2012年11月28日
俺たちは福島県福島市出身!!!
◆長い一日が始まる・・・
11月25日(日)・・・
【つむぎ】~蕎麦とお酒と人 in アジュール竹芝ホテル
待ちに待った蕎麦会当日です!天候にも恵まれ、最高のスタートです!
このイベントは、福島県の蔵元「末廣酒造」さんが、福島のお酒をPRすることと、福島県出身の私が、蕎麦会を通じて、来て下さった方々に、福島の現状をお伝えするために企画されました。
私は、8時にホテルに入り、そば打ちを開始します。
他のメンバーも、10時にホテルに入り、
会場のセッティングや、料理の仕込みを進めていきます。
いつもそうなのですが、はじめて使う調理場での仕込みは、
勝手が分からず、結構苦労するものです。(だんだん慣れてきましたが・・・)
そうこうしている内に、時間が迫ってきました。
いよいよイベントのスタートです!
◆第一部 末廣酒造プレゼン 日本酒熱燗講座
熱燗講座には、日本酒に対して、とても熱心な方たちがお越しになりました。
日本酒の歴史や、お燗の上手なつけ方など、末廣さんも説明に熱が入ります。
末廣さんの説明を、一言一句メモを取る参加者の皆さん。
味の違いを楽しみながら、お燗酒の旨さを感じています。
蔵元さんから、直接日本酒の魅力を聞きながら、お酒を楽しむことが出来ることって、
すごく素敵なことですよね!お客様も、大変満足されたようです!
一方・・・厨房はというと・・・。
料理の準備に追われています。こやを中心に、料理が完成していきます!
盛り付けも必死です!
会場の設置も、準備万端!
◆第二部 蕎麦会
みんなの協力で、すべての準備が整い、ようやくお客様をお出迎えします。
まずは、末廣酒造さんのご発声で、乾杯です。
私は、そば打ちを皆さんに披露させて頂きました。
はじめて見られる方や、これからそば打ちを始めたいという方もいらっしゃって、
質問が飛び交っていました。そば打ちに興味を持って頂けるのは、とても嬉しいです!
この日のメニューは、「だし巻きたまご」「川俣シャモの鶏わさ」 「紅葉漬け」です。
今回は、お蕎麦を色んな角度から楽しんで頂こうと、
同じ品種の玄そばを、挽き方を変えてお出ししました。
田舎そば十割は、殻付きのまま、石臼にて製粉し、ふるいにかけて粉にします。
のど越しの良い十割そば、というテーマで臨みました。
せいろそば十割は、外側の殻の部分を剥き、やはり石臼にて製粉、
やや粗挽きにて、甘みともっちり感を考えました。
薬味は、わさびとさらしねぎ、そして「塩」を準備します。
「塩」をパラッと蕎麦の上にかけて、そのまま召し上がると、
蕎麦本来の甘みを楽しむことが出来ます。
最後は、飲んだあとに優しいスッキリとしたかけそばです。
かつおだしの邪魔をしないように、薄口のかえしで、味と香りを引き立てます。
食べ終わったことを見計らって、感想をお聞きしました。
「十割蕎麦とは思えない、のど越しのいい蕎麦でした!!!」
「塩で始めて食べましたが、本当に美味しかった!!!」
「やっぱり、日本酒と蕎麦は合うね!!!」
などなど、嬉しいお言葉を頂戴しました。
◆未来の子供たちに、どんな社会を残したいか?
蕎麦会の最後に、私は皆さんに少しだけ福島のお話をさせて頂きました。
皆さんも、しっかり耳を傾けて聞いて下さいました。
私は今年一年、たくさんの諸先輩方、仲間達と一緒に、
様々な活動を行ってきました。
南相馬市でお聞きした生の声、県外に避難をされている方の生活、
福島で頑張っている仲間達の話、そして、原発事故によって、人々が生活出来なくなった街。
原発事故一つで、どれだけの人たちが苦しんでいるのでしょうか?
私にだって分かりません。
ただし、生まれ育った故郷に帰れない辛さは、死ぬほど分かります。
私は、福島県福島市飯坂温泉生まれです。
この街が好きで、この街の自然が好きで、この街の人が好きで、
そこに住む家族、仲間達が大好きです。
その生まれ育った大好きな場所に帰れないなんて、
考えただけでも、胸が苦しくなります。
皆さんは、いかがでしょうか?
