2014年02月15日
そうだ!高山へいこう!~心意気から学ぶこと~
先日の高山市2日間の滞在は、また大きな学びがありました。
すごくためになったので、皆さんにも共有させて頂きたいと思います。
◆チーム旬庵
お義兄さんから、いつも連れて行きたい場所があるといわれていたお店。
それがこの旬庵さんです。
店主の和実さんとは、中学校の同級生で、
高山に帰るたびに、立ち寄るお店みたいです。
店内は各個室があり、お客さんがひしめき合っていました。
そしてカウンターにも、お客さんがいっぱいです。
和実さんには、以前おそばを送ったことがあったので、
自分がそば打ちをしていることは、分かってくれていました。
その物腰の柔らかさ。
なんとも言えないっす!
和実さんは、15歳から料理の世界に入り、
お店を開業させて9年を迎えられるそうです。
お義兄さんと、お義兄さんのお兄さんも駆けつけて下さり、
3人でお酒を交わしていました。
このお店のすごいなって思ったところは、
お料理もさることながら、スタッフの仕事ぶりです。
みんな楽しそうにテキパキと仕事をしています。
カウンター越しに丁寧な仕事をしている料理長。
粋な心遣いをしてくれる女性スタッフ。
お二人が口々に、
「和実さんほっとけないんですよ~!」
と話をしています。
自分は中卒だから何もできないんだーっておっしゃっていたけれど、
きっと一番に、スタッフのことを大切にしているんだろうなと感じました。
自分が目指しているお店づくりの、従業員コンセプトである「チームを創ること」は、
まさに旬庵さんが、その大切さを改めて教えてくれた気がします。
後日談ですが、この日に手相を見てもらったカズキ。
色々がズバリ当たっていて(ポイントになった年齢など)びっくらこいた。
そんな和実さんは、15歳からでっち奉公で働いたわずかな給料で、
将来役に立つだろうと、手相の先生にお金を払って勉強されていたそうです。
お客様との関係作りのための影ながらの努力。
和実さん!ありがとうございました!
【旬庵】
高山市末広町60
℡0577-34-9693

◆男の粋なラーメン屋
旬庵さんに立ち寄った後は、ちょっと〆のラーメンが食べたくなりました。
高山市は「高山らーめん」と言われるくらい、美味しいお店がたくさんあります。
川上さんのおすすめは、「麵屋しらかわ」さんです。
暖簾が閉まっていたにもかかわらず、川上さんの顔を見るなり、お店に入れてくれました。
なんでも、地元の後輩らしく、お世話になっているからと言って、快く迎えてくれたのです。
しらかわさんは、高山市内でも行列のできるお店として人気店でもあります。
味もさることながら、店長の粋な仕事の姿勢。
そして、何よりお客様に対しての感謝の気持ちがカウンター越しから伝わってきました。
「ありがとね!またね!気を付けてなー!」
お客様一人ひとりに、お店を出るまで挨拶し続けるご主人。
「本当に、毎日がおかげ様だよ!」
真っ直ぐな瞳で、カズキに話しかけてくれるご主人。
この謙虚さが、お客さんを惹きつけているのではないでしょうか。
美味しいラーメンをありがとうございました!
【麵屋しらかわ】
高山市相生町56-2
℡0577-77-9289

◆津波で流されたレストラン
高山市に宮城県女川町から移住をされて、レストランを営んでいらっしゃる方がいます。
店主の末広さんは、長年女川町でレストランを営まれていらっしゃいました。
そして、人生を変えた出来事。
それが東日本大震災だったのです。
地震が発生し、大津波警報が発令された町内。
放送では、10メートルの津波が来ると言われ、
沿岸部に住んでいた多くの方々は、高台へと避難をしていったそうです。
末広さんのレストランは、海抜30メートルあったので、
ここまで来るとは、誰も予想をしていなかったようです。
しかし、雪がちらつき始めた夕刻。
片づけを済ませ、避難所へと向かう途中、突然目の前の電信柱が倒れ、
見る見るうちに、お店のそばまで津波が押し寄せてきたそうです。
あわてた末広さんご家族は、すぐに車を乗り捨てて、
何とか高台へ避難をすることが出来、命は助かったそうです。
しかし、近所に住んでいらっしゃった方は、まさかここまで津波が来るとは思わず、
家ごと巻き込まれ、多くの方々が亡くなられたそうです。
「あの時、外にいなかったら、自分たちも津波に巻き込まれていたと思う。」
末広さんの言葉に、カズキは改めてあの震災の悲しみが伝わってきました。
その後、末広さんご家族は、避難所生活を続けて来られたけれど、
今後のことを考え、友人が住んでいるこの高山市での再出発を決断したそうです。
東日本大震災からもうすぐ三年を迎えます。
まだまだ復興にはほど遠いのが現状ですね。
忘れちゃいけない。
貴重な体験談を聞かせて頂き、改めて心に誓いました。
川上哲也さん!ご紹介ありがとうございました!
【復興レストラン女川すえひろ】
高山市国府町金桶64-1
電話 0577-72-5969

