2013年08月30日
私はピエロになります。
◆第二回目の開催です!
昨年10月に発足した「信州福島県人会」は、
「福島と信州の和を創る」ために活動しています。
自分も、会の立ち上げから携わらせてもらっています。
もっと会員さん同士のコミュニティーを拡げようと、
県人会のサークルが立ち上げられ、6月のそば打ちサークルは大盛況でした。

9月8日には、第二回目となるそば打ちサークルを開催します。
場所は、松本市寿北にある「生蓮寺」さんです。
お寺さんは、なんといってもスペースが広いことと、
大きな鍋などがたくさんあるから助かります。
また、いつもお手伝い頂ける逢沢さんご夫妻も、
そば打ち教室に来て下さいます。
今回は、どんな笑顔の和が生まれるのか、今から楽しみにしています。
【会場協力者】
【曹洞宗 生蓮寺】
住所:長野県松本市寿北3丁目12−24
電話:0263-58-3701
◆親方が遺したかったこと
最近、自分の心の中でモヤモヤとした気持ちが生まれていました。
そば打ち人として、自分にいったい何が出来るのか?
一昔前は、食材にこだわり、美味しいものを作り、
お客様に提供することしか考えていませんでした。
もちろん、この考えは今も持っていて、商売をする上で当たり前のことです。
しかし、それだけではたしていいものでしょうか?
木鶏の親方は、自分にそれだけを遺してくれたわけではないはずです。
親方の周りには、いつも色んな人が集まり、何か新しいものを生み出そうと、
常に話し合いが行われていたことを思い出します。
そば屋を経営しながら、こだわりの大豆を信頼できる農家から仕入れ、
豆を蒸し、納豆菌を混ぜ合わせ、発酵させて納豆を手作りしていました。
「発酵食品は、長年日本の食文化を支えてきた。納豆はな、すごい体にいいんだよ!オレは自分で作った納豆を広めて健康を広めるよ!」
そば屋が納豆を作る。普通は考えないことでしょう。
しかし、ちゃんとしたミッションが、そこにはあったのです。
私はこのモヤモヤした時期に、改めて自分自身を見つめ直すことが出来ました。
なぜ蕎麦屋を開業したいと思ったのか?
それは、このブログのタイトルにもあるように、
「人と人の心を繋ぐそば屋」を目指していたからです。
口で言っているだけでは簡単なことです。
いかに、それに伴った行動を起こせるかだと信じています。
今は、そのミッションの積み重ねなのかもしれません。
開業はもちろん大事なことです。
しかし、それだけに留まってしまったら、何のために蕎麦屋を開業したいのか?
という自分が掲げたミッションが、台無しになってしまいます。
先日、ある大先輩に素敵な言葉をかけて頂くことができました。
「自分の目的を達成するためには、色んな道の辿り方があっていいのよ!ただしぶれないことね!」
自分のやり方が、正しいかどうかは分かりません。
でも、このやり方で色んな人が喜んでもらえるのなら、
自分は、ピエロになったっていいと思っています。
「砂粒みたいな活動も、続ければきっと嵐は起きる!」
追伸:
生蓮寺のご住職「小笠原信隆」さんは、東日本大震災後、
何度も東北を訪れ、炊き出しなどを行われていました。
あの緊急時、スピーディーに情報が交換できたのは、
お寺さん同士の、強い繋がりがあったからでしょう。
こうして、ご住職に気に掛けて頂き、色んな話が聞ける関係を築けたこと、
私自身、とても勉強になっているのは確かです。
あったかいご住職ですよー!信隆さん!ありがとうございます!
昨年10月に発足した「信州福島県人会」は、
「福島と信州の和を創る」ために活動しています。
自分も、会の立ち上げから携わらせてもらっています。
もっと会員さん同士のコミュニティーを拡げようと、
県人会のサークルが立ち上げられ、6月のそば打ちサークルは大盛況でした。