難しいことは一切考えずに、自分の生まれ育った街が、原発事故によって
帰れなくなってしまったら・・・。
起きてしまったものは、変える事は出来ません。
しかし、これからの未来のことは、変えることが出来ます。
これは、私の選択の基準です。
『子供たちにどんな社会を残したいか?』
自分も、もっともっと考えていきたいと思います。
帰りがけに、色んな方から感想を頂きました。
「改めて考えさせられたよ!」
「応援しています。頑張って下さい!」
イベントは、企画する人、手伝ってくれるスタッフ、空間、料理、
そして何より来て下さったお客さんが、その場の空気を創ってくれます。
今回も、素敵な方たちと出逢うことができました。
お越し下さったみなさん!本当にありがとうございました!
追伸:
このイベントには、福島市出身の仲間達が中心となり、
企画から開催まで行うことが出来ました。
みんなで一つのことをやり切れたことが、何よりの宝物です。
「福島のために自分の出来ることをやりたい!」
その強い想いが、多くの方の協力を得ることができ、
東京という大都市で、イベントを成功させることが出来たのだと思います。
「俺たちは、1981年生まれ!福島県福島市出身!」
胸を張って言い切ります!!!
みんな!お疲れ様でした!!!
◆Special Thanks
今回のイベントに、協力して下さった方々をご紹介いたします。
・ウイメンズ日本酒会 代表 竹林ゆうこ様
・末廣酒造株式会社様
・ホテル アジュール竹芝様
・INOUT DESIGN おのっち
・トモ
・こや
・ガラス作家 ミナト
≪次回予告≫
蕎麦会にまさかあの方が来るなんて!!!
11月25日(日)・・・
【つむぎ】~蕎麦とお酒と人 in アジュール竹芝ホテル
待ちに待った蕎麦会当日です!天候にも恵まれ、最高のスタートです!
このイベントは、福島県の蔵元「末廣酒造」さんが、福島のお酒をPRすることと、福島県出身の私が、蕎麦会を通じて、来て下さった方々に、福島の現状をお伝えするために企画されました。
私は、8時にホテルに入り、そば打ちを開始します。
他のメンバーも、10時にホテルに入り、
会場のセッティングや、料理の仕込みを進めていきます。
いつもそうなのですが、はじめて使う調理場での仕込みは、
勝手が分からず、結構苦労するものです。(だんだん慣れてきましたが・・・)
そうこうしている内に、時間が迫ってきました。
いよいよイベントのスタートです!
◆第一部 末廣酒造プレゼン 日本酒熱燗講座
熱燗講座には、日本酒に対して、とても熱心な方たちがお越しになりました。
日本酒の歴史や、お燗の上手なつけ方など、末廣さんも説明に熱が入ります。
末廣さんの説明を、一言一句メモを取る参加者の皆さん。
味の違いを楽しみながら、お燗酒の旨さを感じています。
蔵元さんから、直接日本酒の魅力を聞きながら、お酒を楽しむことが出来ることって、
すごく素敵なことですよね!お客様も、大変満足されたようです!
一方・・・厨房はというと・・・。
料理の準備に追われています。こやを中心に、料理が完成していきます!
盛り付けも必死です!
会場の設置も、準備万端!
◆第二部 蕎麦会
みんなの協力で、すべての準備が整い、ようやくお客様をお出迎えします。
まずは、末廣酒造さんのご発声で、乾杯です。
私は、そば打ちを皆さんに披露させて頂きました。
はじめて見られる方や、これからそば打ちを始めたいという方もいらっしゃって、
質問が飛び交っていました。そば打ちに興味を持って頂けるのは、とても嬉しいです!
この日のメニューは、「だし巻きたまご」「川俣シャモの鶏わさ」 「紅葉漬け」です。
今回は、お蕎麦を色んな角度から楽しんで頂こうと、
同じ品種の玄そばを、挽き方を変えてお出ししました。
田舎そば十割は、殻付きのまま、石臼にて製粉し、ふるいにかけて粉にします。
のど越しの良い十割そば、というテーマで臨みました。
せいろそば十割は、外側の殻の部分を剥き、やはり石臼にて製粉、
やや粗挽きにて、甘みともっちり感を考えました。
薬味は、わさびとさらしねぎ、そして「塩」を準備します。
「塩」をパラッと蕎麦の上にかけて、そのまま召し上がると、
蕎麦本来の甘みを楽しむことが出来ます。
最後は、飲んだあとに優しいスッキリとしたかけそばです。
かつおだしの邪魔をしないように、薄口のかえしで、味と香りを引き立てます。
食べ終わったことを見計らって、感想をお聞きしました。
「十割蕎麦とは思えない、のど越しのいい蕎麦でした!!!」
「塩で始めて食べましたが、本当に美味しかった!!!」
「やっぱり、日本酒と蕎麦は合うね!!!」
などなど、嬉しいお言葉を頂戴しました。
◆未来の子供たちに、どんな社会を残したいか?
