2020年03月28日

「KAGOME」×「木鶏」

◆瞬間を大切に生きる人

今年の1月から2月にかけて、橋倉シェフが木鶏に来て頂いていたのは、以前のブログにてご紹介しました。

橋倉さんは、富士見町にある「カゴメ野菜生活ファーム富士見」にあるレストランのシェフとして働いています。

先日、橋倉シェフの上司にあたる、田中シェフが木鶏に来て下さいました。カウンター越しに料理の話や、イタリアンの調理など、感覚的にこの方とは気持ちが合うなと思ったんです。

何か面白いことやりたいですね!と話が盛り上がり、とりあえずそば粉を使ったピザを作ってみたい、ということで、木鶏の製粉したてのそば粉を持って帰って頂きました。

それから一週間後、田中シェフから連絡が入り、早速ピザを試作したから食べて欲しい!と、昨夜、橋倉さんとスタッフさんと四人で来て下さいました!

そば粉を入れることにより、ガリっとしたピザ生地は、とても美味しかったです!このスピード感は、素晴らしいですよね!

最近、物事がスムーズに進む時って、その瞬間を大切に生きている方と創り上げていくんだなと思っています!

この秋に、KAGOMEさんと、1日限定のコラボ企画を開催させて頂けることになりました!!!詳しくはまた後日!!!ワクワクしますねー!!!



「人と人を繋ぐ蕎麦屋でありたい」

このご縁に心から感謝です!

追伸・コロナウィルスが、一刻も早く落ち着いて、日本中、そして世界中の人達が安心して日々の暮らしを取り戻せること、心から願っています。

私達飲食店も、最大限の注意を払いながら、この危機をみんなで乗り越えていきたいです。

私の最近は、未来に向けて今から基盤を作ることに重きを置いています。

この地道な活動が、きっと将来の役に立つと信じているからです。  

Posted by カズキ at 08:06Comments(0)そば会

2020年02月26日

信州で「しか」食べられない蕎麦を創りたい!

◆無邪気な料理人「橋倉シェフ」×情熱のそば職人「塙和貴」

2月24日。

1月から2月いっぱいまで、木鶏のヘルプとして、調理場を支えてくださった橋倉シェフと、面白いことをしよう!ということで、一夜限りのコラボディナーを企画しました!



テーマは、蕎麦を使った橋倉シェフ料理です!橋倉さんは、フレンチ、イタリアンの土台を持ち合わせていらっしゃるので、表現の幅が広く、引き出しがたくさんあります!

わずかな時間でしたが、一緒に仕事をさせて頂けて、洋食のエッセンスを学ばせてもらうことが出来ました!!!

この夜、集まって下さったのは10名です!こじんまりとした会も、お客様同士の距離感が近くていいですよね♪

≪前菜 そば煎餅の長いも二種チーズのペースト≫



小さなそばがきを、薄くサンドして焼くフライパンを使って、カリっと仕上げます!山形村産の長いもを使った二種類のチーズのソースが絶妙です!

≪スープ ミレストローネ木鶏スタイル≫



つなぎにそば粉を使い、軽くボイルしたそばの実を、スープで煮詰めることによって、蕎麦屋スタイルに!洋食のスープにも、そばは合うんですよね!

≪魚料理 シナノユキマスのそばの実ムニエル 二種バターソース≫



信州特産のシナノユキマスという淡白な川魚を生かすために、味付けはシンプルにと心掛けました。

塩で下味を付け、粗く潰したそばの実をまぶし、ゆっくり火を入れ、仕上がりの実がカリっと食感を楽しめるようにしました!ソースは、木鶏の蕎麦つゆをベースにエシャロットを加えたソースも!

≪肉料理 信州吟醸豚ヒレ肉の低温調理≫



脂の少ないヒレ肉を、下味を付けてゆっくりと低温調理で肉の旨味を閉じ込め、野菜出汁と仔牛のソース、干し柿のソースで楽しんで頂きました!そこに加え、酸味のエッセンスに、焼キンカン、フレッシュ文旦を添えました!

≪蕎麦 鹿南蛮そば≫



鹿の骨から丁寧にあくを取りながら仕上げた鹿だしと、木鶏の濃厚かつおだしをブレンド!鹿の滋味とかつおだしの香りが、とにかく最高のバランスに仕上がりました!!!

ずっと作りたかったメニューだったので、この鹿南蛮そばを作る下処理は、とても勉強になりました!!!

料理を生み出すまで、時間がない中でのチャレンジでした!今思えば、本当にめちゃくちゃ楽しかったです!やっぱり異業種同士のコラボは、学びが多いですね!!!

ご参加下さった皆様!そして橋倉シェフ!鹿肉、鹿ガラを提供して下さった「山崎商店」さんには、この場をお借りして、心から心からお礼を申し上げます!!!



◆ここで「しか」食べられない蕎麦!

明日から、橋倉シェフと創り出した「鹿南蛮そば」を、限定でメニュー化します!つゆがなくなり次第終了とさせて頂きます!是非この機会にお出かけ下さいね!

ここで「しか」・・・ここで「鹿」・・・(笑)


鹿南蛮そば・・・1,500円(税別)
あなたも、この新しい美味しさを感じて頂きたいです!

【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」
  

Posted by カズキ at 22:45Comments(0)そば会

2020年02月10日

「無邪気な料理人」×「情熱のそば職人」コラボ企画!

◆7年ぶりのそば会です!

長野県富士見町にある、カゴメ株式会社は、昨年4月に「カゴメ野菜生活ファーム富士見」をオープンさせました。

コンセプトは、「農業・工業・観光」が一体化した体験型「野菜のテーマパーク」で、八ヶ岳の雄大な自然を背景に、野菜と豊かにふれあいながら、農業や食、このエリアの魅力を体験できるユニークさが特徴だそうです。

この施設内にあるレストランに、橋倉シェフが勤めています。

橋倉シェフとの出逢いは、今から8年くらい前に、フェイスブックを通じて知り合いになりました。東日本大震災後、東北に、そして福島に想いを寄せて下さった橋倉シェフと一緒に、そば会を企画したのが7年前の出来事です!


【過去イベント詳細はここをクリック

昨年、橋倉シェフから連絡があり、カゴメ野菜生活ファームのレストランが、冬季休業になり、まとまった時間があるから、公休を使ってそば打ちの勉強をさせてもらえないかと依頼がありました。

自分も、また橋倉シェフと働けることで、色んな勉強になると思ったので、お願いをしました!世界観の違うシェフと仕事をやらせてできる機会なんてありませんからね!

一緒に仕事をしていく中で、やっぱり面白い方だなーっと思いました。知識が豊富で、いつも学びたいと思う姿勢というか、無邪気な感じも橋倉シェフの魅力ですよね!

そんな無邪気な料理人「橋倉シェフ」と、情熱の塊のそば職人「塙和貴」が、7年ぶりにそば会を企画します!!!

≪人と人を繋ぐそば会 in 木鶏≫
「橋倉シェフ」×「そば処木鶏」


日時:2020年2月24日(月・祝)
17時40分~受付開始 18時~スタート 21時 中締め予定
場所:そば処木鶏
住所:長野県東筑摩郡山形村5511-7
会費:料理 5,000円(税込)
お酒飲まれる方+2,000円(税込・飲み放題)
お酒飲まれない方+1,000円(税込・飲み放題)
料理内容:前菜・スープ・魚料理・肉料理・蕎麦・デザート
定員:10名(先着順)

今回は、長野県食材にテーマを置き、それぞれに「そば」を使って、素材感を楽しんで頂ける料理にしたいと思っています!楽しみにしていてくださいね!

ご予約は、
【そば処木鶏⇒0263-98-2099】
にお電話いただくか、フェイスブックをご利用の方は、各店主まで直接メッセージをお願いいたします!

「人と人をつなぐ蕎麦屋でありたい」



このイベントから、また素敵な出逢いが生まれることを願っています!!!

