2018年05月24日

「原点」を知る大切さ!

◆窯焚きを見てみたい!

5月22日。

この日は、昼営業を終え、山形村にある「赤坂鮨」店主、唐澤聖史さんと二人で、開田高原に向かいました。目的は、昨年5月に知り合った陶芸家「中村満」さんの窯焚きを、聖史さんが見学に行ってみたい!という話からでした。

「赤坂鮨」の聖史さんは、木鶏で毎年恒例となった「陶芸家 中村満さんを囲む会」に、同じ職人として、イベントに参加して下さったのがご縁です。その後、器をオーダーメイドして下さったり、恩師への贈り物にも、満さんの器を使って下さったりと、繋がりをとっても大切にしてもらっています。

「原点」を知る大切さ!

今回も、ご自身がオーダーした器の窯焚きという事もあり、どんな場所、どんな空間で器が焼かれているのか、この目で、肌で感じるために現地へと向かったのです!

現地に着いたのが、夕方の5時です。窯は金曜日から薪をくべ始め、この日が5日目。最後の仕上げに入っていました。

「原点」を知る大切さ!

「原点」を知る大切さ!

「原点」を知る大切さ!

6日間の窯焚きでは、満さんの友人や、その繋がりのある方が、代わるがわる窯元を訪れ、お手伝いに来ています。交代で休みを取りながら、火を絶やすことなく、窯焚きは続くのです。

夜になると、窯の炎が、より熱と光を放ち、不思議な空間に包まれていきます。

「原点」を知る大切さ!

「原点」を知る大切さ!

「原点」を知る大切さ!

私と聖史さんも、薪入れを手伝わせて頂いたのですが、窯からの熱、そして炎の光を、肌でビリビリっと感じ、いい器が焼けることを祈りながら、作業をさせてもらいました。

「原点」を知る大切さ!

今回は、あまり時間がなかったので、お寿司とそばがきの差入れもしてきました。聖史さんは、次回は絶対泊りできます!と、約束をしていました。

お店で使わせて頂いている、満さんの器たち。毎回、窯焚きに訪れる度、命かけて作っていらっしゃるんだなと、心から思っています。

その魂がこもった器には、自分自身も魂込めて料理を盛り込まなかれば失礼に当たると、改めて「原点」を知る大切さに気付かされます・・・。

満さんを囲む会は、27日に企画されています。当日使わせて頂く器も決まったし、どう料理を盛り込むか、今からとても楽しみにしています!

【そば処 木鶏】

住所:長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話:0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」




同じカテゴリー(地域のこと)の記事画像
あるねぎ農家さんにまつわる心温まる話
武勇伝!武勇伝!その後・・・
武勇伝!武勇伝!
安曇野に移転した「予約席」の物語
「地の利」を生かした熟成そば
3年目の「寒晒しそば」
同じカテゴリー(地域のこと)の記事
 あるねぎ農家さんにまつわる心温まる話 (2024-04-24 22:00)
 武勇伝!武勇伝!その後・・・ (2024-04-22 22:45)
 武勇伝!武勇伝! (2024-04-19 07:20)
 安曇野に移転した「予約席」の物語 (2023-06-12 20:00)
 「地の利」を生かした熟成そば (2023-06-12 12:36)
 3年目の「寒晒しそば」 (2023-06-01 06:45)

Posted by カズキ at 06:00│Comments(0)地域のことご案内
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。