蕎麦会の最後に、私は皆さんに少しだけ福島のお話をさせて頂きました。
皆さんも、しっかり耳を傾けて聞いて下さいました。
私は今年一年、たくさんの諸先輩方、仲間達と一緒に、
様々な活動を行ってきました。
南相馬市でお聞きした生の声、県外に避難をされている方の生活、
福島で頑張っている仲間達の話、そして、原発事故によって、人々が生活出来なくなった街。
原発事故一つで、どれだけの人たちが苦しんでいるのでしょうか?
私にだって分かりません。
ただし、生まれ育った故郷に帰れない辛さは、死ぬほど分かります。
私は、福島県福島市飯坂温泉生まれです。
この街が好きで、この街の自然が好きで、この街の人が好きで、
そこに住む家族、仲間達が大好きです。
その生まれ育った大好きな場所に帰れないなんて、
考えただけでも、胸が苦しくなります。
皆さんは、いかがでしょうか?
難しいことは一切考えずに、自分の生まれ育った街が、原発事故によって
帰れなくなってしまったら・・・。
起きてしまったものは、変える事は出来ません。
しかし、これからの未来のことは、変えることが出来ます。
これは、私の選択の基準です。
『子供たちにどんな社会を残したいか?』
自分も、もっともっと考えていきたいと思います。
帰りがけに、色んな方から感想を頂きました。
「改めて考えさせられたよ!」
「応援しています。頑張って下さい!」
イベントは、企画する人、手伝ってくれるスタッフ、空間、料理、
そして何より来て下さったお客さんが、その場の空気を創ってくれます。
今回も、素敵な方たちと出逢うことができました。
お越し下さったみなさん!本当にありがとうございました!
追伸:
このイベントには、福島市出身の仲間達が中心となり、
企画から開催まで行うことが出来ました。
みんなで一つのことをやり切れたことが、何よりの宝物です。
「福島のために自分の出来ることをやりたい!」
その強い想いが、多くの方の協力を得ることができ、
東京という大都市で、イベントを成功させることが出来たのだと思います。
「俺たちは、1981年生まれ!福島県福島市出身!」
胸を張って言い切ります!!!
みんな!お疲れ様でした!!!
◆Special Thanks
今回のイベントに、協力して下さった方々をご紹介いたします。
・ウイメンズ日本酒会 代表 竹林ゆうこ様
・末廣酒造株式会社様
・ホテル アジュール竹芝様
・INOUT DESIGN おのっち
・トモ
・こや
・ガラス作家 ミナト
≪次回予告≫
蕎麦会にまさかあの方が来るなんて!!!
「KAGOME」×「木鶏」
信州で「しか」食べられない蕎麦を創りたい!
「無邪気な料理人」×「情熱のそば職人」コラボ企画!
「夫婦円満」がすべてのもと!
いよいよ「美人女将」の登場です!!!
心の底から「美味しかった」の声!
信州で「しか」食べられない蕎麦を創りたい!
「無邪気な料理人」×「情熱のそば職人」コラボ企画!
「夫婦円満」がすべてのもと!
いよいよ「美人女将」の登場です!!!
心の底から「美味しかった」の声!
Posted by カズキ at 12:00│Comments(2)
│そば会
この記事へのコメント
イベントのお手伝いができたこと大変うれしく思います。
縁を大切にされることにリスペクト。
人柄を感じさせるお手紙に感激しました。
またお手伝いできることがありましたらお声をかけていただければと思います。
私も人との出会いは何かのご縁と感じることが多々あります。
もうすぐ一年が終わりになりますが、きっと良い年を迎えられることとお祈り申し上げます。
縁を大切にされることにリスペクト。
人柄を感じさせるお手紙に感激しました。
またお手伝いできることがありましたらお声をかけていただければと思います。
私も人との出会いは何かのご縁と感じることが多々あります。
もうすぐ一年が終わりになりますが、きっと良い年を迎えられることとお祈り申し上げます。
Posted by 長谷川直美 at 2012年12月23日 20:13
長谷川さん
コメントありがとうございます!
先日は、本当にお世話になりました!
またお逢いできる日を、楽しみにしております!
カズキ
コメントありがとうございます!
先日は、本当にお世話になりました!
またお逢いできる日を、楽しみにしております!
カズキ
Posted by カズキ at 2012年12月23日 22:47