追伸:

世界一の美食の街「サンセバスティアン」で学んだことも、皆さんにお話しできればと思っています!




【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」
  

Posted by カズキ at 11:20Comments(0)そば会

2019年11月22日

「夫婦円満」がすべてのもと!

※お陰様で定員に達したので募集を締め切らせて頂きます!

◆第三回「町田ナイト」は町田一家で!

11月17日。

この日は、木鶏にそばの勉強に来ている、町田哲也さんの料理を楽しむ会です。今回で、三回目の開催となりますが、初めて哲さんの奥様がサービスに入って下さいました!着物がとてもお似合いですね!少し緊張気味かな?



始めに、お二人から挨拶を頂き、イベントスタートです!



今回の哲さんの料理テーマは「そば懐石」です。

【日本料理 そば懐石「紡~つむぎ~」】という屋号に、そば懐石とありますが、いったいそば懐石とは何ぞや?と、疑問に思い、調べてみても、定義がわからずモヤモヤしていたそうです。

そばを今まで学んだ日本料理の技法を使って、表現したい!ということで、哲さんはテーマを決めたのです!

【料理内容】

≪先付≫
・そば豆腐



≪八寸≫
・柿の白和え わかさぎのそばフレーク揚げ 自家製カラスミ など



≪椀物≫
・揚げそばがき ジャガイモすり流し



≪そば寿司≫



≪しのぎ≫
・牡蠣のそばの実雑炊



≪鍋物≫
・信州牛と牛蒡鍋



≪そば≫
・山形村産乗鞍在来由来 玄挽き田舎そば二種








お客様には、何も言わず提供して、食べ終わった後に、種明かしをします。
今回は、挽き方、打ち方は同じで、三日熟成と、打ちたての食べ比べです。お客様の反応が、とても面白かったです!!!

≪デザート≫
・和菓子 お抹茶



最後の締めに、お抹茶を頂けるのは、とても嬉しいですよね!!!

◆お客様の「声」を聴くこと

一通り、食事を済ませた後は、今回も率直なご意見を、お客様から町田さん夫妻にお話し頂きました。その感想は、お二人の表情からご想像頂けると思います!



来年、このお二人が、木鶏ではなく、自分のお店でお客様をおもてなしして下さいます!少し寂しい気持ちもありますが、それ以上に、関わらせて頂けたことが何よりの喜びです!!!



日曜日のお忙しい中、お集まり頂きありがとうございました!!!私も含め、この日の経験をいかし、また最高の料理を作る糧にしていきたいと思います!!!



「今夜も!つむぎ!!!」

◆町田ナイトファイナルの詳細です!

12月8日は、いよいよ最後の町田ナイトです!テーマをどうするか話をしていたら、哲さんからの提案で、私とコラボという形でやってみませんかと相談がありました。

この半年間、一緒に仕事をさせて頂いた哲さんとのコラボ!また勉強させて頂けるチャンスですね!



≪町田ナイトファイナル 「紡」×「木鶏」≫
日時:12月8日(日)
受付 17時45分 開宴18時〜 中締め21時予定
参加費:料理5000円(税別)+飲み物代
定員:20名(先着順)
場所:そば処木鶏
住所:長野県東筑摩郡山形村5511-7
地図:「ここをクリック」

お申込方法は⇒
【そば処木鶏⇒0263-98-2099】
までお電話いただき、町田ナイトに参加したい!とお申し込みください。

フェイスブックをご利用の方は、私まで直接メッセージを送って頂くか、木鶏のフェイスブックページからご連絡くださいね!大切なことなので、もう一度ご連絡します!今回、哲さんと一緒に料理を作りこみ、おもてなしさせて頂くお客様は、限定20名様です!

噂をかぎつけて、早くもお席が埋まりそうです!もし少しでもご興味があれば、是非お出かけ下さい!あなたからのご連絡をお待ちしております!!!

追伸:

よくお客様から、夫婦仲がいいお店は、うまくいっているお店が多いとお聞きします。町田さん夫妻も、とっても仲が良く、きっと素晴らしいお店になられると思っています!オープンが楽しみですね!!!



【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」


【写真提供 小松さん】  
タグ :町田ナイト


Posted by カズキ at 06:50Comments(0)そば会

2019年10月18日

いよいよ「美人女将」の登場です!!!

◆第三回「町田ナイト」のご案内です!!!

この7月から、木鶏に蕎麦を習いに来て下さってる町田哲也さん!来春、蕎麦会席のお店を開業予定です!その町田さんの料理と蕎麦を楽しむ会を、月一で企画しています!密かに人気企画となり、過去二回とも、大盛会でした!

第三回は、哲さんの奥さん、つまり未来の女将さんがサービスに入ってくれます!女将さんのお店に対する想いも、是非お聞きしたいですね!!!



次回は、どんなご縁、想いが紡がれていくか楽しみです!!!それではイベントの詳細です!!!

≪第三回 町田ナイト≫

日時:11月17日(日) 
受付 17時45分 開宴18時〜 中締め21時予定
参加費:料理5000円(税別)+飲み物代
定員:10名(先着順)
場所:そば処木鶏
住所:長野県東筑摩郡山形村5511-7
地図:「ここをクリック」


お申込方法は⇒
【そば処木鶏⇒0263-98-2099】
までお電話いただき、町田ナイトに参加したい!とお申し込みください。

フェイスブックをご利用の方は、私まで直接メッセージを送って頂くか、木鶏のフェイスブックページからご連絡くださいね!それでは、あなたからのご連絡をお待ちしております!!!


町田さんのお店「日本料理 そば懐石「紡(つむぎ)」は、人に寄り添ったお店作りをコンセプトに、現在長野市で開業予定です!ぜひ町田夫妻の想いを、料理、サービスを通じて感じて頂けたら幸いです!

【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」


  

Posted by カズキ at 16:00Comments(0)そば会

2019年10月14日

心の底から「美味しかった」の声!

◆第二回「町田ナイト」開催!

10月6日(日)。

7月からそば打ちの勉強に来ている料理人、町田哲也さんの世界観を楽しんで頂こうと企画されている「町田ナイト」も、第二回となりました。



今回は、来年開業予定のお店をイメージして、テーマを「実践」と掲げ料理の組み立てをしました!

【料理内容】

≪先付≫
・えごま豆腐




≪八寸≫
・柿白和え 菊菜と菊のお浸し マコモ茸おかき揚げ 丸十レモン煮 茗荷寿司 ビーツせんべい カラスミ炙り



≪お椀≫
・焼き鈴ヶ沢なす 松茸




≪凌ぎ≫
・小布施栗おこわ




≪焼物≫
・信州牛ステーキ りんごソース




≪炊き合わせ≫
・山形村産長芋 炒り出し そばの実あん




≪食事≫
・戸隠在来十割そば 哲さん自家製そばつゆ




≪デザート≫
・和菓子 お抹茶




◆「美味しい」は料理人をダメにする!

食事を一通り食べて頂いたあと、最後に一言ずつ料理の感想、感じたことなどシェアリングして頂きました!皆さんは、本当にどれも美味しかった~!と心から感想を述べていました。

参加者の中には、フレンチのシェフもいらっしゃったのですが、的確なアドバイスというか、それはまたいいご意見だったと思います!

私は以前、ブログで「美味しい」は料理人をダメにすると書いたことがあります。それは、そこで満足してしまっては、次の成長に繋がらないからだと思っていたからです。

でも、この日の「美味しかった」は、心の底からの感想でしたね!哲さんも奢ることなく、自信になりましたと言ってました!私もまた、哲さんの仕事を見させて頂き、勉強になりました!!!

今夜も紡ぎ!



町田さんのお店「日本料理 そば懐石「紡(つむぎ)」は、人に寄り添ったお店作りをコンセプトに、長野市で、来年、新緑の季節に開業予定です!ぜひ応援をよろしくお願いいたします!!!

第三回の告知をお見逃しなく!!!

