2019年05月29日

ぎたろう軍鶏の「もつ煮」始めました!

◆命をすべて頂く!

以前、ブログに書かせて頂いたことです。

塩尻市にある「鶏料理やまもと」さんのご協力を得て、生きた鶏をしめる作業から、捌くところまで学ばせて頂きました。
【「命を頂く」本当の意味・・・⇒「ここをクリック」

その時の学びを生かし、ぎたろう軍鶏のすべての部位を余すことなく調理し、お客様に喜んで頂けるようにと考え、今まで使ってこなかった、横隔膜、ぼんじり、ねっく、軟骨などを下処理し、蕎麦屋のかつおだしベースの口当たりが優しい「もつ煮」を作りました!

≪ぎたろう軍鶏の「もつ煮」≫・・・500円(税別)


卓上に備え付けてある「木鶏オリジナル七味唐辛子」「鈴が沢南蛮一味唐辛子」をお好みで、かけてお召し上がりください!


◆昨日の自分より今日の自分!


ちょっとした一工夫で、新しいメニューが仲間入りです!やろうと思えば簡単ですが、私は、きっかけをとても大切にしています。今回、山本さんの考え方に触れさせていただき、もつ煮を作ることができました。

「出逢いは人を育てる!」


【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」



  

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2019年05月25日

59醸(ゴクジョウ)な飲み比べセット始めます!

◆信州59年醸造会「59醸(ゴクジョウ)」

「59醸(ゴクジョウ)」とは、昭和59年度生まれの長野県の酒蔵跡取り5人が、同じ時代を生きる仲間であり、ライバルであるからこそ同じ想いを共有し、 「この年代だから造れるモノを生み出そう」と結成されました。

メンバーが40歳になるまでの10年間、毎年テーマを変えたオリジナル日本酒「59醸酒」のリリースや、様々なイベント企画を通して、 伝統ある日本酒文化を次の世代に継承し、ゴクジョウの酒を醸し、ゴクジョウな日本酒の未来をつくるために挑戦し続けている熱い5人組です!

一昨年の1月に、しなののてっぺん長野店にて、蕎麦会を企画した時に出逢った5人!造りの忙しい中、駆けつけて下さった気持ちがとても嬉しかったです!

また、昨年は、私の故郷福島で「福島・長野酒蔵 交流会」を企画し、福島の若手酒蔵さんとの交流会にも参加して下さいました!



【福島・長野酒蔵 交流会の詳細は→「ここをクリック」

59醸さんは、毎年テーマを決め、5蔵それぞれが仕込んだ「59醸酒」をリリースしています。

2019年のテーマは「道なかば」です。

10年間の活動期間の折り返しとして、まだまだ道なかばな5人へ「中間テスト」を実施するというユニークな試みです!

「信交酒545号(山恵錦)」「精米歩合59%」の共通ルールに「初年度(2015年)と同じ酵母を使用する」という追加ルールを加え、5蔵それぞれで醸した“ゴクジョウ”な純米吟醸です!

是非!彼らの「今」味わってを見て下さい!!!応援よろしくお願いいたします!!!

≪59醸(ゴクジョウ)な飲み比べセット≫・・・1200円(税別)




彼らの活動をもっと知りたい方は、59醸HPへ
「ここをクリック」


そば処木鶏は、人と人を繫ぐそば屋を目指しています。出逢わせて頂いたご縁!これからも微力ながら応援しています!


【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」

  

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2019年05月24日

新作ジェラート始まりました!

◆今が旬!季節限定ジェラート!

木鶏では、お客様に食後のデザートを楽しんで頂くために、女将さん特製そば茶プリンや、焼き菓子などをご用意しています。

大人気のジェラートは「ジェラートハッチ」の太田さんが、そば茶ジェラートを軸に、季節に合わせたジェラートを作って下さっています。

この季節にぴったりのジェラートが、本日より発売開始です!!!

≪バラのジェラート≫・・・400円(税別)



口に入れた瞬間に広がるバラの香りに、ローズソースが美味しさを引き立てます!!!アイス好きの常連客「真野さん」お墨付きのジェラートです!!!

季節限定です!なくなり次第終了となりますので、どうぞお早めに!!!


【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
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2019年05月23日

「命を頂く」本当の意味・・・

◆命を扱う料理人!

