2013年02月27日
30年後の子供たちへのメッセージ・・・
◆氷点下を吹き飛ばせ!
2013年2月23日
『人と人を繋ぐ会 in 橋倉』
氷点下の寒空の中、灼熱のような熱い集いがありました。
人と人を繋ぐ会として、松本市にある老舗レストラン「酒・食 橋倉」にて、
総勢27名が集まり、素晴らしい一時を共感しあったのです。
きっかけは、ジビエ料理の研究、普及に努めていらっしゃる橋倉シェフが、
鹿肉と蕎麦のコラボで、何か新しいものを生み出せないかと、私に相談して下さいました。
私も、信州に住む人間として、ジビエ料理には、非常に興味があります。
そこで、このコラボレーションが実現したのです。
そこから試作の開始です。
私の蕎麦の特徴、橋倉シェフの鹿肉の調理法を、
どのような形で掛け合わせるかが、重要なポイントです。
何度も何度も話し合い、試食を繰り返し、
ようやくお客様に食べて頂けるメニューが完成したのです。
◆思わず鳥肌が立ちました・・・。
いよいよイベント当日です。
今年初めての蕎麦会ということもあり、久し振りに緊張していました。
その緊張を崩して下さったのが、この日集まったお客様の面々です。
会も始まり、まずは乾杯をします。
折角ですので、少しでも交流を繋げる為に、
来て下さった方々、一人ずつ自己紹介をして頂きました。
今回は、はじめましての方も多く、自己紹介をとても楽しみにしていたのですが、
お一人お一人の想いに、私は思わず鳥肌が立ってしまったのです。
まず、この女性はフェイスブックで繋がっている方です。
この女性は、わざわざ大阪から蕎麦会のためだけに駆けつけて下さいました。
「やっと逢えたねー!いつも応援してるよ!」
更に自己紹介は続きます。
同じく、東京から来て下さった方は、そば打ちに興味があり、
ある方を通じてこのブログを読み続け、今回の企画を知り、わざわざ来て下さいました。
また、松本市内はもちろんのこと、長野市、諏訪市、千曲市、岡谷市、塩尻市、
駒ケ根市、安曇野市、そして故郷福島市からは、仲間も駆けつけてくれたのです。
こんなにも、この会を楽しみにして頂けたことに、
改めて美味しいものを作らなくちゃいけないと、感じました。
◆鹿肉と蕎麦を食す!
【一品目】・・・鹿のコンソメスープと季節の野菜の炊き合わせ
橋倉シェフ渾身の一品です。
素材を引き立てる味付けは、野菜の甘みを引き出し、
それぞれが自己主張しながらも、この後に続く蕎麦の邪魔をしません。
【二品目】・・・びっくりそばがき
一見、何の変哲もないそばがきに見えますが、中には鹿肉のミンチが入っています。
鹿肉の肉汁を、そばがきでしっかりと閉じ込めた一品です。
【三品目】・・・鹿南蛮つけそばとざるそば
鹿肉をハンバーグにし、温かいそばつゆの中で旨味を閉じ込めます。
隠し味として、塩麹や柚子を入れ、味のバランスを整えました。
冷たい蕎麦に、温かいつけ汁、そして王道のもり汁で召し上がって頂きます。
【四品目】・・・鹿南蛮そば
最後は、温かいそばで締めて頂きます。
鹿肉を塩麹に漬け込み、中心部分をレア状態に保つ程度にローストします。
鹿肉は、全く臭みはなく、かつお節と栄養成分が似ているというだけあって、
温かいかつお出汁とともに、味に深みを与えてくれました。
【五品目】・・・そばはちみつのアイスクリーム
締めのデザートは、甘さを抑えたそばはちみつを使った、アイスクリームです。
あまりにも美味しく、すぐに食べてしまったので、写真を撮ることを忘れてしまいました(笑)
◆橋倉シェフの想い
今回のイベントは、人と人の繋がりの素晴らしさと、