追伸:

本当の応援者とは、とことん付き合うと決めたら、最後まで付き合いきることなのかもしれません。

第一回の町田ナイトから参加の高橋さん!哲さんと杯を交わす姿は、なんとも言葉になりませんでした・・・。
(写真はないけど、池澤さんも第一回からの参加です!)



【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」
  
タグ :町田ナイト


Posted by カズキ at 20:00Comments(0)そば会

2019年10月07日

「フレンチ」×「蕎麦」の可能性!

◆心のすり合わせの大切さ

9月25日。

この日は、フレンチレストラン「ラトリエ・スズキ」さんと「そば処木鶏」のコラボイベントでした!平日にもかかわらず、14名の方が参加して下さいました!

一週間前に、家族、スタッフ、そして鈴木シェフを紹介して下さった健さんを招待して、オペレーションも確認しながら試食会を開催しました。



この日の反省点をしっかりと生かし、お互いの心のすり合わせも出来たので、当日はバッチリでした!!!息の合った厨房での動き!!!



1、前菜 蕎麦の湯葉包みサラダ仕立て

そばを茹で、かけつゆと綿実油で下味をつけ、湯葉に、そばとかつおだしのジュレ、刻んだ野菜を入れて包みました。ビネグレットソースを添えて。



2、スープ アミ海老とそばの実のスープ

アミ海老をベースにしたスープです。ボイルしたそばの実、揚げたそばで異なった食感を楽しんで頂きます。



3、肉料理 上田産信州太郎ぽーくのそば巻きハンバーグ

信州太郎ぽーくで、ハンバーグの種を作り、そばの生地で巻きます。フライパンで香ばしく焼いてから、低温に設定したオーブンでゆっくり仕上げていきます。そば生地のカリっと感と、肉のジューシーさが最高です。かつおだしの餡かけソースと、バジル、わさびがよく合います!



4、メイン 山形村産田舎そばのぎたろう軍鶏と豊科玉ねぎソース



田舎そばを平打ちに仕上げ、ゆでた後に、もりつゆと綿実油で合わせ、フライパンで軽くなじませます。そこへ、低温調理したぎたろう軍鶏、ほうれん草と舞茸をソテーし、玉ねぎソースを絡めて食べて頂きます。

5、デザート 揚げそばがきのカスタード ときめきソース



粗挽きのそば粉でそばがきを作り、油で揚げます。揚げたそばがきの間に、甘さ控えめのカスタードをサンドします。ソースは、和と仏の共演ということで、そばのかえしを使った塩味のソースと、ブルーベリーを使った甘味のソースを添えました。

◆「1+1=2」ではない!

お客様からは、今まで食べたことがない一品一品の完成度に、驚きと喜びの声を頂きました。私自身、このような形に仕上がるとは、思ってもいませんでした。

それもこれも、鈴木シェフと、何度も何度も事前に打ち合わせが出来たからだと思います!業界の枠を超えて、創り上げることが出来た喜びは、なんとも言葉になりませんでした!!!

一度きりではなく、第二回、三回と定期的に開催してほしいと話を頂きました!また、機会を作って実現出来たらなと考えています!!!

鈴木シェフ!そして、奥様の香さん!ご参加いただいた皆様!今回も、最高に幸せなひと時をありがとうございました!!!



「人と人を繋ぐ蕎麦屋でありたい」

今回の経験から、溢れ出す情熱がまた高まり、次なるステージが見えてきた気がします。松本平の飲食店同士が、もっとワクワクしながら混ざり合ったら、どんなに素晴らしいものが創り出されるのか?カズキのチャレンジは、まだまだ続きます!!!



【ラトリエ・スズキ】

住所:長野県松本市大手4丁目3−15
地図:「ここをクリック」
電話:0263‐34‐3999
HP:「ここをクリック」


【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」

  


Posted by カズキ at 22:00Comments(0)そば会

2019年09月21日

「美味しい!」は、料理人をダメにする!

◆「フレンチ」×「蕎麦」の可能性を探求する!

9月18日。

この日は、昼営業を終え、松本市にあるフレンチレストラン「ラトリエ・スズキ」さんで、来週25日のコラボイベントのために、試作会を企画しました。

フレンチと蕎麦のコラボなんて、自分も経験したことがないので、一度、料理の作り込みをしようと、鈴木シェフと話になりました。

せっかくなので、普段なかなかイベントに参加できない子供たち、そして、提供側の立場の女将さんとスタッフ家族を招待しました!

また、鈴木シェフと私を繋げて下さった健さんにも、ご意見を頂こうと、お忙しい中、足を運んで頂きました!

25日のイベントをイメージして、オペレーション、味の確認など、二人の本気が混ざり合います!



前菜からデザートまで、5品を提供します!

「美味しい!は、料理人をダメにする」

昔お世話にあった料理長が、私に教えて下さった言葉です。

私たちは料理人です。美味しいものを作るのは、当たり前のことなんです。

そこで、美味しい!と言って頂けることは、とてもありがたいことなんですが、それで満足してしまえば、成長できません。

その中でも、もっといいものを創るために、お客様の本当の声に耳を傾けられるか?そこにヒントがあると思います。

今回も、もっと工夫をしなければならないポイントが見つけ出せました!ご参加下さった皆さん!貴重なご意見ありがとうございました!!!




追伸:

試食会の後、健さんと鈴木シェフと、緑町にある「うどん酒場 勝利」さんへ行きました。

お酒を交わしながら、また色んな話が出来て、とても有意義な時間になりました!鈴木シェフとも、心と心の距離が近くなった気がしました!

やっぱり、忘れてはいけないことは「人と人の繋がり」をどれだけ本気で大切にできるかですかね!

私には、大切なことを教えて下さる素敵な先輩方がいらっしゃるので、とてもありがたいことです!!!25日のイベントに向けて、ブラッシュアップしていきたいと思います!!!

【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」

  

Posted by カズキ at 08:45Comments(0)そば会

2019年09月14日

豊橋と信州の架け橋!

◆いざ!豊橋へ!!!

9月8日。

昼営業後を終え、私と信州サーモンの生産者、郷津さんは、豊橋へと向かいました。郷津さんとは、昨年、豊橋で開催された神木会がきっかけで知り合いました。







【詳しくはブログで⇒「ここをクリック」

前回は、私一人の参加でしたが、今回はぜひ、郷津さんも一緒にとお誘いがあり、二人で行くことになったのです!郷津さんとは、1981年生まれの同じ年です!車中の会話では、同世代ということもあり、かなり話が盛り上がりました(笑)

あっという間の4時間ドライブ!今夜の目的地「讃岐 骨付き鶏 喜聞屋」さんへ!前回、イベントに来て下さってから、私もずっと伺いたかったお店です!マスターと女将さんのお人柄がとても素敵なんです!



ずっと食べたかった讃岐名物「骨付き鳥」は、ビールのおともに最高です!!!すげーーー旨いっす!!!!



この後は、約一年ぶりに再会した神木さんと、そして豊橋の皆さんと、楽しい夜の時間が流れていったのでした♪♪♪

◆知らない土地を楽しむこと!

9月9日。

喜聞屋さんへお泊りさせて頂いた翌日、朝5時に起きて、浜名湖へと向かいました!



この日は、台風の影響もあり、モヤッとした高温多湿~(涙)

でも、せっかくの時間を有意義に過ごしたいと思い、神木さんのお知り合いのつてで、地元の小さな漁港へお邪魔することが出来ました!



ちょうど競りが行われていて、新鮮な魚介類が取引されていました!浜名湖は、淡水と海水が混じった湖で、多種多様の魚介類が水揚げされるそうです!







海なし県の私たちは、新鮮な魚介類に興奮しています(笑)

浜名湖をぐるーっと一周して、知らない土地を楽しませて頂きました!同じ日本なのに、風の香りや、土地の気、生産物や地元の方の気質など、どれも新鮮でした!!!

◆豊橋と信州をつなぐ神木会 in ヴィコロ

昨年の3月に伺って以来の二度目の訪問です!オーナーの白井シェフには、昨年初めてお逢いしたにもかかわらず、段取りを仕切って頂き、スムーズに提供することが出来ました!

