2019年05月19日
業界の枠を超えた「スープ」
◆同一スープ!麺違い!誕生秘話!
今年の一月、松本市白板にある「とり麺や五色」店主、西沢さんが、木鶏に自家製麺を持ってきてくれました。黒ゴマを練りこんだ手打ち麺です。五色さんとは、共通のお客様が多く、フェイスブック上で、いつも面白い発想のラーメンを作っていらっしゃるなと、とても興味深く拝見していました。
「木鶏さんのかけつゆに合うと思うよ!」
そう言い残して、麺を置いていって下さった西沢さん。
早速、女将さんとスタッフとまかないで頂きましたが、これがまた美味!後日、お礼にと、最近温かいそば用で打っている平打ちそばを、五色さんへ持ち込みました。そこで、そばを茹でて、五色さんのスープに合わせてみたのですが、なんの違和感もなく、美味しく食べることができました。
「そばも十割で、こんな表現できるんだ!」
この瞬間、私と西沢さんは、何か面白いことやりたいね!と、自然と意見が出たのです。
その後、共通の知り合いを通じて、松本市緑町にある「うどん酒場勝利」店主の菅原さんが、西沢さんと交流が始まりました。私も、ずっと行ってみたかったお店だったので、菅原さんにフェイスブックを通じて、メッセージを送り、繋がりを作らせていただきました。
「ラーメン・うどん・そば」
日本の食を支える三つの麺文化。
この三者が集まれば、何か面白いものが生み出せるのではないかと考え、三人は一度集まってみますか!となったのです。
第一回は、木鶏にて、そばの製粉、そば打ちを見ていただきました。異業種の方に見ていただくのは、これが初めてかもしれません。菅原さんとは、これが初めましてでしたね(笑)

(左:五色 西沢さん 中:勝利 菅原さん 右:木鶏 塙)
第二回は、とり麺や五色さんで、青竹手打ち麺の製麺を見させていただきました。


初めて見る技に、感動しました!麺も独特な味わいで、素材を生かす西沢さんのこだわりを再確認しました。
第三回は、うどん酒場勝利さんで、うどんの製麺方法、そして、各店舗、出汁やスープ、かえしや塩だれを持ち込み、なんとなく試作をしてみますか!という軽いノリで持ち寄りました。

(楽しそうにスープを合わせる菅原さん)
面白かったのが、色んな組み合わせを作り、味見をしながら、意見を交換し合い、三人の方向性が一気にまとまったのです!

よし!「あっさり」と「こってり」の二種類のスープを共有し、それに合わせて、ラーメン、うどん、そばで表現しよう!
そう・・・わずか三度の打ち合わせて決まった出来事でした!!!
5月は、とり麺や五色さんの開業10周年ということもあり、それに合わせての限定販売とさせて頂きました!!!
≪あっさりスープ≫
信州黄金軍鶏からとった、五色さんの「清湯(ちんたん)スープ」に、勝利さん「オリジナルブレンドいりこ出汁」を合わせ、最後に木鶏の大久保醸造店、淡口醤油で仕上げた「甘汁かえし」で味を調えます。
スープを最後の一滴まで楽しんで頂けるように、やさしく仕上げてあります。
・とり麺や五色

・うどん酒場勝利

・そば処木鶏

≪こってりスープ≫
こちらも信州黄金軍鶏からとった、五色さんの「白湯(ぱいたん)スープ」に、勝利さん「オリジナルブレンドいりこ出汁」、木鶏の「本枯れ二年物かつお出汁」を合わせ、じっくりと煮詰め、うまみを濃縮させて厚みを持たせます。そこへ、五色さん直伝の「塩だれ」で味を調えます。
こってりと言っても、脂っぽさはほとんどなく、麺を邪魔しない仕上がりになっています。
・とり麺や五色

・うどん酒場勝利

・そば処木鶏

今回の限定メニューには、スープの共有だけでなく、木鶏の特選素材「ぎたろう軍鶏」も使われています。各店舗、それぞれ調理法の違いを楽しまれるのもいいですね!
ここ最近、いろいろ重なって、なかなかブログを更新することができず、告知が遅くなってしまいました。申し訳ございません!
今回の企画の提供日は、5月11日・12日・18日・19日・25日・26日(土日限定)です。
まだ、日もありますので、ぜひ各店舗食べ比べをしてみて下さいね!!!
◆大切なのは「信頼関係」と「志」
今回の企画で、新聞社、テレビ局の取材をいただきました。