9月8日には、第二回目となるそば打ちサークルを開催します。
場所は、松本市寿北にある「生蓮寺」さんです。
お寺さんは、なんといってもスペースが広いことと、
大きな鍋などがたくさんあるから助かります。
また、いつもお手伝い頂ける逢沢さんご夫妻も、
そば打ち教室に来て下さいます。
今回は、どんな笑顔の和が生まれるのか、今から楽しみにしています。
【会場協力者】
【曹洞宗 生蓮寺】
住所:長野県松本市寿北3丁目12−24
電話:0263-58-3701
◆親方が遺したかったこと
最近、自分の心の中でモヤモヤとした気持ちが生まれていました。
そば打ち人として、自分にいったい何が出来るのか?
一昔前は、食材にこだわり、美味しいものを作り、
お客様に提供することしか考えていませんでした。
もちろん、この考えは今も持っていて、商売をする上で当たり前のことです。
しかし、それだけではたしていいものでしょうか?
木鶏の親方は、自分にそれだけを遺してくれたわけではないはずです。
親方の周りには、いつも色んな人が集まり、何か新しいものを生み出そうと、
常に話し合いが行われていたことを思い出します。
そば屋を経営しながら、こだわりの大豆を信頼できる農家から仕入れ、
豆を蒸し、納豆菌を混ぜ合わせ、発酵させて納豆を手作りしていました。
「発酵食品は、長年日本の食文化を支えてきた。納豆はな、すごい体にいいんだよ!オレは自分で作った納豆を広めて健康を広めるよ!」
そば屋が納豆を作る。普通は考えないことでしょう。
しかし、ちゃんとしたミッションが、そこにはあったのです。
私はこのモヤモヤした時期に、改めて自分自身を見つめ直すことが出来ました。
なぜ蕎麦屋を開業したいと思ったのか?
それは、このブログのタイトルにもあるように、
「人と人の心を繋ぐそば屋」を目指していたからです。
口で言っているだけでは簡単なことです。
いかに、それに伴った行動を起こせるかだと信じています。
今は、そのミッションの積み重ねなのかもしれません。
開業はもちろん大事なことです。
しかし、それだけに留まってしまったら、何のために蕎麦屋を開業したいのか?
という自分が掲げたミッションが、台無しになってしまいます。
先日、ある大先輩に素敵な言葉をかけて頂くことができました。
「自分の目的を達成するためには、色んな道の辿り方があっていいのよ!ただしぶれないことね!」
自分のやり方が、正しいかどうかは分かりません。
でも、このやり方で色んな人が喜んでもらえるのなら、
自分は、ピエロになったっていいと思っています。
「砂粒みたいな活動も、続ければきっと嵐は起きる!」
追伸:
生蓮寺のご住職「小笠原信隆」さんは、東日本大震災後、
何度も東北を訪れ、炊き出しなどを行われていました。
あの緊急時、スピーディーに情報が交換できたのは、
お寺さん同士の、強い繋がりがあったからでしょう。
こうして、ご住職に気に掛けて頂き、色んな話が聞ける関係を築けたこと、
私自身、とても勉強になっているのは確かです。
あったかいご住職ですよー!信隆さん!ありがとうございます!
2013年08月27日
もがいています。
◆初心に戻る
最近、自分の身には、色んな出来事が起こります。
その中には「良いこと」も「悪いこと」も含まれています。
自分が望んでいないのにもかかわらず、導かれているように進む出来事。
自分が望んでいるにもかかわらず、なかなか進まない現状。
久し振りに道に迷っている自分が、そこにはいました。
こんな心情を、ブログにするのはどうかと思っていました。
しかし、カズキも人間です。
最近よく言われることがあります。
「いつも元気だよね!パワーもらっています!」
「どうしたらそんなに動けるの?」
などなど。
でも、私も落ち込む時は落ち込みます。
昔、一冊の本に出逢い、私はあることを学ばせて頂きました。
「行動だけが現実を変える」
それは、漠然と夢見ていた「そば屋開業」という目標を、
大きく身近なものに変えることが出来きました。(まだ道半ばですが)
開業するためには、何をしなければならないのか?
そのことに集中し、淡々と一つひとつの問題を解決していく。
はずでした。
人生は、なかなかそう簡単に上手くはいきません。
なにか一つクリアをすれば、また大きな壁にぶち当たる。
開業したいと思ってからの、この2年5ヶ月は、
31年生きてきた中で、ものすごいエネルギーを使いました。
それによって得られたものは何だったのでしょうか?
それは「人」という財産でした。
ちゃんとその出逢いに、心から感謝できているのか?
人との出逢いに、慣れすぎてはいないか?
私は、このモヤモヤしている時期に、改めて初心に戻りたいと思いました。
なぜそば屋を開業したいと思ったのか?
毎日悩んで、もがいて、そして一つの壁を乗り越えて、
一歩一歩前に進んでいきます。
今日を120%出せない人間に、明日120%出せるわけがない。
これからも宜しくお願い致します。
最近、自分の身には、色んな出来事が起こります。
その中には「良いこと」も「悪いこと」も含まれています。
自分が望んでいないのにもかかわらず、導かれているように進む出来事。
自分が望んでいるにもかかわらず、なかなか進まない現状。
久し振りに道に迷っている自分が、そこにはいました。
こんな心情を、ブログにするのはどうかと思っていました。
しかし、カズキも人間です。
最近よく言われることがあります。
「いつも元気だよね!パワーもらっています!」
「どうしたらそんなに動けるの?」
などなど。
でも、私も落ち込む時は落ち込みます。
昔、一冊の本に出逢い、私はあることを学ばせて頂きました。
「行動だけが現実を変える」
それは、漠然と夢見ていた「そば屋開業」という目標を、
大きく身近なものに変えることが出来きました。(まだ道半ばですが)
開業するためには、何をしなければならないのか?
そのことに集中し、淡々と一つひとつの問題を解決していく。
はずでした。
人生は、なかなかそう簡単に上手くはいきません。
なにか一つクリアをすれば、また大きな壁にぶち当たる。
開業したいと思ってからの、この2年5ヶ月は、
31年生きてきた中で、ものすごいエネルギーを使いました。
それによって得られたものは何だったのでしょうか?
それは「人」という財産でした。
ちゃんとその出逢いに、心から感謝できているのか?
人との出逢いに、慣れすぎてはいないか?
私は、このモヤモヤしている時期に、改めて初心に戻りたいと思いました。
なぜそば屋を開業したいと思ったのか?
毎日悩んで、もがいて、そして一つの壁を乗り越えて、
一歩一歩前に進んでいきます。
今日を120%出せない人間に、明日120%出せるわけがない。
これからも宜しくお願い致します。

2013年08月21日
安曇野で再会!福島の子供達!
◆安曇野保養プログラム’2013

8月17日から21日にかけて、福島県のご家族が、この安曇野へ保養に来られました。
今年で、二回目のプロジェクトになります。
嬉しいことに、昨年参加されたご家族がほとんどとのことです。
受け入れの準備をしているのは、「安曇野地球宿」と「どあいキャンプ場」を中心に、
安曇野に集まった有志達による「ひかりプロジェクト」の皆さんです。
この保養の受け入れのために、半年以上前から集まり、
どういった内容にするかなど、日程や資金の調達など準備されてきました。
その中心人物である、地球宿の望さんから依頼を受け、
昨年に引き続き、18日のお昼にお蕎麦を提供させて頂きました。
今回のテーマは「体験」です。
と言うのも、昨年は初めてお逢いした方達ばかりです。
私も、どうそば打ちを見せようか悩んでいました。
しかし、昨年やってみて思ったのが、実際にチャレンジした方が、
子供達の心に残るのではないかと感じたのです。
◆子供達の輝き
まずはじめに、私が実演を行います。
今回使用したそば粉は、なんと望さんが育ててくれた貴重なものです。

子供達は、そば打ちの様子を、目を輝かせて見ていました。

実際にそば玉にも触れ、感触を確かめています。

(この写真素敵です!)
そして最後の工程「切り」の作業です。
ここからは、子供達にチャレンジしてもらいました。


(南相馬市で再会した健太くんも頑張ってます!)
切り終えたそばのダイナミックなこと(笑)

これが完成した蕎麦です!これがまた美味いんです!

参加者が35名と聞いていたので、多めにと思って45食分準備しましたが、
大人たちも一緒になって、あっっっっっという間に食べきってしまいました(笑)


ヒロもお酌に大忙し(そばつゆです)

さすが息子!蕎麦を手繰るのが上手でしょ!(親バカ)

子供達からは、たくさんのありがとうを言ってもらえたのだけれど、
このキラキラした笑顔を見させてもらっただけで、もう何もいりません。
あっという間の4時間でしたが、皆さんとの再会の時間を楽しく過ごさせて頂きました。
また逢いましょう。
いつだって長野の心ある人たちは、福島を想っています。

