2012年09月13日
悔しかったことでしょう。苦しかったことでしょう。
◆お寺の繋がり
南相馬市での打ち合わせを終えた3人は、
蕎麦会が開催される福島市へと向かいます。
途中の道沿いには、未だに避難所があり、
生活をしていらっしゃる方がいます。
一日も早く、普段の生活に戻ってもらいたいと祈るばかりです。

福島へ帰る前に、茅野さんが、一ヶ所だけ寄って行きたいとのことで、
一同は、宮城県山元町へと、車を走らせます。
南相馬市より、国道6号線を北上すること30分、
ようやく目的の『曹洞宗 光明山 徳本寺』へ辿り着きました。
ここは、茅野さんが、同じ曹洞宗の繋がりで、
お付合いがあるお寺さんです。
震災後、津波に流されてしまった方々の、お骨を一時的に預かり、
昨年は、毎日毎日お経を上げ、供養をされていたそうです。

(写真撮影は、特別に許可を頂いてます)
今もなお、遺族不明のお骨が、たくさん納められていました。
茅野さんがお経を唱え、私たちも、お焼香を上げさせて頂きました。
お骨の脇には、亡くなられた方の、お名前と年齢が書いてありました。
中には、5歳、20歳と、子供や若い方もいらっしゃいました。
涙が止まりませんでした。
悔しかったことでしょう。苦しかったことでしょう。
まだまだ遊びたかっただろうし、夢も持っていたかもしれない。
私は、こうやって生かされていることを、
ありがたく重んじ、一生懸命生きなくてはと、改めて感じました。
◆奇跡のお釈迦様

(写真撮影は、特別に許可を頂いてます)
お経を上げて頂いた茅野さんが、一体のお釈迦様を紹介してくれました。
これは、同じ山元町にあった徳泉寺のお釈迦様だったそうです。
『徳泉寺』は、沿岸部からわずか300メートルのところに位置し、
東日本大震災で大津波に襲われ、伽藍・仏具等はすべて流出し、
檀家さんのほとんども家屋が流されてしまったそうです。
そんな中、このお釈迦様だけは、奇跡的に発見され、
今は、この徳本寺にて納められています。
お寺さん同士の繋がりは、確固たる強いものがあると、私は心から感じました。
◆新しい動きもあります!
徳本寺のお隣にある建物では、新しい活動が始まろうとしていました。

茅野さんが専務理事を務める、『公益社団法人シャンティ国際ボランティア会』が、
被災地を回る、移動図書館の拠点がスタートしていました。
中では、BOOK OFFの方が、貸し出す本にバーコードを貼っています。

この移動図書館プロジェクトは、枚方市が提供してくれた車に、
BOOK OFFさんの協力を得て、実現したそうです。


これからが、本格的な活動となるようです。
本を読むことって、とても見直されています。
文章を書くこと、著者の本質を読むこと、そして人に伝えることなど、
自分もそうですが、読書からは、色んなことが学べます。
小さな活動かもしれませんが、本を読みたくても、
読めない環境にいる方や、本を読むきっかけにもなります。
色んな方の協力があり、シャンティ-移動図書館は、
被災地を巡ります!みなさん!頑張ってください!

◆生まれ故郷 飯坂温泉の洗礼!!!

山元町を後にした三人は、夜の蕎麦会に備え、福島市へと向かいます。
早速、一汗流そうと、私は二人を飯坂温泉の共同浴場、
『鯖湖湯(さばこゆ)』へと案内します。

ここは、過去にも友人を連れてきた場所で、熱い!と有名な温泉です。
初体験の茅野さんは、その熱さに驚きを隠せず、
言葉を失っていました(笑)
肌は、真っ赤ッか、汗はびっしょりです!
湯温はなんと46℃・・・
湯船に浸かること、30秒・・・。
全身の毛穴から、毒素が放たれ、
疲れや気だるさが一気になくなります。
これぞ飯坂温泉!!!
何度入っても・・・やっぱり熱かったです(笑)
注)共同浴場では、水でうめることが出来ます。お気軽に入浴して下さい。
続く・・・。
≪次回予告≫
ついに始まった、故郷福島での蕎麦会!
集まったみんなの、心が一つになる!
南相馬市での打ち合わせを終えた3人は、
蕎麦会が開催される福島市へと向かいます。
途中の道沿いには、未だに避難所があり、
生活をしていらっしゃる方がいます。
一日も早く、普段の生活に戻ってもらいたいと祈るばかりです。

