2011年06月24日
そば屋の修業~三立十割【蕎麦人(そばんちゅ)】~パート2
久しぶりにブログを更新する。
私の修業時代の蕎麦屋
三立十割【蕎麦人(そばんちゅ)】での
十割そばの修業が始まる。
続きをごらんあれ・・・。
『十割そばを打つ』
私が最初に入ったお店は、外一と言って、
1㎏のそば粉に100gのつなぎを入れるやり方だった。
つなぎには、小麦粉を使用する。
そして初めて『十割』そばを打たせてもらった。
『ん・・・?』
とてもじゃないが、麺にならない・・・。
その前に、玉にすらならない・・・。
この蕎麦をいとも簡単に麺にしてしまう、
蕎麦人の親方の凄さに、改めて感動した。
『そして、私は弟子となる』
私は、無理を承知で、弟子にして頂きたいとお願いしたのだ。
しかし返事は
「ノー」
である。
それもそうだ。
私はこの時、昼間は『木鶏』で修業をしている身分。
それを、一緒に『蕎麦人』で働いてもいない奴を、弟子に出来るわけがない。
しかし、蕎麦人の親方は、ある条件を出した。
「木鶏の親方の許可があれば、教えてやってもいいぞ」・・・と。
私は早速、木鶏の親方に、すべてを話した。そして・・・
了解して下さったのだ。
「学べるものは、大いに学びなさい。」
そう簡単に言える言葉ではないと思う。
私が同じ立場で、弟子に言われたら、どう応えてあげられるだろうか?
本当に感謝しきれない。
こうして私は、昼間は『木鶏』、夜は『蕎麦人』と二カ所で、
蕎麦打ちを学べることとなった。
続く・・・。
次回予告
『信州そばを食べに行く』
『国宝松本城』
『そして私は決意する』
私の修業時代の蕎麦屋
三立十割【蕎麦人(そばんちゅ)】での
十割そばの修業が始まる。
続きをごらんあれ・・・。
『十割そばを打つ』
私が最初に入ったお店は、外一と言って、
1㎏のそば粉に100gのつなぎを入れるやり方だった。
つなぎには、小麦粉を使用する。
そして初めて『十割』そばを打たせてもらった。
『ん・・・?』
とてもじゃないが、麺にならない・・・。
その前に、玉にすらならない・・・。
この蕎麦をいとも簡単に麺にしてしまう、
蕎麦人の親方の凄さに、改めて感動した。
『そして、私は弟子となる』
私は、無理を承知で、弟子にして頂きたいとお願いしたのだ。
しかし返事は
「ノー」
である。
それもそうだ。
私はこの時、昼間は『木鶏』で修業をしている身分。
それを、一緒に『蕎麦人』で働いてもいない奴を、弟子に出来るわけがない。
しかし、蕎麦人の親方は、ある条件を出した。
「木鶏の親方の許可があれば、教えてやってもいいぞ」・・・と。
私は早速、木鶏の親方に、すべてを話した。そして・・・
了解して下さったのだ。
「学べるものは、大いに学びなさい。」
そう簡単に言える言葉ではないと思う。
私が同じ立場で、弟子に言われたら、どう応えてあげられるだろうか?
本当に感謝しきれない。
こうして私は、昼間は『木鶏』、夜は『蕎麦人』と二カ所で、
蕎麦打ちを学べることとなった。
続く・・・。
次回予告
『信州そばを食べに行く』
『国宝松本城』
『そして私は決意する』
Posted by カズキ at 12:04│Comments(0)
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