この日は、二度目ということもあり、簡単な打ち合わせというか、話をしただけで、よし!お願いします!という雰囲気!私は、事前にそばを打たせて頂き、白井シェフと、ヘルプで来て下さった近藤シェフは、黙々と調理を進めておられました!

時間になると、ゲストの方がご来店!久しぶりの再会!そして、初めましての出逢いもあり、会場は一瞬で熱気があがりました!



今回もそば打ちパフォーマンスをさせて頂きました!子供たちがとても興味を持って見てくれたのが嬉しかったです!



また、白井シェフの心遣いで、席を準備して頂けたので、お料理も楽しませてもらえました!どれも美味しかったです!!!











お蕎麦も多くの方から、美味しかったと喜んで頂きました!もう年一で来て下さいよー!!!と、なんとも嬉しいお言葉です(涙)

豊橋と信州の架け橋!

次回は是非!豊橋の皆さんに信州ツアーへ出かけてほしいですね!!!

いつも温かく迎えて下さり、本当にありがとうございます!!!この笑顔があるから私は頑張ることができるんだなー♪♪♪

神木さんって、本当にすごいなと思います!どんな土地に住んでも、素敵な仲間に囲まれていて!それは、自分が楽しむのはもちろん!関わる人を楽しませることが大好きだから人が集まってくるんでしょうね!

第二回目を開催できた理由は、人が人を想い、繋がりを大切にして下さっているからだと思います!



企画して下さった神木さん!そして会場を提供して下さった白井シェフ!また一緒に行ってくれた郷津さん!お陰様で、また私の中で忘れられない最高の思い出ができました!!!またお逢いできる日を楽しみにしてますね!!!



追伸:

人のご縁とは、いったい何なのか?不思議としか言いようがない出来事がありました。前夜祭の喜聞屋で飲んでいたら、目の前に座っていた一人の女性・・・。

はて?どこかでお逢いしたことがあるような・・・。

なんと!数年前!木鶏に飲みに来ていたお客様でした!松本から転勤で香川に行き、そこで名物の骨付き鶏の美味しさに触れ、その後、豊橋へ転勤になったそうです。豊橋で香川の美味しい骨付き鶏が食べられる喜聞屋さんへ出入りし、常連さんになったそうです!

この度、信州から蕎麦職人を呼んで、そば会を企画するんだよ!ってことで、その前夜祭に参加!そこでバッタリ再会!いやーーーー!あまりにもミラクルすぎて、笑いが止まりませんでした(爆笑)



≪前夜祭 会場提供≫
【讃岐 骨付き鶏 喜聞屋】

住所:愛知県豊橋市平川町7
地図:「ここをクリック」
電話:0532-75-1369


≪神木会 会場提供≫
【ヴィコロ】


住所:愛知県豊橋市羽根井西町4−1
地図:「ここをクリック」
電話:0532-33-8258



【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」


  

Posted by カズキ at 17:00Comments(0)そば会

2019年09月11日

【第二回 町田ナイト】テーマ~「実践」

※定員に達したので、募集を締め切らせて頂きます!ありがとうございます!

◆お客様の声を聞かせて下さい!

この7月から、木鶏に蕎麦を習いに来て下さってる町田哲也さん!来春、蕎麦会席のお店を開業予定です!その町田さんの料理と蕎麦を楽しむ会を、月一で企画します!

第一回のテーマは「金沢と信州のおもてなし」ということで、金沢に修業に行ったこともあり、金沢と信州の食材を使って、表現されました。お陰様で、大盛況のもと、終えることが出来ました!

美味しいだけではなく、食べた感想を、率直に町田さんに伝えて頂くことで、本人にとっては、もの凄い勉強、励みになります!



今回は、第二回ということで、来春開業予定のお店で出す、出したい料理をイメージして、お客様に楽しんで頂きたいと思います!

テーマは「実践」です!

それでは、イベントの詳細です!

≪第二回 町田ナイト≫

日時:10月6日(日) 
受付17時45分 開宴18時〜 中締め21時予定
参加費:料理4000円(税別)+飲み物代
定員:10名(先着順)
場所:そば処木鶏
住所:長野県東筑摩郡山形村5511-7
地図:「ここをクリック」


お申込方法は⇒
【そば処木鶏⇒0263-98-2099】
までお電話いただき、町田ナイトの件でとお申し込みください。

フェイスブックをご利用の方は、私まで直接メッセージを送って頂くか、木鶏のフェイスブックページからご連絡くださいね!それでは、あなたからのご連絡をお待ちしております!!!


町田さんのお店「日本料理 そば懐石「紡(つむぎ)」は、人に寄り添ったお店作りをコンセプトに、現在長野市で開業予定です!ぜひ町田さんの想いを、料理を通じて感じて頂けたら幸いです!

【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」


  

Posted by カズキ at 06:00Comments(0)そば会

2019年09月08日

あの笑顔に逢いに行きます!

◆どこに住むかではなく誰と過ごすか?

2018年3月19日~豊橋。

カズキの知り合いに、信州安曇野市から愛知県湖西市へ移住した先輩がいます。その方には、とってもお世話になった過去があり、昨年、私のそばを、愛知で出逢った仲間に食べさせたい!と連絡があり、何のご縁もない豊橋市でそば会を開催しました。



多少の不安はありましたが、神木さんが主催してくれているという安心感を信じ、最高のそば打ちパフォーマンスを心掛けようと決めて現地入りしました。

久しぶりに会った神木さんは、いつもと変わらずのご様子です。

お世話になるイタリアンレストラン「ヴィコロ」の白井シェフは、初めてお逢いしたにも関わらず、ものすごく温かく迎えて下さいました!



緊張感の中、ふたを開けてみれば、皆さんがまるで地元の仲間のように関わって下さいました!これも、神木さんが、心から相手を信頼し、自分の心を開き、一人ひとりとつながりを大切にしてこられた結果なんだなと思います!

神木さんを見ていると、

どこに住むかではなく誰と過ごすか?

という大切さを、いつも、学ばせて頂いています!

その後も、このイベントをきっかけに、味醂屋さんと出逢い、実際に木鶏のかえしに使わせて頂けたりと、素晴らしいご縁が繋がれました!



また、お店に足を運んで下さるお客様もいらして、豊橋がお馴染みの土地に変わっていったのです!

◆豊橋へ!再び!

そして今年、またそば会を企画しないかと話がありました。今度は、白馬で「信州サーモン」を育てている郷津さんも一緒にとのことです。

郷津さんは、前回のイベントに信州サーモンを提供してくれた縁で、私も実際に白馬の養殖場を見学させて頂きました。



とても素晴らしい環境で育てられている信州サーモンに、木鶏でも使わせて頂くきっかけとなったのです!

こうして、沢山の出逢いを作ってくれた神木会!またどんなご縁が生まれるのか!第二弾!あの笑顔に逢いに行きます!!!お久しぶりの方も、初めましての方も、どうぞよろしくお願いいたします!!!

【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
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2019年09月02日

人に寄り添う店でありたい!

◆日本料理 そば懐石 「紡~つむぎ~」in 木鶏

9月1日夜。

木鶏に、そばの修業に来ている、町田さんの料理と想い味わうために企画された、通称「町田ナイト」が開催されました。



この日のために、数週間前から準備を整えてきた町田さん。前日の夜も、遅くまで仕込みをしていました。

昼の営業を終え、私も久しぶりのイベントに、ドキドキワクワクです!この日の参加者は、11名です!お馴染みの方から、久しぶりのお客様まで!

まずは、町田さんから、開業、企画への想いを皆さんへ!



盛り付けにも力が入ります!



