2015年10月23日

亡き「師」と弟子の関係

◆「この絵を託させてもらえないか?」

それは、九月のことです。
福島から、ある方がお店に食事に来てくれました。

その方とは、私の師匠である「木鶏」の親方と、
古くからお付き合いがある、安藤さんです。

安藤さんは、信州へ旅行がてら、
弟子であるカズキの「木鶏」へ、足を運んで下さったのです。

お店に入ると、店内をずっと見回していました。
どこか懐かしそうな眼差しも感じられました。

それもそのはずです。

今の木鶏のお店には、当時使っていた食器や、
装飾品なども、受け継がせてもらっているからです。

帰り際に、安藤さんが私に写真を見せてくれました。
その写真には、当時お店の玄関に飾られていた、一枚の絵が写っていました。

「この絵を託させてもらえないか?」

突然の申し出に、私は驚きを隠せません。

詳しく話をお聞きすると、親方が亡くなり、お店の整理をしていた時、
女将さんから、親交が深かった安藤さんへ、絵を託されたそうです。

しかし、安藤さんは、この絵はカズキくんの所にあった方がいいと、話をして下さったのです。

そして先日、福島へ帰省した際、安藤さんのご自宅へ伺い、
大切な大切な絵を、ありがたく譲って頂いたのです。

亡き「師」と弟子の関係

絵を見ると、当時カズキが修業していた思い出が蘇りました。
親方は、残念ながら四年前に他界しています。

自分の信念を常に持ち、いつも我が道を突き進む方でした。
そんな親方の周りには、いつも色んな人がついていました。

親方からは、そば打ちの技術的な指導は、ほとんど受けたことがありません。
自分で感じ、自分で考え、分からなければ聞きなさい、と言った教えでした。

そのおかげで、今のカズキがあるのです。

こうしてまた、そば処木鶏に、新しい命が吹き込まれました。
間違いなくこのお店には、今は亡き「師」の魂も宿っています。

店内に飾らせてもらったら、また背筋がピンとなりました。

亡き「師」と弟子の関係

受け継がれる木鶏の志。

「真に強いものは、何事にも動じない」

これからも、カズキはカズキらしく、自分の生き方を貫いていきたいと思います。
全ては、蕎麦を通じて人と人を繋いでいくために・・・。

安藤さん!お気持ちに心から感謝致します!
また信州へお出かけの際は、お立ち寄り下さいね!!!

カズキは本当に幸せ者です!

亡き「師」と弟子の関係


タグ :そば処木鶏

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Posted by カズキ at 06:00│Comments(0)家族
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