2014年10月28日

日本と世界の架け橋を創る!

◆感謝を伝える一日



10月26日。

最高の秋晴れの中、信州大学構内で行われたそば打ち教室には、
たくさんの若者と、子供たちが参加してくれました。

若者の中には、髪の色、肌の色も違う方がいます。
その理由は、海外からの留学生が多数参加してくれたからです。

2011年3月11日。

東日本大震災が発生し、世界中から日本に対して、
多大なる支援をして下さいました。

今でこそ、政治的な理由でいがみ合っている国同士があります。
しかし、本当に困った時、そんなことは関係なく、手を差し伸べてくれました。

まずは、そこに日本人として感謝をしなければならないなと考えていました。
大きなことはできないけれど、直接想いを伝えたかったのです。

この想いに共感して下さった、松本市にある玄向寺の荻須副住職さんが、
信州大学の留学生を中心に、そば打ち教室をやったらどうかと提案がありました。

そして、信州大学国際交流課の先生の協力もあり、
留学生と日本学生を合わせて、40名以上が参加してくれました。

更には、信州福島県人会の会員さんも来て下さり、
一緒にそば打ちができたのです。

まずは、カズキが見本を見せました。
みんなとても興味津々でした。



その後は、いよいよそば打ち体験です。



慣れない中でも、とても楽しそうにしていました。
ピザを作ったことがある学生さんは、手つきがよかったな~!





そば打ちが終わった後は、食事の準備をしているうちに、
ある二人から講演をして頂きました。

一人は、信州福島県人会の副会長を務める片寄さんからです。

震災当時、いわき市にいらっしゃた片寄さんが、当時の貴重な体験を語って下さいました。
そして、信州福島県人会の立ち上げまで経緯、その活動なども伝えて下さいました。

もう一人は、まつもとこども留学のスタッフ、中島さんです。

まつもとこども留学は、福島から子供たちだけを預かり、
信州の土地で学校を含めて生活をさせています。

その子供たちの生活の様子を話してくれました。



学生さんたちは、そば打ち教室とは違った、真剣な眼差して聞き入ってくれました。
未来を担う若者たちには、どう響いたのでしょうか?

最後は、自分たちで作ったおそばを実食!
あっという間に完食してくれましたよー!



今回のそば打ち教室に協力して下さった、「美蕎楽交流会」の皆さん!
いつもいつも本当にありがとうございます!!!



こうして、あっという間に楽しい時間が過ぎました。
私達の想いが届いたかどうかは、この写真から伝わるでしょうか。



人と人の出逢いは、一つのきっかけから生まれるものがあります。
数名の学生さんが、早速こども留学の寮に行ってくれることが決まったそうです。

それが何より嬉しかったです。

皆さん、本当にありがとうございました!
お一人おひとりの力がなければ、成し得なかったイベントでした!
改めて心から感謝させて頂きます!!!

追伸:

カズキの気持ちを一番に汲み取って下さった、玄向寺の荻須副住職さん。
今回のイベントには、都合により、残念なから参加できなかったのです。

しかし、カズキが悩んでいる時も、陰ながら支えて下さいました。
荻須さんなしには、このイベントは始まらなかったことです。

ご縁を繋いで下さり、本当に本当にありがとうございました。



《SpecialThanks》

信州大学
HP⇒http://www.shinshu-u.ac.jp/

浄土宗 玄向寺
HP⇒http://www.genkouji.jp/

信州福島県人会
フェイスブックページ⇒https://www.facebook.com/shinsyufukushima

まつもとこども留学
HP⇒http://www.kodomoryugaku-matsumoto.net/

美蕎楽交流会の皆さん


日曜日のお昼の営業をお休みすることで、
お店に来て下さったお客さまには、心よりお詫び申し上げます。  


Posted by カズキ at 06:00Comments(0)福島のこと