長野県で誘致が出来るよう、話を進めたいと検討します。

このブログを読んで下さった方の中にも、
ご協力頂ければ幸いです。↓↓↓


【NPO 南相馬こどものつばさHP⇒http://kodomonotsubasa.com/

そして、やはり雇用の問題です。

地元で正社員を募集しても、
なかなか働き手の集まらないそうです。

被災者への一時的な受給が、その働く意欲を無くしているのも、
また一つの現実だそうです。

私達に何が出来るか?

宮司さんからは、地域のコミュニティーを作るのに、
縁日的な炊出しを、もう一度やって頂きたいと要望もありました。

ここで聞いた貴重な話を受け、
長野県に持ち帰り、早速検討したいと思います。

西さん!ありがとうございました!






追伸:


南相馬市の元気な姿も見れました。

『福幸商店街』と題して、
色んなショップが頑張っています。



私達も、早速ラーメンを頂きました。


なにか熱いものが込み上げてきました。

ここには一生懸命生きようとする人たちの、
生活もあるのです。

続く・・・。


≪次回予告≫

原発20km圏内へ・・・。  


Posted by カズキ at 21:00Comments(0)東北支援

2012年05月02日

福島と長野のかけはしを作る!

◆集う!男5人衆!

いよいよ長野の親友と、
福島の親友を紹介する時が来ました。

福島のボランティア団体『しきだん』から3人。
長野のボランティア団体『みらい』から2人です。

初めは、お互い緊張していましたが、
そんなものはすぐに消え去りました。

『熱い想い』だけが心の距離を解消してくれたのです。



◆福島の若者達

話が進むにつれ、リアルな現状を聞かせてもらいました。

まず、福島の若者についてです。(自分達も若者ですが・・・)

「福島を盛り上げよう!」と頑張っている人達も多いようです。
この日も、街コン「福コン」で、街は多くの若者で賑わっていました。



こうやって仕掛けをしているのは、若者達です!
実にすばらしい事です。

その逆に、仕事もせず、東電からのお金で、
ギャンブルに明け暮れているもの多いとのこと。

原発の事など興味もなく、自分達が頑張らねばと、
考える事すら無いようなのです。(全てが正しいわけではありませんが)

そこで『しきだん』では、若者でもやれば出来るんだと、
笑顔を作るんだと、3月11日に若者だけでイベントを開催しました。

【しきだんイベント詳細⇒『ここをクリックして下さい』

その中で、チャラチャラしていると思った子が、必死に盛り上げてくれたり、
女性が活躍したりと、イベントを通じて、多くのエネルギーを感じたそうです。

小さな輪は、大きな輪に変わる。

彼らが掲げるテーマ、
『1人の1000歩より、1000人の1歩』
は、こうして広がりを見せているのです。



そんな彼らとの話し合いの中で、
長野でも出来る事がありました。

1.福島の現状を福島の人間が発信して伝えること
  私達は、彼らを長野に招くことにします。

2.福島発信の音楽フェスを作ること
  長野と共同でイベントを企画します。


他にもできる事はあります。

まずは、ここから!

私達は、未来の子供達のために、
活動をスタートします!




追伸:

話し合いの後、長野の親友と、福島の親友は、
すっかり溶け込み、最後には昔からの仲間のようになっていました。



続く・・・。


≪次回予告≫

福島リサーチ2日目。

いよいよ海沿いに突入。
あの地域の『今』をお伝えします。
  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)東北支援