【料理内容】

≪三点盛≫
・金沢産焼きしめさば棒寿司・信州産鹿ロースのコンフィ・小布施産シャインマスカット白和え




≪自家製カラスミをつかったカラスミ蕎麦≫



≪金沢産アラと信州産シナノユキマスのお造り≫



≪カニのシャーベット茶わん蒸し≫



≪金沢産甘鯛のうろこ揚げ≫



≪野辺山産奈川在来由来 十割そば≫



≪和菓子 抹茶≫



料理のテーマとして考えていた「金沢と信州をつなぐおもてなし」として創り出された一品一品が、お客様に驚きと感動を与えていました!木鶏にはない「紡」としてのお料理ですね!

そばに関しては、この二ヶ月間、哲さんと一緒にそば打ち部屋で伝え合った「そば愛」を、哲さん自身がどう表現するかチャレンジしましょう!ということで、製粉から関わり、そば打ちし、茹でまでお願いしました。



お客様に提供するのは初めてと言っていましたが、皆さんとても喜ばれていて、ホッとしていた哲さんです!

参加された皆様にも、自己紹介もかねて想いを語って頂きました!















反省点はあったものの、初めてのチャレンジでは、大成功だったと思います!哲さん!そして、参加された皆様!ありがとうございました!!!


(ハイ!つむぎポーズで集合写真)

今夜の出逢いが、また次の出逢いに紡がれることを願っています!!!

追伸:

町田ナイトは、哲さんが木鶏を卒業する12月まで、月一ペースで開催予定です。

第二回、第三回、第四回の内容は、今回の企画の反省を含めて、どのようにしていくか考えていきます!また木鶏のブログ投稿を楽しみにお待ちくださいね!


【そば処 木鶏】

住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
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2019年06月19日

私!結婚します!!!

◆「開高窯」×「鮨赤坂」

6月3日。

毎年恒例となった、陶芸家「中村満」さんの陶芸展。今年は、山形村の鮨赤坂、店主の聖史さんの協力があり、展示会は木鶏と二軒同時開催でした。

展示会の後は、陶芸家「中村満」さんを囲む会と題して、満さんの作品に料理を盛りつけ、お酒を交わしながら、出逢いを楽しむ趣旨で開催されています。せっかくご縁が広がったのだからと、今年は鮨赤坂さんで開催させて頂きました!



酒器は好きなものを選べます!



まずは、前菜三点盛です。



二品目は、お造り。



三品目は、蛤のお吸い物です。



四品目は、鰻の道明寺蒸です。



五品目は、イワシの磯部揚げとタラの芽の天ぷらです。



〆は、もちろんお寿司!!!



どのお料理も、素材の美味しさを上手に引き出されていて美味しかったです!満さんの器がまた、料理を引き立たせていましたね!

◆幸せな近況報告!

初めての鮨赤坂さんでの開催ということで、初めて参加された方も多かったです!

























年に一度、顔を合わせる方も多く、結婚しました!の報告や、これから入籍します!など、うれしい話も聞くことができました!誰が結婚するかは、この写真を見てご想像にお任せします(笑)

そんなことを心から祝福しあえるお客様たちの関係!この五年間、やっぱり続けてきてよかったなと思っています!!!

出逢いの連鎖は無限です!来年は、どんな形になるか、今から楽しみですね!皆さん!来年もよろしくお願いします!!!

追伸:

今回は、主催者ではなかったので、ゆっくりお客さんとしてイベントを楽しませて頂きました!聖史さん!ありがとうございました!おかげさまで、少し飲みすぎちゃいました(笑)



【鮨赤坂】
住所:長野県東筑摩郡山形村小坂2931
電話:0263-98-2267
HP:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」


【開高窯】
住所:長野県木曽郡木曽町開田高原末川2037‐1
電話:0264‐42‐3373
メール:kaikougama@gmail.com
HP:「ここをクリック」


※写真提供:小松克久さん  


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2019年05月07日

「還暦」という人生の区切り

◆木鶏を心から応援して下さるお客様です!

木鶏が開業する前に、愛知のイベントで出逢った杁本さんとは、木鶏の歩みと共に、お店を応援して下さるお客様です。開業時から、木鶏のカウンターを予約されては、こうして写真を撮り、なんとアルバムまで作って下さっています!これは嬉しかったです!!!





そんな杁本さんが、今年の4月に還暦を迎えるにあたり、愛知県江南市にある「珈琲&ギャラりー 予約席」さんで、写真展を企画されました。

予約席のオーナー、恭子ママも、長野に来るたび、木鶏が関所だと言って、何度もお店に来て頂いています!ありがたいですね!!!

杁本さんから、この記念すべき還暦の写真展で、よかったら和君の蕎麦を、愛知の仲間に振舞って頂けないかと依頼がありました。私は二つ返事で、もちろん是非行かせてください!と、話しました。

4月22日。
快晴の中、車を走らせること3時間で「予約席」さんに着きました!

店内には、杁本さんが何度も足を運んで撮られた、桜の写真がいっぱいでした!









まるで、お店の中でお花見をしているようです!

お昼時になると、杁本さんが招待したご友人の方々が、次々と来店されました。私は、せっかくなので、お蕎麦だけではなく、木鶏の春の特選素材「下島農園極太アスパラ」を持参し、天ぷらにしました!



恭子ママの計らいで、手伝って下さる方もいて、みんなで和気あいあい楽しかったです!





この日、来て下さった方々とカウンター越しに話が出来たのですが、どの方も本当に素敵な人ばかりです!杁本さんの還暦をお祝いしたいと、みんな心から祝福の気持ちで話をされていました!

それも、杁本さんのお人柄なんだなと思います!私にもそうですが、杁本さんは、ちゃんと向き合ってお付き合いして下さるんですよね!

いつも、夫婦仲良く木鶏のカウンターに来て下さるお二人。これからも、いつまでもいつまでもお元気で、楽しい時間を過ごして下さいね!こんな素晴らしい企画に、呼んで頂けて良かったです!!!



【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」


  

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2019年03月14日

深まり合う「生産者」×「蕎麦屋」の関係!

◆「乗鞍在来種」交流会!の裏話

3月4日の夜。

いよいよ待ちに待った交流会当日!この日のために、何度、自分を追い込んだか分かりません。菊谷さんとの久し振りのコラボレーション!そして、お見えになるお客様は、蕎麦屋さんをはじめ生産者さん、そば通の方々ばかりです!

今回の交流会では「玄挽き田舎そば」を提供する予定でした。その理由は、乗鞍高原で栽培された「乗鞍在来」は、きっと殻付きのまま製粉し、田舎そばで食べていたのだとイメージしたからです。

交流会一週間前のことです。生産者の賢一君から、乗鞍高原で栽培された手刈り天日干しの「乗鞍在来」の玄そばを3キロ預かりました。

「余れば、播種用に使いたいので、できれば返してください。」

この言葉の重み・・・そう、貴重な種を打たせて頂ける緊張感。安易な試作はできないと判断し、いま一度「玄挽き」について、自分ができる精一杯を表現しようと、他の玄そばを使って、挽き方の追究が始まりました。

しかし、なかなかうまく自分の理想の田舎そばにはなりません。

◆涙が出そうなほど嬉しかったサポート!

製粉に頭を抱えていた私は、ふと、京都伏見区「いまふく」店主の中根さんにアドバイスを求めました。

なぜ中根さんに相談したかというと、2月のそば屋研修の際、賢一君の玄そばを使って、7種類の蕎麦を表現されていたからです!
【そば屋研修旅行~京都編→「ここをクリック」

そのどれもが美味しくて、自分はここまで表現の幅が出できないと感動していました。

中根さんに、自分の理想とする田舎そばのイメージを伝えながら、色々アドバイスを頂きました。すると、驚きのお言葉を頂きました・・・。

「塙さん!それなら私が塙さんの蕎麦のイメージをして、製粉しましょうか?」

一瞬、その言葉のありがたさに、言葉を失いました。皆さんも、この意味をお判りいただけますか?

