2014年03月17日

妻「ミサオ」の涙~伊那谷の仲間たち~

◆妻を支えてきたもの

今まで5年間生活をしてきた「伊那谷」。
この5年間は、カズキにとっても、妻にとっても本当に大きいものでした。

妻は、3人の子育てをしながら、開業の支えになってくれました。
忙しい毎日をこなしながら、よく頑張ってくれたと思っています。

なぜそんなに頑張れたのでしょうか?
それには、あるお母さんたち同士のコミュニティーがあったからなんです。

『サブニュマ』

長野県南部にある中川村に、この『サブニュマ』の拠点があります。
サブニュマとは、西アフリカのマリンケ族の言葉で「素敵な出逢い」を意味しています。

どんなグループかというと、アフリカンダンスと太鼓を通じて、
人と人の和を創り、笑顔の種まきをしています。

妻が、このサブニュマのみんなに出逢ったのは、
長男の巌士郎が一歳になる前のことです。

はじめは、気分転換のつもりで参加してみたところ、
そこに集まる人たちの素敵な心に魅かれ、練習会などに参加するようになりました。

その和は、いつしか拡がり「伊那ママサブ」となり、
子育て世代のお母さんの、かけがえのない居場所になりました。

「そのままの自分でいいんだと認め合える場所」

子育てって、本当に大変だと思います。
でも、このママサブは、本音で子育ての悩みや喜びを分かち合える場所なんです。

月日は流れ、大きなイベントにも出演し、
私も妻の楽しそうな姿に、心を打たれていきました。

そのステージの一部を動画でご紹介します!



いかがでしょうか?楽しそうでしょう(笑)

「離れていても心は繋がっている!」

カズキは、妻とその仲間たちの姿から、こんなに素晴らしいコミュニティーがあるものなんだと、教えてもらったのです。

◆伊那谷を離れること・・・

さらに月日は流れ、カズキが長年夢に描いていた、
そば屋の開業の拠点がようやく決まりました。

それは、長野県中信エリヤの山形村でした。

私は、妻がこの伊那谷を離れることに対して、
どう思っているのか、率直に聞きました。

「場所が離れてしまっても、心は離れないって思ったから、大丈夫だと思う・・・。」

しかし、妻はどこかでこの現実から目をそらすように、
ママサブのみんなと、しっかり向き合っていないのではないのかと、私は感じました。

◆そば職人として出来ること

そば屋の開業のスケジュールが、ある程度決まった一月のことです。
妻は、このママサブのみんなに、何かお礼をしたいと考えていました。

しかし、どうしたらその感謝の気持ちを伝えられるか悩んでいたのです。

ずっと妻を支えてくれたママサブの仲間たち・・・。
私は、何かできぬものか、一緒に考えました。

そしてたどり着いた答えが、おそばを召し上がってもらうことでした。

その旨を、サブニュマの代表のタケちゃんに相談したところ、
それはいい考えだと、共感してくれたのです。

場所は、「伊那ママサブ」の発足のきっかけを創ってくれた、
伊那市にある「森のたね」さんに決定しました。

そして、お世話になったママサブの皆さんに連絡を取り、
3月15日のイベント当日を迎えたのです。

◆涙なしには語れません・・・。

久しぶりの晴天!

厳しい寒さから、少しだけ春を感じられる陽気の中、
「森のたね」に、沢山の仲間たちが集まりました。

カズキは、約一ヵ月ぶりのそば打ちです(笑)
体は覚えているものですね!



今回は、キッチリとしたそば会ではなく、いつもママサブのみんなが取り入れている、
一品持ち寄りをして、お昼を楽しく食事する会をテーマに開催しました。

大事なことって、やっぱり話をすることなので、
そこに重きを置こうと、妻と決めたのです。

みんなの持ち寄ってくれたお料理の美味しかったこと!
(美味しすぎて写真がない・・・)

おそばを食べてくれたみんなからは、本当に美味しかったと、
嬉しい声をかけてもらえましたよー!ありがとうございます!

◆これぞ「ママサブ」の心遣い!!!

食事を終えたあと、なんとみんなから応援のコメントを頂きました。
また、気持ちのこもった、手作りのメッセージ集も頂きました。

これには思わず、涙をこらえることができませんでした。



これだけでは終わりません!!!

しばらく忙しい妻の気持ちを考えてくれて、
踊り納めとか言って、皆で踊ろうと、屋外に出ました(笑)

ジャンベの心地よい音に・・・



一緒に踊れる喜び!





感謝をする一日だったはずが、逆にみんなに感謝され、
涙ありというか、号泣あり、笑いありの一日でした!!!



お花も頂きましたよー!!!



◆妻を誇りに思う・・・

ママサブのみんなから、いっぱい声をかけてもらいました。

「こたっちゃんに出逢えて、本当に私は幸せだった!」
「こたっちゃんのような女性になりたい!私の憧れです!」


さらには、この日に来れないからと言って、事前に贈り物を下さった方、
手紙を書いてくれた方、子供が熱を出して来れなかったからと言って、当日お料理だけ持ってきてくれた方・・・。

もう、料理以前に気持ちだけでお腹がいっぱいになりました。

妻がこの五年間で築き上げてきた、人と人のコミュニティーに、
私は改めて誇りに思います。

皆さん!本当に素敵な時間をありがとうございます!
このご縁に、心から感謝しています!!!

ぜひ山形村にも、お出かけ下さいね!
そしてまた一緒に踊りましょう!!!!



拡げよう!サブニュマの和!

写真提供 :伊那ママサブ 宮原まゆみさん  


Posted by カズキ at 07:00Comments(2)地域のこと