2012年05月01日

福島県の声を・・・

◆福島の『今』をリサーチせよ!・・・初日

私と親友のヒロは、
1泊2日で、福島を目指しました。

目的は、今後の被災地支援を踏まえた活動の中で、
現地の『声』を聞かせてもらうことです。

福島には、私達と同年で、
ボランティア活動している仲間がいます。

【過去ブログ参照⇒ 『ここをクリックして下さい』

私達は、彼らの活動と想いを聞き、
長野でも出来る事があれば、協力したいと考えたのです。

◆片道500kmの道のり



松本市から福島市までは、
車で5時間、約500kmの道のりがあります。

私とヒロは、お互いの想いをすり合わせ、
福島へと向かったのです。

どんな話し合いが出来るかは、
私達の想いにかかっている。

短い時間の中で、有意義な時間とするためには、
この『想い』がとても重要になってきます。


そして、5ヵ月ぶりに、
故郷福島に着きました。

◆福島の街並み



震災から約1年。

福島の街には、
いつもと変わらない日常が流れていました。

近くの公園には、桃、さくらんぼ、梅、桜が、
同時に咲き出し、春の訪れを知らせています。





こんなにも美しい自然が、
ここにはあるのです。

と同時に、一部の花見山では、放射線によって、
立ち入りが禁止されている事実もあるのです。

これが悲しい現実です。

◆除染作業員の資格

実家に着くと、
私の父と母が待っていてくれました。

とても元気そうでなによりです。

そんな中、私の父が、私に話を聞かせてくれました。

「放射能を除染する資格を取った」

とのことです。



私の父は、長年ハウスクリーニングの仕事をしていました。
その経験から、今回の除線の仕事を始めようと決めたそうです。

「俺はもう年寄りだ。これからの子供たちのために、
 少しでも役に立てるのなら、このくらいやってやる!」


と意気込んでいました。

もう一つ目に止まったものがあります。
それは新聞と新聞広告です。

新聞には毎日 『各地の放射線量』 と 『野菜のセシウム検査結果』  が、
掲載されています。

この事すら、県外に住んでいる私達は、
分からずにいました。

私はもっともっと故郷の『今』を、
知らなければならないと実感したのです。


続く・・・。

≪次回予告≫

いよいよ集まった、
福島と長野の熱き男達!

想いは一つ!

未来の子供達のために!
  


Posted by カズキ at 12:00Comments(2)東北支援

2012年04月27日

男同士の旅・・・

◆熱き男達が集まる!

明日の9時に松本を経ち、
私と、親友のヒロは、福島へと向かいます。

一泊二日の短い時間です。
有意義な時間にしたいと思います。

詳細は、追ってご連絡させて頂きます。

『人と人の繋がりを求めて・・・』

では!行ってまいります!

  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)東北支援

2012年04月09日

一人の1000歩より、1000人の一歩!

◆福島と長野を繋ぐ!



私の故郷は福島県です。
3月11日以降、私の大好きな故郷は、
生活が一変してしまいました。

震災後、私は長野の仲間達と、
色んなボランティア活動をさせて頂きました。

その中で強く感じたことは、
一年が経過し、支援の形は「物」から「心」へ変わりつつあることです。

長野には、福島から移住をしてきた、
ご家族が増えてきています。

私も実際に、
お話を聞かせて頂く機会がありました。

その生々しい話に、
耳を塞ぎたくなる時もあります。

私は、出来ることは小さいけれど、
何か出来ないかと常に考えています。

◆福島の同志達

時を同じくして、
やはり福島でも活動的に動いている団体があります。

それが、私と同じ年の同年生たちが作り上げた団体 『しきだん』 です。
【しきだんオフィシャルブログは⇒ 『ここをクリックして下さい』

彼らは、若者でもやれば出来る!と、
福島にいながら、色んな支援を考えています。

福島をまずは盛り上げよう!と、
とても必死です。

私は、この仲間達と、長野の仲間達を引き合わせて、
お互いにディスカッションを行い、
今後の未来について、語り合いたいと考えています。

◆意味があるのか?

この活動に、本当に意味があるのかと言われることもあります。

私は、蕎麦屋の開業も自分の中で、
とても大事なことです。

これは、絶対に変わることはありません。

しかし、このような活動の中に、
自分が求めている大事なものがあると感じています。

美味しいそばを、
こだわりのそばを出すのは当たり前です。

私はそれ以上に、
『人と繋がり合うこと』 を常に意識しています。

実際に活動を繰り返していくと、
目に見えないものが、不思議な力に変わり、
そして、自分がそばを打つ意味が、分かってくる気がするのです。

生意気かもしれません。
間違っているかもしれません。
鼻で笑われるかもしれません。
逆に批判されるかもしれません。

でも 『今』 しか出来ないこともあります。

この 『今』 築き上げられた人と人の繋がりが、
将来、絶対的な繋がりに変わると信じています。

だからと言って、
決して見返りを求めているわけではありません。

厳しく批判されても、
もう少しチャレンジしたいのです。

妻にも話をさせて頂きました。

彼女は、優しく私の背中を押してくれます。

いつも申し訳ないと思う反面、
本当に彼女には感謝しています。

まずは4月下旬!
故郷福島へ、私は仲間と向かいます。


追伸:

私はいつも東北を想っています。
そして、福島を想っています。

その想いを、私の仲間が共感してくれて、
このような形で応援してもらえるようになりました。

小さな力が大きな力に変わる。

『一人の1000歩より、1000人の一歩』

友人の教えです。



頑張っぺ!!!  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)東北支援

2012年04月02日

私が続けてきた3つの行動・・・

◆ボランティア活動の話を聞かせて下さい!



