2015年01月27日
夫として父として・・・店主として
◆第四子の誕生!!!
それは、1月24日の朝の出来事でした。
そば打ちを終え、二階に上がり、朝の食事をしようとした時のこと。
妻の口から、衝撃的な一言がありました。
「破水したかもしれない・・・。」
私は、その言葉に驚きを隠せませんでした。
出産予定日は、2月16日です。
予定日まで3週間も早く、おなかの赤ちゃんのことが心配でした。
慌てて病院へ連絡をしたところ、すぐに来て下さいと言われました。
とは言っても、何も準備が出来ておらず、身支度を進めていました。
この日は土曜日です。
夜も予約のお客様がいらっしゃって、お店を開けるかどうか迷いました。
私は、命の誕生を見守るべく、一緒についていくと話をしました。
しかし、妻は私に言ってくれたのです。
「私は送ってくれるだけで大丈夫!きっと楽しみにお店に来てくれるお客様がいるよ!だから行って!お店は任せたから!」
妻の言葉に、私は胸が熱くなりました。
夫として、そしてお店の店主として、どうあるべきか悩みました。
しかし、最後の最後まで、妻はお店に立つように言ってくれたのです。
妻は、4人とも帝王切開による出産です。
このまま陣痛が始まってしまえば、子宮破裂の恐れがあると言って、
緊急オペによる出産がお昼に始まります。
妻のお母さんが、病院に駆けつけてくれるというので、
妻をお母さんに託し、私はお店へと向かったのです。
少し遅れての開店。
お店の前には、お客様が待っていて下さいました。
それも、山梨県からわざわざ木鶏を目指して来て下さったのです。
その後も、常連さんもたくさん来て下さいました。
とにかく、妻と赤ちゃんのことを考えながら、無我夢中でお蕎麦を作りました。
そして、お昼過ぎにお店に一本の電話が入ったのです。
それは、お母さんからの電話でした。
「赤ちゃんが生まれたよ!操も赤ちゃんも無事だよ!男の子だってさ!」
私は、溢れそうな涙をこらえながら、赤ちゃんの誕生を心の中で喜びました。
「よく頑張ってくれた。本当によくやってくれた。」
お昼の営業を終え、スタッフのえっちゃんに見送られ、
私はすぐに病院へと駆けつけました。
そこには、疲れ切った表情の妻がいました。
涙が止まりません。
小さな体だけれど、こんなにも力強い女性は他にいません。
妻は、お店は忙しかったかと気にかけていました。
こんな時でも、お店のことを考えてくれていたのです。
私は開けて良かったと今でも思っています。
それが妻の願いであり、私も望んだことだったから。
赤ちゃんはというと、週数は足りなかったけれど、
体重が2580gほどあったので、心配ないでしょうと言われ、ホッとしました。
可愛い可愛い男の子でしたよ!
心配して下さったみなさん!安産を願って下さったおかげで、妻も赤ちゃんも無事でしたよ!
本当に本当にありがとうございます!
この場をお借りして、心からお礼を申し上げます!
◆今後の営業について・・・
予定より早く赤ちゃんが生まれ、今までお店を共に支えてくれた女将さんは、
お店に立つことができません。
それでも、楽しみに待っていて下さるお客様がいる限り、
お店を開けなければなりません。
色々悩みました。
お店の準備に、三人の子供たちとの生活。
そして、妻と赤ちゃんのサポート。
幸い、妻のお母さんが、退院までは山形村に来て、
三人の子供たちのお世話をして下さるそうです。
何ともありがたいことです。
いつもいつも私たちを支えて下さるのです。
お母さんとも話し合った結果、お店の営業を決めました。
1月いっぱいは、通常通り昼夜営業いたします。
2月は、昼の部は変わらず営業いたします。
夜の部のお休みは以下の通りです。
3日、11日、12日、13日、17日、18日、19日、20日、22日、24日、25日、26日、27日
定休日 2月2日、9日、10日、16日、23日
臨時休業日 26日、27日 東京出張
平日と日曜日の夜営業を、お休みとさせて頂きます。
土曜日の夜は、スタッフが入ってくれるので、営業いたします。
夫として父として・・・店主として、色んなことを考えました。
3月については、妻の体調次第とさせて頂きます。
彼女は、帝王切開による出産で、産後の経過が非常に大切になってきます。
しばらくは、しっかりと休んでもらいたいと思います。
お店を始めてから9ヵ月、ずっとずっと私を支えてくれました。
これから何十年というそば屋の営みの中で、今こそ女将を支えてあげなければと考えたのです。
身体があっての、そしてお客様があってのお店です。
どうかご理解のほど、よろしくお願い致します。
そば処木鶏
店主 塙 和貴
追伸:
皆さんにお願いがあります。
一人でも間違ってご来店頂かないように、このブログをシェアして下されば幸いです。
どうか、今一度私たちに力を貸して下さい。
桜が咲き始める4月には、木鶏も新しい体制が創られようとしています。
その件については、また改めてお知らせしますね!
そして赤ちゃんの名前も、家に帰って来てから皆さんにご報告いたします!

