2012年07月01日

福島と長野の架け橋

◆人と人を繋ぐ会 福島の会

福島と長野の架け橋

2012年6月23日。
長野県松本市で開催された、福島と長野を繋ぐ蕎麦会。

きっかけは、被災地のボランティア活動の中にありました。

私は、仲間達と共に、昨年から炊き出しの活動をさせて頂きました。
モノの支援から、心の支援へ・・・。

活動していく中で、自分達が出来ることを、
一つずつやっていこうと決めたのです。

◆移住された福島のご家族たち

今年に入って、あるイベントをきっかけに、
福島から、長野に移住をしているご家族に会いました。

私は話を聞く中で、このご家族たちが抱えている孤独感や、
移住をした決意などを知ることが出来ました。

長野県には、まだまだ孤独に頑張っているご家族も、
たくさんいらっしゃるということも、教えて頂きました。

福島県出身の私にとって、いったい何ができるかと、
ずっとずっと考えていました。

そこで、私は仲間達と相談して、福島の方を対象に、蕎麦会を開き、
長野の方とのコミュニティーを作ろうと決めたのです。

そしてこの日、2ヶ月越しの企画が、ようやく実現しました。

◆頑張ろうなんて言えません・・・

今日は、十割そばと夏野菜の天ぷらにしました。
福島と長野の架け橋
福島と長野の架け橋


会が始まると、子供達も、大人達も、
福島も長野も関係なく、そこにはたくさんの笑顔が溢れました。

福島からは、わざわざ私の父も駆けつけてくれました。
だいぶお馴染になり、久しぶりに再会した住職さんと意気投合していました。

福島と長野の架け橋

一通り食事を済ませた後は、
各々に自己紹介をして頂きました。

中でも、いつも蕎麦会を手伝って下さる、
逢沢さんご夫妻のお言葉が、胸に響きました。

「福島の皆さん。もう頑張ってとは言いません。いっぱい頑張ってきたのですから。これからは、子供達が少しでも楽しい時を過ごせるように、そして、一刻も早く復興できるように願っています。」

そうです。頑張ってとは言えないのです。
一杯考えて悩んで、そして頑張ってきたのですから。

福島と長野の架け橋

福島の方が一言・・・。

「こうやって苦しみを気軽に話が出来る仲間に出会えて、本当に良かった」

この一言が、私がこの蕎麦会で、一番大切にしていた事です。

次回からの企画は、是非みんなで創り上げていきましょう!!!
ここから発信するのです!!!  みんなでやりましょう!!!


行くぞーーーー福島ーーーー!!!!!

福島と長野の架け橋

次回の福島の会も、こうご期待下さい!!!

追伸:

いつもながら、今回の福島の会は、また違った感動がありました。
「同郷」
それだけで、心が通じ合う不思議さ。

きっと心の温度が、同じなんですね!

ご協力頂いた皆さん。
今回もありがとうございました。

感謝・・・。



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Posted by カズキ at 12:00│Comments(0)東北支援
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