塩尻市にある「鶏料理やまもと」さんは、名古屋コーチンをご自身で育て、そして、店で提供しています。

これは、何を意味するかというと、ご自身で育てた生きている鶏をしめて、捌いて精肉にし、料理を提供しているのです。一般的には、業者さんを通じて、肉を仕入れるのが飲食店の流れです。

山本さんが取り組まれているやり方は、究極としか言いようがありません。

木鶏では、辰野町にある林種鶏場さんから「ぎたろう軍鶏」を仕入れています。



林さんは、基本的に、一羽丸まる中抜きの状態での取引が前提です。

「鶏も捌けない料理人は、愛情もって使ってくれないから、長く続かないんだよ。」

というのが、林さんのお考えです。

私も、オープン当初から、中抜きの状態で、ぎたろう軍鶏を扱わせてもらっていました。しかし、ある日・・・どうしても向き合いたい想いが募り始めたのです。

◆「命を頂く」現場に触れたい・・・

鶏を扱う者として、一度は鶏をしめるところから体験したい!という想いがありました。しかし、相談できる人がいなかったのです。

以前「鶏料理やまもと」さんに伺ったとき、店主の山本さんと、フェイスブックを通じて、交流が始まりました。ここで思い切って、その想いを伝えたく、食事をしがてら、相談に行きました。

山本さんは、その想いを汲み取って下さり、普段は外部の人を立ち入れさせないのですが、今回は特別にということで、鶏をしめる作業から、捌くところまで、教えて頂けることになりました。

作業の前日、生きている鶏を捌くという、何とも言えない気持ちに駆られ、なかなか寝ることができませんでした。

どこか目を背けていた自分と、ちゃんと命と向き合いたいと想う自分。複雑な想いを巡らせながら、眠りについたのです。

5月20日。

木鶏の定休日に合わせて、山本さんは時間を作って下さいました。なんと、女将さんも学びたいと、一緒に来てくれました。

朝八時、山本さんの養鶏場には、約100羽ほどの鶏がいました。その中から3羽ほど、小屋から連れ出し、しめていきます。まずは、山本さんがお手本となり、作業を見せてくれました。

そして、自分の番です。

高鳴る鼓動を抑え、鶏を小屋から連れ出し、しめる作業へと・・・。

思わず涙が出そうでした。

今、目の前で、命を頂く準備をしているのだと考えたら、ありがたい気持ちで一杯になったのです。

しめた鶏は、すぐにお店に併設されている処理場で、精肉にしていく作業へと移ります。お湯を沸かし、羽のついた鶏を一定時間漬け込み、手で剥ぐように羽をむしると、ものの見事に取れていきます。

山本さんは、事細かく捌き方のポイントを教えて下さり、各部位に分けていきます。その作業と言ったら、無駄が一つもありません。私は、今まで何をやっていたのかと思うほどです。

こうして、内容の濃い時間は終わりました。お忙しい中、快く教えて下さった山本さんには、頭が上がりません。

また、技術面だけでなく、経営の考え方など、仕事に対する情熱も聞かせて頂けたことは、とても大きな学びになりました!本当に本当にありがとうございました!!!



◆いざ実践!!!

お店に戻ってから、この感覚を忘れないうちにと、早速、ぎたろう軍鶏を捌いてみました。



まだまだですが、今まで以上に、綺麗に部位に分けて捌けるようになりました!山本さんがおっしゃっていた通り、何度も何度も経験を重ねて、ようやく身につくものだよと!



これを機に、もっと鶏料理の幅も広げていければと考えています!お楽しみに~!!!

【鶏料理やまもと】
住所:長野県塩尻市広丘高出1566−1
電話:0263-53-3588
HP:「ここをクリック」


名物の親子丼に、焼き鳥丼は、鶏好きにはたまらないどんぶりです!





  

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2019年05月22日

蕎麦文化のバトンを次世代に!!!

◆信州そば切りの会!結成10周年記念シンポジウム開催!!!

5月14日。

この日は、そば切りの会のシンポジウムがあり、昼営業後、松本市にある「信毎メディアガーデン」へと向かいました。

会場は、すでに準備が整えられ、あとは、お客様の来場を待つのみです。あいにくの天気で、来て下さる方が心配でしたが、時間になると、どんどん来場され、結果的に約90人ものお客様が来場されました!ありがたいです!