それは、1月24日の朝の出来事でした。
そば打ちを終え、二階に上がり、朝の食事をしようとした時のこと。
妻の口から、衝撃的な一言がありました。
「破水したかもしれない・・・。」
私は、その言葉に驚きを隠せませんでした。
出産予定日は、2月16日です。
予定日まで3週間も早く、おなかの赤ちゃんのことが心配でした。
慌てて病院へ連絡をしたところ、すぐに来て下さいと言われました。
とは言っても、何も準備が出来ておらず、身支度を進めていました。
この日は土曜日です。
夜も予約のお客様がいらっしゃって、お店を開けるかどうか迷いました。
私は、命の誕生を見守るべく、一緒についていくと話をしました。
しかし、妻は私に言ってくれたのです。
「私は送ってくれるだけで大丈夫!きっと楽しみにお店に来てくれるお客様がいるよ!だから行って!お店は任せたから!」
妻の言葉に、私は胸が熱くなりました。
夫として、そしてお店の店主として、どうあるべきか悩みました。
しかし、最後の最後まで、妻はお店に立つように言ってくれたのです。
妻は、4人とも帝王切開による出産です。
このまま陣痛が始まってしまえば、子宮破裂の恐れがあると言って、
緊急オペによる出産がお昼に始まります。
妻のお母さんが、病院に駆けつけてくれるというので、
妻をお母さんに託し、私はお店へと向かったのです。
少し遅れての開店。
お店の前には、お客様が待っていて下さいました。
それも、山梨県からわざわざ木鶏を目指して来て下さったのです。
その後も、常連さんもたくさん来て下さいました。
とにかく、妻と赤ちゃんのことを考えながら、無我夢中でお蕎麦を作りました。
そして、お昼過ぎにお店に一本の電話が入ったのです。
それは、お母さんからの電話でした。
「赤ちゃんが生まれたよ!操も赤ちゃんも無事だよ!男の子だってさ!」
私は、溢れそうな涙をこらえながら、赤ちゃんの誕生を心の中で喜びました。
「よく頑張ってくれた。本当によくやってくれた。」
お昼の営業を終え、スタッフのえっちゃんに見送られ、
私はすぐに病院へと駆けつけました。
そこには、疲れ切った表情の妻がいました。
涙が止まりません。
小さな体だけれど、こんなにも力強い女性は他にいません。
妻は、お店は忙しかったかと気にかけていました。
こんな時でも、お店のことを考えてくれていたのです。
私は開けて良かったと今でも思っています。
それが妻の願いであり、私も望んだことだったから。
赤ちゃんはというと、週数は足りなかったけれど、
体重が2580gほどあったので、心配ないでしょうと言われ、ホッとしました。
可愛い可愛い男の子でしたよ!
心配して下さったみなさん!安産を願って下さったおかげで、妻も赤ちゃんも無事でしたよ!
本当に本当にありがとうございます!
この場をお借りして、心からお礼を申し上げます!
◆今後の営業について・・・
予定より早く赤ちゃんが生まれ、今までお店を共に支えてくれた女将さんは、
お店に立つことができません。
それでも、楽しみに待っていて下さるお客様がいる限り、
お店を開けなければなりません。
色々悩みました。
お店の準備に、三人の子供たちとの生活。
そして、妻と赤ちゃんのサポート。
幸い、妻のお母さんが、退院までは山形村に来て、
三人の子供たちのお世話をして下さるそうです。
何ともありがたいことです。
いつもいつも私たちを支えて下さるのです。
お母さんとも話し合った結果、お店の営業を決めました。
1月いっぱいは、通常通り昼夜営業いたします。
2月は、昼の部は変わらず営業いたします。
夜の部のお休みは以下の通りです。
3日、11日、12日、13日、17日、18日、19日、20日、22日、24日、25日、26日、27日
定休日 2月2日、9日、10日、16日、23日
臨時休業日 26日、27日 東京出張
平日と日曜日の夜営業を、お休みとさせて頂きます。
土曜日の夜は、スタッフが入ってくれるので、営業いたします。
夫として父として・・・店主として、色んなことを考えました。
3月については、妻の体調次第とさせて頂きます。
彼女は、帝王切開による出産で、産後の経過が非常に大切になってきます。
しばらくは、しっかりと休んでもらいたいと思います。
お店を始めてから9ヵ月、ずっとずっと私を支えてくれました。
これから何十年というそば屋の営みの中で、今こそ女将を支えてあげなければと考えたのです。
身体があっての、そしてお客様があってのお店です。
どうかご理解のほど、よろしくお願い致します。
そば処木鶏
店主 塙 和貴
追伸:
皆さんにお願いがあります。
一人でも間違ってご来店頂かないように、このブログをシェアして下されば幸いです。
どうか、今一度私たちに力を貸して下さい。
桜が咲き始める4月には、木鶏も新しい体制が創られようとしています。
その件については、また改めてお知らせしますね!
そして赤ちゃんの名前も、家に帰って来てから皆さんにご報告いたします!