もう一つお伝えしたいことがありました。
それは、私の故郷福島の話です。
2011年3月11日・・・東日本大震災から、もうすぐ2年を迎えます。
橋倉シェフも、松本市の飲食店組合として、東北に炊き出しに行かれました。
「今も大変な想いをしている方を、絶対に忘れてはいけないし、もっと震災について、意識を持ち続けなければならないよね!」
橋倉シェフは、イベントを企画する時から、私にそう話をして下さったのです。
そこで今回は、福島市からわざわざ仲間を呼んで、今の福島を、
そして今年、福島で企画をしているイベントのことを話してもらいました。
◆30年後に繋ぐメッセージ
実は、今年の3月10日、福島市駅前のさんかく広場にて、
福島の若者達が、あるイベントを企画しています。
「復興支援団体しきだん会」
「つなぐ」30年後の福島へ
~1人の1000歩より1000人の1歩~
福島にもっと笑顔を取り戻したいと、
20代の若者達を中心にチャレンジしています。
【イベント詳細は⇒「ここをクリックして下さい」】
更に翌日11日には、東日本大震災の追悼式典と、30年後に開封する、
「タイムカプセルプロジェクト」を行います。
このタイムカプセルには、何を残すのかというと、
未来の自分へのメッセージ、自分の子供へのメッセージ。
そして、未来の子供達へのメッセージ。
さらには、風化させていけない記憶、
忘れてはいけない震災の記録などを入れる予定です。
【タイムカプセルプロジェクトの詳細は⇒「ここをクリックして下さい」】
せっかくお気持ちを持って来て下さったお客様にも、2週間後に迫ったイベントに、
直接届けることを約束し、30年後に繋ぐメッセージを書いて頂きました。
「平和と愛であふれていますように」
「絆⇒繋⇒紡 未来を創る!」
「ガンバレ!!」
「初代オカンからつなぐ二代目オカン」
「幸せが沢山あふれますように」
「30年後までつなぐのがミッションです」
「30年後も橋倉さんで乾杯しましょう!」
「30年後 一人ひとりが心から笑える毎日になりますように」
「頑張ろう福島!!30年後に逢いましょう!未来へ繋ぐ輪」
「おいしいもの食べに、おいしいお酒飲みに、福島へ行きます」
「みんな笑ってる?」
中には、福島県出身の方も・・・
「30年後も福島が大すきだぞー!また帰るよ♪」
心友のヒロは、なんと30年間福島に通い続けると言っています。
「30年間福島に行く!!待ってろ福島!!」
福島を応援する熱い繋がりも、みんなで約束しました。
◆人の力は無限です!
写真でご覧頂いたとおり、とても楽しく熱い一夜となりました。
私は、改めて人と人の繋がりの大切さ、
そして、そこから生まれてくる力の凄さを感じました。
復興支援団体しきだん会が掲げる、
「1人の1000歩より1000人の1歩」
この言葉の素晴らしさに深く感銘しています。
皆さん!本当にありがとうございました!
福島への想いは、責任を持って福島へ届けさせて頂きます!
追伸:
イベントが終わり、気が抜けたカズキは、ヒロに怒られたのは言うまでもない(笑)
【協力店舗】
酒・食 橋倉
住 所 : 長野県松本市大手4-3-20
電 話 : 0263-33-4427
定 休 日 : 火曜日
時 間 : 12:00~13:30(L.O.)/17:30~23:30
橋倉シェフ 個人フェイスブック⇒http://www.facebook.com/naoki.hashikura.5
ぜひフェイスブックをやっていらっしゃる方、橋倉シェフと仲良くなって下さい。
本当に頼りになる兄貴分です!
橋倉さん!本当にお世話になりました!