写真提供:信州福島県人会理事 植木宏さん
追伸:
今回、信州福島県人会からお手伝いに来て下さった、片寄さん、横澤さん、植木さん、佐藤さん、谷田部さん、
ひかりプロジェクトの皆さん。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
そして、機会を与えて下さった地球宿の望さん。
こういった繋がりに、心から感謝したいです。
自分の出来ることを全力で!まだまだ頑張っぺ!みんな!
砂粒みたいな活動も、続ければきっと嵐は起きる!
【受入れ先のご紹介】
・安曇野地球宿
安曇野地球宿HP⇒http://chikyuyado.com/
住所⇒長野県安曇野市三郷小倉4028-1
電話⇒080-5486-6111
地図⇒『ここをクリック』
・どあい冒険くらぶ
住所⇒長野県安曇野市三郷小倉2951-1
電話⇒0263-77-8951
ブログ⇒http://doaibouken.blog26.fc2.com/
8月17日から21日にかけて、福島県のご家族が、この安曇野へ保養に来られました。
今年で、二回目のプロジェクトになります。
嬉しいことに、昨年参加されたご家族がほとんどとのことです。
受け入れの準備をしているのは、「安曇野地球宿」と「どあいキャンプ場」を中心に、
安曇野に集まった有志達による「ひかりプロジェクト」の皆さんです。
この保養の受け入れのために、半年以上前から集まり、
どういった内容にするかなど、日程や資金の調達など準備されてきました。
その中心人物である、地球宿の望さんから依頼を受け、
昨年に引き続き、18日のお昼にお蕎麦を提供させて頂きました。
今回のテーマは「体験」です。
と言うのも、昨年は初めてお逢いした方達ばかりです。
私も、どうそば打ちを見せようか悩んでいました。
しかし、昨年やってみて思ったのが、実際にチャレンジした方が、
子供達の心に残るのではないかと感じたのです。
◆子供達の輝き
まずはじめに、私が実演を行います。
今回使用したそば粉は、なんと望さんが育ててくれた貴重なものです。
子供達は、そば打ちの様子を、目を輝かせて見ていました。
実際にそば玉にも触れ、感触を確かめています。
(この写真素敵です!)
そして最後の工程「切り」の作業です。
ここからは、子供達にチャレンジしてもらいました。
(南相馬市で再会した健太くんも頑張ってます!)
切り終えたそばのダイナミックなこと(笑)
これが完成した蕎麦です!これがまた美味いんです!
参加者が35名と聞いていたので、多めにと思って45食分準備しましたが、
大人たちも一緒になって、あっっっっっという間に食べきってしまいました(笑)
ヒロもお酌に大忙し(そばつゆです)
さすが息子!蕎麦を手繰るのが上手でしょ!(親バカ)
子供達からは、たくさんのありがとうを言ってもらえたのだけれど、
このキラキラした笑顔を見させてもらっただけで、もう何もいりません。
あっという間の4時間でしたが、皆さんとの再会の時間を楽しく過ごさせて頂きました。
また逢いましょう。
いつだって長野の心ある人たちは、福島を想っています。
写真提供:信州福島県人会理事 植木宏さん
追伸:
今回、信州福島県人会からお手伝いに来て下さった、片寄さん、横澤さん、植木さん、佐藤さん、谷田部さん、
ひかりプロジェクトの皆さん。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
そして、機会を与えて下さった地球宿の望さん。
こういった繋がりに、心から感謝したいです。
自分の出来ることを全力で!まだまだ頑張っぺ!みんな!
砂粒みたいな活動も、続ければきっと嵐は起きる!
【受入れ先のご紹介】
・安曇野地球宿
安曇野地球宿HP⇒http://chikyuyado.com/
住所⇒長野県安曇野市三郷小倉4028-1
電話⇒080-5486-6111
地図⇒『ここをクリック』
・どあい冒険くらぶ
住所⇒長野県安曇野市三郷小倉2951-1
電話⇒0263-77-8951
ブログ⇒http://doaibouken.blog26.fc2.com/
2013年08月20日
家族で訪れた故郷福島・・・後編
◆約束の地を訪れる
【8月14日】
<約束の地~その一 お墓参り>
福島の滞在も、残り二日です。
この日は、妻が長野にいる時から、ずっと願っていたお墓参りです。
子供を授かるたびに、ご先祖様への感謝の気持ちが深まっていきます。
震災があってからも、こうして家族が元気でいられるのは、
ご先祖様が見守ってくれているからと、感じるようになったのです。
妻は深々と父方、母方のお墓の前で手を合わせてくれました。


母がお父さん(カズキのじーちゃん)の話をしてくれました。
「男が本気で怒るのは、一生に一度あるかないかだ!」
と言って、いつも穏やかに見守ってくれていたそうです。
う・・・カズキもそうありたいものです(笑)
<約束の地~その二 ふくしま復興祈念碑>
午後になると、長野からスペシャルゲストが来福します。
カズキの心友「ヒロ」とその家族です。
ヒロもまた、家族に福島を見てもらいたくて、
奥さん(トモちゃん)の休みに合わせて連れてきたのです。
2013年3月11日。
「復興支援団体しきだん会」が、30年後の福島の復興を祈念し、
全国から寄せられた「想い」をタイムカプセルに保存し、この地に埋めました。
その場所へ、ふくしま復興祈念碑として石碑を建てたのです。
この大切な場所へ、家族をようやく連れてくることが出来ました。

横澤家の子供達とも!

この地に立つと、あの日の想いが蘇りました。
全国から寄せられた、福島への温かいメッセージ、
そして仲間達との強い絆で結ばれた瞬間。
忘れないよ。ずっと忘れない。
30年間ずーーーっと忘れないって約束するよ。
また来るでな!
<約束の地~その三 福島を盛り上げる男の店>
石碑を見終えた二家族は、夕食を食べに福島の市街地へ向かいます。
そう・・・ある男が店長を勤めるお店です。
その名は「パリ食堂波平」!
店長の「菅野智教」通称「トモ」は、去年の5月に知り合った男です。
フットワークが軽く、自分が企画したイベントにも、チョコチョコ顔を出してくれます。
そこが長野だろうが、東京だろうが、神奈川だろうが・・・。
とても熱い男です(笑)
そんな彼は現在、福島市を「食」という立場から盛り上げたいということで、
今年の5月から、飲食店に勤めだしたのです。
ずーっと来たかった。彼の頑張っている姿を、この目で見たかったんです。
そして、いつも陰ながら支えてくれる家族に、
美味しいものを食べてもらい、感謝の気持ちを伝えました。
カニだぞー!!!

(仲の良い横澤夫妻)
トモ!ありがとなー!美味かったぜ!
頑張ってる姿が見れて嬉しかったぜー!

(真ん中の人がトモ)
◆福島最終日の夜
パリ食堂波平で食事を済ませた後は、みんなで塙の実家へ戻ります。
ヒロも実家には何度も来ているので、自分の両親とも仲が良く、この日は家族で泊まります。
子供たちも寝かせ、最後は大人の時間です。
子育てのこと、福島のこと、原発のこと、
とにかく色々話をしていました。
孫のことが心配なのは、母も同じです。
自分達はいいけれどと・・・。
子供達の未来を、若い世代がどうやって創っていこうか。
気がついたら、自分の充電が切れてしまいました・・・。

【8月15日】
いよいよ旅立ちの朝です。
3泊4日の福島の滞在は、家族、仲間、ご先祖様への感謝の日々でした。
酔っ払ってハメをはずしてしまうこともあるけれど、
地元に帰ってくると、どうしても素が出してしまうんですよね。
いつもながら、最高の朝食を作ってくれた母。
そして、カズキの車を洗車して、気持ちよく送り出してくれる父。
いつも変わらぬ愛情が、ここにはあって、カズキの尻を叩いてくれます。
帰ってこれる場所がある幸せ、だから自分は頑張れるんだな。
父ちゃん!母ちゃん!産んでくれて育ててくれてありがとー!