タグ :家族
2015年01月15日
あなたは妻を、夫を心から愛していますか?
◆大切なお客様の大切な一日・・・
先日、木鶏の常連さんが、結婚一周年を迎えられました。
それに合わせて、木鶏でプライベートパーティーを行いました。
きっかけは、昨年の12月までさかのぼります。
いつもはご夫婦で来て下さるのですが、その日は旦那さんだけでした。
話の流れの中で、来月結婚記念日を迎えられるという。
そこでカズキは、何か日頃の感謝の気持ちを込めて、
木鶏でサプライズ的なお祝いをしたいなと考え、記念日に来て下さるように話をしました。
そして年が明け、1月になりました。
記念日はもうすぐです・・・。
どうしたら喜んで頂けるのか?
女将と何度も何度も話しをしました。
ちょうどその時にひらめいたのが、いつも旦那さんを支えている奥さんにターゲットを絞り、
奥さんに喜んでもらえるようにしようと考えました。
そのためには、協力してくれる方々が必要です。
すぐにカズキの中で、顔ぶれが揃いました。
このご夫妻と交流の深い方々です。
それから間もなく、この皆さんに連絡を取り、趣旨をお伝えしたところ、
なんと快く協力して下さるというのです。
お料理は、各自持ち寄りにして、手作り感を出しました。
そして迎えた当日です。
時間通りにやってきたご夫妻。
夜の営業をしていないことに気付いた奥さんに、
今夜は、プライベート木鶏だということを説明しました。
そして、薄暗い店内へと入った瞬間!
「パン!パン!パパン!!!」
待ち受けていたご夫妻の友人たちが、祝福のクラッカーで迎えてくれました。
これに驚いた奥さんは、嬉しさのあまり泣き崩れていました。
そこからは、祝福ムードの中、楽しい食事をとり、
みんなでワイワイと盛り上がっていました。
ここで第二のサプライズです。
これまた木鶏の常連さんが、二人の為に祝福のラブソングを歌ってくれました!
気持ちのこもった歌は、心に響くんですよね!
大役お疲れ様でした!
そして最後は、旦那さんから奥さんへのラブソング!
胸が熱くなります!
結婚とは、良いことばかりではありません。
赤の他人同士が一緒に暮らせば、時には悪いこともあります。
でも、喜びは二倍、辛いことは半分に。
だから結婚って、人生の最高の学びだと思います。
なんだか見ていて、改めて結婚っていいなー!
夫婦って素晴らしいなー!と感じさせて頂きました!
いつまでもいつまでもお幸せに!
これからもよろしくお願いします!!!

この企画に力を貸して下さった皆さんに!
大きな拍手を!!!!
サプライズ!!!大成功!!!