2013年2月23日
『人と人を繋ぐ会 in 橋倉』
氷点下の寒空の中、灼熱のような熱い集いがありました。
人と人を繋ぐ会として、松本市にある老舗レストラン「酒・食 橋倉」にて、
総勢27名が集まり、素晴らしい一時を共感しあったのです。
きっかけは、ジビエ料理の研究、普及に努めていらっしゃる橋倉シェフが、
鹿肉と蕎麦のコラボで、何か新しいものを生み出せないかと、私に相談して下さいました。
私も、信州に住む人間として、ジビエ料理には、非常に興味があります。
そこで、このコラボレーションが実現したのです。
そこから試作の開始です。
私の蕎麦の特徴、橋倉シェフの鹿肉の調理法を、
どのような形で掛け合わせるかが、重要なポイントです。
何度も何度も話し合い、試食を繰り返し、
ようやくお客様に食べて頂けるメニューが完成したのです。
◆思わず鳥肌が立ちました・・・。
いよいよイベント当日です。
今年初めての蕎麦会ということもあり、久し振りに緊張していました。
その緊張を崩して下さったのが、この日集まったお客様の面々です。
会も始まり、まずは乾杯をします。
折角ですので、少しでも交流を繋げる為に、
来て下さった方々、一人ずつ自己紹介をして頂きました。
今回は、はじめましての方も多く、自己紹介をとても楽しみにしていたのですが、
お一人お一人の想いに、私は思わず鳥肌が立ってしまったのです。
まず、この女性はフェイスブックで繋がっている方です。
この女性は、わざわざ大阪から蕎麦会のためだけに駆けつけて下さいました。
「やっと逢えたねー!いつも応援してるよ!」
更に自己紹介は続きます。
同じく、東京から来て下さった方は、そば打ちに興味があり、
ある方を通じてこのブログを読み続け、今回の企画を知り、わざわざ来て下さいました。
また、松本市内はもちろんのこと、長野市、諏訪市、千曲市、岡谷市、塩尻市、
駒ケ根市、安曇野市、そして故郷福島市からは、仲間も駆けつけてくれたのです。
こんなにも、この会を楽しみにして頂けたことに、
改めて美味しいものを作らなくちゃいけないと、感じました。
◆鹿肉と蕎麦を食す!
【一品目】・・・鹿のコンソメスープと季節の野菜の炊き合わせ
橋倉シェフ渾身の一品です。
素材を引き立てる味付けは、野菜の甘みを引き出し、
それぞれが自己主張しながらも、この後に続く蕎麦の邪魔をしません。
【二品目】・・・びっくりそばがき
一見、何の変哲もないそばがきに見えますが、中には鹿肉のミンチが入っています。
鹿肉の肉汁を、そばがきでしっかりと閉じ込めた一品です。
【三品目】・・・鹿南蛮つけそばとざるそば
鹿肉をハンバーグにし、温かいそばつゆの中で旨味を閉じ込めます。
隠し味として、塩麹や柚子を入れ、味のバランスを整えました。
冷たい蕎麦に、温かいつけ汁、そして王道のもり汁で召し上がって頂きます。
【四品目】・・・鹿南蛮そば
最後は、温かいそばで締めて頂きます。
鹿肉を塩麹に漬け込み、中心部分をレア状態に保つ程度にローストします。
鹿肉は、全く臭みはなく、かつお節と栄養成分が似ているというだけあって、
温かいかつお出汁とともに、味に深みを与えてくれました。
【五品目】・・・そばはちみつのアイスクリーム
締めのデザートは、甘さを抑えたそばはちみつを使った、アイスクリームです。
あまりにも美味しく、すぐに食べてしまったので、写真を撮ることを忘れてしまいました(笑)
◆橋倉シェフの想い
今回のイベントは、人と人の繋がりの素晴らしさと、
もう一つお伝えしたいことがありました。
それは、私の故郷福島の話です。
2011年3月11日・・・東日本大震災から、もうすぐ2年を迎えます。
橋倉シェフも、松本市の飲食店組合として、東北に炊き出しに行かれました。
「今も大変な想いをしている方を、絶対に忘れてはいけないし、もっと震災について、意識を持ち続けなければならないよね!」