蕎麦屋さんが、他の蕎麦屋さんのために、わざわざ自分の仕事以外の製粉をするということは、どれだけ労力を使うことか・・・。中根さんは、そんな大変なことを、私のためにやって下さったのです・・・。



段ボールの中には、そば粉二キロとお手紙、そして、製粉のフロー図が手書きで書かれていました・・・。嬉しくて思わず涙が出そうでした。

早速、そのお蕎麦を打って、女将さん、スタッフ、そして常連さんに食べて頂いたら、今までの玄挽き田舎そばの中で、一番美味しい!と言って頂けたのです。

ここから、怒涛の追い込みです!いまふくさんとは、使っている石臼のサイズや重さも違います。頭をぐるぐるさせ、出てくる粉をイメージし、篩分け、ブレンドと繰り返し、まかないの度に試食を繰り返しました。

すると、こうやるとこんな蕎麦なんだー!と、どんどん田舎そばの幅が広がりました。

私が表現したい田舎そばは「のどごし」×「穀物感」です!

中根さんのお陰様で、何とか、今自分にできる精一杯の田舎そばが完成いました。温かいサポート!本当にありがたかったです!!!



◆「乗鞍在来種」交流会!

交流会には、約30名様が参加されました!北は北海道!南は奈良県!初めましての方も多く、賢一君の「乗鞍在来を楽しむ会」をきっかけに、生産者さん、蕎麦屋さんなど、様々な方々の新たな交流の場になって頂きたい!という想いは、実現できたと思います!









蕎麦屋に限らず、私たち飲食店は、作って下さる生産者さんがいるから、お店で料理を提供することが出来ます。生産者さんとの交流の場って、本当に大切なことだなと、改めて感じた夜でした!!!

ご参加いただいた皆様!ありがとうございました!!!この日のご縁が、ますます広がって頂けたら嬉しいですね!!!相変わらずの・・・巣鴨でも「オッケー!もっけー!」



≪乗鞍在来を楽しむ会 参加店舗・生産者≫・・・順不同

・きぬたや
住所:東京都国分寺市3丁目19−34
電話:042-326-7399
地図:「ここをクリック」


・一東菴
住所:東京都北区東十条2丁目16−10
電話:03-6903-3833
地図:「ここをクリック」


・手打ち十割そば 振甫町 縁
住所:愛知県名古屋市千種区振甫町2丁目39−1 メゾン振甫
電話:052-722-0508
地図:「ここをクリック」

・打墨庵 加瀬
住所:千葉県鴨川市打墨2329−1
電話:04-7093-5209
HP:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」


・自家製粉手打ち十割蕎麦・鮨 いまふく
住所:京都府京都市伏見区深草町通町26
電話:075-643-1958
HP:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」

・green glass
住所:東京都新宿区上落合3丁目28−9
電話:03-6908-9259
HP:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」


・手打 玄蕎麦 ことぶき
住所:群馬県館林市日向町1143-5
電話:0276-73-0882
フェイスブックページ:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」

・寿美吉
住所:東京都大田区蒲田5丁目28−12
電話:03-3736-3702
フェイスブックページ:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」


・二代目出雲そば だんだん
住所:奈良県奈良市大宮町2丁目2−34
電話:0742-30-6566
地図:「ここをクリック」

・蕎麦切り 稲おか
住所:栃木県足利市朝倉町2丁目11
電話:0284-73-2323
HP:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」

・憩いの酒 蔵美庭 gravity
住所:北海道札幌市中央区南5条西4丁目 9階右奥 南興ビル
電話:011-252-7877
フェイスブックページ:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」


・手打そば 菊谷
住所: 東京都豊島区巣鴨4丁目14−15
電話:03-3918-3462
地図:「ここをクリック」


・農業生産法人 竹田の里
住所:長野県東筑摩郡山形村 7214−3
電話:0263-98-3877
フェイスブックページ:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」

・斉藤農園 あぐりす
住所:長野県安曇野市堀金烏川5696−5
電話:0263-71-1560
HP:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」


・穀屋
住所:長野県安曇野市豊科高家5243
FAX:0263-72-9192


・新屋農地保全会
住所:長野県安曇野市穂高柏原1542‐8

・鈴木そば製粉所
住所:栃木県芳賀郡益子町七井2722
電話:0285-72-5112
HP:「ここをクリック」
地図:「ここをクリック」

菊谷さん!賢一君!本当にお疲れさまでした!そして、これからも末永いお付き合いをよろしくお願いします!!!




【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
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2019年03月04日

「乗鞍在来」を食べて頂きたい!

◆生産者さんと蕎麦屋さんの交流会!

昨年、山形村「農業生産法人 竹田の里」さんと、一緒に「乗鞍在来」の栽培に関わらせて頂きました。この出来事がきっかけで、色んなご縁が広がりました。
【昨年のそば栽培のブログ→「ここをクリック」

「乗鞍高原で、わずかですが、収穫することが出来た「乗鞍在来」手刈り天日干しの蕎麦を、関わって下さった方に、少しでも食べて頂きたい!この蕎麦を通じて、皆さんとまた交流を深めたい!」

生産者の賢一君は、昨年、私に相談してくれていました。

その想いに共感してくれたのが、巣鴨「手打そば菊谷」店主の菊谷さんです。

菊谷さんと賢一君の出逢いは、去年のことです。

菊谷さんは、賢一君を応援しようと、そば農家さん、蕎麦屋さんを紹介してくれました。

そのご縁は、必然かのように、どんどん拡がりをみせました。

都内でそば会をやらせて頂くなら、是非菊谷さんで!とのことで、この度「乗鞍在来を楽しむ会」と題して、そば会を企画する運びになりました!

都内の蕎麦屋さんだけでなく、京都、名古屋、千葉、群馬、栃木など、遠くから来て頂けることに!

また、そば農家さんも数名来て頂けるので、新しい出逢いの場になるかなと思います!

今回のそば会に合わせて、翌日は、そば打ち名人と呼ばれている大先輩にお逢いできる機会を頂きました。

大変申し訳ありませんが、今回の蕎麦会、研修で3/4~3/5とお休みさせて頂きます。

ご予定されていたお客様には、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

それでは、蕎麦のご縁が広がることを願って、東京へ出発します!



【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
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2019年02月25日

故郷福島「お礼」の旅~木鶏会編~

◆逢いたい人に逢いに行く!

2月8日。

故郷福島「お礼」の旅、二日目は、木鶏の修業時代にお世話になった、親方の知り合い、両親、兄姉を招待して、そば会を企画しました。

会場は「飯坂温泉・内湯旅館 青葉」さんです。この旅館の若旦那の今村友君が、中学校の同級生で、昨年の夏、一緒に「福島・長野 酒蔵交流会」を企画しました。

その時に、自分がお世話になった福島の方に、蕎麦を通じてお礼がしたいという気持ちを伝えたところ、だったらうちの旅館を会場に使ってよ!と、声をかけてくれたのです。

昨晩の楽しかった席を想い出し、心地よい目覚めと共に、さて、夕方までは時間があるからと、飯坂温泉で日帰り入浴でもしようかと思いつきました。一人で行くのもつまらなく、兄貴の家に顔を出したところ、今年、高校卒業の甥っ子が家で時間を持て余していました。

たまには、一緒に出掛けるかと声をかけ、一緒にお風呂に行くことにしました。甥っ子と二人で出かけるなんて、何年ぶりだろうか?まだ幼稚園に行っていた時、仕事だった兄貴の代わりに、ビートルで園まで迎えに行って、そのまま遊びに連れて行ったこともあったっけなと、昔の思い出話をしていました。

どこのお風呂に行こうか、迷っていた時、母が昔、勤めていた「なかむらや旅館」さんへ顔を出しました。兄貴が連絡していてくれたので、旦那さん、若女将さん、そして女将さんが温かく迎えて下さいました!

「かぁ君!久ぶりだごど~!元気にしったがい?」
訳「かぁ君!久しぶりだね!元気にしてたかな?」

こうして立ち寄らせて頂いたのは、本当に久しぶりです!「かぁ君」と呼ぶのは、子供の時の自分を知っている人の呼び名です(笑)実は、自分も一時期アルバイトをしていました。飯坂温泉特有の熱々温泉を頂いた後、昔の思い出話で盛り上がりました!