お疲れ様でした!!!
そば処木鶏は、人と人を繋ぐそば屋を目指しています。
あなたとあなたの大切な人が、素敵な時間を過ごして頂くために、
少しだけお手伝いさせて下さい。
追伸:
燃え尽きたカズキは、皆さんをお見送りする前に、
寝落ちしてしまったとさ・・・(笑)

あなたは妻を、夫を心から愛していますか?
先日、木鶏の常連さんが、結婚一周年を迎えられました。
それに合わせて、木鶏でプライベートパーティーを行いました。
きっかけは、昨年の12月までさかのぼります。
いつもはご夫婦で来て下さるのですが、その日は旦那さんだけでした。
話の流れの中で、来月結婚記念日を迎えられるという。
そこでカズキは、何か日頃の感謝の気持ちを込めて、
木鶏でサプライズ的なお祝いをしたいなと考え、記念日に来て下さるように話をしました。
そして年が明け、1月になりました。
記念日はもうすぐです・・・。
どうしたら喜んで頂けるのか?
女将と何度も何度も話しをしました。
ちょうどその時にひらめいたのが、いつも旦那さんを支えている奥さんにターゲットを絞り、
奥さんに喜んでもらえるようにしようと考えました。
そのためには、協力してくれる方々が必要です。
すぐにカズキの中で、顔ぶれが揃いました。
このご夫妻と交流の深い方々です。
それから間もなく、この皆さんに連絡を取り、趣旨をお伝えしたところ、
なんと快く協力して下さるというのです。
お料理は、各自持ち寄りにして、手作り感を出しました。
そして迎えた当日です。
時間通りにやってきたご夫妻。
夜の営業をしていないことに気付いた奥さんに、
今夜は、プライベート木鶏だということを説明しました。
そして、薄暗い店内へと入った瞬間!
「パン!パン!パパン!!!」
待ち受けていたご夫妻の友人たちが、祝福のクラッカーで迎えてくれました。
これに驚いた奥さんは、嬉しさのあまり泣き崩れていました。
そこからは、祝福ムードの中、楽しい食事をとり、
みんなでワイワイと盛り上がっていました。
ここで第二のサプライズです。
これまた木鶏の常連さんが、二人の為に祝福のラブソングを歌ってくれました!
気持ちのこもった歌は、心に響くんですよね!
大役お疲れ様でした!
そして最後は、旦那さんから奥さんへのラブソング!
胸が熱くなります!
結婚とは、良いことばかりではありません。
赤の他人同士が一緒に暮らせば、時には悪いこともあります。
でも、喜びは二倍、辛いことは半分に。
だから結婚って、人生の最高の学びだと思います。
なんだか見ていて、改めて結婚っていいなー!
夫婦って素晴らしいなー!と感じさせて頂きました!
いつまでもいつまでもお幸せに!
これからもよろしくお願いします!!!

この企画に力を貸して下さった皆さんに!
大きな拍手を!!!!
サプライズ!!!大成功!!!

お疲れ様でした!!!
そば処木鶏は、人と人を繋ぐそば屋を目指しています。
あなたとあなたの大切な人が、素敵な時間を過ごして頂くために、
少しだけお手伝いさせて下さい。
追伸:
燃え尽きたカズキは、皆さんをお見送りする前に、
寝落ちしてしまったとさ・・・(笑)

あなたは妻を、夫を心から愛していますか?
2015年01月10日
お客様へお詫びとお願い・・・
※今回の記事は、誰が良いとか悪いかとかではなく、一個人としての願いを込めたブログです。心配をして下さったお客様にも、現在のお店の状況をお知らせするためのものでもあります。
◆オープン以来初めての大惨事・・・
二日前の朝方、眠りについていた我が家(お店)に、もの凄い音と共に、
まるで地震があったかのような揺れを感じました。
何事が起きたか、全く分からず、女将とカズキはただ動揺を隠せませんでした・・・。
しばらくして、現状を把握しようと、二階の部屋から外を見てみたら、
なんとお店の看板が、見るも無残に倒れていました。
この現状にただ言葉を失い、恐る恐る外へ出てみると、
どうやら車が看板に衝突した様子。

