2013年10月02日

家族とともに生きること

◆親は親、子供は子供です。

先日、実家の親父から宅急便であるものが届きました。
その中身は、お祭りの時に着る「鯉口シャツ」です。

私は、お世話になった蕎麦屋の親方から、鯉口シャツをプレゼントしてもらって以来、
その番傘柄の鯉口シャツばかり着て、そば打ちをしていました。



しかし、今年の3月11日に福島で行なわれたイベントで、
30年後に開封する予定のタイムカプセルへ、自分の想いと一緒に埋めてしまいました。

いつもそば打ちをする時に一緒だった鯉口シャツを、
タイムカプセルに入れたことは後悔ありません。

しかし、代わりになる想い入れの鯉口シャツは、
そう簡単に見つからないものです。

代わりに着ていたものは「魚河岸シャツ」といって、
静岡県焼津地方でお祭りの際に、愛用されているものでした。

これはこれでカッコよくて、気に入って着こなしていました。
(ご紹介いただいた福田さん!ありがとうございます!)



しかし、半袖しかなく、これからの季節にはちょっと肌寒いものがあります。

実家の福島市飯坂温泉では、秋の例大祭「飯坂けんか祭り」が、
10月4日~6日に行なわれます。

親父は、それに合わせて祭り用品店に出向き、
自分の鯉口シャツを買いに出かけたそうです。

その時、カッコいい鯉口シャツがあり、
カズキにプレゼントしようと、わざわざ送ってくれたのです。

新しい鯉口シャツはこちらです↓↓↓





いくつになっても、親父にとって自分は子供であり、
自分にとっても、親父はいつまでも親父なんですよね。

親父からもらったこの鯉口シャツが、
しばらくそば打ちの勝負服になりそうです。

もしこの服を着ているカズキを見かけたら、
福島の親父のことを思い出してやってください。

世話好きで、声がでかくて、時には嬉しくなりすぎて、
飲み過ぎちゃう時もあるけれど、愛情深い自慢の親父です。

自分は、子供達にどこまで愛情を注げるかな?

「家族とともに生きること」

この小さな社会を幸せに出来なければ、
他人を幸せにすることは出来ないと思います。



追伸:

鯉口シャツと一緒に、地元福島の新聞が送られてきました。
新聞の連載では、強制避難者と自主避難者の心の声が掲載されていました。

避難者同士の心の葛藤、帰ることを諦めた家族の生活、除染のあり方、
どこを目指して復興するかなど、10回に分けて掲載されていました。

その内容は複雑で、一人ひとりにものすごい物語があり、
とても一筋縄では解決はできないなと思いました。

親父は、一つの情報として送ってくれたのでしょう。

世の中は、オリンピック開催のニュースなど、明るい話題も増えてきています。
色んな意見はあると思うけれど、これを機に日本が目指すべくスタイルを、世界に発信していければいいなと思います。

2020年まであと7年です。
世界に誇れる日本を見せるために、何が出来るのか?

世界の人たちは、ちゃんと見ていると思う。
もう、ごまかしだらけは、きっと通用しないでしょう。

自分の意見を言う前に、まずは相手の意見に耳を傾ける。

それをとことん繰り返し、家族や仲間の想いに寄り添い続け、
こどもたちが笑って過ごせる未来づくりを目指したいです。

このブログは、そば屋開業への道のりのことはもちろん、
自分が考えていること、大切にしていることを綴っています。

東日本大震災があり、自分の生き方や考え方が変わりました。
どうか温かい目で見守って頂ければ幸いです。

  


Posted by カズキ at 12:00Comments(0)家族