第一部では「日本の蕎麦世界一~信州人の知恵~」と題して、江戸ソバリエ協会理事長、ほしひかるさんに、ご講演頂きました。



内容は、ソバの歴史、伝来、粉食としての食べ方や、麺文化の始まりなど、現代の蕎麦が、どのような歴史を経て、今に至るのかを、事細かく教えて下さりました。

蕎麦は、地域ごとに文化が根強く、この信州でも、栽培されている在来種をはじめ、打ち方や食べ方などが大きく異なります。だからこそ、そこに面白みがあるんですよね!

第二部では「これでいいのか?信州そば!」をテーマに、パネルディスカッションが行われました。

生産者さんの取組、そして、蕎麦屋さんの考え方、また、行政側からの意見など、今後の信州そばをより良くするためには、どう方向性を持たせるか、素晴らしいディスカッションが繰り広げられました。





参加者の方から、お寄せ頂いた意見の一部です。

「こんなにも信州そばを一生懸命広げようとしている想いが感じれて良かったです!」
「私も、一消費者として、信州そばの発展を応援したいです!」


私は、信州そば切りの会に入会させて頂いて、こういった想いを大切にされている、先輩方の考え方に触れることができて、本当に良かったと思っています。

ただ、毎日そばを打ち、お店を営業する。

作業的には、同じことでしょう。でも、入会していなければ、分からなかった想いがここにはあります!

私たちは、繋いでもらってきた蕎麦文化のバトンを、次の世代に繋いでいかなければならないのです!


◆信州そば切りの会の未来!!!

信州そば切りの会とは、信州そばに、こだわりを持つお客様に対し、正真正銘の信州そばが食べられるお店の道しるべとして、志を同じくする店主らが集まって、2008年より始めた認定制度です。

「信州そば切り」の定義

一、そば粉は長野県産のみ
二、つなぎの割合は30%以下
三、そば打ちのすべての工程が手作業

この定義の元、食味審査をクリアし、ようやく認定を受けることが出来るのです。

私たちは、先人が繋いできて下さった伝統を大切にしつつ、信州そばの発展のために活動していきたいと思います!これからも、応援のほど、よろしくお願いいたします!!!



追伸:

第三部「そば打ち健康体操」で、ボディービルダーでもあるそば切りの会の種村さんが、最後に披露してくれた、筋肉美を写真に残せなかったことが唯一の後悔です(笑)




【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
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2019年05月21日

【そば処木鶏】ワイン始めました!

◆お客様に新しい楽しみ方を

以前から、木鶏でも、ワインを置いてもらえないかという、お客様の声がありました。しかし、自分一人では、なかなか一歩が踏み出せずにいました。

そこへ、二年前に、鹿児島出身のワインソムリエの資格を持った女性との出逢いがありました。旦那さんは、ワイン造りをしたくて、そして、彼女は、ソムリエとして旦那さんの支えとなり、現在注目を浴びている、長野ワインの地へと、移住を決断されたのです。

彼女の名前は「竹内美奈子」さんです。



後から聞いた話ですが、移住地を探す旅に来ていた時、たまたま木鶏に立ち寄ってくれた竹内一家。帰り際に、女将さんが、美奈子さんから、移住の話を耳にして、山形村は子育てもしやすいし、おすすめですよ!と、伝えたそうです。

それから数か月後、木鶏のカウンターに一人で座られた一人の女性が、美奈子さんだったのです。食事後、そのエピソードを聞かせてくれて、私と女将は驚きを隠せませんでした!

何が凄いって、その行動力ですよね!

山形村に住みたいと決めてから、不動産屋にアパートの空きが出たら教えてくれと伝えておいて、連絡が来るなり、間取りもほどほどに、引っ越しを決めちゃうんですもん!

そして、旦那さんは塩尻のワイナリーへ、美奈子さんは、イオンモール松本「晴庭」にあるイオンリカーに勤めながら、木鶏にも週一ペースで、働いてもらえることになりました。

それからというものの、保育園も一緒で、子供たちも、とても仲が良く、まるで、家族のようなお付き合いをさせてもらっています!!!

◆木鶏でしか味わえないワイン選び!