車の運転手は、幸いケガはなく無事でした。
あとから運転手のご両親も、ものすごく丁寧にお詫びに来てくれました。
若い彼も、申し訳なさそうに何度も謝ってくれました。
衝突の原因は、道路を横切った猫を交わしたものだと言っていました。
理由はどうあれ、誰もケガをすることなく、物損だけで済んだこと。
それだけが不幸中の幸いでした。
紳士にお詫びをしてくれたことで、カズキも怒ることなく、
すべて保険で対応してくれるというので、事を荒立てることはしませんでした。
「人じゃなくて良かったな!」
ただそれだけは、彼に伝えました。
◆支えて下さる力
事故直後、新聞屋さんの常連さんが、お店の前を通り、
この異変にいち早く気付き、お店に立ち寄って下さいました。
事情を説明したところ、何かあったら手伝うから!
と言って下さったのです。
看板もないし、気持ち的にお昼の営業をするかしないか迷っていたところ、
「無ければ作ればいい!残ったもので仮看板作っちゃいましょう!」
と言って下さったのです。
この言葉に、ガッテンやる気を頂戴し、意地でもお店を開こうと準備をしたのです。
いつもの常連さんは、せっせと仮看板を作って下さいました。

また、玄関戸も壊れてしまったので、改修工事にお世話になった、
「大蔵木工」さんにお願いをし、急いで仮の玄関戸を作って頂いたのです。;


こうして何とか形にすることが出来ました。
今回の出来事で改めて感じた「人」と「人」の繋がりのありがたさ・・・。
言葉にならないっすね!
本当にありがとうございました。
というわけで、現在のお店の看板と玄関戸は、仮の設置になります!お店はいつも通り元気にやっていますので、ご来店をお待ちしておりますね!
新しい看板と玄関戸は、また職人さんによって生まれ変わります!看板が、色んな人の命を救ってくれました。
物はお金を出せば作り直せる。本当に命に関わることじゃなくて良かったです。
皆さんにお願いです。
車は、便利な乗り物です。
しかし、一歩間違えれば、凶器と変わります。
どうかこのブログを見て、今日から少しでも良いので、さらなる安全運転を心掛けてください。
木鶏からの願いです。
◆オープン以来初めての大惨事・・・
二日前の朝方、眠りについていた我が家(お店)に、もの凄い音と共に、
まるで地震があったかのような揺れを感じました。
何事が起きたか、全く分からず、女将とカズキはただ動揺を隠せませんでした・・・。
しばらくして、現状を把握しようと、二階の部屋から外を見てみたら、
なんとお店の看板が、見るも無残に倒れていました。
この現状にただ言葉を失い、恐る恐る外へ出てみると、
どうやら車が看板に衝突した様子。

車の運転手は、幸いケガはなく無事でした。
あとから運転手のご両親も、ものすごく丁寧にお詫びに来てくれました。
若い彼も、申し訳なさそうに何度も謝ってくれました。
衝突の原因は、道路を横切った猫を交わしたものだと言っていました。
理由はどうあれ、誰もケガをすることなく、物損だけで済んだこと。
それだけが不幸中の幸いでした。
紳士にお詫びをしてくれたことで、カズキも怒ることなく、
すべて保険で対応してくれるというので、事を荒立てることはしませんでした。
「人じゃなくて良かったな!」
ただそれだけは、彼に伝えました。
◆支えて下さる力
事故直後、新聞屋さんの常連さんが、お店の前を通り、
この異変にいち早く気付き、お店に立ち寄って下さいました。
事情を説明したところ、何かあったら手伝うから!
と言って下さったのです。
看板もないし、気持ち的にお昼の営業をするかしないか迷っていたところ、
「無ければ作ればいい!残ったもので仮看板作っちゃいましょう!」
と言って下さったのです。
この言葉に、ガッテンやる気を頂戴し、意地でもお店を開こうと準備をしたのです。
いつもの常連さんは、せっせと仮看板を作って下さいました。

また、玄関戸も壊れてしまったので、改修工事にお世話になった、
「大蔵木工」さんにお願いをし、急いで仮の玄関戸を作って頂いたのです。;


