2015年12月31日

私には夢があります。

◆たくさんの笑顔をありがとうございました!

本日、年越しそばの発送、引き渡しも全て終え、
2015年の仕事納めとさせて頂きました。

年越しそばは、そば屋にとって、無くてはならない大仕事です。
その方にとって、一年の最後の食事を作らせて頂けるのですから。

今年は、4月から弟子入りした「カズくん」こと、
白柳和樹くんも仲間に加わり、年越しそばのサポートへ回ってもらいました。

年越しそばは、そば打ちだけではありません。
梱包作業や、発送業務もあります。

今年も、スタッフだけではなく、ご飯を作りに来て下さったり、
差入れを持ってきて下さった方の支えがありました。

その方たちの支えがなければ、
この年末の大仕事を終えることはできませんでした。



この場をお借りして、心から感謝を申し上げます。

この一年を振りかえると、めまぐるしく変化した一年でした。

1月に、第四子の仁成が生まれました。
そして、4月には、弟子のカズくんが来てくれました。

そこからは、毎日初心に戻り、自分という人間と向き合う日々でした。
人を育てるというのは、育てさせてもらうこと。

毎日が真剣だから、その物語が楽しくて、やっぱり充実した一年でした。

私には夢があります。
それは、大きな家族を創ることです。

決して、血の繋がった人たちだけが、家族ではありません。
「家族」と思える「仲間」を創りたいのです。

その家族のために、どれだけ本気で、泣き笑い生きていけるか。
どれだけ木鶏の考えを伝え続けていけるか。

たくさんの仲間達が、お客様一人ひとりに喜んでもらえうサービスを提供する。
そこに関わる人達が、めちゃくちゃ楽しんでもらえたら最高っす!

そば処木鶏は、人と人をつなぐそば屋を目指しています。
今年も、たくさんの出逢いに心から感謝致します!

来年も、最高の一年になりますよう、精進してまいります!
それでは、皆さん!良いお年をお迎え下さいね!



追伸:

新年は、1月2日、3日と営業いたします!
4日~6日は、お正月休みになります!  

Posted by カズキ at 22:00Comments(0)家族

2015年12月22日

たかが「5㎝」の話です。

◆お客様を感じること

そば処木鶏は、玄関で靴を脱いでお食事をするタイプのお店です。
玄関扉を開けると、下駄箱で靴を脱ぎ、もう一度引戸を開けます。

この引戸を開けるところに、5㎝ほどの段差があります。



気にしないでおけばそれでいいのですが、たまにお客様がつまづくことがあります。
とくに、ご年配の方がこの段差に足を引っ掛けてしまうのです。

オープンしてから、ずっと気にはしていたのですが、
お金はかかるし、いま直さなくてもいいなと後回しにしていました。

それでも、何度かその光景を目にしていると、
このままではいけないと思うようになったのです。

早速、木鶏の工事全般を引き受けてくれる「大藏木工」さんに相談しました。
すると、すぐに現場に来て対処法を考えてくれました。

それから間もなく、改修工事に来て下さったのです。



床の底上げは、簡単そうに見えても、実は大変なことです。
大工さんは、あたかも今まであったかのように、綺麗に仕上げて下さいました!



これで、お客様がつまづくことなく、お店に来て頂けると思います。

たかが5㎝の段差です。
されど5㎝mの段差なんです。

大事なのは、お客様の気持ちを感ずることだと思います。

大藏木工さん!ありがとうございました!
また、お客様のために何かあったらお願いしますね!

【大藏木工株式会社】

住所:長野県松本市宮渕1丁目1−18
電話:0263-32-1960
公式HP:http://www.mcci.or.jp/www/ookura/

あなたに合った木のある暮らしを提案してくれます!
  
タグ :大藏木工


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2015年12月21日

「チクチクチクチク」は楽しい!!!

◆大の大人がチクチクしていました!

そば処木鶏では、人と人をつなぐプロジェクトとして、
色んな展示会を開催しています!

12月は、織物作家の滝本恭子さんの作品が展示されています!

そんな素敵な作家さんと直接逢って、
楽しんでもらおうと、ワークショップを開催しました!

ワークショップの内容は、チクチクチクチクと針と使って、
動物を作る、フェルトワークでした!

参加者は、笑顔で楽しくをモットーに!



