木鶏は、蕎麦屋です。本格的にワインを置けるお店ではありません。だから、海外のワインを置く理由もありません。では、どんなワインをお客様に楽しんで頂きたいか?

答えはすぐに出ました。

「生まれ故郷の東北のワインを中心に揃えたい!」

話が決まれば話は早い!現在、取引させて頂いている福島市「橘内酒店」さんに相談に乗っていただきました。

そして、福島県、山形県のワイン、シードル、スパークリングワインを送ってもらいました。

それに合わせて、美奈子さんにも参加してもらい、木鶏の料理と一緒に、ワインをテイスティングしました。そばに合わせるというよりは、和食に合わせるイメージです。

こうして選ばれた東北のワイン!あなたの食事を楽しむ一つのアイテムとして、可愛がって頂けたら幸いです!



まだまだ勉強途中です!ワイン好きのお客様!私にワインを教えてくださいね!

【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」




  

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2019年05月19日

業界の枠を超えた「スープ」

◆同一スープ!麺違い!誕生秘話!

今年の一月、松本市白板にある「とり麺や五色」店主、西沢さんが、木鶏に自家製麺を持ってきてくれました。黒ゴマを練りこんだ手打ち麺です。五色さんとは、共通のお客様が多く、フェイスブック上で、いつも面白い発想のラーメンを作っていらっしゃるなと、とても興味深く拝見していました。

「木鶏さんのかけつゆに合うと思うよ!」


そう言い残して、麺を置いていって下さった西沢さん。

早速、女将さんとスタッフとまかないで頂きましたが、これがまた美味!後日、お礼にと、最近温かいそば用で打っている平打ちそばを、五色さんへ持ち込みました。そこで、そばを茹でて、五色さんのスープに合わせてみたのですが、なんの違和感もなく、美味しく食べることができました。

「そばも十割で、こんな表現できるんだ!」

この瞬間、私と西沢さんは、何か面白いことやりたいね!と、自然と意見が出たのです。

その後、共通の知り合いを通じて、松本市緑町にある「うどん酒場勝利」店主の菅原さんが、西沢さんと交流が始まりました。私も、ずっと行ってみたかったお店だったので、菅原さんにフェイスブックを通じて、メッセージを送り、繋がりを作らせていただきました。

「ラーメン・うどん・そば」

日本の食を支える三つの麺文化。
この三者が集まれば、何か面白いものが生み出せるのではないかと考え、三人は一度集まってみますか!となったのです。

第一回は、木鶏にて、そばの製粉、そば打ちを見ていただきました。異業種の方に見ていただくのは、これが初めてかもしれません。菅原さんとは、これが初めましてでしたね(笑)


(左:五色 西沢さん 中:勝利 菅原さん 右:木鶏 塙)

第二回は、とり麺や五色さんで、青竹手打ち麺の製麺を見させていただきました。





初めて見る技に、感動しました!麺も独特な味わいで、素材を生かす西沢さんのこだわりを再確認しました。

第三回は、うどん酒場勝利さんで、うどんの製麺方法、そして、各店舗、出汁やスープ、かえしや塩だれを持ち込み、なんとなく試作をしてみますか!という軽いノリで持ち寄りました。


(楽しそうにスープを合わせる菅原さん)

面白かったのが、色んな組み合わせを作り、味見をしながら、意見を交換し合い、三人の方向性が一気にまとまったのです!



よし!「あっさり」「こってり」の二種類のスープを共有し、それに合わせて、ラーメン、うどん、そばで表現しよう!

そう・・・わずか三度の打ち合わせて決まった出来事でした!!!

5月は、とり麺や五色さんの開業10周年ということもあり、それに合わせての限定販売とさせて頂きました!!!

≪あっさりスープ≫
信州黄金軍鶏からとった、五色さんの「清湯(ちんたん)スープ」に、勝利さん「オリジナルブレンドいりこ出汁」を合わせ、最後に木鶏の大久保醸造店、淡口醤油で仕上げた「甘汁かえし」で味を調えます。

スープを最後の一滴まで楽しんで頂けるように、やさしく仕上げてあります。

・とり麺や五色


・うどん酒場勝利


・そば処木鶏


≪こってりスープ≫
こちらも信州黄金軍鶏からとった、五色さんの「白湯(ぱいたん)スープ」に、勝利さん「オリジナルブレンドいりこ出汁」、木鶏の「本枯れ二年物かつお出汁」を合わせ、じっくりと煮詰め、うまみを濃縮させて厚みを持たせます。そこへ、五色さん直伝の「塩だれ」で味を調えます。

こってりと言っても、脂っぽさはほとんどなく、麺を邪魔しない仕上がりになっています。

・とり麺や五色


・うどん酒場勝利


・そば処木鶏


今回の限定メニューには、スープの共有だけでなく、木鶏の特選素材「ぎたろう軍鶏」も使われています。各店舗、それぞれ調理法の違いを楽しまれるのもいいですね!