こうして何とか形にすることが出来ました。
今回の出来事で改めて感じた「人」と「人」の繋がりのありがたさ・・・。
言葉にならないっすね!
本当にありがとうございました。
というわけで、現在のお店の看板と玄関戸は、仮の設置になります!お店はいつも通り元気にやっていますので、ご来店をお待ちしておりますね!
新しい看板と玄関戸は、また職人さんによって生まれ変わります!看板が、色んな人の命を救ってくれました。
物はお金を出せば作り直せる。本当に命に関わることじゃなくて良かったです。
皆さんにお願いです。
車は、便利な乗り物です。
しかし、一歩間違えれば、凶器と変わります。
どうかこのブログを見て、今日から少しでも良いので、さらなる安全運転を心掛けてください。
木鶏からの願いです。
タグ :そば処木鶏
2015年01月09日
冬木鶏の楽しみ方!
◆温かいおそばに力を注いでいます!
1月になると、厳しい寒さも一層深まり、
どうしても温かいものが食べたくなります。
外食する時に選ばれるのは、きっとらーめんが一番人気かな?
お蕎麦って、どうしても暑い日にツルツルっと食べるイメージが強いんですよね!
カズキも、そば屋で働く前はそうでした。
自分のお店を構えた時、重視したかったのが「温かいお蕎麦」でした。
もちろん、基本となるもりそばは、また別の話ですけどね!
今月から皆さんにご案内するお蕎麦は、
バリエーション豊富なメニューです。
◆自分好みのかけそばを選ぼう!

温かいお蕎麦の基本となるのは「かけそば」です。
木鶏のかけ汁は、琥珀色をした、だしの旨みが自慢の一品です。
ここへ、あなたはお好きなものをトッピングして、
自分好みの温かいお蕎麦を楽しめるというものです。
『ギタロウシャモ玉子 卵とじ』
これは、ギタロウシャモの玉子を使用しています。
玉子の甘みと、かけ汁との相性はバッチリです!

『ギタロウシャモ玉子 月見』
同じく、ギタロウシャモの玉子を使用した月見そばです。
卵とじとは、一味違ったコクをお楽しみください!

『焼きつね』
分厚い油揚げを、特製の汁に漬け込んでから焼き上げます!
外はカリカリ、中はジューシーに仕上げています!

『刻みトロロ』
山形村産の長芋を使用しています!
今時期の長いもは、甘みが違います!

『みぞれしょうが』
12月の限定メニューだった、大根と生姜をすりおろした、みぞれしょうがです!
身体の中から温まる女性に人気の一品です!

『あげ玉たぬき』
温かいお蕎麦の定番!
カズキもまかないでよく食べちゃいます!

『ネギだく』
ネギ好きにはたまらない一品です!
青ネギと白ネギをたっぷりとお召し上がり下さい!

トッピングは、どれも+100円です。
それぞれを組み合わせて、自分好みのお蕎麦を楽しむ事ができます!
さー!あなたのお好きなものは何ですか?
冬も、温かいお蕎麦でお待ちしております!
追伸:
夜木鶏では、宴会も承っております。
3500円から、ギタロウシャモの水炊き鍋コースも承っております。

お気軽お問い合わせ下さいね!
お問合せは↓↓↓
0263-98-2099
まで!
1月になると、厳しい寒さも一層深まり、
どうしても温かいものが食べたくなります。
外食する時に選ばれるのは、きっとらーめんが一番人気かな?
お蕎麦って、どうしても暑い日にツルツルっと食べるイメージが強いんですよね!
カズキも、そば屋で働く前はそうでした。
自分のお店を構えた時、重視したかったのが「温かいお蕎麦」でした。
もちろん、基本となるもりそばは、また別の話ですけどね!
今月から皆さんにご案内するお蕎麦は、
バリエーション豊富なメニューです。
◆自分好みのかけそばを選ぼう!

温かいお蕎麦の基本となるのは「かけそば」です。
木鶏のかけ汁は、琥珀色をした、だしの旨みが自慢の一品です。
ここへ、あなたはお好きなものをトッピングして、
自分好みの温かいお蕎麦を楽しめるというものです。
『ギタロウシャモ玉子 卵とじ』
これは、ギタロウシャモの玉子を使用しています。
玉子の甘みと、かけ汁との相性はバッチリです!

『ギタロウシャモ玉子 月見』
同じく、ギタロウシャモの玉子を使用した月見そばです。
卵とじとは、一味違ったコクをお楽しみください!

『焼きつね』
分厚い油揚げを、特製の汁に漬け込んでから焼き上げます!
外はカリカリ、中はジューシーに仕上げています!