追伸:
こうして「家族で訪れた故郷福島」の旅は終わりました。
妻は、どう感じてくれたのでしょうか。
息子の巌士郎は、従兄と外でキャッチボールをしたことが、一番楽しかったそうです。
当たり前と思っているこの日常に、やっぱり感謝しなくっちゃなー!
【8月14日】
<約束の地~その一 お墓参り>
福島の滞在も、残り二日です。
この日は、妻が長野にいる時から、ずっと願っていたお墓参りです。
子供を授かるたびに、ご先祖様への感謝の気持ちが深まっていきます。
震災があってからも、こうして家族が元気でいられるのは、
ご先祖様が見守ってくれているからと、感じるようになったのです。
妻は深々と父方、母方のお墓の前で手を合わせてくれました。


母がお父さん(カズキのじーちゃん)の話をしてくれました。
「男が本気で怒るのは、一生に一度あるかないかだ!」
と言って、いつも穏やかに見守ってくれていたそうです。
う・・・カズキもそうありたいものです(笑)
<約束の地~その二 ふくしま復興祈念碑>
午後になると、長野からスペシャルゲストが来福します。
カズキの心友「ヒロ」とその家族です。
ヒロもまた、家族に福島を見てもらいたくて、
奥さん(トモちゃん)の休みに合わせて連れてきたのです。
2013年3月11日。
「復興支援団体しきだん会」が、30年後の福島の復興を祈念し、
全国から寄せられた「想い」をタイムカプセルに保存し、この地に埋めました。
その場所へ、ふくしま復興祈念碑として石碑を建てたのです。
この大切な場所へ、家族をようやく連れてくることが出来ました。

横澤家の子供達とも!

この地に立つと、あの日の想いが蘇りました。
全国から寄せられた、福島への温かいメッセージ、
そして仲間達との強い絆で結ばれた瞬間。
忘れないよ。ずっと忘れない。
30年間ずーーーっと忘れないって約束するよ。
また来るでな!
<約束の地~その三 福島を盛り上げる男の店>
石碑を見終えた二家族は、夕食を食べに福島の市街地へ向かいます。
そう・・・ある男が店長を勤めるお店です。
その名は「パリ食堂波平」!
店長の「菅野智教」通称「トモ」は、去年の5月に知り合った男です。
フットワークが軽く、自分が企画したイベントにも、チョコチョコ顔を出してくれます。
そこが長野だろうが、東京だろうが、神奈川だろうが・・・。
とても熱い男です(笑)
そんな彼は現在、福島市を「食」という立場から盛り上げたいということで、
今年の5月から、飲食店に勤めだしたのです。
ずーっと来たかった。彼の頑張っている姿を、この目で見たかったんです。
そして、いつも陰ながら支えてくれる家族に、
美味しいものを食べてもらい、感謝の気持ちを伝えました。
カニだぞー!!!
(仲の良い横澤夫妻)
トモ!ありがとなー!美味かったぜ!
頑張ってる姿が見れて嬉しかったぜー!

(真ん中の人がトモ)
◆福島最終日の夜
パリ食堂波平で食事を済ませた後は、みんなで塙の実家へ戻ります。
ヒロも実家には何度も来ているので、自分の両親とも仲が良く、この日は家族で泊まります。
子供たちも寝かせ、最後は大人の時間です。
子育てのこと、福島のこと、原発のこと、
とにかく色々話をしていました。
孫のことが心配なのは、母も同じです。
自分達はいいけれどと・・・。
子供達の未来を、若い世代がどうやって創っていこうか。
気がついたら、自分の充電が切れてしまいました・・・。

【8月15日】
いよいよ旅立ちの朝です。
3泊4日の福島の滞在は、家族、仲間、ご先祖様への感謝の日々でした。
酔っ払ってハメをはずしてしまうこともあるけれど、
地元に帰ってくると、どうしても素が出してしまうんですよね。
いつもながら、最高の朝食を作ってくれた母。
そして、カズキの車を洗車して、気持ちよく送り出してくれる父。
いつも変わらぬ愛情が、ここにはあって、カズキの尻を叩いてくれます。
帰ってこれる場所がある幸せ、だから自分は頑張れるんだな。
父ちゃん!母ちゃん!産んでくれて育ててくれてありがとー!

追伸:
こうして「家族で訪れた故郷福島」の旅は終わりました。
妻は、どう感じてくれたのでしょうか。
息子の巌士郎は、従兄と外でキャッチボールをしたことが、一番楽しかったそうです。
当たり前と思っているこの日常に、やっぱり感謝しなくっちゃなー!
2013年08月19日
家族で訪れた故郷福島・・・前編
◆家族の大切さが身にしみます。

塙一家は、8月12日から15日にかけて、故郷福島を訪れました。
妻を福島に連れて帰るのは、実に3年ぶり、震災後は初めてです。
今回の帰省の目的は、福島の家族とゆっくり時間を過ごすことと、
妻と一緒に、ご先祖のお墓参りや、被災地などをまわって歩くことでした。
【8月12日】
この日は移動日です。朝方4時ころ信州を出発し、
中央道→長野道→上信越道→関越道→北関東道→東北道と車を走らせます。
(こんなにジャンクション通るんだな)
さすがはお盆休み、東北道へ入ると道が混み始め、
途中、大きな事故により通行止めになってしまいました。
車を走らせること7時間、ようやく実家に辿り着きました。
初日ということもあり、この日はのんびり自宅で過ごします。
夕食は、自分が幼い時から家族で外食というと通っていた、
「レストラン リンカーン」へ・・・。やっぱ美味かったわ(笑)
【8月13日】
二日目は、自分の家族と兄姉の子供達、そして両親といわき市へ向かいました。
子供達に夏の思い出をと言うことで、水族館を目指します。
そしてもう一つの目的が、震災後初めて訪れたあの海沿いの街が、
どのようになっているのか、この目で確かめたかったのです。

(2011年4月)

(2013年8月)
あの山のような瓦礫は無くなっていましたが、
それと引き換えに、あたり一体の更地が目の前に広がっていました。
そんな中、所々新築の家が建っていました。
きっとそこの家の方が、もう一度ここへ住むと決めて建てられたのでしょう。
初めて被災地を訪れた妻の目には、どう映っていたのか。
彼女は、ずっとこの街を見つめていました。

