2018年12月03日
「運命」は存在すると信じています!
◆すべてはあの日から始まりました!
12月1日。
この日は、山形村にある「農業生産法人 竹田の里」さんが、乗鞍高原蕎麦栽培の慰労会を木鶏で開催してくれました!
振り返ってみれば、今年は激動の一年でした。
一月の蕎麦屋新年会で、竹田の里のスタッフ青木くんが、インフルエンザで寝込んだ神通川社長(賢一くん)の代わりにイベントに参加しました。その時に、千葉のそば農家、上野さんと知り合いました。
この時をきっかけに、二月に巣鴨の菊谷さんが木鶏に来た時、あの時お土産などお世話になったから、お逢いできればとなり、賢一くんと菊谷さんが知り合いました。
ちょうど竹田の里さんでは、研修旅行を企画していたので、他のそば農家さんとの交流を熱望したところ、菊谷さんが成田の上野さんや、他のそば農家さんを紹介してくれました。
研修から帰ってきた賢一くんは、ものすごく興奮した様子で、今年のそば栽培は、例年以上に力が入るのかなと、楽しみに思っていました。
◆まるで決まっていたかのような運命!
賢一くんから、昨年秋にとても貴重な「乗鞍在来」を分けて頂きました。その出来事がきっかけで、木鶏の新メニュー「玄挽き田舎そば」が誕生しました。
「乗鞍在来」は、乗鞍高原で昔から栽培されていたソバです。実は、賢一くんのおばあさんの生まれ故郷が乗鞍で、そこで栽培されていた種を守ろうと、お父さんが細々と、山形村の大地で、毎年栽培していたのです。
そんな貴重な乗鞍在来を打たせて頂き、お店で提供すると、皆さん口々に、美味しい!昔はこういう味だった!懐かしい!との声を頂きました。
何度か、賢一くんと酒を交わしながら、話し合っていくうちに、この貴重な乗鞍在来を何とか守っていきたいね!と、盛り上がりました。その想いがきっかけで、話がどんどん進んでいくのです!
今年の春くらいから、賢一くんは、乗鞍での栽培を考えていました。実際に栽培してもらっていた農家さんと連絡を取り、6月に逢いに行って圃場を見させてもらいにいきました。
すると、もう自分たちで栽培するのは大変だから、種を守ってくれるなら、今年から栽培をやってみないかと、声を掛けられたそうです。これは願ってもないチャンスです!
私も、どんな場所で、どんな方が栽培をされていたのか確かめたく、乗鞍高原へ向かったのです。
そこでも話がうまく進み、7月に播種が決まりました。しかし、種が混ざらないようにと、賢一くんは、手刈りにチャレンジしたいとのこと。ところが、経験がないのでどのように栽培していいか悩んでいました。すると、ちょうど成田のそば農家、上野さんがソバの手刈りイベントを企画していました。
私と賢一くん、そして竹田の里さんのスタッフさんも、真夏の炎天下の中、勉強のために成田を訪れました。
そこで学んだ経験を活かし、乗鞍での播種ができたのです!
◆そば栽培の難しさを痛感・・・
いざ収穫の秋を迎え、乗鞍の畑を訪れると、順調に育っているように見えました。一部を手刈りで収穫し、その他を、乗鞍の畑専用コンバインで刈りました。
結局、品質はいいのにもかかわらず、収量はなかなか伸びなかったという結果です。
それでも、自分たちで種をまき、手刈り天日干ししたソバを楽しみたいと、この日の慰労会で試食しよう!となったのです!
◆「乗鞍在来」を打てる喜び!
この慰労会のために、事前に賢一くんから預かった乗鞍高原産乗鞍在来と、山形村産乗鞍在来を食べ比べすることになりました。
1、山形村産乗鞍在来由来
2、乗鞍高原産乗鞍在来
3、乗鞍高原産乗鞍在来 二日熟成
それぞれがそれぞれの穀物感を出してくれて、食べ比べはとても面白い内容になりました。なかでも、乗鞍高原産乗鞍在来は、水回しをしている時の香りが素晴らしく、今までにない感覚です!
この味を、この種をちゃんと次世代に残したいねと、竹田の里さんたちと話ができました。とても有意義な慰労会になったと思います!
賢一くん!小口さん!竹平さん!そして青木くん!ひとまずこの一年お疲れさまでした!来年はもっと、地元の蕎麦屋さんにも関心を持ってもらいながら、楽しく一緒に進めていきましょうね!
木鶏にとっても、この一年は、今後の進むべき道しるべが見つかった年になりましたよ!
「地元愛」
これからも、末永いお付き合いをよろしくお願いします!