完成した作品はこちらです!!!
どれも個性的で可愛らしいですね!!!



みんなが一緒に、一つのことに向き合っている姿を見ていると、
こういうことが大事だなって思います!

自分ができることは、本当に限りがあります。

楽しい空間は、その場にいる人たちが、
自然に創りだしてくれるものなんですよね。

今回もワークショップでも、その楽しい空間が創りだされました。

いつもいつもありがとうございます!
みんなで幸せの繋がりをつくっていきましょう!!!



そば処木鶏は、人と人をつなぐそば屋を目指しています。
この場所から、たくさんの出逢いが生まれることを、心から願っています。

  

Posted by カズキ at 10:00Comments(0)ご案内

2015年12月19日

私はサンタクロースになりたい!

◆飲食店とクリスマスの関係

12月は、さすが「師走」と言われるだけあって、
あっという間に時間が過ぎていくものですね。

気が付けば、もうすぐクリスマスです。

子供がいる家庭では、クリスマス会など、
子供との時間を楽しく過ごされることでしょう。

飲食店をやっていると、なかなかそういった時間が作れません。
洋食屋さんなどは、まさにかきいれ時です。


◆クリスマスツリーと子供達

そんな大人の事情とは関係なく、
子供たちは、楽しそうにクリスマスツリーに飾り付けをしています。



一年に一度。
子供たちにとっては、楽しい一日です。

その光景を見ていた時、果たしてこれでいいものかと、考えさせられました。
そこで、妻である女将さんに相談したところ、お休みを頂いて、クリスマス会をやろうとなったのです。

大変申し訳ございませんが、

12月23日の夜営業をお休みとさせていただきます。

お店の店主として、そして4人の父としての決断です。
どうかご理解の程、よろしくお願い致します。

追伸:

年内の最終営業日は、27日(日)です。
28日~31日は、年越しそば業務のため、お店はお休みとさせていただきます。

年明けは、2日3日と営業し、4日~6日までお正月休みになります。
残りわずかな営業日を、一日一日大切にしていきたいと思います。

  

Posted by カズキ at 06:00Comments(0)ご案内

2015年12月18日

冬木鶏の新デザート!

◆冬木鶏の楽しみ方!


そば処木鶏では、おそば以外にも、デザートも充実しています!

それは、食後に大切な人と、楽しい時間を少しでも過ごして頂けるように、
女将さんが、試行錯誤して作っています。

「甘酒パンナコッタ」 ・・・ 350円(税別)



砂糖を一切使用せず、甘酒の甘みのみで仕上げた、ヘルシーデザートです!
ほのかな甘味が、やみつきになります!

「自家製 甘酒」 ・・・ 350円(税別)



麹から作り上げた、冬の限定デザートです!
温かい甘酒も、冷やし甘酒も、どちらも楽しむことができます!
こちらも砂糖は一切使用していません!

「柚子ジェラート」 ・・・ 300円(税別)



このジェラートは、いつも木鶏に協力して下さる「ジェラートハッチ」さんが、
私の要望を受けて作って下さいました!

あえてミルクと合わせることで、コクを保ちつつ、
後味はサッパリと仕上げています!

冬木鶏も、どうぞお楽しみ下さいね!

  

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2015年12月17日

冬木鶏の限定そば!第一弾!

◆冬のそば屋を楽しむメニュー!

12月に入り、暖冬というものの、朝晩の冷え込みは、
やっぱり冬を感じさせるものがありますね!

そば屋のイメージって、自分もそうなのですが、
暑い日に、ツルツルっと食事ができることを思い浮かべます。

いざ、お店を始めてみると、冷たいそばも大切にしていますが、
温かいそばの楽しみ方があるということを、この信州で学びました。

信州奈川には、古くから伝わる伝統の味があります。
それが「とうじそば」です。

「とうじ」とは、ひたし・あたためるという意味があり、大鍋で旬の山菜やきのこ、野菜を煮立たせて、その汁の中へ小割りしたしたそばをとうじかごに入れ、さっと温めます。そこへ、汁や具をたっぷりと盛り付けていただく、体も心も温まる、奈川の名物そばです。

このとうじそばを、いかにして木鶏風にアレンジするか?
まずは、食べに行ってみようと、奈川を訪れたのは、9月のことです。

この奈川には、鳥屋沢(とやさ)という旅館があります。
そこのご主人である、高宮さんとは、数年前からお付合いさせてもらっています。

高宮さんに、とうじそばの勉強がしたいというと、快く迎えて下さいました。
実際に食べさせていただくと、これがまた美味しいんです!