『刻みトロロ』
山形村産の長芋を使用しています!
今時期の長いもは、甘みが違います!

『みぞれしょうが』
12月の限定メニューだった、大根と生姜をすりおろした、みぞれしょうがです!
身体の中から温まる女性に人気の一品です!

『あげ玉たぬき』
温かいお蕎麦の定番!
カズキもまかないでよく食べちゃいます!

『ネギだく』
ネギ好きにはたまらない一品です!
青ネギと白ネギをたっぷりとお召し上がり下さい!

トッピングは、どれも+100円です。
それぞれを組み合わせて、自分好みのお蕎麦を楽しむ事ができます!
さー!あなたのお好きなものは何ですか?
冬も、温かいお蕎麦でお待ちしております!
追伸:
夜木鶏では、宴会も承っております。
3500円から、ギタロウシャモの水炊き鍋コースも承っております。

お気軽お問い合わせ下さいね!
お問合せは↓↓↓
0263-98-2099
まで!
タグ :そば処木鶏
2015年01月05日
カズキの生まれ故郷は「福島県福島市飯坂町」
◆故郷「福島」でお正月!
明けましておめでとうございます!
今年も、そば処木鶏を宜しくお願い致します!
皆さん、お正月休みはどのように過ごされましたか?
家族で故郷に帰省された方、
はたまたお仕事だったという方もいらっしゃることでしょうね。
カズキはというと、数年ぶりに家族で、
故郷の福島へ帰省することが出来ました。
家族と言っても、妻は2月に出産を控えているので、
長距離移動は、身体への負担も大きいと考え、妻の実家でお留守番。
カズキが、子供たち3人を連れて、福島へと帰省したのです。
「え?1人で子供3人も連れて行ったの?」
実は、今回の帰省の内容を知ると、カズキの父が福島から長野まで、
迎えに行くと言ってくれたのです。
迎えに来るということは、送り届けるということ。
そうなんです。往復の移動を共にしてくれたのです。
元旦のお昼に雪の信州を出発し、天気が不安でしたが、
東北に行くにつれ、天気は回復していました。
久しぶりの実家では、母が首を長くして待っていてくれたのです。
子供たちは、寝る間際に、お母さんに逢いたいと寂しがっていましたが、
疲れていたこともあり、すぐに夢の中へいってしまいました。
次の日は、母と子供たち3人で、
地元の氏神様である、神社まで初詣に出かけました。

大きな神社にお参りするのもいいけれど、
やっぱり、地元を守ってくれている神社が一番しっくりきます。
それから、母と一緒に買い物をしたり、父と帰ってお酒を飲んだり、
何気ない時間は、ただ静かに過ぎていくのでした。
息子は、はさみ将棋を教えてもらい、ものすごく楽しんでいた様子。
負けたことが悔しくて、本気でこたつの中で泣いてたっけ(笑)

◆塙一家の大移動!
明けて3日は、宮城県の松島に観光に行くことになりました。
福島市から、高速道路を走らせて、約一時間半。
「日本三景」にも選ばれている東北の観光名所です。
子供たちに遊覧船に乗せたいという、母からの提案でした。


長野に住んでいると、たまに海が恋しくなるものです。
磯の香りって、本当に気持ちがいいですね!
総勢13人の親戚一同は、松島の景色と海の幸を堪能しました。
子供たちも、ものすごく楽しそうにしていたのが印象的です。
◆両親を想う・・・
楽しい時間は、あっという間に過ぎていくものです。
1日の夜から帰ってきた福島での時間。
4日の朝には、出発をしなければなりません。
今回の帰省では、友達との約束を一切しませんでした。
それは、子供たち3人を連れていることと、両親との時間を大切にしたかったからです。
何をしたわけではないのですが、
ただ一緒に時間を過ごすだけで十分な気がします。
20代の時は、いかに友達と飲むかしか考えていませんでした。
いつしか3人の父親になり、その心情が変わってきたのかもしれません。
長野に帰る時も、父は自分の車を運転し、
カズキ達を送り届けてくれました。
母は、実家からただただ手を振って見送ってくれました。
塙家は、兄姉家族もみんな仲良しです。
それはきっと、この両親が注いでくれた愛情の深さにあるのですね。

間もなく4人目が誕生します。
カズキも妻も、両親から注がれた愛情を、
この子たちに与えていきたいと思います。
追伸:
故郷があるから、カズキは頑張ることができます。
故郷に逢いたい人がいるから、頑張ることができます。
故郷って、その人にとってなくてはならないものです。
言葉には表せない、色んな思い出がいっぱい詰まっているから。
カズキの生まれ故郷は「福島県福島市飯坂町」。
子供たちには、どう映っていたのでしょうか?