私が依頼を受けたのは、昨年の12月のことです。
伊那谷の経営者クラスの方々が集まる、ある勉強会での講話の依頼です。

私は、はじめはお断りさせて頂きました。

なぜなら、そんな大先輩の前で、お話をさせて頂くことなんて、
とてもとても自信がなかったのです。

「なぜ私がですか?」

という質問に対して、

「塙くんの活動は、噂で聞いていたよ。震災を少しでも忘れさせないように、
ぜひ生の声を聞かせてほしい。」


私は、そう言って下さった事に関して、感謝させて頂くとともに、

『伝えるのも支援!』

と、もう一度思い返し、この依頼を受けました。

◆一番伝えたいのは何なのか?

今回の講話の時間は、40分です。
人前で40分を話すということは、とても大変なことです。

お酒の席で、ずるずる話をするのは、簡単です。
しかし、それでは想いが伝わりません。

そこで、考えを何度も何度もまとめました。

・聞き手は誰か?

ここを改めてイメージし、
話の内容を決めます。

講話のテーマは、なるべく分かりやすいように、
「被災地の現状」~私たちにできること~
と決めました。

被災地での、炊出しの活動や、
被災者の声などをお伝えしたいと思いました。

そのためには、言葉だけではなく、『目で感じる』ためにも、
『写真』のスライドを準備させて頂きました。

そして、もっと重要な事が、
これからの事です。

まだまだ復興に時間がかかるのは確かです。

そこをしっかりとお話しさせて頂こう!と決めました。

◆私達は忘れない・・・

講話当日です。

開始時間が、朝6時からということで、
私は4時半に目が覚めました。

初めは緊張はしました。

でも、事前に準備が出来ていたので、
焦る事はありません。

当日は、約20名の方が、足を運んで下さいました。

私は、しっかりと想いを伝えることに気持ちを集中します。



【1 自己紹介】   
 なぜ福島県出身の自分が、長野県に住んでいるのか?

【2 大震災を受けて】
 どのような活動を行ったか?現地の声は?

【3 これからの支援】
 今後必要な事は何なのか?


と3つに分けてお話をさせて頂きました。

内容については、過去のブログを読んで頂ければ、
分かると思いますので、省略させて頂きます。

【1 自己紹介】については・・・『ここをクリックして下さい』

【2 大震災を受けて】については・・・『ここをクリックして下さい』

【3 これからの支援】については・・・『ここをクリックして下さい』


私が3つだけ大切な事だと思って、
続けてきた事があります。

それが、良いとか悪いとかではありません。
私が良いと思ってやっている事です。



1.行動・・・
一歩踏み出す勇気を持って、まずは行動を起こす!

2.出逢い・・・
その行動によって、新しい出逢いが生まれる!

3.感謝・・・
その出逢いを、しっかりと形に表して感謝する!


私は、この3つをいつもイメージして活動しています。
何度も言いますが、良いとか悪いとかではありません。

なにを若造が偉そうに!
と言われても、仕方がありません。

でも、この3つだけを信じてやってこれた結果が、
現在の私を作っていると思います。

「自分の信念を持て!」

私の師、そば屋の親方の教えです。

◆これから大切になってくるもの

これは、私個人の意見です。
賛同して下さいとも言いません。

私は、この物があふれた社会の中で、
やはり、心の豊かさが、もっと必要になってくると考えています。

『行動力のあるリーダーシップ』
『人と人の繋がりの大切さ』
『感謝する心』


私も、色んな活動をさせて頂く中で、
様々な諸先輩方を見て、いつも勉強させて頂いてます。

私はまだまだ未熟者です。

でも、この時代に生まれたからこそ、
出来る事は沢山あると考えています。

震災についてもそうです。
子供達の未来についてもそうです。

そして、そば屋開業への想いも同じです。

どんな形が、自分に合っているのか?
様々な活動を通じて、見えてきた気がします。



追伸:

この度は、このような機会を与えて下さり、
本当にありがとうございました。

この場をお借りして、
改めてお礼を述べさせて頂きます。

今回も、沢山の学びがありました。
伝えることの大切さと、難しさです。

伝えることは、
どんな場面でも必要になってきます。

そしてやはり、繋がりの大切さですね!