最後に私たちは、この土地にお線香を上げさせてもらい、
亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈りいたしました。
この街の復興は、はたしてどこに向かっているのかなと、疑問が湧きました。
近くの海では、サーフィンを楽しんでいる人たちの姿がとても印象的でした。
その後は、子供達と「アクアマリンふくしま」へ行きました。
そこには、県外ナンバーもあり、観光客で大勢の人達が楽しそうにしています。
また、同じ敷地内にある「いわき・ら・ら・ミュウ」には、
鮮魚を扱う市場があります。

こちらも多くの人で賑わっていたものの、
福島県産の魚介類は、店頭に並んでいませんでした。
と言うのも、地元漁協が操業を自粛しているのですね。
いつも楽しみにしていた福島県沖合いで獲れた新鮮な魚たち・・・。
漁師さんたちのことを考えると、とても胸が苦しくなりました。
日が沈む前にいわき市を離れ、地元福島市へと向かいます。
兄貴夫婦と姉が、BBQの準備をして迎えてくれました。
自分の家族は3兄姉です。
各々の子供たち、両親を含めると15人ほどになります。
それはそれはお祭り騒ぎですよ(笑)
こういうゆっくりとした時間が、どれだけ幸せか。
なんかさー、お金じゃ買えない大切なものが、
ここにはギューって詰まってるんですよね。
家族ってさ、言葉なんか必要なくて、ただそこに居てくれるだけで、
「ありがとー」とか「楽しめよー」とか、聞こえてくるんです。
これがオレの家族!力の源なんだ!!!


楽しい時間はあっという間でした。
ずーっとずーっとこうしていたかった・・・。
「家族で訪れた故郷福島」
後編へ続く・・・。
追伸:
このブログは、そば屋開業への道のりのことはもちろん、
自分が考えていること、大切にしていることを綴っています。
東日本大震災があり、自分の生き方や考え方が変わりました。
どうか温かい目で見守って頂ければ幸いです。

塙一家は、8月12日から15日にかけて、故郷福島を訪れました。
妻を福島に連れて帰るのは、実に3年ぶり、震災後は初めてです。
今回の帰省の目的は、福島の家族とゆっくり時間を過ごすことと、
妻と一緒に、ご先祖のお墓参りや、被災地などをまわって歩くことでした。
【8月12日】
この日は移動日です。朝方4時ころ信州を出発し、
中央道→長野道→上信越道→関越道→北関東道→東北道と車を走らせます。
(こんなにジャンクション通るんだな)
さすがはお盆休み、東北道へ入ると道が混み始め、
途中、大きな事故により通行止めになってしまいました。
車を走らせること7時間、ようやく実家に辿り着きました。
初日ということもあり、この日はのんびり自宅で過ごします。
夕食は、自分が幼い時から家族で外食というと通っていた、
「レストラン リンカーン」へ・・・。やっぱ美味かったわ(笑)
【8月13日】
二日目は、自分の家族と兄姉の子供達、そして両親といわき市へ向かいました。
子供達に夏の思い出をと言うことで、水族館を目指します。
そしてもう一つの目的が、震災後初めて訪れたあの海沿いの街が、
どのようになっているのか、この目で確かめたかったのです。

(2011年4月)

(2013年8月)
あの山のような瓦礫は無くなっていましたが、
それと引き換えに、あたり一体の更地が目の前に広がっていました。
そんな中、所々新築の家が建っていました。
きっとそこの家の方が、もう一度ここへ住むと決めて建てられたのでしょう。
初めて被災地を訪れた妻の目には、どう映っていたのか。
彼女は、ずっとこの街を見つめていました。

最後に私たちは、この土地にお線香を上げさせてもらい、
亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈りいたしました。
この街の復興は、はたしてどこに向かっているのかなと、疑問が湧きました。
近くの海では、サーフィンを楽しんでいる人たちの姿がとても印象的でした。
その後は、子供達と「アクアマリンふくしま」へ行きました。
そこには、県外ナンバーもあり、観光客で大勢の人達が楽しそうにしています。
また、同じ敷地内にある「いわき・ら・ら・ミュウ」には、
鮮魚を扱う市場があります。

こちらも多くの人で賑わっていたものの、
福島県産の魚介類は、店頭に並んでいませんでした。
と言うのも、地元漁協が操業を自粛しているのですね。
いつも楽しみにしていた福島県沖合いで獲れた新鮮な魚たち・・・。
漁師さんたちのことを考えると、とても胸が苦しくなりました。
日が沈む前にいわき市を離れ、地元福島市へと向かいます。
兄貴夫婦と姉が、BBQの準備をして迎えてくれました。
自分の家族は3兄姉です。
各々の子供たち、両親を含めると15人ほどになります。
それはそれはお祭り騒ぎですよ(笑)
こういうゆっくりとした時間が、どれだけ幸せか。
なんかさー、お金じゃ買えない大切なものが、
ここにはギューって詰まってるんですよね。
家族ってさ、言葉なんか必要なくて、ただそこに居てくれるだけで、
「ありがとー」とか「楽しめよー」とか、聞こえてくるんです。
これがオレの家族!力の源なんだ!!!


楽しい時間はあっという間でした。
ずーっとずーっとこうしていたかった・・・。
「家族で訪れた故郷福島」
後編へ続く・・・。
追伸:
このブログは、そば屋開業への道のりのことはもちろん、
自分が考えていること、大切にしていることを綴っています。
東日本大震災があり、自分の生き方や考え方が変わりました。
どうか温かい目で見守って頂ければ幸いです。
2013年08月16日
安曇野で逢いましょう!
◆安曇野ひかりプロジェクト’2013

昨年、安曇野の有志達が集まり、福島のご家族を招いて、
保養をしてもらうプロジェクトが行われました。
私も、福島県出身として、福島から来られたご家族に、
目の前で蕎麦を打ち、召し上がって頂く機会を与えてもらいました。

【2012年保養プログラムの詳細は⇒「ここをクリック」】
その中心人物の望三郎さんから連絡があり、18日に今年も開催するので、
蕎麦を打ってほしいと依頼があったのです。
私は、当然のことながら二つ返事でお応えしました。
参加者が、去年と同じ方々と言うことで、
一年ぶりの再会が楽しみだったからです。
昨年11月、南相馬市に逢いに来てくれたあのご家族とも・・・。
あの時は、めちゃくちゃ嬉しかったなー!

【感動の再会の詳細は⇒「ここをクリック」】
◆自分に出来る精一杯を
今回、福島から来られるご家族は、長距離の移動もあり、
少しお疲れの面もあるかと思われます。
私は、元気がありすぎるほど、力があり余っています。
決してお祭り騒ぎではないことを心に留めておき、
一食一食蕎麦を打とうと決めました。
目的は、心から喜んでもらうこと。
おもてなしの心と、来てくれたことに感謝する心。
信州の仲間達で、お迎えしたいと思います。
いずれにしても、皆さんとの再会を心待ちにしています!