橋倉シェフは、イベントを企画する時から、私にそう話をして下さったのです。
そこで今回は、福島市からわざわざ仲間を呼んで、今の福島を、
そして今年、福島で企画をしているイベントのことを話してもらいました。
◆30年後に繋ぐメッセージ
実は、今年の3月10日、福島市駅前のさんかく広場にて、
福島の若者達が、あるイベントを企画しています。
「復興支援団体しきだん会」
「つなぐ」30年後の福島へ
~1人の1000歩より1000人の1歩~
福島にもっと笑顔を取り戻したいと、
20代の若者達を中心にチャレンジしています。
【イベント詳細は⇒「ここをクリックして下さい」】
更に翌日11日には、東日本大震災の追悼式典と、30年後に開封する、
「タイムカプセルプロジェクト」を行います。
このタイムカプセルには、何を残すのかというと、
未来の自分へのメッセージ、自分の子供へのメッセージ。
そして、未来の子供達へのメッセージ。
さらには、風化させていけない記憶、
忘れてはいけない震災の記録などを入れる予定です。
【タイムカプセルプロジェクトの詳細は⇒「ここをクリックして下さい」】
せっかくお気持ちを持って来て下さったお客様にも、2週間後に迫ったイベントに、
直接届けることを約束し、30年後に繋ぐメッセージを書いて頂きました。
「平和と愛であふれていますように」
「絆⇒繋⇒紡 未来を創る!」
「ガンバレ!!」
「初代オカンからつなぐ二代目オカン」
「幸せが沢山あふれますように」
「30年後までつなぐのがミッションです」
「30年後も橋倉さんで乾杯しましょう!」
「30年後 一人ひとりが心から笑える毎日になりますように」
「頑張ろう福島!!30年後に逢いましょう!未来へ繋ぐ輪」
「おいしいもの食べに、おいしいお酒飲みに、福島へ行きます」
「みんな笑ってる?」
中には、福島県出身の方も・・・
「30年後も福島が大すきだぞー!また帰るよ♪」
心友のヒロは、なんと30年間福島に通い続けると言っています。
「30年間福島に行く!!待ってろ福島!!」
福島を応援する熱い繋がりも、みんなで約束しました。
◆人の力は無限です!
写真でご覧頂いたとおり、とても楽しく熱い一夜となりました。
私は、改めて人と人の繋がりの大切さ、
そして、そこから生まれてくる力の凄さを感じました。
復興支援団体しきだん会が掲げる、
「1人の1000歩より1000人の1歩」
この言葉の素晴らしさに深く感銘しています。
皆さん!本当にありがとうございました!
福島への想いは、責任を持って福島へ届けさせて頂きます!
追伸:
イベントが終わり、気が抜けたカズキは、ヒロに怒られたのは言うまでもない(笑)
【協力店舗】
酒・食 橋倉
住 所 : 長野県松本市大手4-3-20
電 話 : 0263-33-4427
定 休 日 : 火曜日
時 間 : 12:00~13:30(L.O.)/17:30~23:30
橋倉シェフ 個人フェイスブック⇒http://www.facebook.com/naoki.hashikura.5
ぜひフェイスブックをやっていらっしゃる方、橋倉シェフと仲良くなって下さい。
本当に頼りになる兄貴分です!
橋倉さん!本当にお世話になりました!
「KAGOME」×「木鶏」
信州で「しか」食べられない蕎麦を創りたい!
「無邪気な料理人」×「情熱のそば職人」コラボ企画!
「夫婦円満」がすべてのもと!
いよいよ「美人女将」の登場です!!!
心の底から「美味しかった」の声!
信州で「しか」食べられない蕎麦を創りたい!
「無邪気な料理人」×「情熱のそば職人」コラボ企画!
「夫婦円満」がすべてのもと!
いよいよ「美人女将」の登場です!!!
心の底から「美味しかった」の声!
Posted by カズキ at 12:00│Comments(0)
│そば会