毎年、欠かさず年賀状を送って下さっていたので、いつか逢いに行かなくてはと思っていました。

「逢いたい人に逢いに行く」




思わぬきっかけで、皆さんに再会できて、とっても嬉しかったです!!!

≪飯坂温泉 なかむらや旅館≫
住所:福島県福島市飯坂町湯沢18
電話:024-542-4050
HP:「ここをクリック」

国登録有形文化財に指定された歴史的建物です!江戸・明治時代の情緒を感じられます!

◆自分は自分の「木鶏」の道を歩みなさい

熱々の温泉を頂いた後は、自分の修業先、木鶏へ出掛けました。本来であれば、夜の木鶏会に来て頂きたかった女将さんでしたが、急用があり、来れなくなったとのことで、自宅に顔を出しました。

山形村で蕎麦屋を開業してから、一度来て下さった以来なので、4年ぶりの再会でした。しばらく、女将さんと話をさせてもらっている中、最後にメッセージを頂きました。

「もう、ここへ想いを寄せなくてもいいのよ。あなたはもう、長野に移り住み、自分でお店をやっているんだから。だから、もういいのよ。」

女将さんの想いは、自然と私の心に響きました。

生前、親方に「木鶏」の屋号を使わせて頂きたいと、お願いしに行った時、親方が私にメッセージを残して下さいました。

「俺の真似をすることはない。自分は自分の「木鶏」の道を歩みなさい」

と・・・。

その言葉の意味が、この日の女将さんとの話から、改めて考えさせられました。

「木鶏とは、荘子(達生篇)に収められている故事に由来する言葉で、木彫りの鶏のように全く動じない闘鶏における最強の状態をさす」

と言われています。

何事にも動じない木彫りの鶏は「静」なのよと・・・。



◆自分にできる精一杯を・・・

夜は、いよいよ「木鶏感謝祭」と題して、そば会のスタートです。



育ててくれた故郷に、感謝の気持ちを込めて蕎麦を打たせて頂きました。

私は「静」ではなく「動」です。

自分には、こういうやり方しかできないんです。でも、これでいいと思っています。女将さんも、きっとそう言ってくれてると思うのです。

久し振りに再会した諸先輩方、家族の顔ぶれに、心が躍りました!



一番印象的だったのが、父が一生懸命ゲストをもてなそうと、お酒を注いで回ったり、笑顔で和貴は、和貴はと、自分の話をしていたり、とても楽しそうだったことです。

そんな父の姿に、いつまでたっても、親は親、子は子だなって、嬉しかったです。

ゲストの方々も、とても喜んで頂けました。青葉旅館さんのお料理が、会の盛り上げに大きな力になって下さいました!見て下さい!この沢山のお料理!一品一品全て手作り!お客様に喜んで頂きたいというおもてなしの心です!どれもとても美味しかったです!!!



元気なうちに、しっかりと感謝の気持ちを伝えたいと思って企画した今回の蕎麦会。

年々、自分も年を重ねていくということは、両親だって同じです。何度お礼を伝えたっていいし、伝えても伝えきれないことばかりです。

次は、また違う形で「お礼」をしていきたいと思います!お忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございました!!!



故郷福島「お礼」の旅~木鶏会編~完


追伸:

そば会の後、軽くお疲れ会をしようかと、青葉旅館の友くんと、近くの飲み屋さんへ出掛けました。なんとそこに、修業時代にお世話になった兄弟子が顔を出してくれました!!!

またまた当時の思い出話が盛りだくさんで、飯坂の夜は、遅くまで熱い時間が過ぎていったのでした!





【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
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2019年01月29日

主役は「生産者」さんであること!

◆生産者さんとお客様の架け橋を創る!

1月21日。
2019年!初めてのイベントです!

人と人を繋ぐそば会 in 松本
「松本てらす」×「木鶏」


平日にもかかわらず、昼の部には、予約なしのメニューでしたが、約50名の方が、お店に訪れて下さいました。

そして、夜の部には、40名の方が足を運んで下さったのです。開宴に前に、私は、パフォーマンスとして、そばを打たせて頂きました。


(写真提供 宮原 あやさん 宮原デザイン企画室)

久し振りのパフォーマンスで少し緊張しましたが、お客様が和ませてくれました。

今回のイベントのテーマは「生産者さんとお客様の架け橋を創る」ことです。

私たち飲食店は、生産者さんが作って頂けるから、その食材を調理し、お客様にお届けすることができるのです。

木鶏の理念は「人と人を繋ぐ蕎麦屋でありたい」として、日々そば打ちをしています。

そして、松本てらすさんは「おいしく すこやかに うつくしく」を理念に、顔の見える生産者さんとの繋がりを大切に、地元食材を生かした料理を提供しています。

その想いに、お互いが共感する部分が高く、今回のイベントを開催するきっかけとなったのです!お客様に、一人でもその想いを伝えたい!会の冒頭では、「農業生産法人 竹田の里」さんに挨拶をして頂きました。





農家さんから、自分が今食べている食材の説明を聞きながら食事ができることって、お客様にとっても、心で感じる部分が大きいと思います!

また、岡谷市から「豊香(ほうか)」を醸し出す、株式会社豊島屋の林さんも駆けつけて下さり、日本酒の説明を聞きながら、お酒を注いで回って頂きました!なんとも贅沢ですよね!





お料理は、松本てらすさんのメニューが中心です。

・前菜盛り合わせ 



・氷見産 お造り盛り合わせ
鮮度抜群!漁港直送は違いますね!
 


・酒粕を使った香味野菜のポタージュスープ
酒粕がいい仕事しています!



・「十四豚」の角煮 山形村産の長芋とそばの実かけ
長芋が角煮の美味しさを引き立てていました!



・一口デザート
口の中を一度さっぱりとさせ、次のお料理へと・・・



・「十四豚」のつみれとうじそば
途中で、お鍋に養命酒を少量入れると、あっという間に薬膳鍋に!



お蕎麦は、竹田の里さんが昨年収穫した、山形村産「乗鞍在来種」です。具だくさんのお鍋に投じて召し上がっていただきました。



十四豚(ジューシーポーク)とは?

養命酒を作る原材料が、14種類の生薬からできていて、その残渣を飼料化し、餌にすることで、健康な豚に育て上げ、旨味たっぷりのオリジナルブランド豚なのです。

「松本てらす」と「くらすわ」でしか味わうことができません!





なれない厨房での作業は、とても大変でしたが、白坂シェフとは、三度目のイベントです!自然とオペレーションも上手くいき、スムーズに提供できたかと思います!

楽しい時間は、あっという間です!お陰様で盛会のうちに終えることができました!



イベントを創るのは、主催者だけではなく、来て下さったお客様、お店のスタッフさん、ここに関わって下さる全ての方々の気持ちがなければ成り立ちません!

笑顔の数だけ喜びがある!

今回も、沢山の出逢いの和をありがとうございました!!!



≪写真提供:小松克久さん 宮原あやさん≫

追伸:

イベントの打ち上げで、松本てらすさんとは、今回だけではなく、また季節を変えて企画できたらいいねと、話になりました!

どんな形になるかは、まだ未定ですが、お客様に楽しんで頂けるよう、企みたいと思います!!!


(生産者さんの、この笑顔が見れただけで、疲れが吹っ飛びました・・・)

【松本てらす】

住所:長野県松本市中央2-20-2
電話:0263-87-0098
HP:「ここをクリック」




【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」

  

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2018年07月18日

「59醸」さんに囲まれる会?

◆木鶏で59醸(ゴクジョウ)な夜!