昨年、安曇野の有志達が集まり、福島のご家族を招いて、
保養をしてもらうプロジェクトが行われました。
私も、福島県出身として、福島から来られたご家族に、
目の前で蕎麦を打ち、召し上がって頂く機会を与えてもらいました。

【2012年保養プログラムの詳細は⇒「ここをクリック」】
その中心人物の望三郎さんから連絡があり、18日に今年も開催するので、
蕎麦を打ってほしいと依頼があったのです。
私は、当然のことながら二つ返事でお応えしました。
参加者が、去年と同じ方々と言うことで、
一年ぶりの再会が楽しみだったからです。
昨年11月、南相馬市に逢いに来てくれたあのご家族とも・・・。
あの時は、めちゃくちゃ嬉しかったなー!

【感動の再会の詳細は⇒「ここをクリック」】
◆自分に出来る精一杯を
今回、福島から来られるご家族は、長距離の移動もあり、
少しお疲れの面もあるかと思われます。
私は、元気がありすぎるほど、力があり余っています。
決してお祭り騒ぎではないことを心に留めておき、
一食一食蕎麦を打とうと決めました。
目的は、心から喜んでもらうこと。
おもてなしの心と、来てくれたことに感謝する心。
信州の仲間達で、お迎えしたいと思います。
いずれにしても、皆さんとの再会を心待ちにしています!
2013年08月09日
I LOVE YOU 福島!!!
◆東日本大震災から2年5ヶ月・・・
今回の話は、直接そば屋開業についての話ではないので、ご了承頂きたい。
しかし、自分にとってこの東日本大震災は、人生のターニングポイントになりました。
あの大震災があってから、自分自身がどれだけ動けるか、がむしゃらに飛び回りました。
福島、岩手、東京、神奈川など、仲間達ととにかくひたすら飛び回らせてもらったのです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、自分はごく一般的なサラリーマンで、
結婚をし、子供も三人授かっています。
そんな自分が、こうして飛び回っていられるのは、
間違いなく「妻」の存在があるからです。
彼女は彼女なりに、震災があってから色んな考えを持ち始め、
大切な仲間達と、その考えや仲間の大切さを共感し合っていました。
そして、ずっとずっと東北に行きたいと、福島に行きたいと願っていました。
しかし震災当初は、長女の千珠が生まれたばかりで、それどころではありません。
しばらくすると、三人目の赤ちゃんがお腹に宿り、
なかなか長距離を移動することができなくなっていったのです。
その間、それでも妻は、ずっと福島のことを想い続けてくれました。
彼女は常に私に言ってくれます。
「福島のお母さんに、家族に逢いたい!」
もう、頭があがんねーっすよ!
迎えた今回のお盆休み、妻と色々話し合った結果、
一番下の娘が生後6ヶ月を過ぎ、故郷福島へ帰省することが決まりました。
震災後、初めて家族を連れて帰るのですが、
それ以上に、妻を連れて帰るのは、実に3年ぶりです。
久し振りに妻と子供達と帰る福島。
ご先祖様への墓参りをしながら、今あるこの命に感謝してきたいです。

追伸:
このブログは、そば屋開業への道のりのことはもちろん、
自分が考えていること、大切にしていることを綴っています。
ご理解を頂ければ幸いです。
はて、福島へ帰るのに、ワーゲンバスで帰るかbBで帰るか。

あなたならどっち?(笑)
今回の話は、直接そば屋開業についての話ではないので、ご了承頂きたい。
しかし、自分にとってこの東日本大震災は、人生のターニングポイントになりました。
あの大震災があってから、自分自身がどれだけ動けるか、がむしゃらに飛び回りました。
福島、岩手、東京、神奈川など、仲間達ととにかくひたすら飛び回らせてもらったのです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、自分はごく一般的なサラリーマンで、
結婚をし、子供も三人授かっています。
そんな自分が、こうして飛び回っていられるのは、
間違いなく「妻」の存在があるからです。
彼女は彼女なりに、震災があってから色んな考えを持ち始め、
大切な仲間達と、その考えや仲間の大切さを共感し合っていました。
そして、ずっとずっと東北に行きたいと、福島に行きたいと願っていました。
しかし震災当初は、長女の千珠が生まれたばかりで、それどころではありません。
しばらくすると、三人目の赤ちゃんがお腹に宿り、
なかなか長距離を移動することができなくなっていったのです。
その間、それでも妻は、ずっと福島のことを想い続けてくれました。
彼女は常に私に言ってくれます。
「福島のお母さんに、家族に逢いたい!」
もう、頭があがんねーっすよ!
迎えた今回のお盆休み、妻と色々話し合った結果、
一番下の娘が生後6ヶ月を過ぎ、故郷福島へ帰省することが決まりました。
震災後、初めて家族を連れて帰るのですが、
それ以上に、妻を連れて帰るのは、実に3年ぶりです。
久し振りに妻と子供達と帰る福島。
ご先祖様への墓参りをしながら、今あるこの命に感謝してきたいです。
追伸:
このブログは、そば屋開業への道のりのことはもちろん、
自分が考えていること、大切にしていることを綴っています。
ご理解を頂ければ幸いです。
はて、福島へ帰るのに、ワーゲンバスで帰るかbBで帰るか。

あなたならどっち?(笑)
2013年08月08日
I LOVE YOU いわき!!!
◆あの日の出逢いがきっかけです!!!
「アースデイいわきinなごや」
このブログでも以前ご紹介させて頂きました。
「福島と愛知をつなぐ男たち!」と題してご紹介させて頂いたブログです。
【イベントの詳細は⇒「ここをクリック」】
私は、福島と信州の架け橋を創りたいと考えています。
ちょうど同じ頃に、福島と愛知の架け橋を創ろうとされていたことに共感し、
このイベントに参加したのです。
想いが同じ方たちと、心の距離が縮まることに時間はかかりませんでした。





◆ライブペインティング「ユアサミズキ」!!!