今回の講話にも、朝早くから来て下さった、
諸先輩方が沢山いらっしゃいました。

「カズキを応援しよう!」

そうやって、いつも後押ししてくれる、
あのお二人の姿も・・・。



感謝・・・。

  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)東北支援

2012年03月14日

奇跡の一夜・・・

◆2012年3月10日 
『復興支援イベント みらい』 開催!


「被災地の現状、被災者の声を、そして支援の活動を少しでもみんなに伝えたい!」



東北のボランティアを通じて、
ある一人の男の想いから企画されたこのイベント。

その想いに、多くのアーティストが賛同して下さいました。
そして、世代を超えた200人以上のお客様が、足を運んでくれたのです。

故郷、福島県からも、私の両親が6時間かけて、このイベントに来てくれました。

◆それぞれの想い



私は、このイベントの開催の挨拶をさせて頂きました。

どのように話をしたら、想いが伝えられるかと考えましたが、
飾らず自分の言葉で表現しようと、心に決めました。

「東北のことを、少しだけでも想って頂きたい!」
「人と人のつながりの大切さを、ここから発信していきたい!」


この二つだけは、しっかりと伝えたかったのです。

そして、来て下さったアーティストさんも、
自分の想いを語り、歌や音楽、踊りで表現して頂きました。



涙で想いを訴えるアーティストさんも・・・



笑顔と繋がりを発信するグループも・・・



熱いサウンドを奏でるバンドさんも・・・



会場も一体となり、それぞれの想いで、音楽に耳を傾けていました。
お客様の中には、涙を流して聞いて下さる方も見うけられました。



私の父も、胸が熱くなっています。



時間が立つのは、本当にあっという間です。

イベントの最後に、松本市を中心としたボランティア団体
『炊き出し機動部隊みらい』
の代表代理として 『茅野俊幸』さんにお話をして頂きました。



茅野さんは、松本市にある「曹洞宗瑞松寺」の副住職で、
過去にも、様々なボランティア活動を行ってきました。

もちろん今回の『東日本大震災』でも、レストランどんぐりの浅田隊長とともに、
炊き出しの指揮を揮って下さいました。

◆まずはここから・・・

震災後、皆さんも感じたと思います。
これからの日本に必要なものは「心の豊かさ」であること。

戦後日本を支えてきたのは、日本人が大切にしてきた、
「心意気」「支え合い」「感謝」「繋がり」そして「大和魂」・・・

当たり前なことが、なかなか出来なくなってしまいました。
私もこの震災で、改めて気付かされた気がします。

「まずはここから発信しよう!」

と、東北に届くように、みんなで声を大にして叫びました。

「行くぞ!松本!!!」
「おーーー!!!」




まさに、会場が一つになった瞬間です!

◆感謝の一言

こうして『復興支援イベント みらい』は幕を閉じました。

お客様からは、

「参加出来てよかった!」
「想いが伝わった!」
「自分も被災地のボランティアに行きたい!」
「主催してくれてありがとう!」


と声を掛けて頂くことが出来ました。

お礼を言いたいのは、私たちの方です。

本当に本当に多くの方が、賛同して下さいました。
アーティストの皆様、ボランティアスタッフの皆さん、
会場をお貸し頂いた「モールホール」と「GNU(ヌー)」の皆さん、
そして会場に足を運んでくれた皆さん。

本当にありがとうございました。
スタッフを代表し、この場をお借りして、お礼を述べさせて頂きます。

人と人の繋がりは無限です。
そのことを改めて実感した、まさに『奇跡の一夜』となりました。

私たちは、いつも東北を想っています。





改めてご紹介します。
彼が今回のイベントの主催者である、私の親友『横澤弘典』です。

ヒロ!本当にお疲れさん!
そして、これからもよろしくな!!!



追伸:

今回のチケットの売上金、そして当日の募金による収益を合わせると、
¥551,925  となりました。
沢山のご協力、ありがとうございました。

皆さんの想いは、松本市を中心としたボランティア団体、
『炊き出し機動部隊みらい』
の活動費として、被災地の笑顔に変えさせて頂きます。

なお準備不足により、集合写真を撮り忘れました。
ご紹介できなかった皆様・・・本当に申し訳ございませんでした。



<次回予告>

イベントを終えて・・・

それぞれのスタート。
  


Posted by カズキ at 12:00Comments(2)東北支援