両者ともに質問があったことです。
「どうしてこんな素敵な企画が実現できたんですか?」
「自分の技術を公開することに不安はなかったのですか?」
きっと、このブログを読んで下さった飲食店の方なら、同じ意見が出ると思います。
私たちは、誰だって公開したわけじゃないと思います。この三人だから、ここまで作りこめたと思うんです。私が菅原さん、西沢さんと関わらせて頂いて感じたことは、
・もっと美味しいものを作ってお客様に喜んで頂きたい!という探求心
・ワクワクすることを心から楽しみたい!という遊び心
この二つが、大きな要素じゃないかなと思います!
また、お互いの技術を公開しあうことで、信頼関係が生まれ、より良いものを創ろう!と、モチベーションも高まっていきました。
普段の仕事で手がいっぱいな中、新しいものを創り出すことは、簡単なことではありません。
今回の企画で、菅原さんと西沢さんと関わらせて頂き、技術や食材の交流だけでなく、仕事に対する情熱、考え方も聞かせてもらえて、とても大きな学びになりました。
その中でも、西沢さんが、この10年を振り返られ、
「自分のラーメンを食べて、初めてお客様から頂いた700円の重みは、今でも忘れられないんだよ!」
と、話された時、西沢さんは、本当に心で仕事をされていらっしゃる方なんだなと思いました。
また、菅原さんは、知識がとても豊富で、小さなことでも、追求されているお姿に、感銘を受けました!
初心忘れるべからず!私も、もっと一つひとつの仕事に心を込めて、目の前のお客様に喜んで頂けるように、精進していきたいと思います!!!
菅原さん!西沢さん!この度は、本当にありがとうございます!残りの期間も全力で楽しみましょう!!!

追伸:
このブログを読んで下さった飲食店の方へ!ぜひ一緒に新しい試みにチャレンジしてみませんか?きっと面白いものが創り出せると思いますよ!ぜひ気軽の声を掛けて下さいね!
そば処木鶏は、人と人をつなぐ蕎麦屋を目指しています!このご縁に心から感謝いたします!!!
【とり麺や五色】
住所:長野県松本市白板1丁目1−13
電話:0263-33-0853
地図:「ここをクリック」
【うどん酒場勝利】
住所:長野県松本市大手4丁目2−9
電話:0263-32-8543
地図:「ここをクリック」
【そば処 木鶏】
住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」
今年の一月、松本市白板にある「とり麺や五色」店主、西沢さんが、木鶏に自家製麺を持ってきてくれました。黒ゴマを練りこんだ手打ち麺です。五色さんとは、共通のお客様が多く、フェイスブック上で、いつも面白い発想のラーメンを作っていらっしゃるなと、とても興味深く拝見していました。
「木鶏さんのかけつゆに合うと思うよ!」
そう言い残して、麺を置いていって下さった西沢さん。
早速、女将さんとスタッフとまかないで頂きましたが、これがまた美味!後日、お礼にと、最近温かいそば用で打っている平打ちそばを、五色さんへ持ち込みました。そこで、そばを茹でて、五色さんのスープに合わせてみたのですが、なんの違和感もなく、美味しく食べることができました。
「そばも十割で、こんな表現できるんだ!」
この瞬間、私と西沢さんは、何か面白いことやりたいね!と、自然と意見が出たのです。
その後、共通の知り合いを通じて、松本市緑町にある「うどん酒場勝利」店主の菅原さんが、西沢さんと交流が始まりました。私も、ずっと行ってみたかったお店だったので、菅原さんにフェイスブックを通じて、メッセージを送り、繋がりを作らせていただきました。
「ラーメン・うどん・そば」
日本の食を支える三つの麺文化。
この三者が集まれば、何か面白いものが生み出せるのではないかと考え、三人は一度集まってみますか!となったのです。
第一回は、木鶏にて、そばの製粉、そば打ちを見ていただきました。異業種の方に見ていただくのは、これが初めてかもしれません。菅原さんとは、これが初めましてでしたね(笑)

(左:五色 西沢さん 中:勝利 菅原さん 右:木鶏 塙)
第二回は、とり麺や五色さんで、青竹手打ち麺の製麺を見させていただきました。


初めて見る技に、感動しました!麺も独特な味わいで、素材を生かす西沢さんのこだわりを再確認しました。
第三回は、うどん酒場勝利さんで、うどんの製麺方法、そして、各店舗、出汁やスープ、かえしや塩だれを持ち込み、なんとなく試作をしてみますか!という軽いノリで持ち寄りました。

(楽しそうにスープを合わせる菅原さん)
面白かったのが、色んな組み合わせを作り、味見をしながら、意見を交換し合い、三人の方向性が一気にまとまったのです!