本当に体も心も温まりました!

早速お店に戻り、試作を作り始めました。
でも、木鶏にはとうじそばに必要な「とうじかご」も「大ざる」もなかったのです。

◆そば好きのお客様との出逢い

縁とは不思議なものです。
10月のある日のこと、木鶏に一人の女性がやって来ました。

話をお聞きすると、信州の伝統工芸「みすず細工」の魅力に惹かれ、
埼玉県から移住しちゃった面白い女性です。

彼女の名前は、三浦吉恵ちゃん。

おそばも大好きで、みすず細工を勉強しながら、
週末は、そば屋でアルバイトをするほどです。

そんな彼女と話をしていたら、いつもの癖で、閃いてしまったのです。

「みすず細工で、とうじかごと大ざるを作ってくれないかな?」

その問いかけに、彼女は戸惑っていました。
それもそのはずです。

今まで、みすず細工では、とうじかごを作ったことがないというのです。
それでも、チャレンジしてみたいという彼女の想いを聞き、お願いしてみました。

ここからが彼女のすごいところです。
ちょうど、いいタイミングで、竹を取りに予定だったみたいです。


(竹を採取中のよしえちゃん)

採取した竹は、皮を剥き、磨きをかけ、割って乾燥する。
この作業の繰り返しが、大変です。





少しずつ形になってきましたね!



こうして、お願いをしてから、約二ヶ月かけて完成した、
「とうじかご」と、おそばを盛り付ける「ざる」が納品されました!



女性らしい、優しい曲線ですね!
初チャレンジとは思えない作品です!

実際に、とうじかごとざるを見ると、イメージが湧きます。
何度も試作を繰り返して、ようやく完成したのがこちらです!



【シャモつみれとうじそば】・・・1人前1,800円(税別) 2人前より

信州奈川の伝統食「とうじそば」に、特選素材のぎたろう軍鶏のつみれを加え、木鶏風にアレンジしました!軍鶏と野菜の旨みたっぷりのあつあつ鍋に、キリッとしまったそばを投じて下さい!心も体も温まる、冬の限定そば第一弾です!

追伸:

そば処木鶏は、色んな方の力によって、お店を支えてもらっています。
全ては、人と人の出逢いがあってのことです。

とうじかごを作ってくれた吉恵ちゃん!
本当にありがとね!!!
工房にも、必ず伺います!



そして、アドバイスして下さった澄さん!
奈川の伝統食の素晴らしさを、少しでも発信していきますね!
いつもいつも本当にありがとうございます!



そば処木鶏は、人と人をつなぐそば屋を目指しています。
関わって下さった方の想いを、お客様に伝えつなげるのも、一つの役目だと思っています。  


Posted by カズキ at 16:00Comments(0)ご案内

2015年12月16日

ナガブロアワード2015!

◆人気ブロガーさんが集結!

今年で三回目を迎えた「ナガブロ ブログアワード」が、
この12月に発表されました。

私も過去に、二回ほど特別賞を受賞させて頂いたのですが、
お楽しみは、その授賞式にあります。

あの有名なブロガーさんと、直接お逢いできるのです!

2015年の授賞式は、なんと木鶏で開催させて頂きました!
これって、めちゃくちゃ嬉しいことなんですよね!

私は、2011年の5月から、ナガブロさんでブログを書いてきました。
その理由は、この長野県に密着していて、親しみやすさがあったからです。

書き続けていくと、どんどん和が広がり、
ブログ見てるよと、声を掛けて頂くことも増えました。

そば屋を開業するまでの道のりを綴ることによって、
たくさんの出逢いや、繋がりを創らせて頂きました。

今の木鶏があるのは、ナガブロさんのおかげと言っても過言ではありません。

その愛するナガブロさんのアワード授賞式に、
木鶏を利用して頂けるなんて・・・。

一人ひとりとゆっくりお話することはできませんでしたが、
とても素敵な方たちばかりでした!

ナガブロ事務局の皆様!
素晴らしい機会を与えて下さり、ありがとうございます!

心より御礼を申し上げます!
そして、これからもカズキは、ナガブロさんでブログを書き続けます!!!