7月6日。

この日の夜木鶏は、信州の若き酒造り人「59醸」の五人組を囲む会が企画されました。



「59醸(ゴクジョウ)」さんとは、昭和59年度生まれの長野県の酒蔵跡取り5人が、同じ時代を生きる仲間であり、ライバルであるからこそ同じ想いを共有し、 「この年代だから造れるモノを生み出そう」と結成されました。

メンバーが40歳になるまでの10年間、毎年テーマを変えたオリジナル日本酒「59醸酒」のリリースや、様々なイベント企画を通して、 伝統ある日本酒文化を次の世代に継承し、ゴクジョウの酒を醸し、ゴクジョウな日本酒の未来をつくるために挑戦し続けている熱き5人組です!

なぜ、わざわざ木鶏に来てくれたのかというと、ある企画の打合せと、お互いの親睦を深めるためです。59醸の五人組と初めて出逢ったのが、今年の一月、しなののてっぺんさんとのイベントでした。
【イベントの詳細は⇒「ここをクリック」

その時の打ち上げで、私はある想いを抱いたのです・・・。

◆信州と福島の架け橋を創りたい!

59醸さんの活動は、同業者でありながら、お互いに技術や情報を公開し合い、切磋琢磨できる「同志」として、業界を盛り上げたいという強い信念です。

この五人組を紹介して下さったのが、私が大好きな地酒屋、千曲市にある「酒乃生坂屋」店主の若林さんです。

若林さんは、信州の地酒をこよなく愛し、小さな酒蔵さんでも、頑張っているところなら、全力で応援される、とっても熱い酒屋さんです!信州のお酒を買うときは、いつも若林さんに相談しています!

しかし、福島も負けてはいません!福島市にある「橘内酒店」店主の橘内さんもまた、福島の地酒をこよなく愛し、その素晴らしさを熱く伝え歩く酒屋さんです!

木鶏が、信州で店を構えながら、福島でもなかなか手に入れることが出来ない、銘酒を揃えられるのは、橘内さんのお陰様なのです!

このお二人が出逢ったら、どんなにワクワクすることが生まれるか・・・。何気なく、若林さんと橘内さんに話をしてみたら、是非お逢いしてみたいですね!と、お二人が賛同して下さったのです!

それでは、この夏、一緒に福島に行きましょう!と、若林さんと話になりました。さらに、若林さんが、どうせ行くなら、福島に行ってみたい信州の酒蔵も誘ってみよう!と盛り上がってきたのです!

そこで、手を挙げてくれたのが「59醸」の五人組というわけなんです!この話が決まった時、正直、嬉しくて涙してしまいました・・・。

毎年「59醸」さんでは、研修旅行を企画しているみたいで、ちょうどこの時期に、五人のスケジュールも合うことから、福島に行くことを、今年の研修旅行にしようとなったそうです!

話が冒頭に戻りますが、この打合せのために、木鶏に来てくれたのです!普段は、イベントの主催側として、お酒を注ぐのがお仕事な五人組ですが、この日は、お客さんと一緒に同じテーブルに座り、食事も楽しみつつ、注いで注がれて、盃を交わす!















五人にそれぞれお酒の説明を聞きながら飲めるなんて、本当に59醸(ゴクジョウ)な夜でした!

また、この59醸を立ち上げた経緯、これまでの苦悩など、普段なかなか聞くことが出来ない話まで
とびかいました。

知れば知るほど、微力ながら応援したいと思わせてくれる五人ですね!ご遠方からありがとうございました!来月は、一緒に福島で楽しみましょう!!!また、急遽企画されたイベントにもかかわらず、ご参加下さったお二人にも感謝いたします!



あれ?59醸さんを囲む会?ありゃ!この人数じゃあ、59醸さんに囲まれる会だわー(笑)

◆福島&長野 酒蔵交流会へ!

福島の橘内酒店さんへ、59醸さんがいく旨をお伝えしたところ、せっかくなので、福島の若手の酒蔵さんにも声を掛けてみますよ!と、話がまた盛り上がってきました!どんな夜になるんか、今からワクワクしています!!!

8月某日・・・飯坂温泉が熱くなる!!!

≪酒乃生坂屋≫
住所:長野県千曲市屋代1852−1
電話:026-272-0143
HP:「ここをクリック」


≪橘内酒店≫
住所:福島県福島市南沢又河原前73−52
電話:024-588-5553
HP:「ここをクリック」

≪59醸≫
HP:「ここをクリック」


【そば処 木鶏】

住所:長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話:0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」
  


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2018年06月27日

7時ちょうどの~あずさに乗って~♫

◆人と人を繫ぐそば会 in 木鶏  
 「green glass」×「木鶏」


6月24日。

この日は待ちに待った、green glass(グリーングラス)関根さんとの蕎麦会です。昨年11月に、東京で蕎麦会をやらせて頂いてから、ぜひ山形村でもと、お話を頂いて、今回のイベントが決まりました。

関根さんは、朝一番、7時ちょうどの特急あずさに乗って信州へ!途中、車内でトラブル(笑)があったものの、木鶏には11時くらいに着きました。



それからすぐにそば打ちをして、昼の部では、限定10セットで、木鶏とグリーングラスさんの蕎麦食べ比べセットを提供しました。このブログを読んで、わざわざ食べに来てくれたお客様もいて、有難かったです!

【昼の部の様子を常連さんがブログに⇒「ここをクリック」

そして、夜の部には、総勢24名様が蕎麦会に参加して下さいました!二人のテンションもMaxです!



この日、助っ人として、関根さんと一緒に来て下さった榎森さん!なんと同じ年で、しかも故郷福島県のお隣、山形県出身!さらに、松尾芭蕉の俳句「静けさや岩にしみいる蝉の声」でも有名な、山寺の次男という!これには驚きでした!

長年、板前として東京で修業をし、将来、故郷でお店をやるには、そば打ちの技術を学びたいと、都内のそば店で修業。その時に、あちこち蕎麦の食べ歩きをしていて、グリーングラスの関根さんと出逢い、そして、このイベントの話を聞いて、是非ご一緒にと駆けつけてくれたのです!



今回のメニューは、

・会津産 馬刺しのたたき(木鶏)



焼き蕎麦(グリーングラス)



・白馬村産 岩魚のコンフィ(木鶏)



・山形村産 季節野菜の長芋蒸し(木鶏)



・そばがき(グリーングラス)



・静岡おでん(グリーングラス)



どれもお酒あてに最高です!

蕎麦は、もりそばで四種類です!



千葉県成田産 常陸秋そば(グリーングラス)



長野県野辺山産 奈川在来由来(木鶏)



長崎県対馬産 対馬在来(グリーングラス)



長野県山形村産 乗鞍在来由来(木鶏)



ここで対照的だったのが、蕎麦を〆る温度です。私はどちらかというと、氷水で〆すぎない程度に蕎麦をくぐらせ、スパン!というのど越しを楽しんで頂きたいと狙っています。しかし、関根さんは、ほとんど氷水は使わず、柔らかい仕上がりで蕎麦を〆ています。

その結果、関根さんの蕎麦は、とにかく香りと甘みの出かたが際立っています。その茹で加減のポイントも、後から教えて頂いたので、また自分で意味を飲み込んで取り入れてみたいと思います!他の職人さんの仕事が見れる!これぞコラボイベントの醍醐味!!!



また、お客様同士の自己紹介も、木鶏蕎麦会ではお馴染みです!どんな方が、どんな想いでいるのか?お客様の想いを聞くのも、またいいんですよね!































こうして楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。お客様からは、回を重ねる度に、深くなっていきますねと、感想を言って頂きました。

私も、このそば屋同士の蕎麦会は、とてもやりがいとなっています。店主同士の絆が深まるし、お客様も、この贅沢な時間を楽しめます。誰にとっても、幸せな企画なのです!

木鶏は、人と人を繫ぐそば屋を目指しています!これからも、蕎麦を通じて色んな企画をしていきますので、今後とも宜しくお願い致します!ご参加頂いた皆様に、心から感謝です!

一期一会・・・。



【green glass(グリーングラス)】
住所:東京都新宿区上落合3-28-9
地図:「ここをクリック」
電話:03-6908-9259
HP:「ここをクリック」



【そば処 木鶏】

住所:長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話:0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」
  


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