ここ最近、いろいろ重なって、なかなかブログを更新することができず、告知が遅くなってしまいました。申し訳ございません!

今回の企画の提供日は、5月11日・12日・18日・19日・25日・26日(土日限定)です。

まだ、日もありますので、ぜひ各店舗食べ比べをしてみて下さいね!!!

◆大切なのは「信頼関係」と「志」

今回の企画で、新聞社、テレビ局の取材をいただきました。



両者ともに質問があったことです。

「どうしてこんな素敵な企画が実現できたんですか?」
「自分の技術を公開することに不安はなかったのですか?」


きっと、このブログを読んで下さった飲食店の方なら、同じ意見が出ると思います。

私たちは、誰だって公開したわけじゃないと思います。この三人だから、ここまで作りこめたと思うんです。私が菅原さん、西沢さんと関わらせて頂いて感じたことは、

・もっと美味しいものを作ってお客様に喜んで頂きたい!という探求心
・ワクワクすることを心から楽しみたい!という遊び心


この二つが、大きな要素じゃないかなと思います!

また、お互いの技術を公開しあうことで、信頼関係が生まれ、より良いものを創ろう!と、モチベーションも高まっていきました。

普段の仕事で手がいっぱいな中、新しいものを創り出すことは、簡単なことではありません。

今回の企画で、菅原さんと西沢さんと関わらせて頂き、技術や食材の交流だけでなく、仕事に対する情熱、考え方も聞かせてもらえて、とても大きな学びになりました。

その中でも、西沢さんが、この10年を振り返られ、

「自分のラーメンを食べて、初めてお客様から頂いた700円の重みは、今でも忘れられないんだよ!」

と、話された時、西沢さんは、本当に心で仕事をされていらっしゃる方なんだなと思いました。

また、菅原さんは、知識がとても豊富で、小さなことでも、追求されているお姿に、感銘を受けました!

初心忘れるべからず!私も、もっと一つひとつの仕事に心を込めて、目の前のお客様に喜んで頂けるように、精進していきたいと思います!!!

菅原さん!西沢さん!この度は、本当にありがとうございます!残りの期間も全力で楽しみましょう!!!



追伸:

このブログを読んで下さった飲食店の方へ!ぜひ一緒に新しい試みにチャレンジしてみませんか?きっと面白いものが創り出せると思いますよ!ぜひ気軽の声を掛けて下さいね!

そば処木鶏は、人と人をつなぐ蕎麦屋を目指しています!このご縁に心から感謝いたします!!!

【とり麺や五色】
住所:長野県松本市白板1丁目1−13
電話:0263-33-0853
地図:「ここをクリック」


【うどん酒場勝利】
住所:長野県松本市大手4丁目2−9
電話:0263-32-8543
地図:「ここをクリック」



【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」


  


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2019年05月08日

陶芸家「中村満」さんを囲む会 in 鮨赤坂

◆「器」が繋ぐ人のご縁!!!

木鶏、春の恒例となった陶芸家「中村満」さんの作品展!今回で五回目を迎えるのですが、なんと!今年は木鶏だけでなく、同じく山形村にある「鮨赤坂」さんでも、展示会が始まりました!

きっかけは、二年前の満さんを囲む会で、鮨赤坂の店主、唐澤聖史さんが、イベントに華を添えようと、お刺身をメニューに加えて頂きました。そこで満さんと出逢い、聖史さんもお店で器を使って頂けることになりました。



翌年は、聖史さんも開田高原にある満さんの工房「開高窯」の釜焚きに参加したいと気持ちを寄せて下さり、一緒に行ってきました!!!依頼した器も、窯の中に入っているので、気持ちも昂ります!!!




