2018年10月02日

私を「今」刈り取って下さい!

◆初めて挑んだ乗鞍での「乗鞍在来」!

9月28日(金)

この日は、山形村の「農業生産法人竹田の里」さんと、今年から縁あって取り組んでいる、乗鞍在来のソバの刈り取りがありました。6月に播種したときは、日数だけの計算で、9月18日に手刈りイベントとして、協力して下さる蕎麦屋さんを募って予定していました。

しかし、真夏の暑さ、その後の長雨の影響で、予想した日数では、結実が進まず、その日の刈り取りは、3日前ぐらいに断念しました。次なる候補日を、竹田の里の賢一君と相談し、10月2日に予定していました。それでも、参加したいと言って下さる蕎麦屋さんがいて、とてもありがたかったです。

そんな中、ニュースでは、台風24号発生し、どうやらその時期に、信州を通過するのではないかと、おおよその予測が出ました。賢一君は、すぐに相談に来てくれました。

「塙さん!色々調整して頂いたのに申し訳ないのですが、ソバの黒化率もまずまずなので、台風が来る前に刈り取りしちゃおうと思うんです!」

生産者の賢一君は、この時、ソバの声を聞いていたのかもしれません。何が大切かって、本来、ちゃんとその種子を、適期に刈り取ってあげることです。

イベント化してしまうと、そのスケジュールに振り回されてしまい、本当にソバが「今刈り取ってよー」という声に、耳を傾けづらくなる可能性が大きくなってしまいますよね。

決して、イベント化することが、悪いと言っているわけではありません。イベント化することで、多くの方が、ソバに愛情が深まり、またそこで沢山の出逢いや、繋がりが生まれます!

しかし、賢一君は、まずは種子を残すことを一番に変えて、急遽、9月28日に竹田の里のスタッフと刈り取ることを決意したのです。

28日・・・金曜日か・・・。
昼も夜も営業があって、ありがたいことにご予約もある・・・。

でも、初めて乗鞍で播種から関わった栽培!一時間でもいいから現地で刈り取りがしたい!その想いだけで行ってきました!!!



一部を手刈り天日干しにして、コンバインで刈り取ったソバとの比較、そして、イベントで食べてもらえるように、チャレンジしました!





残りはコンバインで収穫し、来年播種する用の種として守っていきます。



この日だけで、予定していた畑の、約八割を刈り取りました。私は、仕事があったので、午前中のみでしたが、午後からは、なんと名古屋市の蕎麦店「手打ち十割そば 振甫町 縁 」店主の吉田さんが、わざわざお店を休んでまで駆けつけて下さったのです!!!



一緒に汗を流せは、自然と信頼関係は深まります!夜木鶏では、賢一君と吉田さん、そして木鶏の蕎麦会で、このお二人とも知り合った常連も含めて、楽しい楽しいそば愛談義が繰り広げられました!!!



次回は、乗鞍で収穫された「乗鞍在来」を、畑を貸して下さった農家さん、竹田の里のスタッフさん、木鶏のスタッフを含めて、お疲れ会も兼ねて蕎麦会ができたらと考えています!

「食の原点は畑から」

蕎麦屋として、農家さんと直接栽培に関わらせて頂けること、本当にやりがいがあり、それが一番大切なことだといつも感じています!お疲れさまでしたー!

【そば処 木鶏】

住所:長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話:0263-98-2099
昼の部:火~日  
11:30~14:30(L.O 14:00)
夜の部:木・金・土 
18:00~21:00(L.O 20:30)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
HP:「ここをクリック」


  

Posted by カズキ at 06:30Comments(0)蕎麦のこと