ナガブロアワード2015年
受賞されたブログはこちらでチェック↓↓↓


http://award.naganoblog.jp/  


Posted by カズキ at 06:00Comments(4)地域のこと

2015年12月04日

年越しそばのご予約を承ります!!!

◆あなたに今年最後の喜びを!

2015年も、残すところあと一ヵ月を切りましたね!
皆さんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか?

木鶏にとっても、この一年は大きな変化がありました。

1月には、塙家の第4子が生まれました。

そして4月には、神奈川県より弟子入りした「白柳和樹」こと、
和くんが木鶏の仲間になってくれました。

それからも毎日、和くんと向き合う時間でした。

事務職からそば職人へ・・・。
初めは慣れない仕込から、店舗準備、
接客や仕入れをやってもらいました。

お店の一通りの流れを覚えたのが、8月のお盆休みの時期です。
それからは、待ちに待ったそば打ちの勉強です。

仕込みの合間に、そば打ちをやり、また仕込みに戻る。

初めはうまくいかなかったものの、今では十割のそば粉を、
そば玉にするまで身体で覚えたのです。

弟子入りした4月に、私は今年の目標を決めていました。

それは、和くんが年越しそば打ちの一員として、
関われるまでのレベルにすることです。

木鶏のそばは、すべて十割そばです。
お客様にお届けする年越しそばも、もちろん十割そばです。

一瞬たりとも気を抜くことができません。
少しでも水加減を間違えれば、そばになる事はありません。

和くんがそば玉にしたものを、延して切ることを何度も繰り返しました。
そして、私は判断したのです。

「そば玉までの工程を合格とする!」

和くんには、初めての年越しそばの仕事です。今年は、サポート役に回ってもらいたいと思います!



年越そばは、私にとってなくてはならない最後の大仕事です!
一年の感謝の気持ちを、一食一食心を込めて打たせて頂きます!

和くんと、この一年を振り返りながら、楽しんで臨みたいと思います!
それでは、年越しそばのご案内です!

◆そば処木鶏の厳選素材!

【そばの「生産地」】



今年の年越しそばも、信州大学が愛情込めて作り上げた「信州大学野辺山産」です。
信州大学の先生が、手塩にかけて栽培して下さいました。標高はなんと1300mです。

ここの気温は、そばの一大生産地である「北海道」と同じ条件です。
昼夜の寒暖差が激しく、そばの栽培適地として、高く評価されています。

【そばを活かす「自家製粉」】



収穫されたそばの実は、私が自ら製粉を行います。
特注の石臼を使い、丁寧に製粉をしていきます。
石臼の回転数、そばの実の投入量、篩い分けと、全て長年の経験で製粉していきます。


【そばを引き立てる「そばつゆ」】



そばつゆの基となる「かえし」には、以前ブログでもご紹介した
「大久保醸造店」さんの濃口醤油を使用します。

大豆本来の味がしっかりとした醤油は、日本人が好む、スッキリとしたそばつゆに仕上がります。
昆布は「利尻昆布一等物」、鰹節は、極限まで燻しと乾燥を繰り返した「本枯節二年物」です。
じっくり煮出すことによって、かえしに負けない濃厚なだし汁になります。


【そばの名脇役「安曇野産生わさび」】



オープン当初から使用している生わさびは、信州だからこそ、成し得る特産品です。

産地は、日本一のわさび畑「安曇野の大王わさび農場」で育てられた生わさびを、
丸々一本お付けします。本当の生わさびは、辛さの中に、ほのかな甘味が生まれます。


「妥協は許されません!」

そば屋で食べる本格的な蕎麦を、ご家庭でも召し上がって頂きたい!その想いだけです。
イラスト付きの、茹で方説明書も付いているので、
主婦の方でも、簡単に茹でることが出来ます!


◆数量限定です!

今年も年越しそばは、完全なる手打ちそばです。
弟子のカズくんと、一食一食丁寧に仕上げていきます。

集中してそばを打つためには、一日300食が限界です。
それ以上は、ご注文をお断りしなければなりません。

申し訳ございませんが、ご理解のほど、宜しくお願い致します。


◆それでは商品のご案内です!