◆岐阜県議会議員 川上哲也さん
私のお義兄さんのお兄さんは、岐阜県で議員さんとして活躍をしています。
以前、哲也さんは、海外視察ということで、
チェルノブイリ原発に行ったことを、フェイスブックにアップしていました。
私は、こんなに近い方が行ったことを知り、
出来れは話を聞かせて頂きたいと考えていました。
そして今回、お忙しいところお時間を作って下さり、
チェルノブイリ原発の現在の様子をお聞きすることが出来たのです。
その中の一部を紹介させて頂きます。
まず、ドイツ政府が関係している病院の医師は、
すでに放射能の影響での健康被害は出ていないし、終息したと伝えていること。
しかし、現状では、子供たちへの影響が大きく、
心臓疾患や、消化器管の疾患、うつやすぐに出血をする子供たちが多いとのこと。
また、奇形児も増えていて、30年近くたった今でも、
何らかの健康被害は出ているという医者も、たくさんいるというのです。
昔は遠い国の話でした。
でも今は、同じ日本でも原発事故が起きてしまいました。
決して他人事ではないと思います。
未来を描いていくであろう子供たち。
その子供たちに私たちは、どんな社会を残していけるのでしょうか?
川上哲也さん。
貴重なお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。

こうして、充実した2日間を過ごすことが出来た高山旅行。
やっぱりその土地に詳しい方と行くのが一番ですね!
色々サポートして下さったお義兄さんこと、伸也さん!
いつもありがとうございます!!!
すごくためになったので、皆さんにも共有させて頂きたいと思います。
◆チーム旬庵
お義兄さんから、いつも連れて行きたい場所があるといわれていたお店。
それがこの旬庵さんです。
店主の和実さんとは、中学校の同級生で、
高山に帰るたびに、立ち寄るお店みたいです。
店内は各個室があり、お客さんがひしめき合っていました。
そしてカウンターにも、お客さんがいっぱいです。
和実さんには、以前おそばを送ったことがあったので、
自分がそば打ちをしていることは、分かってくれていました。
その物腰の柔らかさ。
なんとも言えないっす!
和実さんは、15歳から料理の世界に入り、
お店を開業させて9年を迎えられるそうです。
お義兄さんと、お義兄さんのお兄さんも駆けつけて下さり、
3人でお酒を交わしていました。
このお店のすごいなって思ったところは、
お料理もさることながら、スタッフの仕事ぶりです。
みんな楽しそうにテキパキと仕事をしています。
カウンター越しに丁寧な仕事をしている料理長。
粋な心遣いをしてくれる女性スタッフ。
お二人が口々に、
「和実さんほっとけないんですよ~!」
と話をしています。
自分は中卒だから何もできないんだーっておっしゃっていたけれど、
きっと一番に、スタッフのことを大切にしているんだろうなと感じました。
自分が目指しているお店づくりの、従業員コンセプトである「チームを創ること」は、
まさに旬庵さんが、その大切さを改めて教えてくれた気がします。
後日談ですが、この日に手相を見てもらったカズキ。
色々がズバリ当たっていて(ポイントになった年齢など)びっくらこいた。
そんな和実さんは、15歳からでっち奉公で働いたわずかな給料で、
将来役に立つだろうと、手相の先生にお金を払って勉強されていたそうです。
お客様との関係作りのための影ながらの努力。
和実さん!ありがとうございました!
【旬庵】
高山市末広町60
℡0577-34-9693