その中の一人、ユアサミズキさんは、パフォーマンスとして、
黒無地のティピーに、直接絵を描き始めていました。

その姿に、ただただ見とれてしまい、
私はユアサさんの魅力に惚れてしまったのです。
なんでも、お仕事はイラストレーターとして、
幅広いジャンルでデザインを手掛けていらっしゃるとのこと。
私はこの時、ふっとあるもののデザインをお願いできないかと閃いたのです。

◆信州福島県人会「ロゴプロジェクト」
この県人会は、私も関わらせてもらっている組織です。
決して支援団体ではなく、有志達が集い活動しています。
活動テーマは「信州と福島の和を創る」です。
ちょうどこの時期に、一般公募で会のシンボルとなる、
ロゴおよびシンボルマークを募集していたのです。

ユアサさんに何気なくお願いをしていたところ、
とっても素敵なデザインを送って下さいました。
デザインはこちらです↓↓↓

このデザインがなんと、県人会の会員の投票により選ばれたのです!
(他にも多くの方から寄せられたデザインに、心から感謝しております)
以下、ユアサさんからのメッセージです。
今回制作させていただいたロゴは、長野県と福島県それぞれが互いに肩を組んでいるキャラクターをモチーフとしています。
それぞれのキャラクターを暖かく包んでいる帯の文字
「Believing the HAPPINESS」は、信州の「信」そして福島の「福」を捉えた、
「信福=幸福を信じる」が、今現在の状況にもマッチするのでは…と、つけさせていただきました。
長野と福島それぞれが互いに手を取りながら、素敵なご縁として続いて行く事を願っています。
また同様に今回のロゴが永く愛されるデザインとして続いていければ、
そして各県の架け橋の一旦を担う事が出来れば幸いです。
きっかけを作って下さった、アーズデイいわきの吉田さん!
そして、一緒に連れて行ってくれた佐々さん!本当にありがとうございました!

(右:吉田さん 左:佐々さん)
そんなユアサが、10月5日~6日にかけて、信州へやってきます!
10月5日は、アースデイ松本です!
(吉田さんも佐々さんも来るかな・・・。)
なにやら、またまたワクワクセンサーが鳴りっぱなしですよー!
つながれ!つながれ!みんなつながれー!!!
「砂粒みたいな活動も続ければきっと嵐は起きる!」
「アースデイいわきinなごや」
このブログでも以前ご紹介させて頂きました。
「福島と愛知をつなぐ男たち!」と題してご紹介させて頂いたブログです。
【イベントの詳細は⇒「ここをクリック」】
私は、福島と信州の架け橋を創りたいと考えています。
ちょうど同じ頃に、福島と愛知の架け橋を創ろうとされていたことに共感し、
このイベントに参加したのです。
想いが同じ方たちと、心の距離が縮まることに時間はかかりませんでした。





◆ライブペインティング「ユアサミズキ」!!!

その中の一人、ユアサミズキさんは、パフォーマンスとして、
黒無地のティピーに、直接絵を描き始めていました。

その姿に、ただただ見とれてしまい、
私はユアサさんの魅力に惚れてしまったのです。
なんでも、お仕事はイラストレーターとして、
幅広いジャンルでデザインを手掛けていらっしゃるとのこと。
私はこの時、ふっとあるもののデザインをお願いできないかと閃いたのです。

◆信州福島県人会「ロゴプロジェクト」
この県人会は、私も関わらせてもらっている組織です。
決して支援団体ではなく、有志達が集い活動しています。
活動テーマは「信州と福島の和を創る」です。
ちょうどこの時期に、一般公募で会のシンボルとなる、
ロゴおよびシンボルマークを募集していたのです。

ユアサさんに何気なくお願いをしていたところ、
とっても素敵なデザインを送って下さいました。
デザインはこちらです↓↓↓

このデザインがなんと、県人会の会員の投票により選ばれたのです!
(他にも多くの方から寄せられたデザインに、心から感謝しております)
以下、ユアサさんからのメッセージです。
今回制作させていただいたロゴは、長野県と福島県それぞれが互いに肩を組んでいるキャラクターをモチーフとしています。
それぞれのキャラクターを暖かく包んでいる帯の文字
「Believing the HAPPINESS」は、信州の「信」そして福島の「福」を捉えた、
「信福=幸福を信じる」が、今現在の状況にもマッチするのでは…と、つけさせていただきました。
長野と福島それぞれが互いに手を取りながら、素敵なご縁として続いて行く事を願っています。
また同様に今回のロゴが永く愛されるデザインとして続いていければ、
そして各県の架け橋の一旦を担う事が出来れば幸いです。
きっかけを作って下さった、アーズデイいわきの吉田さん!
そして、一緒に連れて行ってくれた佐々さん!本当にありがとうございました!

(右:吉田さん 左:佐々さん)
そんなユアサが、10月5日~6日にかけて、信州へやってきます!
10月5日は、アースデイ松本です!
(吉田さんも佐々さんも来るかな・・・。)
なにやら、またまたワクワクセンサーが鳴りっぱなしですよー!
つながれ!つながれ!みんなつながれー!!!
「砂粒みたいな活動も続ければきっと嵐は起きる!」
2013年08月07日
逗子と福島の七夕祭り!
◆逗子の想いよ!福島へ届け!!!

福島市では、8月6日~8日にかけて、七夕祭りが行われています。
街には、竹に願いごとが書かれた短冊がかけられています。
その中に、あるこの短冊たち・・・。

実は、神奈川県逗子市の皆さんから送られてきたものです。
2013年7月7日の出来事・・・。

そうです。
神奈川県逗子市にある「凛桜」さんで行われた七夕の蕎麦会で、
逗子の皆さんが、福島へと想いを綴った短冊なのです。

【七夕蕎麦会の詳細は⇒「ここをクリック」】
私の仲間の「復興支援団体しきだん会」の菅野(トモ)が、
その短冊たちを責任を持って福島へ届けてくれたのです!




あっ!愛の戦士、福ちゃんのだ!

こっちは、スモーケンことオカケンさんのだ!

なんか嬉しいですね!逗子の皆さん!
そして福島の今野くん!トモ!セッティングありがとー!!!

◆短冊はここで見れます!
福島市駅前パセオ通り。
うつわの岡崎さんお店の前です!
地 図:「ここをクリック」
素敵な七夕になりますよーに!!!LOVE!!!

福島市では、8月6日~8日にかけて、七夕祭りが行われています。
街には、竹に願いごとが書かれた短冊がかけられています。
その中に、あるこの短冊たち・・・。

実は、神奈川県逗子市の皆さんから送られてきたものです。
2013年7月7日の出来事・・・。
そうです。
神奈川県逗子市にある「凛桜」さんで行われた七夕の蕎麦会で、
逗子の皆さんが、福島へと想いを綴った短冊なのです。
【七夕蕎麦会の詳細は⇒「ここをクリック」】
私の仲間の「復興支援団体しきだん会」の菅野(トモ)が、
その短冊たちを責任を持って福島へ届けてくれたのです!




あっ!愛の戦士、福ちゃんのだ!

こっちは、スモーケンことオカケンさんのだ!

なんか嬉しいですね!逗子の皆さん!
そして福島の今野くん!トモ!セッティングありがとー!!!