<信州野辺山産 十割そば>



3食セット 2,400円(税込)+540円(送料)
4食セット 3,200円(税込)+540円(送料)
5食セット 4,000円(税込)+540円(送料)


◆お申し込み方法

≪電話によるお申込み≫

☎0263-98-2099

へお電話頂き「年越しそばが欲しい!」と申して下さい。
カズキと女将が元気に対応いたします!
(申込時間 10:00~20:00)

≪メールによるお申込み≫

メールの方は、件名に【年越そばの件】と書いて、
以下の項目をご記入ください。

【お名前】
【ご住所】
【電話番号】
【送り先住所】
【食数】
【希望到着日】
【希望お支払方法 代引き or 郵便振込】

※複数の場合は、送り先とご住所をまとめて下さい。

メールアドレスは↓↓↓
misao870@gmail.com

≪FAXによるお申込み≫

FAXの方も、以下の項目をご記入ください。

【お名前】
【ご住所】
【電話番号】
【送り先住所】
【食数】
【希望到着日】
【希望お支払方法 代引き or 郵便振込】

※複数の場合は、送り先とご住所をまとめて下さい。

以下の画像をクリックして、印刷すると、FAX用紙にとしてご利用頂けます↓↓



FAX番号は↓↓↓
☎0263-98-2099
(申込時間 10:00~20:00)

≪店舗内にて直接お申込み≫

また、店内にて申込用紙をご用意しておりますので、
お気軽にスタッフまでお声掛け下さいね!

お支払方法は、ヤマト運輸さんによる代金引換、
もしくは、郵便振込の用紙を同梱させて頂きます。

≪贈物について≫

贈物の場合は、ご注文者様へご請求が行くように対応させて頂きます!
また、熨斗についても、個別に対応しておりますので、
お気軽にご相談ください。

それでは、あなたからのご注文を、心よりお待ちしております!

そば処木鶏
店主 塙 和貴


追伸:

年越そばの由来とは、

「細く長く達者で暮らせることを願う」

大晦日は、年越そばで良いお年取りを・・・。  
タグ :年越しそば


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2015年12月02日

「糸」が繋げる「人」の縁!

◆織物作家「滝本恭子」氏

2015年も師走の月を迎え、いよいよ一年も終わろうとしています。
そば処木鶏恒例の展示会も、今回が今年最後です!

最後を締めくくるのは、冬のアイテムにもってこいの、
織物作家「滝本恭子」さんです!

恭子さんとの出逢いは、お店のお客様が始まりでした。

話をお聞きすると、神奈川県より信州へ惚れ込み、
旦那さんと共に、引越してきたばかりでした。

その後、フェイスブックで友達になり、恭子さんが織物を作っていることを知ったのです。
その作品は、手作りならではの温もりを感じることができました。

そして、次の来店時にお声掛けしたのです。

「木鶏で展示会やりませんか?」

恭子さんは、信州へ引っ越してきたばかりで、
この地での活動は、未だ未開拓な状態でした。

こんなにも素敵な方を、信州の皆さんに知って頂きたくて、
今回の展示会を企画しました。




◆制作現場に触れる!

展示会を始める前に、やっぱり制作現場を見させて頂きたいという想いがありました。
そこで、現在の自宅兼工房へ伺わせて頂きました。

初めて見るはた織り機。
実は、恭子さんのお母さんが実際に使われていたものだそうです。



今回の展示会に合わせ、制作現場を見たいとお伝えしたところ、
卓上のコースターの作る過程を見せて頂けることになりました。

まずは、使う糸を選びます。
色合いがとても素敵ですね!



実は、娘たちが選んだ糸なんです!

次に、使う糸の長さを計算して、使う分だけ測っていきます。
これが面白かったです!



そして、選んだ糸を、はた織り機に通していきます。
これが細かい作業で、ものすごく大変なんです!



動画はこちら↓↓↓



最後に、一回一回丁寧に織っていきます。
この作業も、とても集中力が入ります!



動画はこちら↓↓↓



こうしてできた作品がこちらです!



薬味置きのコースターになりました!
木鶏の店舗カラーである「赤」を基調に合わせて下さいました!



この日は、特別に糸紡ぎのやり方も見せて頂きました!
気が付くと、どんどん糸になっていく様子がものすごく面白いです!



そして、いよいよ木鶏の展示会の準備です!
店内には、恭子さんが心を込めて作った作品が並べられています!











地元の草木染の作品もあります!