【そば処 木鶏】
住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」
12月1日。
この日は、山形村にある「農業生産法人 竹田の里」さんが、乗鞍高原蕎麦栽培の慰労会を木鶏で開催してくれました!
振り返ってみれば、今年は激動の一年でした。
一月の蕎麦屋新年会で、竹田の里のスタッフ青木くんが、インフルエンザで寝込んだ神通川社長(賢一くん)の代わりにイベントに参加しました。その時に、千葉のそば農家、上野さんと知り合いました。
この時をきっかけに、二月に巣鴨の菊谷さんが木鶏に来た時、あの時お土産などお世話になったから、お逢いできればとなり、賢一くんと菊谷さんが知り合いました。
ちょうど竹田の里さんでは、研修旅行を企画していたので、他のそば農家さんとの交流を熱望したところ、菊谷さんが成田の上野さんや、他のそば農家さんを紹介してくれました。
研修から帰ってきた賢一くんは、ものすごく興奮した様子で、今年のそば栽培は、例年以上に力が入るのかなと、楽しみに思っていました。
◆まるで決まっていたかのような運命!
賢一くんから、昨年秋にとても貴重な「乗鞍在来」を分けて頂きました。その出来事がきっかけで、木鶏の新メニュー「玄挽き田舎そば」が誕生しました。
「乗鞍在来」は、乗鞍高原で昔から栽培されていたソバです。実は、賢一くんのおばあさんの生まれ故郷が乗鞍で、そこで栽培されていた種を守ろうと、お父さんが細々と、山形村の大地で、毎年栽培していたのです。
そんな貴重な乗鞍在来を打たせて頂き、お店で提供すると、皆さん口々に、美味しい!昔はこういう味だった!懐かしい!との声を頂きました。
何度か、賢一くんと酒を交わしながら、話し合っていくうちに、この貴重な乗鞍在来を何とか守っていきたいね!と、盛り上がりました。その想いがきっかけで、話がどんどん進んでいくのです!
今年の春くらいから、賢一くんは、乗鞍での栽培を考えていました。実際に栽培してもらっていた農家さんと連絡を取り、6月に逢いに行って圃場を見させてもらいにいきました。
すると、もう自分たちで栽培するのは大変だから、種を守ってくれるなら、今年から栽培をやってみないかと、声を掛けられたそうです。これは願ってもないチャンスです!
私も、どんな場所で、どんな方が栽培をされていたのか確かめたく、乗鞍高原へ向かったのです。
そこでも話がうまく進み、7月に播種が決まりました。しかし、種が混ざらないようにと、賢一くんは、手刈りにチャレンジしたいとのこと。ところが、経験がないのでどのように栽培していいか悩んでいました。すると、ちょうど成田のそば農家、上野さんがソバの手刈りイベントを企画していました。
私と賢一くん、そして竹田の里さんのスタッフさんも、真夏の炎天下の中、勉強のために成田を訪れました。
そこで学んだ経験を活かし、乗鞍での播種ができたのです!
◆そば栽培の難しさを痛感・・・
いざ収穫の秋を迎え、乗鞍の畑を訪れると、順調に育っているように見えました。一部を手刈りで収穫し、その他を、乗鞍の畑専用コンバインで刈りました。
結局、品質はいいのにもかかわらず、収量はなかなか伸びなかったという結果です。
それでも、自分たちで種をまき、手刈り天日干ししたソバを楽しみたいと、この日の慰労会で試食しよう!となったのです!
◆「乗鞍在来」を打てる喜び!
この慰労会のために、事前に賢一くんから預かった乗鞍高原産乗鞍在来と、山形村産乗鞍在来を食べ比べすることになりました。
1、山形村産乗鞍在来由来
2、乗鞍高原産乗鞍在来
3、乗鞍高原産乗鞍在来 二日熟成
それぞれがそれぞれの穀物感を出してくれて、食べ比べはとても面白い内容になりました。なかでも、乗鞍高原産乗鞍在来は、水回しをしている時の香りが素晴らしく、今までにない感覚です!
この味を、この種をちゃんと次世代に残したいねと、竹田の里さんたちと話ができました。とても有意義な慰労会になったと思います!
賢一くん!小口さん!竹平さん!そして青木くん!ひとまずこの一年お疲れさまでした!来年はもっと、地元の蕎麦屋さんにも関心を持ってもらいながら、楽しく一緒に進めていきましょうね!
木鶏にとっても、この一年は、今後の進むべき道しるべが見つかった年になりましたよ!
「地元愛」
これからも、末永いお付き合いをよろしくお願いします!
【そば処 木鶏】
住所 :長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話 :0263-98-2099
昼の部:火~日
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」
Posted by カズキ at 22:50│Comments(0)
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