◆短冊はここで見れます!
福島市駅前パセオ通り。
うつわの岡崎さんお店の前です!
地 図:「ここをクリック」
素敵な七夕になりますよーに!!!LOVE!!!
2013年08月06日
侍学園で頑張っぺ!カズキ!
◆サムライフ夏’2013!

8月2日。
上田市にある「侍学園スクオーラ・今人」にて、
そば打ち教室を開催させて頂きました。
この日集まった子供たちは11名、8月2日~4日の2泊3日で、
信州の夏を楽しもうと企画された合宿に応募してきました。
合宿が始まる前に、子供達にいくつかの注意事項と、
この3日間の目標を説明しました。
「自立」「自律」「自信」
素敵なテーマだなって思いました。親元を離れての三日間です。
少し成長して、お父さんお母さんに喜んでもらいたいですよね。
その後は、自己紹介やグループ分けなどをして、
子供達の交流を深めていきます。
その様子を、教室の後ろで見ていると、
授業参観に来た気分になりました(笑)
◆そば打ち教室のミッション!
そしていよいよそば打ち教室の開催です。
今回お手伝い・・・いやいや今回もお手伝い頂けるのは、逢沢さんご夫妻です。
いつも、そばに関わるイベントごとに、こうしてお手伝い下さるのです。
本当にありがとうございます!!!

私は、このそば打ち教室に対して、あるミッションを掲げていました。
初日ということもあり、子供達同士が緊張しているはずです。
そこで今回のミッションを、
「そば打ちを通じて、堅くなっている心をとかすこと」
としました。
まずは、みんなで円陣を組み、一緒に楽しむことを誓いました。
「そば打ち教室楽しむぞー!!!おー!!!」

続いていつものように、私が実演をします。

初めてそば打ちを見る子供も多く、少しずつ表情に変化も見られました。
何かに興味を示している子供の目って、すごく素敵ですよね!
そして、いよいよ子供達の出番です!
なんだかとても手つきが上手でしたよー!

先生も一緒になって、あーでもないこうでもないと言いながら、
少しずつ少しずつ蕎麦が形になっていきます。
上手な子供は、そば切りもいっちょ前でしたよ(笑)
できあがった蕎麦は、屋外の簡易そば屋で茹で上げます。
今回は、こんな形のレイアウトです。上下水があればどこでもいけます!

これぞ子供達が打った蕎麦の醍醐味です!
たとえちょっと太いかもしれませんが、麺に勢いがありますね!

先生も一緒になってすっかり完食してくれました。
当然ですが、片付けも自分達でやります。これも「自立」「自律」ね!
◆カズキの「自信」
おかげさまで、そば打ち教室も回数を重ねるにつれて、要領が分かってきました。
そして、心にゆとりが出来たことによって、
伝えることに「自信」が生まれてきたのです。
今回のミッション「そば打ちを通じて、堅くなっている心をとかすこと」
最後の集合写真を見てご判断下さい。

みんなありがとー!!!!
【侍学園スクオーラ・今人】
住 所:長野県上田市本郷1524−1
電 話:0268-38-0063
H P:「ここをクリック」
ここの先生方は、最高に熱くて最高に優しい方たちばかりでした。
子供と真剣に向き合うその姿勢には、自分も学ぶべきところがたくさんありました。
その中の一人「梅田修身」さんが、今回のそば打ち教室のきっかけを作ってくれました。
人の出逢いは、どこでどう変化するかわかりません。
私も常に全力で、いろんな方と向き合っていきたいと改めて思った次第です。
梅田さん!サムガクの先生方!お疲れ様でしたー!!!
8月2日。
上田市にある「侍学園スクオーラ・今人」にて、
そば打ち教室を開催させて頂きました。
この日集まった子供たちは11名、8月2日~4日の2泊3日で、
信州の夏を楽しもうと企画された合宿に応募してきました。
合宿が始まる前に、子供達にいくつかの注意事項と、
この3日間の目標を説明しました。
「自立」「自律」「自信」
素敵なテーマだなって思いました。親元を離れての三日間です。
少し成長して、お父さんお母さんに喜んでもらいたいですよね。
その後は、自己紹介やグループ分けなどをして、
子供達の交流を深めていきます。
その様子を、教室の後ろで見ていると、
授業参観に来た気分になりました(笑)
◆そば打ち教室のミッション!
そしていよいよそば打ち教室の開催です。
今回お手伝い・・・いやいや今回もお手伝い頂けるのは、逢沢さんご夫妻です。
いつも、そばに関わるイベントごとに、こうしてお手伝い下さるのです。
本当にありがとうございます!!!
私は、このそば打ち教室に対して、あるミッションを掲げていました。
初日ということもあり、子供達同士が緊張しているはずです。
そこで今回のミッションを、
「そば打ちを通じて、堅くなっている心をとかすこと」
としました。
まずは、みんなで円陣を組み、一緒に楽しむことを誓いました。
「そば打ち教室楽しむぞー!!!おー!!!」
続いていつものように、私が実演をします。

初めてそば打ちを見る子供も多く、少しずつ表情に変化も見られました。
何かに興味を示している子供の目って、すごく素敵ですよね!
そして、いよいよ子供達の出番です!
なんだかとても手つきが上手でしたよー!
先生も一緒になって、あーでもないこうでもないと言いながら、
少しずつ少しずつ蕎麦が形になっていきます。
上手な子供は、そば切りもいっちょ前でしたよ(笑)
できあがった蕎麦は、屋外の簡易そば屋で茹で上げます。
今回は、こんな形のレイアウトです。上下水があればどこでもいけます!
これぞ子供達が打った蕎麦の醍醐味です!
たとえちょっと太いかもしれませんが、麺に勢いがありますね!
先生も一緒になってすっかり完食してくれました。
当然ですが、片付けも自分達でやります。これも「自立」「自律」ね!
◆カズキの「自信」
おかげさまで、そば打ち教室も回数を重ねるにつれて、要領が分かってきました。
そして、心にゆとりが出来たことによって、
伝えることに「自信」が生まれてきたのです。
今回のミッション「そば打ちを通じて、堅くなっている心をとかすこと」
最後の集合写真を見てご判断下さい。
みんなありがとー!!!!
【侍学園スクオーラ・今人】
住 所:長野県上田市本郷1524−1
電 話:0268-38-0063
H P:「ここをクリック」
ここの先生方は、最高に熱くて最高に優しい方たちばかりでした。
子供と真剣に向き合うその姿勢には、自分も学ぶべきところがたくさんありました。
その中の一人「梅田修身」さんが、今回のそば打ち教室のきっかけを作ってくれました。
人の出逢いは、どこでどう変化するかわかりません。
私も常に全力で、いろんな方と向き合っていきたいと改めて思った次第です。
梅田さん!サムガクの先生方!お疲れ様でしたー!!!