神林のイチイ。


梓川の桜の葉。


清水高原のそよご。


そして、なんと山形村のそば!


この染物は、恭子さんがそばでやってみたいと話があり、
今年から契約栽培していた山形村のそば畑から、茎を集めたのです!
そばでも綺麗に染まるものなんですね!!!



こんなにも素敵な作品。
ただ置いておくだけでは伝わらないと、大人たちが悪乗りしてしまいました・・・。

◆「パリコレ」ならぬ「ソバコレ」in 木鶏!

エントリー№1 【マサオ ノナカ】 恭子さんの旦那様(笑)



エントリー№2 【カズキ ハナワ】 そば処木鶏 店主



エントリー№3 【カズキ シラヤナギ】 そば処木鶏 一番弟子



この冬、木鶏の展示会が熱い!



作品は、販売もしています。
まずは手に取り、その優しい質感や温もりを感じて下さい。

きっと、あなたに合う出逢いがあると思いますよ!

◆ワークショップのご案内

素敵な織物作家である恭子さんが、気軽に楽しんで頂こうと、
羊毛フェルトを使った動物づくり体験を企画して下さいました!



日時:
◇12月10日(木)14:00~16:00
◇12月20日(日)15:00~17:00

場所:そば処木鶏(もっけい)
住所:長野県東筑摩郡山形村5511-7

参加費:1000円
定員:各回8名様まで

細い針を使うので、小学生以上の方の参加をお願いしています。

お申込み先:そば処木鶏 0263‐98‐2099 

まで、お気軽のご連絡くださいね!

そば処木鶏は、人と人を繋ぐそば屋を目指しています。
この展示会から、一人でも素敵な出逢い、繋がりが生まれることを心から願っています。


【織物作家 滝本恭子氏】

Mau A‐舞和-
松本市梓川上野319-1
HP:http://www.ma-ua.com/
電話:090‐3062‐5074


フェイスブックもやってます!
「滝本恭子」で検索して、是非繋がって下さいね!  


Posted by カズキ at 06:00Comments(0)ご案内

2015年12月01日

「輝くスタッフ」さんの笑顔に触れました!

◆素晴らしい「チーム」に出逢いました!

塩尻市の山奥にある「陽だまりの家」という施設。
ここのご主人、村上さんとは、お店のお客様という関係から始まりました。

初めてお逢いしたその日に、村上さんの生き方をお聞きしてから、
ずっと、そこまで至る考え方に興味がありました。

知れば知るほど素敵な方で、揺るぎない信念を持たれていらっしゃる姿勢に、
ものすごく憧れを持っていたのです。

以前、村上さんが自分の畑で、ソバを栽培するから、
収穫したら食べてみたいんだと相談がありました。

それはぜひということで、陽だまりの家さんに行って、
スタッフさんと楽しくそば打ちをしてきました!

今回のそば粉は、村上さんが今年初めて育てたソバを、
一度私がお預かりして、製粉したものです!

まずはいつものように、私がお手本を見せました。



続いて、皆さんにやって頂いたのですが、
本当に皆さんセンスが良くて、ビックリです!

それよりも、この楽しそうな表情!!!















子育て世代の方も、積極的にスタッフとして雇っているようです!
皆さんとても活き活きしていて、一緒に時間を過ごせて楽しかったです!

仕上がったそばからも、その元気さが伝わります!



天ぷらも美味しかったっす!!!



陽だまりの家さんは、「持続する社会づくり」をコンセプトにしています。
村上さんから、食後にいろんな話を聞かせて頂きました。

今の自分の心に、響くところがあって、
また一つ勉強させて頂きました!

陽だまりの家さんの、村上さん夫妻、そしてそこで働くスタッフさんの輝きを見て、
もの凄く素敵なチームを創られていらっしゃるのだと感じました。

私も、もっと素敵な「チーム木鶏」を創るために、
女将さんをはじめ、スタッフさんとの関係を深めていきたいと思います!

何はともあれ、美味しくて楽しい時間をありがとうございました!!!
これからも、末永いお付合いをお願いしまっす!!!



【合宿研修旅館 陽だまりの家】

住所:長野県塩尻市金井811
TEL:0263-88-2839
FAX:0263-88-9020
HP:http://www.hidamaristyle.com/
  


Posted by カズキ at 08:00Comments(0)地域のこと