よし!「あっさり」と「こってり」の二種類のスープを共有し、それに合わせて、ラーメン、うどん、そばで表現しよう!
そう・・・わずか三度の打ち合わせて決まった出来事でした!!!
5月は、とり麺や五色さんの開業10周年ということもあり、それに合わせての限定販売とさせて頂きました!!!
≪あっさりスープ≫
信州黄金軍鶏からとった、五色さんの「清湯(ちんたん)スープ」に、勝利さん「オリジナルブレンドいりこ出汁」を合わせ、最後に木鶏の大久保醸造店、淡口醤油で仕上げた「甘汁かえし」で味を調えます。
スープを最後の一滴まで楽しんで頂けるように、やさしく仕上げてあります。
・とり麺や五色

・うどん酒場勝利

・そば処木鶏

≪こってりスープ≫
こちらも信州黄金軍鶏からとった、五色さんの「白湯(ぱいたん)スープ」に、勝利さん「オリジナルブレンドいりこ出汁」、木鶏の「本枯れ二年物かつお出汁」を合わせ、じっくりと煮詰め、うまみを濃縮させて厚みを持たせます。そこへ、五色さん直伝の「塩だれ」で味を調えます。
こってりと言っても、脂っぽさはほとんどなく、麺を邪魔しない仕上がりになっています。
・とり麺や五色

・うどん酒場勝利

・そば処木鶏

今回の限定メニューには、スープの共有だけでなく、木鶏の特選素材「ぎたろう軍鶏」も使われています。各店舗、それぞれ調理法の違いを楽しまれるのもいいですね!
ここ最近、いろいろ重なって、なかなかブログを更新することができず、告知が遅くなってしまいました。申し訳ございません!
今回の企画の提供日は、5月11日・12日・18日・19日・25日・26日(土日限定)です。
まだ、日もありますので、ぜひ各店舗食べ比べをしてみて下さいね!!!
◆大切なのは「信頼関係」と「志」
今回の企画で、新聞社、テレビ局の取材をいただきました。

両者ともに質問があったことです。
「どうしてこんな素敵な企画が実現できたんですか?」
「自分の技術を公開することに不安はなかったのですか?」
きっと、このブログを読んで下さった飲食店の方なら、同じ意見が出ると思います。
私たちは、誰だって公開したわけじゃないと思います。この三人だから、ここまで作りこめたと思うんです。私が菅原さん、西沢さんと関わらせて頂いて感じたことは、
・もっと美味しいものを作ってお客様に喜んで頂きたい!という探求心
・ワクワクすることを心から楽しみたい!という遊び心
この二つが、大きな要素じゃないかなと思います!
また、お互いの技術を公開しあうことで、信頼関係が生まれ、より良いものを創ろう!と、モチベーションも高まっていきました。
普段の仕事で手がいっぱいな中、新しいものを創り出すことは、簡単なことではありません。
今回の企画で、菅原さんと西沢さんと関わらせて頂き、技術や食材の交流だけでなく、仕事に対する情熱、考え方も聞かせてもらえて、とても大きな学びになりました。
その中でも、西沢さんが、この10年を振り返られ、
「自分のラーメンを食べて、初めてお客様から頂いた700円の重みは、今でも忘れられないんだよ!」
と、話された時、西沢さんは、本当に心で仕事をされていらっしゃる方なんだなと思いました。
また、菅原さんは、知識がとても豊富で、小さなことでも、追求されているお姿に、感銘を受けました!
初心忘れるべからず!私も、もっと一つひとつの仕事に心を込めて、目の前のお客様に喜んで頂けるように、精進していきたいと思います!!!
菅原さん!西沢さん!この度は、本当にありがとうございます!残りの期間も全力で楽しみましょう!!!

追伸:
このブログを読んで下さった飲食店の方へ!ぜひ一緒に新しい試みにチャレンジしてみませんか?きっと面白いものが創り出せると思いますよ!ぜひ気軽の声を掛けて下さいね!
そば処木鶏は、人と人をつなぐ蕎麦屋を目指しています!このご縁に心から感謝いたします!!!
【とり麺や五色】
住所:長野県松本市白板1丁目1−13
電話:0263-33-0853
地図:「ここをクリック」
【うどん酒場勝利】
住所:長野県松本市大手4丁目2−9
電話:0263-32-8543
地図:「ここをクリック」
【そば処 木鶏】
住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」