◆男の粋なラーメン屋
旬庵さんに立ち寄った後は、ちょっと〆のラーメンが食べたくなりました。
高山市は「高山らーめん」と言われるくらい、美味しいお店がたくさんあります。
川上さんのおすすめは、「麵屋しらかわ」さんです。
暖簾が閉まっていたにもかかわらず、川上さんの顔を見るなり、お店に入れてくれました。
なんでも、地元の後輩らしく、お世話になっているからと言って、快く迎えてくれたのです。
しらかわさんは、高山市内でも行列のできるお店として人気店でもあります。
味もさることながら、店長の粋な仕事の姿勢。
そして、何よりお客様に対しての感謝の気持ちがカウンター越しから伝わってきました。
「ありがとね!またね!気を付けてなー!」
お客様一人ひとりに、お店を出るまで挨拶し続けるご主人。
「本当に、毎日がおかげ様だよ!」
真っ直ぐな瞳で、カズキに話しかけてくれるご主人。
この謙虚さが、お客さんを惹きつけているのではないでしょうか。
美味しいラーメンをありがとうございました!
【麵屋しらかわ】
高山市相生町56-2
℡0577-77-9289

◆津波で流されたレストラン
高山市に宮城県女川町から移住をされて、レストランを営んでいらっしゃる方がいます。
店主の末広さんは、長年女川町でレストランを営まれていらっしゃいました。
そして、人生を変えた出来事。
それが東日本大震災だったのです。
地震が発生し、大津波警報が発令された町内。
放送では、10メートルの津波が来ると言われ、
沿岸部に住んでいた多くの方々は、高台へと避難をしていったそうです。
末広さんのレストランは、海抜30メートルあったので、
ここまで来るとは、誰も予想をしていなかったようです。
しかし、雪がちらつき始めた夕刻。
片づけを済ませ、避難所へと向かう途中、突然目の前の電信柱が倒れ、
見る見るうちに、お店のそばまで津波が押し寄せてきたそうです。
あわてた末広さんご家族は、すぐに車を乗り捨てて、
何とか高台へ避難をすることが出来、命は助かったそうです。
しかし、近所に住んでいらっしゃった方は、まさかここまで津波が来るとは思わず、
家ごと巻き込まれ、多くの方々が亡くなられたそうです。
「あの時、外にいなかったら、自分たちも津波に巻き込まれていたと思う。」
末広さんの言葉に、カズキは改めてあの震災の悲しみが伝わってきました。
その後、末広さんご家族は、避難所生活を続けて来られたけれど、
今後のことを考え、友人が住んでいるこの高山市での再出発を決断したそうです。
東日本大震災からもうすぐ三年を迎えます。
まだまだ復興にはほど遠いのが現状ですね。
忘れちゃいけない。
貴重な体験談を聞かせて頂き、改めて心に誓いました。
川上哲也さん!ご紹介ありがとうございました!
【復興レストラン女川すえひろ】
高山市国府町金桶64-1
電話 0577-72-5969

◆岐阜県議会議員 川上哲也さん
私のお義兄さんのお兄さんは、岐阜県で議員さんとして活躍をしています。
以前、哲也さんは、海外視察ということで、
チェルノブイリ原発に行ったことを、フェイスブックにアップしていました。
私は、こんなに近い方が行ったことを知り、
出来れは話を聞かせて頂きたいと考えていました。
そして今回、お忙しいところお時間を作って下さり、
チェルノブイリ原発の現在の様子をお聞きすることが出来たのです。
その中の一部を紹介させて頂きます。
まず、ドイツ政府が関係している病院の医師は、
すでに放射能の影響での健康被害は出ていないし、終息したと伝えていること。
しかし、現状では、子供たちへの影響が大きく、
心臓疾患や、消化器管の疾患、うつやすぐに出血をする子供たちが多いとのこと。
また、奇形児も増えていて、30年近くたった今でも、
何らかの健康被害は出ているという医者も、たくさんいるというのです。
昔は遠い国の話でした。
でも今は、同じ日本でも原発事故が起きてしまいました。
決して他人事ではないと思います。
未来を描いていくであろう子供たち。
その子供たちに私たちは、どんな社会を残していけるのでしょうか?
川上哲也さん。
貴重なお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。

こうして、充実した2日間を過ごすことが出来た高山旅行。
やっぱりその土地に詳しい方と行くのが一番ですね!
色々サポートして下さったお義兄さんこと、伸也さん!
いつもありがとうございます!!!
Posted by カズキ at 07:00│Comments(0)
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