【原点を知る大切さ⇒「ここをクリック」


今年も、春に窯焚きがあったのですが、私はどうしても都合がつかず、手伝いを断念しました。しかし、聖史さんは、一人でも行ってくるよ!と忙しい中、開田高原へと手伝いに行かれたのです!

こうして、満さんと聖史さんの絆は深まり、この度、鮨赤坂さんでも、展示会が開かれる運びになったのです!!!



お寿司屋さんのカウンターにも、満さんの作品が!!!嬉しすぎるーーー!!!





◆さらに嬉しい告知があります!!!

今回の展示会を記念して、毎年木鶏で開催していた満さんを囲む会を、今回は、場所を移して、鮨赤坂さんで企画することになりました!!!満さんの作品に、聖史さんの料理を・・・。なんとも贅沢な時間になること間違いありません!是非これを機に、ご参加下さいね!それではイベントの詳細です!

≪陶芸家「中村満」さんを囲む会 in 鮨赤坂≫

日時:6月2日(日)
受付 17時30分 開宴 18時~ 中締め 21時 予定
会費:お酒付き 6,000円 ソフトドリンク付き 5,000円
定員:20名(先着順)
場所:鮨赤坂 長野県東筑摩郡山形村2931
地図:「ここをクリック」
HP:「ここをクリック」



【申込み方法】
1、鮨赤坂 0263‐98‐2267
2、そば処木鶏 0263‐98‐2099
3、フェイスブックをご利用の方は、各店主へ直接連絡ください!


このスペシャルなイベントに参加できるのは20名様のみです!早くも噂をかぎつけて、数名の予約が入っています!今すぐスケジュール帳を確認して、お申し込み下さいね!一緒に最高の夜を楽しみましょう!!!



追伸:

木鶏でも、変わらず満さんの作品の展示会を開催しています!展示は6月2日までです!是非ご覧くださいね!!!













【開高窯】
住所:長野県木曽郡木曽町開田高原末川2037‐1
電話:0264‐42‐3373
メール:kaikougama@gmail.com
HP:「ここをクリック」
  


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2019年05月07日

「還暦」という人生の区切り

◆木鶏を心から応援して下さるお客様です!

木鶏が開業する前に、愛知のイベントで出逢った杁本さんとは、木鶏の歩みと共に、お店を応援して下さるお客様です。開業時から、木鶏のカウンターを予約されては、こうして写真を撮り、なんとアルバムまで作って下さっています!これは嬉しかったです!!!





そんな杁本さんが、今年の4月に還暦を迎えるにあたり、愛知県江南市にある「珈琲&ギャラりー 予約席」さんで、写真展を企画されました。

予約席のオーナー、恭子ママも、長野に来るたび、木鶏が関所だと言って、何度もお店に来て頂いています!ありがたいですね!!!

杁本さんから、この記念すべき還暦の写真展で、よかったら和君の蕎麦を、愛知の仲間に振舞って頂けないかと依頼がありました。私は二つ返事で、もちろん是非行かせてください!と、話しました。

4月22日。
快晴の中、車を走らせること3時間で「予約席」さんに着きました!

店内には、杁本さんが何度も足を運んで撮られた、桜の写真がいっぱいでした!









まるで、お店の中でお花見をしているようです!

お昼時になると、杁本さんが招待したご友人の方々が、次々と来店されました。私は、せっかくなので、お蕎麦だけではなく、木鶏の春の特選素材「下島農園極太アスパラ」を持参し、天ぷらにしました!



恭子ママの計らいで、手伝って下さる方もいて、みんなで和気あいあい楽しかったです!





この日、来て下さった方々とカウンター越しに話が出来たのですが、どの方も本当に素敵な人ばかりです!杁本さんの還暦をお祝いしたいと、みんな心から祝福の気持ちで話をされていました!

それも、杁本さんのお人柄なんだなと思います!私にもそうですが、杁本さんは、ちゃんと向き合ってお付き合いして下さるんですよね!

いつも、夫婦仲良く木鶏のカウンターに来て下さるお二人。これからも、いつまでもいつまでもお元気で、楽しい時間を過ごして下さいね!こんな素晴らしい企画に、呼んで頂けて良かったです!!!



【そば処 木鶏】


住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」


  

Posted by カズキ at 10:00Comments(0)そば会