改めまして、本年もよろしくお願い致します。
1月6日から、今年の営業を始めます!
そば処木鶏
店主 塙 和貴
明けましておめでとうございます!
今年も、そば処木鶏を宜しくお願い致します!
皆さん、お正月休みはどのように過ごされましたか?
家族で故郷に帰省された方、
はたまたお仕事だったという方もいらっしゃることでしょうね。
カズキはというと、数年ぶりに家族で、
故郷の福島へ帰省することが出来ました。
家族と言っても、妻は2月に出産を控えているので、
長距離移動は、身体への負担も大きいと考え、妻の実家でお留守番。
カズキが、子供たち3人を連れて、福島へと帰省したのです。
「え?1人で子供3人も連れて行ったの?」
実は、今回の帰省の内容を知ると、カズキの父が福島から長野まで、
迎えに行くと言ってくれたのです。
迎えに来るということは、送り届けるということ。
そうなんです。往復の移動を共にしてくれたのです。
元旦のお昼に雪の信州を出発し、天気が不安でしたが、
東北に行くにつれ、天気は回復していました。
久しぶりの実家では、母が首を長くして待っていてくれたのです。
子供たちは、寝る間際に、お母さんに逢いたいと寂しがっていましたが、
疲れていたこともあり、すぐに夢の中へいってしまいました。
次の日は、母と子供たち3人で、
地元の氏神様である、神社まで初詣に出かけました。

大きな神社にお参りするのもいいけれど、
やっぱり、地元を守ってくれている神社が一番しっくりきます。
それから、母と一緒に買い物をしたり、父と帰ってお酒を飲んだり、
何気ない時間は、ただ静かに過ぎていくのでした。
息子は、はさみ将棋を教えてもらい、ものすごく楽しんでいた様子。
負けたことが悔しくて、本気でこたつの中で泣いてたっけ(笑)

◆塙一家の大移動!
明けて3日は、宮城県の松島に観光に行くことになりました。
福島市から、高速道路を走らせて、約一時間半。
「日本三景」にも選ばれている東北の観光名所です。
子供たちに遊覧船に乗せたいという、母からの提案でした。


長野に住んでいると、たまに海が恋しくなるものです。
磯の香りって、本当に気持ちがいいですね!
総勢13人の親戚一同は、松島の景色と海の幸を堪能しました。
子供たちも、ものすごく楽しそうにしていたのが印象的です。
◆両親を想う・・・
楽しい時間は、あっという間に過ぎていくものです。
1日の夜から帰ってきた福島での時間。
4日の朝には、出発をしなければなりません。
今回の帰省では、友達との約束を一切しませんでした。
それは、子供たち3人を連れていることと、両親との時間を大切にしたかったからです。
何をしたわけではないのですが、
ただ一緒に時間を過ごすだけで十分な気がします。
20代の時は、いかに友達と飲むかしか考えていませんでした。
いつしか3人の父親になり、その心情が変わってきたのかもしれません。
長野に帰る時も、父は自分の車を運転し、
カズキ達を送り届けてくれました。
母は、実家からただただ手を振って見送ってくれました。
塙家は、兄姉家族もみんな仲良しです。
それはきっと、この両親が注いでくれた愛情の深さにあるのですね。

間もなく4人目が誕生します。
カズキも妻も、両親から注がれた愛情を、
この子たちに与えていきたいと思います。
追伸:
故郷があるから、カズキは頑張ることができます。
故郷に逢いたい人がいるから、頑張ることができます。
故郷って、その人にとってなくてはならないものです。
言葉には表せない、色んな思い出がいっぱい詰まっているから。
カズキの生まれ故郷は「福島県福島市飯坂町」。
子供たちには、どう映っていたのでしょうか?

改めまして、本年もよろしくお願い致します。
1月6日から、今年の営業を始めます!
そば処木鶏
店主 塙 和貴