福島へ帰る前に、茅野さんが、一ヶ所だけ寄って行きたいとのことで、
一同は、宮城県山元町へと、車を走らせます。
南相馬市より、国道6号線を北上すること30分、
ようやく目的の『曹洞宗 光明山 徳本寺』へ辿り着きました。
ここは、茅野さんが、同じ曹洞宗の繋がりで、
お付合いがあるお寺さんです。
震災後、津波に流されてしまった方々の、お骨を一時的に預かり、
昨年は、毎日毎日お経を上げ、供養をされていたそうです。

(写真撮影は、特別に許可を頂いてます)
今もなお、遺族不明のお骨が、たくさん納められていました。
茅野さんがお経を唱え、私たちも、お焼香を上げさせて頂きました。
お骨の脇には、亡くなられた方の、お名前と年齢が書いてありました。
中には、5歳、20歳と、子供や若い方もいらっしゃいました。
涙が止まりませんでした。
悔しかったことでしょう。苦しかったことでしょう。
まだまだ遊びたかっただろうし、夢も持っていたかもしれない。
私は、こうやって生かされていることを、
ありがたく重んじ、一生懸命生きなくてはと、改めて感じました。
◆奇跡のお釈迦様

(写真撮影は、特別に許可を頂いてます)
お経を上げて頂いた茅野さんが、一体のお釈迦様を紹介してくれました。
これは、同じ山元町にあった徳泉寺のお釈迦様だったそうです。
『徳泉寺』は、沿岸部からわずか300メートルのところに位置し、
東日本大震災で大津波に襲われ、伽藍・仏具等はすべて流出し、
檀家さんのほとんども家屋が流されてしまったそうです。
そんな中、このお釈迦様だけは、奇跡的に発見され、
今は、この徳本寺にて納められています。
お寺さん同士の繋がりは、確固たる強いものがあると、私は心から感じました。
◆新しい動きもあります!
徳本寺のお隣にある建物では、新しい活動が始まろうとしていました。

茅野さんが専務理事を務める、『公益社団法人シャンティ国際ボランティア会』が、
被災地を回る、移動図書館の拠点がスタートしていました。
中では、BOOK OFFの方が、貸し出す本にバーコードを貼っています。

この移動図書館プロジェクトは、枚方市が提供してくれた車に、
BOOK OFFさんの協力を得て、実現したそうです。


これからが、本格的な活動となるようです。
本を読むことって、とても見直されています。
文章を書くこと、著者の本質を読むこと、そして人に伝えることなど、
自分もそうですが、読書からは、色んなことが学べます。
小さな活動かもしれませんが、本を読みたくても、
読めない環境にいる方や、本を読むきっかけにもなります。
色んな方の協力があり、シャンティ-移動図書館は、
被災地を巡ります!みなさん!頑張ってください!

◆生まれ故郷 飯坂温泉の洗礼!!!

山元町を後にした三人は、夜の蕎麦会に備え、福島市へと向かいます。
早速、一汗流そうと、私は二人を飯坂温泉の共同浴場、
『鯖湖湯(さばこゆ)』へと案内します。

ここは、過去にも友人を連れてきた場所で、熱い!と有名な温泉です。
初体験の茅野さんは、その熱さに驚きを隠せず、
言葉を失っていました(笑)
肌は、真っ赤ッか、汗はびっしょりです!
湯温はなんと46℃・・・
湯船に浸かること、30秒・・・。
全身の毛穴から、毒素が放たれ、
疲れや気だるさが一気になくなります。
これぞ飯坂温泉!!!
何度入っても・・・やっぱり熱かったです(笑)
注)共同浴場では、水でうめることが出来ます。お気軽に入浴して下さい。
続く・・・。
≪次回予告≫
ついに始まった、故郷福島での蕎麦会!
集まったみんなの、心が一つになる!
10年後・20年後の未来へ!
大人たちの「本気」を子供たちへ!
福島と信州の子供たちの物語・・・
未来の子供たちに何を残すのか?
ものすごい熱い男性に逢いに行きます!
私は、蕎麦を打つことしか出来ませんが・・・
大人たちの「本気」を子供たちへ!
福島と信州の子供たちの物語・・・
未来の子供たちに何を残すのか?
ものすごい熱い男性に逢いに行きます!
私は、蕎麦を打つことしか出来ませんが・・・
Posted by カズキ at 12:00│Comments(0)
│東北支援